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#451 2019年09月30日 21:18:22

さやか666
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

手作りのおこわやぶどうですか! これは手強い

健気なゴンギツネみたいで心がキューっと

想像しただけでしんみりしちゃいます

さすがに突き返すわけにはいきませんけれど

こちらが罪悪感を感じるのは悔しいところです

なんとか耐えて下さいな

#452 2019年10月05日 18:50:50

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、聖書は科学と一致していると言いたがることです。

例えば、JWによると、聖書は、地球は宇宙空間に浮かぶ球体であると、正しく理解しているそうです。

*****
聖書が教えていること  2019  第2章 聖書は神からのプレゼント

聖書はまた,地球が宙に浮いていると述べています。(ヨブ 26:7)地球が平らだと信じられていた時代に,地球が「丸い」とも言っていました。(イザヤ 40:22)
*****

その主張の根拠となっているのは、ここに挙げられているたった2つの聖句です。それを何十年間も使いまわしています。どれほど説得力があるでしょうか?

まず、地球は球体であるというイザヤ40:22を見てみましょう。JWはこう主張しています。

*****
目 1978 3/22 地球 ― 平らか,それとも丸いか

西暦前8世紀の人であるヘブライ人の預言者イザヤは,地球が球体であることを示し,こう書き記しました。「地の円の上に住んでおられる方[エホバ神]がおられ,その中に住んでいる者たちはばったのようである」。(イザヤ 40:22,新)ここで「円」と訳出されているヘブライ語は,「球」とも訳せます。(B・デビッドソン著,「ヘブライおよびカルデヤ語聖書聖句索引」)興味深いことに,この節の「円」という言葉に関して,スコフィールド参照聖書は,欄外の注で,「地が球体であることに対する,驚くべき言及」と述べています。モファット訳は,「彼は丸い地の上に座っておられる」と訳出し,カトリック・ドウェー訳はここを,「地の円球の上に座られる方こそその方なり」と訳しています。
*****

「地の円」というのは「球」とも訳せるから、イザヤは球体の地球と言っているというものです。根拠として弱いですね。一つの単語はいろいろな意味を持つのが普通です。でも書き手がどの意味で使っているかは文脈などからわかります。イザヤは「球」という意味でこの単語を使っているのですか?

JWの新しい訳を見てみましょう。「球」と訳していますか?比較するために新共同訳もつけてみました。

*イザヤ40:22*
JW訳「丸い地the circle of the earthの上に住む方がいる。地に住む者たちはバッタのようだ。その方は天を薄織りの布のように広げ,天幕のように張って住まいとする。」
新共同訳「主は地を覆う大空の上にある御座に着かれる。地に住む者は虫けらに等しい。主は天をベールのように広げ、天幕のように張り/その上に御座を置かれる。」

JWも「球sphere」ではなく「丸い circle」と訳しているじゃありませんか。the circleは2次元の円です。

円か球かと問題になっているヘブライ語は、「חוּג」 です。その意味は、「 丸天井、水平線」です。聖書では、他に2回しか出てきません。

ヨブ22:14 神は天の円天井を歩き回る
格言8:27 神が水の表面に水平線を引いた時

新世界訳でも、丸天井、水平線と正しく訳していますね。「球」という意味ではないことは理解しているようです。

新共同訳は、「丸い」というのは、丸いという具体的な形に言及しているのではなく、地上「全体」を指すと解釈しています。英語の聖書でも、the circle of the earthではなく、the whole earthとか単にthe earth としているものがあります。

聖書の訳で「球」としているものはないでしょう。JWでさえそう訳していないのですから。

イザヤ11:12では、「ユダの散らされた人たちを地上の四方から集める。」とありますが、だからといって、イザヤが地上が四角形をしていると思っていたとJWは主張しませんよね。比ゆ的な表現にすぎないからです。同じように「丸い」と言っているから、イザヤは球体の地球を言っているという主張は無理があります。へんだよ、JW.

イザヤの地球観は、平らな丸い大地が丸天井でおおわれているというもので、現在のドーム球場のようなものと考えていたのです。これは古代の標準的な地球観です。

古代においても、地球が丸いことは、月食の間に月を横切る円形の影の動きを観察することにより、知られていました。船が遠ざかると、船が水平線上に少しずつ消えていくことも知られていました。イザヤもそのことを知っていた可能性はありますが、古代イスラエル人は科学的な知識に乏しいですから、まずないでしょう。


次は、地球は宇宙空間に浮いているというヨブ26:7を見てみましょう。JWはこう主張しています。

*****
聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉? 1989 第8章:科学は聖書の誤りを証明しましたか

一例として,わたしたちの住む惑星としての地球について聖書が何と述べているかを考えてください。ヨブ記の中にこう記されています。「神は北をむなしい所の上に張り伸ばし,地を無の上に掛けておられる」。(ヨブ 26:7)これとイザヤ書の次の言葉とを比較して考えてください。『地の円の上に住む方がおられる』。(イザヤ 40:22)このような記述から描き出せる『無の上に掛かる』丸い地球のイメージ,それは,宇宙飛行士の撮影した,何もない空間に浮かぶ球体としての地球の映像をはっきり思い起こさせます。
*****

では、ヨブ26:7になんて書いてあるか見てみましょう。

*ヨブ26:7*
新JW訳:神は北の空を何もない所に広げ,地球を空間に浮かせているSuspending the earth upon nothing。
新共同訳:神は聖なる山を茫漠としたさかいに横たわらせ/大地を空虚の上につるされた。

新JW訳の日本語訳は酷いですね。「地球を空間に浮かせている」はわざと誤訳していますね。現代の科学的知識に合うように創作しています。もとの英文は「大地を無の上に吊るされた。」という意味で、地球が宇宙空間の上に浮いているなどとJWでも訳していません。ぶら下げられているといっているのです。科学と一致しますか?へんだよ、JW.

次の聖句は、神がヨブに語ったものです。

ヨブ38:4-6
私が大地を据えた時,あなたはどこにいたのか。教えてほしい。もし理解していると言うのなら。誰が大地の寸法を定めたのか,誰が大地の上に測り綱を伸ばしたのか,もし知っているのなら教えてほしい。 大地の受け台は何の中に埋まっているのか。誰が大地の隅石を据えたのか。

これは、地球が空間に浮かんでいるという考えと矛盾しています。地球は堅固な土台の上にあるのです。同じ考えは、詩編104:5「神は大地を土台の上に据えた。」にもうかがえます。

また、ヨブ26:11には、「天の柱は震える。」とあり、天は柱によって支えられていると考えられています。地球は浮いているけれど、天は柱で支える必要がある?

