ログインしていません。

#3001 2020年05月08日 09:25:30

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

見つかりましたか。良かった。ふう…。設定の仕方もよくわから無くて、アメブロ会員オンリーにしてしまいました。私も中野っちさんにいいねできました。

#3002 2020年05月08日 09:27:22

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

アドバイスありがとうございます。気をつけます。

#3003 2020年05月08日 18:05:02

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

掲示板私的流用してごめんなさい。ブログにコメントしてくださっている方ありがとうございます。なのに、コメント欄に反映しないんです。何故だろう。

#3004 2020年05月08日 18:20:04

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

アメブロ会員解除して見ました。もう書き込みません。失礼しました。

#3005 2020年05月09日 07:28:45

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

再度失礼します。皆さんごめんなさい。サツマさん、コメントして下さったんですよね。ありがとうございます。解除もして、承認も押したのに、何故か反映されない。ちゃんと読まずに承認押してから読んで返事しようとしたら消えてる。白ヤギさんみたいです。汗?

#3006 2020年05月09日 08:44:59

サツマ
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

うめおばさん、大丈夫です。
うめおばさんの焦ったお顔を千里眼で見ました(笑)
中野っちさんへの「いいね」も見ました。
そのうち慣れたら出来るようになります。

#3007 2020年05月09日 14:51:54

てつてつ
メンバー

Re: とりあえず書き込み用

トガニ 小説が映画の元になっているとのことでざっと読んでみました

アマゾンの評価で星二つの方のコメントが気になりました
>星を二つにしたのは、主人公の教師の身の振り方。
「えー、こんな去り方あるの・・・。」とがっかりしました。
子供たちが傷ついたんじゃないか、と思いました

原作の小説の方は映画では裁判で最後まで子供たちと一緒に戦った主人公のカン.インホ先生は裁判の終盤の一番肝心なところで妻の願いを聞き入れて行方をくらましたみたいです

まあ小説もどこまで事実かはわからないですが その他小説と映画の違いは 映画ではインホは妻が死に母親に病気の娘を預けて単身赴任みたいな設定でしたが 小説では妻は生きていて妻の口利きで仕事に失敗したインホを教師にやとってもらえるよう校長にたのんだみたいです

女性の主人公のソ.ユジンは小説ではインホの大学の先輩となってました

翻訳したのは拉致されて25年ほど北朝鮮にいた蓮池さんみたいです 大変読みやすい訳だったと思います

編集者 てつてつ (2020年05月09日 15:00:11)

オフライン

#3008 2020年05月09日 19:44:39

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

てつてつさんの読書量はんぱないですね。インホ先生途中で行方くらましてしまうと、映画にするとコン・ユさんかっこ悪くなりますね。

#3009 2020年05月10日 08:19:13

てつてつ
メンバー

Re: とりあえず書き込み用

>インホ先生途中で行方くらましてしまうと、映画にするとコン・ユさんかっこ悪くなりますね。

著者も大変多くの人に取材してこの本を書いたものの当人が失踪していてこのあたりのことはわからなかったのかもしれませんね しかしいずれにしても 性的虐待の事実はあり 加害者の刑が執行猶予付きという軽いものになったというということは事実だと思います またこの映画の影響でこの学校は後に廃校になり加害者たちもふさわしい刑が与えられたという意味ではすばらしい映画だと思います

編集者 てつてつ (2020年05月10日 08:22:15)

オフライン

#3010 2020年05月11日 20:02:41

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

ラッピーさんも娘さんもお元気にしておられますか?ブログ始めました。良かったら読んで下さい。しろさんも読んでくだされば嬉しいです。宣伝してごめんなさい。

#3011 2020年05月11日 20:25:23

てつてつ
メンバー

Re: とりあえず書き込み用

リンク貼らないとわからないと思います

オフライン

#3012 2020年05月11日 20:45:52

ラハム
メンバー

Re: とりあえず書き込み用

わたしも初期のころはリンクの意味が分かりませんでした。
ましてや、リンクをするという意味もです。
初級者の悲しいところです…。
これを分かるようにの説明は非常に難しいです…。

編集者 ラハム (2020年05月11日 20:46:51)

オフライン

#3013 2020年05月11日 21:11:27

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

はい、リンクの貼り方わかりません。

#3014 2020年05月11日 21:49:57

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

そういえば、てつてつさんのブログにいいねしてました。ここから、入れるのでは?てつてつさん、すみませんが、使わせていただきます。

#3015 2020年05月12日 00:10:32

匿名
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

うめおばさんにメッセージしようとしたら、受け付けない設定になっていました。
残念です。コメント欄にはちょっと恥ずかしくて、、、

#3016 2020年05月12日 06:36:52

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

そうでしたか。嬉しいです。私も、何がなんだかわからないうちに始めてしまって、せっかく書いてくださったのにごめんなさい。

#3017 2020年05月12日 06:40:44

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

匿名さん、コメント読みました。夕べ、あれからすぐに電源切って寝たのが、メッセージはじかれた原因かと思います。

#3018 2020年05月12日 06:53:19

てつてつ
メンバー

Re: とりあえず書き込み用

>てつてつさんのブログにいいねしてました。ここから、入れるのでは?

