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#1 2015年07月04日 01:09:32

どんとくらい
ゲストユーザー

神の名

今日の会衆の聖書研究がヒマだったので第一章を読んていたら神の名前は「彼はならせる」とありました。たしかこの部分は「彼はならせると思われる」に変更されたと思いますが、この理由は何でしょうか?二世の疲れた中年おやじがふと思った疑問でした。

#2 2015年07月04日 09:20:10

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: 神の名

お尋ねの部分は新しいほうのp.9の1, 2行目、

……味を持つ名です。 「エホバ」 には 「彼はならせる」 という意味がある,と
考えられています。 神は全宇宙において比類のない方です……

ですね?

古いほうは短く、
「エホバには、字義どおりには、「彼はならせる」という意味があります。確かに…
と書いてありました。

①    2011年鑑p.11-13に協会の自画自賛記事が載っていますのでご覧ください。
分かりやすく言うと最近の出版物は、過去に執筆した時点では信用していた物が、信用できなくなった(保証できなくなった)部分を削ったり訂正したりして、「記事が正確な記述の本」に直そうと一生懸命だ、ということです。

集会などで何のお知らせもなしにページ丸ごと書きなおしたりします(「だれがご意志」のブロシュア13-14課の古いほうと新しい公式サイトのPDF版をチェックしてみてください)。黙って変えておいて、「最新版を調べておかなかったあなたが悪いのよ」と言わんばかりの不親切さです。

「近」のほうはさすがに書籍研究で詳しく調べられてしまうので、大急ぎで訂正箇所をネットで流して、「パソコン不慣れな人たちは得意な人たちにプリントしてもらってね」と取り繕ったと考えられます(こういう時はインターネット様様ですね)。

冒頭の一文については詳細は不明ですが、「エホバ=彼はならせる、だ」と断定的に言ってしまうのは危ない文献が出てきたので、「~と考えられています」にソッと変えておいて、「これは正確な本ですからね、信頼していいですよ」とアピールしたのが電子訂正版だと思います。

②    2013年版(英)新世界訳は1984年版よりくだけた(日常語っぽい)言い回しに訳し変えています。新旧を比較してください(私も英語メッチャ詳しいわけじゃないので、どなたか後でダメ出し、お願いします (^^;)

旧:Exodus 3:14……At this God said to Moses: “I SHALL PROVE TO BE WHAT I SHALL PROVE TO BE.” And he added: “This is what you are to say to the sons of Israel, ‘I SHALL PROVE TO BE has sent me to YOU.’

(日本語)出エジプト3:14……すると神はモーセに言われた,「わたしは自分がなるところのものとなる」。そしてさらに言われた,「あなたはイスラエルの子らにこう言うように。『わたしはなるという方がわたしをあなた方のもとに遣わされた』

新:Exodus 3:14……So God said to Moses: “I Will Become What I Choose to Become.” And he added: “This is what you are to say to the Israelites, ‘I Will Become has sent me to you.’

(日本語はまだ出てない)

旧の「~shall prove to be」はすごく固い言い回しだと感じます。
……(証拠・論証などで)証明する,〈…の〉真実であることを示す(by Weblio英和辞典)
もっとくだけて言うと「本当だよ、なるって言ったらなるんだよ」……ちょっとくだけ過ぎか?

新ではもっと普段使いの「~choose to become」……自分が選んだ(なりたい)ものに変わる、に直したって感じでしょうか(公式の日本語版がまだ出ていないので、勝手に訳しました。ご了承ください)

新版聖書が旧版とどう違うのか、詳しく比較してくださった宮原崇という方のサイトがありますので、興味があったらどうぞ。

http://biblia.holy.jp/ ➡ 左の「NW imformation」➡ 2013年版の特徴 にずらりと並んでいます。

ものみの塔を誉めも貶しもしないとてもニュートラルな論文です。好感がもてました。

#3 2015年07月05日 00:51:55

どんとくらい
ゲストユーザー

Re: 神の名

詳しく説明してくださりありがとうございました。私のは古い本ですが変更された部分に書き込みがありませんでした。以前からちゃんと予習していないのばればれですね。宮原崇さんのサイトも興味深く拝見させていただきました。「エホバ=彼はならせる、だ」と断定的に言ってしまうには危ない文献が有るんでしょうか。また、断定できないのならばエホバに全てを任せられるのでしょうか。今更悩んでしまいます。

#4 2015年07月05日 04:08:31

まさや
ゲストユーザー

Re: 神の名

どんとくらい様がご指摘されている例の変更のあと、2014年に発行された神の言葉の研究ガイドという小冊子の第一章に以下のような文面がありました。



エホバという名の意味は,出エジプト記 3章14節にある関連動詞の意味合いに限定されてはいません。その聖句には,「わたしは自分がなるところのものとなる」もしくは「わたしは自分がなろうとするものとなる」とあります。厳密に言うと,これらの言葉は神のみ名を完全に定義してはおらず,神の人格特性の一面を明らかにしているに過ぎません。神がご自分の目的を成し遂げるために,各々の状況に必要なものとなられる,ということを示しているのです。ですから,エホバという名にはそうした概念が含まれていると考えられますが,ご自身が何らかのものになることに限定されてはいません。被造物をあるものにならせたり,ご自分の目的を達成するために何らかの事態を生じさせたりすることも含まれるのです。




以上、コピペですm(__)m

#5 2015年07月05日 11:22:06

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: 神の名

>まさやさん

私、まだあの分冊、ぜんぜん読んでませんでした (^^;)。勉強不足でした、すぐ見てみます。

「これらの言葉は神のみ名を完全に定義してはおらず」
「エホバという名にはそうした概念が含まれていると考えられます」

「~だ」と言い切っていたころに比べると煮え切らない表現ですが、こうして真面目に追加しているところはさすがJWだな、と感じました。

#6 2015年07月08日 23:27:36

どんとくらい
ゲストユーザー

Re: 神の名

まさや様 ありがとうございました。
私も目を通していませんでした。
一応、説明はしていたんですね。
でも、すっきりしないですね。
というか、物心ついた頃からこの組織に居るとさすがに疲れてきました。
おかしいと思っても仲間に言えないこの辛さ…
死ぬまで続くのでしょうか。

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