というわけで、聖書は、地球が宇宙空間に浮いているといった現代的な地球観はもっていません。

特定の聖句を使いまわして、聖書が科学と一致するなんて、無知な人をだますのは、やめようね、JW!

#453 2019年10月12日 14:58:31

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、語学力のないところです。

ナオスというギリシャ語の意味について、見てみましょう。

*****
『その時,神の秘義は終了する』1976  第19章 「ふたりの証人」の死と復活

神殿の聖所つまりナオス(ギリシャ語)は,神殿の敷地の一部を占めるにすぎず,「そこで崇拝する者たち」は,14万4,000人の霊的イスラエル人のことでしょう。(啓示 7:1-8)
*****

ナオスは神殿の聖所を意味するとJWが理解していることがわかりますね。ところがこれが後で不都合になるのです。

JWのばかげた教義のひとつに、人間は天に行く14400人と地上に住む大群衆に分かれるというものがあります。ところがその根拠となっている啓示の書を読めば、大群衆も天にいるとしか読めないのです。そこで次のような記事が出ました。

*****
塔 1980 11/15 「大群衆」はどこで神聖な奉仕を行ないますか

啓示 7章15節(ED)には,「彼らは……公に昼も夜も神殿[ギリシャ語原文ではナオス]で神に仕えている」と述べられています。

問題の中心は,「天幕」,「神殿」,「聖所」などとさまざまに訳されている例のギリシャ語の原語をめぐる問題です。例えば,聖書にはイエス・キリストが両替屋と商人をヘロデの神殿から追い出されたことが記述されていますが,その部分で用いられているギリシャ語の原語はナオスで,(略)

神殿あるいは聖所すなわちナオスが奥の聖所だけを意味するのではなく,その造営物すべてを含む神苑全体を意味することは明白です。

「大群衆」は神の「神殿」すなわちナオスの中にいると言えますが,それでも霊の被造物として,神の「小さな群れ」を形成する14万4,000人の霊的イスラエルと共に天にいるわけではありません。
*****

「啓示」によると、大群衆は神の神殿(ナオス)で神に仕えるのですが、この神の神殿は天にあるので、このままだとJWの教義に矛盾してしまうのです。そこで、ナオスはもっと広い意味があると主張するのです。ここで1976年のナオスは神殿の聖所という説を完全に否定します。

ナオスの意味の変更の根拠としたのが、イエスの神殿での清めの話です。両替商のいるところもナオスと書かれているから、「その造営物すべてを含む神苑全体を意味することは明白です。」というわけですが、これには驚きました。まったくのウソだからです。

イエスの神殿での清めについて、実際にどう書かれているか聖書を見てみましょう。

*****
マタイ12:12 「イエスは神殿に入り,神殿(ἱερόν hieron)で売り買いしている人を皆追い出し,両替屋の台と,ハトを売る人のベンチを倒した」

マルコ11:15,16 「一行はエルサレムに来た。イエスは神殿(ἱερόν hieron)に入り,神殿で売り買いしている人たちを追い出し始め,両替屋の台と,ハトを売る人のベンチを倒した。 また,神殿(ἱερόν hieron)を通って物を運ぶことを誰にも許そうとしなかった。」

ルカ19:45-47 「それからイエスは神殿(ἱερόν hieron)に入り,物を売っている人たちを追い出し始め, こう言った。「『私の家は祈りの家となる』と書いてあるのに,あなた方はそれを強盗のすみかとしました」。 イエスは神殿(ἱερόν hieron)で毎日教え続けた。」

ヨハネ2:14.15 「そして神殿(ἱερόν hieron)で,牛や羊やハトを売る人たちと,座っている両替人たちを目にした。それで,縄でむちを作ると,羊や牛と一緒にその人たちを皆神殿(ἱερόν hieron)から追い出し,両替屋の硬貨をまき散らし,彼らの台を倒した。」
*****

4つの福音書全てで、ナオスという言葉は使われていません。というわけで、この記事は誤認に基づく、ウソ記事です。しかし、JWの中で、そのことを指摘する人はいなかったようですね。8年後の「啓示の書」でも同じことが書かれています。

*****
啓示の書 ― その壮大な最高潮は近い! 1988  第20章 おびただしい大群衆

ここで「神殿」と訳されているギリシャ語ナオスは,エホバの崇拝のために建てられた建造物全体という広い意味を表わす場合が少なくありません。今日,それは天と地の両方を包含する,霊的な構造物です。
*****

自分たちの誤認を基に、とんでもないことを断定しています。JWのレベルがよくわかります。

これが訂正されるのは、21世紀になってからです。使われるのは、いつもの「読者からの質問」です。

*****
塔 2002 5/1 読者からの質問 ヨハネが,エホバの神殿で神聖な奉仕をささげている「大群衆」を見た時,彼らは神殿のどの部分でそうしていたのでしょうか。

第5に,バークレー・M・ニューマンとフィリップ・C・スタインの「マタイ福音書に関する手引き」(英語)によれば,異邦人の中庭に関連して用いられる「神殿」という訳語の元のギリシャ語の言葉(ヒエロン)は,「神殿の建物自体を限定的に指すのではなく,建造物群全体を指して」います。一方,大群衆に関するヨハネの幻の中で「神殿」と訳されているギリシャ語の言葉(ナオス)は,さらに限定的で,エルサレムの神殿に関係した文脈ではたいてい,聖の聖なるところか,神殿の建物か,神殿境内を指しています。「聖なる所」と訳されることもあります。―マタイ 27:5,51。ルカ 1:9,21。ヨハネ 2:20。
*****

福音書で使われていたのはナオスではなくヒエロン(ἱερόν hieron)ということに、やっと気づいたようですね。ヒエロンは建造物全体、ナオスはもっと限定した意味と説明しています。1980年の記事を否定し、1976年の解釈に戻ったようです。