見つけました うめおばさんのブログです

リンクの張り方は簡単ですよ 移動してほしいサイトの上にあるアドレスをコピーして 自分の書き込みのどこかの文字を選択して上の地球のアイコンをクリックして表示されるところに貼り付けるだけです

できましたらメンバー登録してからやれば何度でも修正や削除できるので練習すればよいかと思います

編集者 てつてつ (2020年05月12日 06:54:26)

オフライン

#3019 2020年05月12日 10:17:37

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

てつてつさんありがとうございます。やっぱりよくわかりません。てつてつさんのコメント何度も読んで、トライしてみます。

#3020 2020年05月16日 10:31:13

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

サツマさん。私の不手際で、ご迷惑をおかけして本当にすみませんでした。気をつけたいと思います。

#3021 2020年07月25日 13:35:15

不活発
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

最近、ariyasu-momoka19950315さんのブログが見られなくなりました。
会衆あての手紙などを掲載していたので、もしかすると日本支部の圧力で垢BANされたのかもしれません。

北海道大会ホール売却についての情報は興味深かったです。googleのキャッシュはこちらです。
https://webcache.googleusercontent.com/ … 06949.html

#3022 2020年07月25日 15:50:45

自然消滅
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

ブログ楽しみにしていたのに残念です。

札幌市南区にある王国会館は、とある宗教施設と隣同士で建っています。
その施設は北海道大会ホールの売却先の宗教の住職の直弟子さんが設立した布教所です。

もしかしたら、こういう立地関係もあり売却の話がされたのかも知れません。
なんだかこのKHの場所の土地も、借りているのか貸しているのか?ちょっと怪しいですが勘ぐり過ぎですかね……。

#3023 2020年07月29日 19:11:19

iris
メンバー

Re: とりあえず書き込み用

カレブさんはお元気なのでしょうか?
7月6日からのスパム投稿がずっとそのままになっているので心配です。

またいさんではないですが、私もカレブさんに会いたくなってきました。

オフライン

#3024 2020年08月19日 15:54:23

トオリスガリ
ゲストユーザー

Re: とりあえず書き込み用

https://gendai.ismedia.jp/articles/-/74862

「エホバの証人」元信者の告白。私が25年間の洗脳生活から逃れるまで
人生カードは「ブタカード」だったけど
佐藤 典雅
株式会社アイム代表取締役

■25年間の洗脳生活

今から2年前のことなのだが、突然「サンマさんの『ホンマでっかTV』から出演しませんか?」とオファーがやってきた。なんでもドン底人生を経験したパネルの一人として私の体験談を語ってほしい、と。どうやら7年前に私が執筆した『ドアの向こうのカルト』(河出書房新社)を読んでとのことらしい。

あのサンマさんを生でみられる! と思いスタジオのセットに入ったら吹いてしまった。自分の座る場所に「洗脳評論家」というプレートがおいてあったからだ。なんともものものしい肩書きかと思ったが、撮影収録はたのしくあっという間に終了。

放送をみたら、そのコーナーの中で5人のパネリストがいたにも拘らず、私のカルト体験談トークが半分を占めて盛り上がっていた。

エホバの証人の信者として育った私は、子供の時から「ハルマゲドンが来るから大学にいかないで布教活動をしろ」と教えられてきた。

現在、私、佐藤典雅(現48歳)は川崎市で発達障害に関わる福祉の運営に携わっている。約5年前に自閉症である息子の楽音(がくと・現19歳)のために、放課後等デイサービス(以下、放課後デイ)を始めたのだ。放課後に発達障害児童を預かる学童みたいな福祉施設である。それから息子の成長に従って自前で高校、就労支援、グループホーム(知的障害の共同生活)をつくってきた。

福祉の世界に入る前はヤフージャパンにおり、その後に東京ガールズコレクション(以降、TGC)のプロデューサーとして仕事をしていた。当時の私からしたら将来自分が福祉業界に入るなんて夢にも思った。