通常、ナオスは神殿の聖なる所、神殿の中の部屋を指します。外の庭ではありません。

しかし、それでも、大群衆は地上にいるという教義は変わりません。その根拠は不明です。

*****
塔 2010 3/15 一つの群れ,一人の羊飼い

人々の二つのグループ,すなわち油そそがれた者たちの小さなグループとほかの羊の大群衆が,一つになっているのです。(ゼカリヤ 8:23を読む。)ほかの羊は,霊的神殿の奥の中庭で仕えているわけではありませんが,外の中庭で仕えていると言うことはできます。
*****

大群衆は、やっぱり神殿の外の中庭にいることになっています。そこは地上のことというのがJWの教義です。聖書からの引用はありませんね。

*まとめ*
ナオスの意味は1976年では正しく認識していた。
教義の都合上、違う意味である、と嘘の主張を1980年から2002年まで行っていた。
2002年にナオスの意味を1976年の意味に戻した。
しかし、大群衆は地上に住むという教義は変更できないので、聖書的根拠のない主張を相変わらず続けている。

自称・神の組織のくせに、普通の人間よりおバカなJWって、へんだよ。

#454 2019年10月17日 15:29:31

sazae.1114
メンバー

Re: ここが変だよJW

みなさんこんにちは
最近断絶した者ですが、てつてつさんにメールしたらこの掲示板に書き込みを薦められましたので、書き込んでみました。
自己紹介、わたしは、排斥覚悟で統治体に関するサイトを見初め、年代や様々な間違いを知り、最近レイモンドフランズさんの本も購入して読みました。
真実を知り、もう組織にとどまって偽りをのべ伝えることは出来ないと思い脱退届けをだしました。
長老たちは、どの組織が地球の隅々までのべ伝えているのか考えろ言ってましたが後悔はありません。
ただ、何か無力感と孤独感を感じています。
みなさんはいかがでしたか?

オフライン

#455 2019年10月19日 15:38:37

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、科学技術は絶えず進歩しているということを知らないことです。

JWの出版物では、何十年も前の科学的な見解を、あたかも今でも通用するかのように使い続けています。これはへんだよ、JW.

その例として、輸血問題を見てみましょう。今ものみの塔オンライン・ライブラリーを見ますと、「輸血―どれほど安全か」という記事があります。そこでは、輸血は危険だという結論を支持するような記事や論文をあちこちから引用しています。では、その引用文献はいったいいつ頃のものでしょうか?記事の初めの方から見てみましょう。


*「統計の整ったごく最近の年[においては],米国だけで1,200万ないし1,400万単位の血液が輸血に用いられた」― 1990年2月18日付,ニューヨーク・タイムズ紙。

この記事は輸血の安全性とは直接関係ないですが、1990年の記事です。古すぎます。最近のデータと変えるのは簡単なはずです。なぜ変えないの?

*医師たちも一般の人々も,血液の供給を最初の46年間は実際以上に安全なものと考えた」。(「クリーブランド臨床医学ジャーナル」誌,1989年5月号)

30年前の記事です。でも「最初の46年間」っていつのこと?ひょっとしたら、輸血が開始された19世紀前半のことでしょうか?それなら現代とは何にも関係ない話です。しかも、これには続きがあるのです。

During the past four years, however, since the AIDS epidemic has been recognized as a serious threat to the nation's health, the blood supply has been perceived as far less safe than it actually is. (しかし、過去4年間、エイズの流行が国民の健康に対する重大な脅威と認識されるようになったことから、血液の供給は実際よりもはるかに安全性が低いものと思われている。)

つまり、最近は、昔と違って、血液の供給が実際以上に危険視されているということです。JWのことを言っているみたいですね。

これは、JWがよくやる不正引用です。「昔はAであった。しかし、現代はAではない。」という文章があり、Aという主張がJWに都合がよい場合、前半部分だけ引用するわけです。

*約1,000回ないし3,000回に1回,恐らくは5,000回の輸血で約1回死者が出ると言われている。ロンドン地区では,輸血に用いる1万3,000本の血液に対して一人の死者が出ると報告されている」― ニューヨーク州ジャーナル・オブ・メディシン誌,1960年1月15日号。

これは60年前です。医学の歴史の勉強には役立ちそうですね。現在では、輸血による死亡は、100万回で3人程度です。アメリカのFDA(食品医薬局)によると、引用されている時代に比べて、輸血の危険性は100分の一くらいになっています。すごい進歩ですね。

*「30年ほど前にサンプソンは輸血を比較的危険な方法と評した。……[その時以来]付加的な少なくとも400種類の赤血球抗原の実体と特質が明らかにされた。赤血球膜は甚だ複雑なものであるから,抗原の数が増え続けることは間違いない」―「国立医師会ジャーナル」誌,1989年7月号

1989年の30年ほど前といえば、またもや、今から60年ほど前の話です。これも医学の歴史の勉強ですか?この記事は血液不適合のことを言っているのですが、アメリカでは、不適合輸血による死亡は、500万回の輸血に対して1件です。以前に比べると、危険性は50分の一になっています。

誤った血液を輸血してしまうという過誤の原因は、単純なもので、病院内、検査室内での血液型転記ミス、患者検体の取り違え、患者の取り違え、血液バッグの取り違え、などです。このようなミスを防ぐ方法は当然考えられて、実施されています。

ここまでで、おわかりのとおり、この「輸血―どれほど安全か」という記事は、1980年代までの様々な記事の、しかもかなり偏った仕方での引用からなっています。そんな時代遅れの記事を、2019年まで使い続けるなんて、へんだよJW.