しかしもっと話を巻き戻せば、小学生の自分が将来カルト教団に巻き込まれるなんて想像もしていなかった。さらにいえば、25年間の洗脳生活の後に親族ごと脱退できる日がくるとも思っていなかった。つくづく思うのだが人生なんて予想外・想定外の連続である。

■俺は「ブタカード」ばかり…

ここで突拍子もないが、私は人生をトランプのゲームの「大富豪」(大貧民ともいう)になぞらえている。ご存じの通り、大富豪は手元にある持ちカードを大富豪目指してより有利なカードを揃えていくゲームだ。

このカードゲームは、一番最初に自分に配られたカードの内訳が勝負の勝敗に色濃くでる。いきなりゲームの頭から「持つ者」と「持たざる者」に別れるのだ。

それはまるで、人生の不平等さをそのまま表しているようで、まさに英語名でRich Man Poor Manと呼ばれる所以である。そして、私の人生もまた配られたカードもめくってみたらブタカードばっかり......。そんなところである。

外側からみると私の経歴は、お金のあるエリート路線でずっときているように見えるらしい。福祉もゆとりのある経済力で始めたと思われている。しかし実際には高卒で、挫折の連続で三度の大貧乏を経験してきている。

実際に今の福祉を始めたのも屈辱感と涙の中からやらざるをえなかったという経緯がある。「なぜ自分の人生はブタカードしかこないのだろうか...」と境遇に対する怒りを感じてここまで歩いてきた、というのが私の所感だ。

私は、歩んできたキャリアの関係からものすごく成功している人生もたくさんみてきたし、同時に福祉に入ってまったく底辺の人生もたくさん見てきた。

この極端な二つ世界の間に身をおいて、まさに人生のダイナミック幅って大きいな、と感心しているところだ。その両方を体験し、ひとつだけいえる平等があるとすれば、金持ちだろが貧乏だろうが、誰の人生においても表からは見えない相対的な幸せと不幸せがある。

とすれば、自分の持ちカードを最大限どのように使い切って、次のラウンドでよりマシなステージに登れることを期待して動くしかない。これはそんな私が自分の持ちブタカードをどのように切ってきたかの話である。

■引っ越し直後にやってきた信者

私の人生の中において自分の手元に与えられた最初のカードはものみの塔という「カルト教団」である。いきなり濃いカードが私に手渡された。この「宗教」と前述のような「洗脳」は一つのテーマとなって私の人生の上に重石となってのしかかってくる。

私は1971年に広島市で生まれた。父親は三井銀行(現・三井住友銀行)の銀行員としてロンドンに駐在することになり、私も生後3カ月後に母親と共にイギリスへ引っ越す。ロンドンでひとつ半下の弟が生まれ、5歳の時に家族で東京に戻ってきた際に妹が生まれた。再びの海外赴任は私が9歳の時だ。

ロスアンゼルス、サンディエーゴ、ニューヨーク、ハワイなどとアメリカでの転々とした生活が続き、数えてみると、小学校4年生以降、高校を卒業するまで平均して1年に1度学校が入れ替わる計算になる。

実は私の無邪気な子供としての記憶は、父が再びアメリカへ海外赴任する前の9歳で終わっている。(個人的に9歳という年齢に特別な高揚感を感じるのはこれが理由ではないかなと思う)

私が信者になるきっかけを作ったのは、ロスアンゼルスに引っ越してすぐに、母を訪ねて家に遊びに来た、父と同じ銀行員の妻だった。その女性は「エホバの証人」を名乗り、「自分たちは聖書の勉強会をしている」と告げた。

私の母親は私が子供の頃から神秘的なものに惹かれており、高い理想主義者でもあった。一言でいうと清廉潔白、今の言葉にすると自己啓発にハマる「意識高い系」な性格だった。

教育ママだったので、小学生の頃からたくさんの習い事を揃えて、礼儀と作法、そして言葉づかいにもうるさかった。自分の息子が「じゃん」を使うのを許せず、「じゃんは日本語ではありません」と叱られていた記憶がある。

小学3年生の時には「ママ」から「お母さん」ではなく「お母様」と呼ばせようとした。私も弟も近所で大声で「お母様」というのはこっぱずかしくて、この変化期に失敗していまだに「ママ」と呼んでいる。

それはさておき、広島育ちである母親は、話を聞く限りそこそこ裕福であった。祖父のことを「お父様」と呼び、キリスト系のお嬢様学校で学んでいた。そして、この若い時に「神様と聖書ってすばらしい」と思ってしまったという。