さらに注意が必要なことがあります。引用されている医学論文は、古いだけでなく、特定の疾患の患者を対象としたものなのです。その論文の結論は、そうでない人には当てはまりません。一般化はできないのです。その例を見てみましょう。

*雑誌「ガン」(1987年2月15日号)はオランダで行なわれたある研究の結果を次のように伝えました。「結腸ガンの患者の場合,輸血は,長い間生き延びることに関してかなりの悪影響を及ぼすことが分かった。このグループの場合,輸血した患者の48%,輸血をしなかった患者の74%が約5年,生き延びた」

これは結腸がん患者ではない人には関係のない論文です。しかも、これも不正引用です。その後に次のようなことが書いています。

In contrast, in our study group of patients with breast cancers, who all underwent a modified radical mastectomy, no effect of blood transfusion on long-term survival was seen. (それに対して、改良された根治的乳房切除術を受けた乳がん患者群では、長期生存に対する輸血の影響は見られなかった。)

つまり、5年生存率は、結腸癌では輸血群の方が低く、乳がんでは差がないということです。不都合なことは引用しないJWらしい記事ですね。

しかも、この研究は輸血が癌患者の寿命を縮めるということを意味しているわけではありません。輸血が必要な癌患者は、そうでない癌患者よりも重篤つまり状態が悪いのです。内出血を起こしているか、血液を産生する骨髄あるいは血液を調節する腎臓や脾臓に転移している可能性が高いのです。輸血しなかったら、5年生存率はもっと低いでしょう。


というわけで、JWは真実を愛するなら、一日も早く、最新のデータに基づいて「輸血―どれほど安全か」を書き直すべきです。

でもそうするとJWの主張に反して、輸血がいかに安全になったかが明らかになってしまうのです。自称・真の神の組織は、真実を伝えることよりも、自分たちの馬鹿げた教義を守る方を優先するようです。

こんな記事を真に受けて、輸血は危険だと医療関係者に説教をしたり、輸血拒否して死ぬなんて、へんだよJW!

#456 2019年10月25日 06:30:22

tom
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

sazae.1114さん

大きな決断をされたんですね。自分も似たような感じです。

家族構成やご年齢も分かりませんので、個人的な所感ですが...
組織を離れて唯一残念なのは家族と友人を失うことだと思います。
実際、組織を離れたいと思っている無数の人を引き留めている理由が
これな訳ですから、致し方ありません。教理なんてどうでもいいことです。
良い思い出は様々なタイミングでフラッシュバックしますし、この先も一生、
大切な日な人たちを いわば裏切ったという感覚はついて回ると思います。

でももう決断したわけです。それはそれ、終わったことなのです。
切り替えるしか方法はありません。
普通の人間として生きる、生活の基盤をしっかり築いてください。

やはり人間は一人では生きられませんので、コミュニティーに
属した方がいいと思います。家族(非信者の)、職場、サークル、飲み友
なんでもいいです。最初は抵抗ありますが、慣れれば普通のことです。
しっかりと働いて、趣味を楽しんで、セカンドステージと思って人生謳歌してください。

間違っても、組織の存在を理由にこの先暗い人生を送ることだけは避けてください。
批判しても何も前には進みませんし、自分の人生の責任は自分で背負うんです。
今までは組織のせいにもできたかもしれませんが、これからはその理屈も通りません。

どうか素晴らしい人生を楽しまれますように
心から応援致します。

#457 2019年10月25日 08:19:18

sazae.1114
メンバー

Re: ここが変だよJW

tomさんありがとうございます。
本当に人は一人では生きていけませんね❗
普通の人間として生きていく…
はっと気づかされました。まずは、それが大切ですね
一歩づつ歩んで行きますね
ありがとうございました?

オフライン

#458 2019年10月26日 14:26:48

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、時代遅れで、間違いだらけの本をいつまでもオンライン・ライブラリーに堂々とのせていることです。

そんなどうしようもない本の代表は、「生命 ― どのようにして存在するようになったか 進化か,それとも創造か」です。

この本は、あちこちから引用し、反進化論の宣伝をしているだけなのですが、肝心のその引用の仕方がおかしなことで有名です。

そのおかしな引用の仕方の一つは、怪しげな人物をあたかも科学的問題の権威者のようにでっち上げて、自分たちに都合の良いように引用することです。

その偽の権威者、フランシス・ヒッチングについてみてみましょう。彼はこの“進化と創造”の本の、2,4,5,6章で8回も引用されています。JWにとても貢献していますね。

1)2章5節:進化論者で,「キリンの首」という本の著者であるフランシス・ヒッチングはこう述べています。「生物学の重要な統一原理として科学界に広く受け入れられているにもかかわらず,1世紀と4分の1を経たダーウィン説は,驚くほどの困難にぶつかっている」。

2)4章9節:これによって進化論が直面するジレンマを,ヒッチングはこう表現しています。「空気中に酸素があったなら最初のアミノ酸は決して発生しなかったであろう。酸素がなかったなら,それは宇宙線によってぬぐい去られてしまったであろう」。

3)4章12節:ヒッチングはこう説明しています。「水面下には,それ以上の化学反応を促進するだけのエネルギーは存在しないであろう。いずれにせよ,水はより複雑な分子への成長を阻むのである」。

4)4章13節:「つまり,生命の進化における,この最初の,比較的容易な段階[アミノ酸を得ること]を通過することさえ,その理論上の可能性はきわめて望み難い」とヒッチングは述べています。

5)4章22節:ヒッチングはこう述べています。「タンパク質の形成はDNAに依存している。しかし,DNAは,それ以前のタンパク質がなければ形成されえない」。

6)5章33節:進化論者ヒッチングは,この,進化の最良のモデルとされるものについてこう述べています。「かつては,単純で,直接的なつながりを持つものとして描かれていたが,今,それは非常に入り組んだものとみなされており,どの説明を退けてどの説明を受け入れるかは,純理的な選択というより,むしろ信仰の問題のようになっている。(略)」。

7)6章1節:生物学上の隔たりを埋める過渡的な化石が欠如していることについて注解しつつ,フランシス・ヒッチングはこう述べています。「不思議なのは,化石の隔たりには一種の一貫性があることだ。すなわち,すべての重要な箇所で化石はいつでも欠けているのである」。

8)6章2節:ヒッチングはこう述べています。「魚類は化石の記録の中へにわかに飛び込んできており,どこから来たとも思えない。すなわち,不可思議に,突然に,しかも十分に形態を整えてである」。

ヒッチングは、その他にも「目ざめよ」や「ものみの塔」などでも引用されていて、JWの反進化宣伝には欠かせない人物でした。

では、ヒッチングってどんな人なんでしょうか?そんな大人物なのですか?進化関係では「キリンの首」という本の著者として日本では多少知られています。「キリンの首」の古本は、現在でもアマゾンでは送料込みで数百円で買えます。これって、わざわざ引用するような本かといえば、全く違います。ヒッチングは進化や生物学の専門家でも権威でもない、単なるマイナーな作家にすぎないからです。このことを知っていた?JW!

ヒッチングは、進化を否定してはいません。ダーウィン的な進化論を批判しているだけです。ヒッチングは、進化はある種の宇宙的な力によって導かれていると考えています。

ヒッチングの本は、JWのような創造論者によって、創造論を支持する根拠としてよく引用されるのですが、ヒッチングは創造論者の本から引用しています。仲間どうして、引用し合っているだけなのです。

ヒッチングはどんな本を書いているかというと、
1. Pendulum: The Psi connection (1977)
2. Earth Magic The Astounding Mystery of the Greatest of All Lost Civilizations (1977)
3. Earth Magic (1976) (謎の巨石文明)
4. Dowsing: The psi connection (1978)
5. The Mysterious World: An Atlas of the Unexplained (1979) (謎学・解明されざる不可思議 (ミステリアス) )
6. The World Atlas of Mysteries (1981)
7. The Neck of the Giraffe or Where Darwin Went Wrong (1982) (キリンの首 )
8. Boom Business of the 90s: Essential Start-Up Guide to Network Marketing (1992)

1と4は、ダウジングが本当だと主張している疑似科学本です。ダウジングとは、金属の棒などをもって、歩いていると、その棒が反応して、水や地下資源のありかがわかるというものです。2,3,5,6はある種の超常現象を扱ったものです。要するにオカルトものです。8はネットワークビジネスに関する経済本です。

ヒッチングは、進化や生物については、単なる素人作家に過ぎないのです。しかも、JWが悪魔的と忌み嫌っている占いや超常現象についての本の作家でもあります。

にもかかわらず、「目ざめよ」の1994年5/12には、「科学者のフランシス・ヒッチングは自著「キリンの首」の中で」と、ヒッチングのことを「科学者」と紹介しています。これも訂正が必要だよ、JW!

JWが総力を挙げて取り組んだ反進化論の本が、こんな人物をあたかも進化の権威かのように扱い、彼の書いたものからの引用を8回もしていいのかな?

しかも、引用の仕方がインチキなのです。

2章5節の引用で、「ダーウィン説は,驚くほどの困難にぶつかっている。」とありますが、そのあとに、「進化とダーウィン主義は、しばしば同じものとして考えられている。だが実際はそうではない。(略)長期にわたる進化は事実である。」p.13とヒッチングは言っているのです。それなのに、この本では、進化論とダーウィン主義の区別をせず、ダーウィン主義に反対=進化に反対と思わせようとしているのです。悪い奴ですね。

4章9節の引用では、「ヒッチングはこう表現しています。」とありますが、引用部分は、ヒッチングがオバーリンの発言として引用したものです(P.76)。

というわけで、時代遅れで、嘘の多い「生命 ― どのようにして存在するようになったか 進化か,それとも創造か」は、さっさとライブラリーから消去しようよ、JW!

#459 2019年11月02日 16:15:29

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、聖書は科学と一致しているという、ウソを垂れ流すことです。

比較的新しい「目ざめよ」2014年3月号の「天地創造についての真実」の記事を見てみましょう。

*****
聖書の教えている天地創造に関する真実を,多くの人は知らずにいます。これは残念なことです。聖書は,宇宙の始まりについて,実際には非常に論理的で説得力のある説明をしているからです。しかも,その説明は科学上の発見と一致しています。
*****

自信たっぷりですね。具体論を見てみましょう。

「神はどれほどの時間をかけて宇宙を創造したか」という部分からです。

*****
聖書は,根本主義者や特殊創造論者の主張する,創造の1日は文字どおりの24時間であった,という考えを支持していません。
*****

本当なの?創世記の創造の一日が、文字通りの1日ではない根拠は示されていません。創世記1:3には、「こうして,晩になり朝になり,1日目が過ぎた。」とあるわけで、文字通りの1日じゃないですか?。

なぜJWは文字通りの1日ではないと主張するのでしょうか?それは科学的証拠が地球は数日間でできたことを否定しているからです。それでは、JWは創世記の1日はどれくらいの期間としているのでしょうか?

*****
聖書の記述の中で,創造の6日間の各1日は何千年もの期間であった,と考えられます。
*****

これも根拠が示されていません。聖書のどこに1日は数千年を指すと書いてあるのでしょうか?JWは長い間、1日は7000年を指すと主張してきました。アダム創造から6000年目が1975年だとも主張してきました。しかしこれらは捨てられてしまったのです。でも、いまだに創世記の1日は数千年だと、根拠もなく信じているようです。

それでは、創世記の1日を数千年としたら、科学と一致するのでしょうか?全然一致しません。科学者によれば、地球は10億年単位の歴史を持つのです。数千年単位じゃありません。1日は数億年と言えばいいのです。そういえないのは、終わりがまもなく来るという終末論との関係からです。へんだよ、JW.

*****
神は,創造の1日目が始まる時にはすでに,生物のいない地球を含む宇宙を創造しておられました。
****

JWは宇宙の誕生と天地創造を分離しようとしています。理由は、科学者が宇宙の始まりが、地球よりもはるかに古いと主張しているからです。しかし、そうすると、JWの主張は聖書と矛盾します。出エジプト記20:11にはこう書いています。

「エホバは6日間,天と地と海とそこにある全てのものを造り,7日目に休み始めたからである。」

6日間で天にある全てのものを作ったのですから、太陽も月も、それ以外の星も6日間で作ったのです。全宇宙は6日間、JWの考えだと数千年×6で、せいぜい数万年でできたというのが聖書の主張です。科学とは全然一致しないのです。にもかかわらず、この節の最後は、こうなっています。

*****
創造に関する聖書の記述は,宇宙の年齢についての科学上の結論と矛盾してはいません。
*****

全くのウソです。どうしてそういう結論になるの?どうせウソを言うなら堂々としていたほうがばれない、と思っているのでしょうか?

次は、「神は進化の過程を用いたか」という部分です。

*****
聖書によれば,エホバ神は基本的な種類の植物や動物すべて,また自己を認識し,愛や知恵や公正という特質を表わせる完全な人間男女を創造しました。
*****

聖書のどこにそんなことを書いているのでしょうか?神が創造したのは動植物の「基本的な種類」だけなんて、聖書のどこにも書いていません。神は全てのものを創造したというのが聖書の主張です。にもかかわらず、JWがそう言い張るのは、ノアの箱舟の話を真実だと言い張るためです。ノアの箱舟は全ての動物を収容するには小さすぎるので、基本的な種類だけを箱舟に入れて、洪水の後、多様な動物へと進化したと考えているのです。その考えを神の創造にも当てはめ、神は基本的な種類を作り、後はそれから進化したという解釈をしているのです。聖書はそんな複雑なことは全く言っていません。

また、創造されたアダムとエバがどのような特質を持っていたかということも聖書には書かれていません。ある種の羞恥心が欠けていたことだけはわかります。

*****
創造に関する聖書の記述は,1つの種類の中に幾つかの変種が生じるという科学上の観察と矛盾してはいません。
*****

聖書は、「1つの種類の中に幾つかの変種が生じる」ことを否定していませんし、進化も否定していません。それらについては何も言っていないだけです。

しかし「いくつかの変種が生じるという科学上の観察」というのは正しくありません。創世記に出てくる動物といえば、ヘビですが、ヘビは3000種以上も存在します。「いくつか」ではありません。大きさも10メートルを超えるものから、10cm程度のものまでいますし、毒のあるもの、ないもの、住んでいる場所も、砂漠、森、草原、川など様々です。このような変種はノアの箱舟に収容されたヘビから数千年で進化したというのがJWの説です。もちろん科学とは一致しません。

次は、「創造物から創造者のことが分かる」という部分です。

*****
創造された物を調べれば,創造した方のことが分かります。
*****

この主張は、JWにとって藪蛇(ヘビの種類ではなく、余計なことをして、かえって悪い結果をまねくというたとえです。)となるものです。何億年も前から動物はお互い殺し合ってきたことを化石の記録は示しています。殺し合う動物はエデンの園の後やノアの洪水の後に出現したのではありません。というわけで、殺し合う生物を作った創造主はどんな方なのでしょうか?平和で愛に満ちた方?、それとも戦いを好む冷酷な方?

最後に、「創造の6日間」が影絵のようなイラスト付きで説明されてます。しかし、このとおりに地球ができたという科学的根拠は全く示されていません。創世記1章のJW流の解釈が書かれているだけです。それは科学とはまったく一致しません。生物の出現だけを見てみましょう。

3日目に、水が引き陸地が現れ、陸上に植物がつくられたとあります。これが生物の始まりのようですが、生物が最初に現れたのは海です。陸上の生物は相当後のことです。

5日目になって、「水の中の生き物と空を飛ぶ生き物」がつくられたとあります。水中の生物は陸上の植物よりもはるか前、数億年前から存在します。現在から2日前、JW流の計算だとせいぜい2、3万年前ではありません。鳥は2億から1億年前の間には存在していました。

6日目に、「大小の陸生動物が造られた。」とあります。最初の陸生動物である両生類は、鳥の出現のはるか前である6億年前には存在していました。1、2万年前じゃありません。「この6日目の終わりに,神による物質の傑作と言える,最初の人間男女が創造された。」とありますが、現生人類であるホモ・サピエンスは数千年前ではなく、数万年前には存在していました。

要するに、聖書に描かれた生物の出現の順序も時期も、科学とはまったく一致しません。

というわけで、聖書が科学と一致するというウソはもうやめましょう。聖書は神の言葉というなら、科学と一致しなくてもいいじゃないですか。化石の記録は全てサタンが聖書の信用を落とすために捏造したもの、ということでいいじゃないですか。

解釈を変えたり、書かれていないことを後知恵的に推測して付け加えたりして、聖書と科学と一致していますと主張するのは、へんだよ、JW!

#460 2019年11月09日 14:36:08

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、怪しげな人物を、自分たちに都合がよければ、権威ある人物に仕立て、引用するところです。

ヨハネス・グレバー(Johaness Greber)についてみてみましょう。

この人は1874年にドイツで生まれ、カトリックの司祭になりましたが、辞めて、1929年にアメリカに移住します。アメリカでは霊能者として活動し、1932年には「Communication with the Spirit World/霊の世界との交信」」という本を出版しています。また、新約聖書の翻訳にとりくみ、1937年に出版しています。この翻訳に際して、超自然的な導きがあったと主張しました。

そんなわけで、彼は、聖書の権威でも何でもありません。怪しげな心霊術者にすぎないのです。そのような人物の翻訳した聖書を、JWはとても権威のある聖書かのように何度も引用してきました。

その理由は、ヨハネ1:1の翻訳にありました。新世界訳は「言葉は神と共にいて,言葉は神のようだった/the Word was with God, and the Word was a god.」ですが、その後半部分は、普通の聖書は、「the Word was God./言葉は神であった」なのです。言葉すなわちイエスは神なのです。

これは三位一体を否定しイエスを格下の存在と考えるJWにとって不都合なので、訳を変えているのです。

この訳を支持してくれるのが、ヨハネス・グレバーの新約聖書だったのです。そこでは、新世界訳と同じように訳しているからです。そんなわけで、彼は偉大な聖書学者のようにJWでは扱われたのです。オンライン・ライブラリーに出ている例を二つ上げましょう。マタイ27:52,53の翻訳に関してのものです。

*****
塔 1976 1/1  読者からの質問:マタイ 27章52,53節は,イエスの死にさいして,ある人々が墓の中からよみがえらされたことを意味していますか。

マタイ 27章52,53節を,イエスの死にさいして生じた地震によって同様のことが起き,死骸が地面に露出したという意味に訳出しても,ギリシャ語の文法の上からは何の問題もありません。例えば,例えば,ヨハネス・グレバーの聖書翻訳(1937年)は,その部分を次のように訳出しています。「墓は開かれ,そこに埋葬されていた者たちの体が数多くほうり出されてまっすぐに立った。こうした姿勢でそれらの体は墓穴から突き出ていたので,そこを通って市内に戻る多くの人がその姿を見た」。―新世界訳と比較してください。
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塔 1976 7/15ニュースの内面を見る

聖書が伝えることをヨハネス・グリーバーの翻訳によって見ると,イエスの死なれた時,「地は震い,また岩は砕けた。墓は開かれたままになり,そこに葬られていた者の多くの体が直立した姿勢となって投げ出された。この姿勢でそれらの死体は墓から突出し,都へ帰る道すがらそこを通りかかった多くの人に見られた」。
*****

グレバーなのかグリーバーなのか、どっちが正しいのでしょうか?いい加減ですね。

しかし、自分たちの教義にとって都合がよいという理由で、権威者に祀り上げられたヨハネス・グリバーですが、1983年になって、捨てられることになります。教義変更の際にいつも使われる、「読者からの質問」に次のような記事が出ます。

*****
塔 1983 7/1 読者からの質問: 近年,「ものみの塔」誌で,元カトリック司祭,ヨハネス・グレベールの翻訳が使われなくなったのはなぜですか。

この翻訳は,マタイ 27章52節と53節およびヨハネ 1章1節に関する「新世界訳」および他の権威ある聖書翻訳の訳文を支持するために時折用いられていました。しかし,ヨハネス・グレベール訳の「新約聖書」の1980年版の序文に示唆されているとおり,この翻訳者は難しいくだりをどのように訳すべきかをはっきりさせるため,「神の霊界」に頼りました。そこにはこう書かれています。「彼の妻は神の霊界の媒介として,しばしば神の使者からグレベール牧師に正しい答えを伝える器となった」。「ものみの塔」誌は,心霊術とそのように緊密な関係を持つ翻訳を利用するのはふさわしくないと見ています。(申命記 18:10-12)
*****

1980年に、彼(今度はグレベールとなっています。いい加減だね。)が心霊術者とわかったので、彼の翻訳はふさわしくないと判断したとあります。驚きの言い訳です。なぜなら、これはウソだからです。

「ものみの塔」誌1955年10/1号には、彼がspiritualist(降霊術者)であるとはっきり書かれています。1956年2/15号にも彼の説明が出ています。

つまり、JWは彼がどういう人物か知っていながら、自分たちのインチキ翻訳を支持してくれるというだけで、権威ある人物として20年以上にもわたって引用してきたのです。

JWが、彼が信用のできない人物であることを1983年になって認めたのは、1980年代に入って、様々な研究者がグレバーの正体を明らかにしたからです。それで、多くの信者が協会に、クレバーの聖書がどこで手に入るかを、手紙で問い合わせるようになったのです。

ものみの塔の記事の中で引用されている申命記18:10-12には何が書かれているでしょうか?

「あなたの中に以下のような人がいてはなりません。息子や娘を火で焼く人,占いをする人,魔術を行う人,吉凶を判断する人,呪術師,  呪文をかける人,霊媒師や占い師に相談する人,死者に尋ねる人などです。エホバはこうしたことを行う人をひどく嫌い,これらの忌まわしい行いのためにエホバ神はそれらの国民をあなたの前から追い払います。」

というわけで、霊媒師の翻訳した聖書をありがたがって引用してきたJWって、真の神の組織といえるのかな?

へんだよ、JW!

#461 2019年11月09日 19:58:20

てつてつ
メンバー

Re: ここが変だよJW

ちょっと一言さん書き込みありがとうございます

この件については元ブルックリンベテルの執筆部門のビル兄弟の奥さんのジョアンセトナーさんも語っていますね

自分のサイトです


関連資料 ウイリアムウッドさんの本   98ページから

編集者 てつてつ (2019年11月09日 20:15:58)

オフライン

#462 2019年11月11日 18:06:55

sazae.1114
メンバー

Re: ここが変だよJW

JWを脱退してから1ヶ月が過ぎ、始めはじたばたしていたように思います。聖書に関連するものを読みあさり、何か落ち着かないと言うか…
今は、毎日、仕事に行き、休みの日は、集会を気にすることもなく自分のやりたいことをしています。
なぜか人がすごく好きになり、人の欠点もいとおしく思えます。
世の人とかの区別もなく、色々な人とお話するのが楽しいです。
エホバの証人であった時のほうが、人を偏りみて、自分たちが一番正しいんだ!っと思い上がっていたように思います。
ただ、今、自分が崇拝する神がいないこと、神様は居ると思うけど、何が真実なのか?分からないことが寂しいです。
イエスキリストが神で三位一体とか…
長くJWの教えと聖書で来たので、受け入れにくいし、聖書も神の言葉じゃないかも…
うう、でも、人間が進化したとは思えません。
私は難しいことは理解する頭が無いので、もっと簡単にしてもらいたいと、神様に言いたいし、居るなら現れてって、いつも思います

オフライン

#463 2019年11月11日 20:46:25

しろ
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

Sazaeさんへ
お気持ち わかるような気がします 私は今、宙ぶらりんのどっちつかずの状態ですが
崇拝する神はあってほしいし、心の拠り所が欲しいです でも組織のトップは信用できない

この頃思うのは エホバの証人の中にも 偽善者はいるのだろうなという事。
集会や奉仕で会うだけでは生身の人間の付き合いはできないし 深く理解し合う事も出来ないと思います もちろん心から愛を示すことも無理な気がします。私が日が浅いからかもしれませんが。
良い人ぶっている自分が嫌になる時もあります。
そして疑問をぶつけることもできないし、討論してぶつかり合ってわかり合うこともない。
いつも冷静にしているため、生身の人間の感情が失われていく気がします。
喜怒哀楽の怒は組織の中では表せないです

組織の中で信仰の強いと言われている人達は何の疑問もないのでしょうか?
なぜこれだけおかしな事があるのに組織を神からの組織であると思えるのか不思議で仕方ないです

#464 2019年11月11日 21:42:07

てつてつ
メンバー

Re: ここが変だよJW

>世の人とかの区別もなく、色々な人とお話するのが楽しいです。
エホバの証人であった時のほうが、人を偏りみて、自分たちが一番正しいんだ!っと思い上がっていたように思います

元統治体のレイフランズさんも 組織をはなれてからよかったことの一つに書いてますね

良心の危機437ページ

今、様々な人に自由に会いながら、いちいちその人をはじめから判断する必要がないのは楽しいことである。エホバの証人かそうでなければ「世の人」か、「真理にある」のか「悪魔の組織にある」のか、という具合に自動的に分類する必要がない

編集者 てつてつ (2019年11月11日 21:44:28)

オフライン

#465 2019年11月11日 23:02:16

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

エホバの証人の組織にいた時は、理由もなく奉仕を休む事に罪悪感がありました。また開拓者をおりた時も、兄弟が神妙な表情で私が開拓をおりたという発表があり、まるで排斥の発表の様で辛い気持ちになりました。父が亡くなった時は長老に呼ばれて排斥になる様な崇拝行為をしていないか審問されました。組織にいるときは常に罪悪感と緊張感があり心の安らぎはありませんでした。組織を出て犬と散歩しながら何気ない野の花に安らぎと感動を覚えるこの頃です。心を和ませてくれる花やペットを見るだけで神様っているよねって思います。

#466 2019年11月11日 23:25:40

しろ
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

この頃 カレブさんのブログを読んでいます
2015年3月のあなたも試してパリサイ派セルフチェックという記事を見るとうめおばさんの(わたしも)罪悪感や緊張感の理由がよくわかります

#467 2019年11月11日 23:50:26

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

セルフチェックしてみました。以前はバリバリのパリサイ人だった事が良くわかりました。汗。

#468 2019年11月12日 09:59:44

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

sazae 1114さんへ。私は心がザワザワした時は、ネットエクレイシアに立ちよる事にしています。内村鑑三さんの無教会派です。父なる神エホバと三位一体ではない神の子イエスの関係が記されていて私には、ストンと心が落ち着くのです。でも信じる事は人それぞれなので、勧めるのはどうかなあと思っていました。

#469 2019年11月12日 22:05:21

sazae.1114
メンバー

Re: ここが変だよJW

しろさん、うめおばさんお言葉ありがとうございます。
組織から脱退したことは、全然後悔していないのですが、やはり心の置き所でしょうか…
内村鑑三さんですね、調べてみます。ありがとうございます。
今日、思うことは、自分の与えられた命を、一生懸命全うしようと言うことです。
しろさんのおっしゃるとおり、王国会館の中では、喜怒哀楽の無い組織に造られた、個性の無いロボットのような人間でした。
これからは、人を愛し、自分を愛し、人間らしく生きて行きたいです。
野の花や動物たちを見て、神様に感謝する?いいですね

オフライン

#470 2019年11月12日 22:15:11

sazae.1114
メンバー

Re: ここが変だよJW

てつてつさん、お言葉ありがとうございます。
今日、仕事場で先輩が、あることで
ものすごく怒って?⚡いたのです。前なら、なんて自制心の無い世の人なのだろうと思ったかもしれませんが、今日は、その方がおもしろく、いとおしくさえ感じたのです。
わたしは、めざめた!そんな感じです?

オフライン

#471 2019年11月13日 13:18:35

山のアザミ
メンバー

Re: ここが変だよJW

sazae.1114さん

お便りたくさん、ありがとうございます。

立て込んでいて、なかなか、早くこちらから書けなくてごめんなさい。
  (´・ ・`)

私もsazaeさんと同じ心の葛藤、虚脱感を長い間、経験してきましたよ。

無理もありません。聖書の神が本物で、その為に全てを後にして、その組織に忠実に歩んで来たのですもの!

その他以外は価値の無いもの、世の人は無視!そんな人生態度でしたから。自分を謙遜な人に見せながら、上から目線で眺めてきましたから。

偽ではあっても、心の、全ての拠り所を失って、彷徨っている現状、私は、そこを出てから10数年たった今でも殆どそんな状態です。

sazaeさんが、周囲のやりにくい人々を愛おしく思い、接している、その優しさに感動しました。
   +。:.゚(✿˘艸˘✿):.。+゚
全く、その通りですね。周りに、広く世界に目が行くようになりました。

しかし、では真実の神は一体何処に?がとても気になります。

わたしもそうです。

しかし、日々の生活の中で「あれ、何故、上手くことが運んだのだろう?」などの場面に遭遇する時、私は「神が介入してくれたに違いない」って、心から、思うんです。
最近も、何ども経験しています。

sazaeさんも毎日の生活の中で、私の様に感じた時、思い出して下さいね。
「あぁ、これって、もしかして、私の神が助けてくださったのかな?」と。

姿を表して下さらなくても、いつもsazae.1114さんを見ていて下さるはずですから。

  o(^u^o)(o^u^)o

編集者 山のアザミ (2019年11月15日 14:19:35)

オフライン

#472 2019年11月14日 09:10:45

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

sazae1114さんへ。久しぶりにネットエクレイシア見てみたら、神の名はヤハウェでエホバは誤りとありました。何処かで自己解釈してたみたいです。キリスト教入門の所が、私の心の琴線に触れた所です。なんだかホッとしたんです。誤って伝えてすみません。

#473 2019年11月14日 11:01:16

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

パリサイ派チェックをして思ったのですが、エホバの証人の時の自分って、エホバの証人はこうであるべき、開拓者はこうあるべきという考えが人一倍強く、できていない仲間を批判的に見ていたと思います。例えば開拓者なのに奉仕にほとんど出てこないとか、あの人はエホバの証人なのに酷く世的だとか…つくづく嫌な人間だったなあ。了見の狭い人間だったので、昔の仲間を悪く言うと、どの口が言ってんのと子供に笑われます。

#474 2019年11月14日 17:19:50

しろ
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

うめおばさん 同感です
日が浅い私も同じような感覚ありました

そしていつも 違和感があったのは 長老が演題から「宣教で心の正しい人を見つけましょう」と言っていた言葉。

人間は弱いから誰でも少しは悪い事を考えてしまう時もあるのに 自分たちは正しいと言わんばかりに 傲慢に聞こえました。

長老に「臓器移植に関しては 認める→禁止→認めると二転三転して 新しい光どころか古い光に戻ってますよね?と質問したら 「やってよいと断言したわけではない」と言われました それ以上勇気が無くて突っ込めなかったですが、なんか誤魔化されているようでスッキリしませんでした。

普段は忠実に規則を守り、誠実な方ですが どうしてこうなってしまうのか?なぜここまで 組織を信頼できるのか?やはり証拠があるのか?それともだまされているのか?
長年の人生を肯定するために自分に思い込ませているのか?
突っ込んで本音で話はできないでいます

#475 2019年11月14日 19:54:30

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

長年、巡回監督をされた兄弟が長老でした。ものみの塔研究記事で世代の解釈の変更の記事、集会後、どうしても納得いかない理解できないと訴えた事がありました。すると、兄弟は顔色ひとつ変えず、書かれているとうりです。と一言。親しかった姉妹に、児童虐待で二人の証人が必要はおかしくないか尋ねた時も、組織は間違っていないの一点張りでした。その時、彼らは神ではなく、組織への絶対の信仰があるのだと思いました。

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