私が幼稚園の頃から、母親は私と弟を連れて、様々な教会に顔を出していた。当時の母親は「真理を探し求める」という神秘的な課題をもっていた。

そんな母親がロスアンゼルスに引っ越して早々に出会った同じ駐在員の妻たちから、エホバの証人の話を受ける。感銘した母は、より高い意識系を目指して「エホバの証人」に入信し、子供たち3人は当然「ものみの塔」の教育を受けて立派な信者となる。

最初はしぶしぶだった父親も、のちにひきずりこまれる形で入信し、信者同士でしか結婚できないので、のちに私も同じ教団の女性(現在の奥さん)と結婚して、佐藤一族が信者となった。

■教団の命令が絶対な世界

ここで、エホバの証人について簡単に説明するが、エホバの証人の教団の正式名は「ものみの塔」である。英語だとJehovah’s Witnessであり教団名はWatchtowerとなる。エホバというのは旧約聖書に出てくる神の名前で、自分たちだけが聖書の神の証人であるという大きな思い込みからきた名前だ。

「ものみの塔」とは、戦国時代に敵が遠くからやってくるのを見張るための高台のことだ。この場合は、ハルマゲドン(世界の終わり)がやってくるのを見張っている、という意味だから、途方もなくスペクタルな教団であることには間違いない。

教団の歴史を紐解くと、1800年代の終わりにニューエイジといって、アメリカで一種のスピリチュアルブームが起きる。この時に様々なキリスト系の原理主義の教団が現れる。ちなみに「カルト」とは「新興宗教」という意味で、私にいわせれば宗教のベンチャー企業みたいなものだ。「ものみの塔」もこの時期に出てきたベンチャー教団の一つだ。

さて、ここで時計の針を再び9歳のころに戻そう。

エホバに入信後の私の生活は、これまでと一変し「制約」されることが多くなっていった。例えば、クリスマス、ハロウィン、お誕生日のようなイベントは全て異教徒(サタン)の祭りだとことごとくご法度。クラスでイベントがあると教室を退場して一人図書館で読書をして時間を潰す。

さらに、クリスチャンは闘いを学んではならないからと、運動会の騎馬戦からレスリングも禁止。格闘技の授業中は一人ベンチで座っていなければならない。国家と政治もサタンによる体制だから参加してはらないと、国家敬礼はおろか学校の校歌を歌うことさえ許されなかった。

ほかには、音楽、映画、漫画など、全てのエンターテインメントはサタンによる誘惑とされ、また教団の外の人間はサタンに惑わされているので、友達になってはならない。ポルノ、マスターベーションも禁止で、男女交際ももちろんご法度。青春時代には恋愛感情もおしころし(なかったことにする)、婚前交渉なんて論外である。

つまり、信者以外の人たちからは一線を引かねばならず、それゆえ青春時代の友達は学校にほぼいなかった。

みんなが国家敬礼や校歌を歌っているときには、私一人だけ座っていなければならならず、それまで大事に持っていたカセットテープもすべて捨てられたうえに、ラジオも隠れて聴かなければならなかった。

私はアメリカで育ったので、クリスマスやハロウィンなどの楽しい行事に参加できないのは特に屈辱的な体験だった。自らクラスで疎外・隔離されている状態に身を置くなんて、まるで「セルフいじめ」である。

世の中の仕事も全てサタンによる罠だといわれて、企業で正社員として働くことを目指してはならないと教えられた。だから大学にいかずに、パートで食いつないで布教活動をするように教えられる。

すべては聖書に書いてある規定が絶対であり、聖書に「血を食べるな」と書いてあるので、輸血も禁止であった。実際に1984年に川崎市で輸血拒否をして息子を死なせた事件が起きている。聖書の勉強会という平和的な建前をとっているが、個人の命よりも教団の命令が絶対である。

■神は何をやっているのだ?

もしみなさんの家に「聖書をお勉強しませんか?」と家に二人組みが訪ねてきたら、それはエホバの証人だ。無料で雑誌か本をおいていこうとするだろう。

この出版物は日本では海老名にある支部で作られている。ここは21万人以上いる日本の信者の中でも教団のエリートが行くところである。さらに、240の国以上で活動する860万人以上の信者を束ねている総本山がニューヨークにある。私が若い頃は本部がブルックリンのど真ん中にあった。

そして私はその本部に19歳の時に奇跡的に入ることになる。「ものみの塔」信者から言わせれば、これはもう東大とかハーバード入ったとかいうような話以上で、教団の中では泣く子もだまる超エリートコースである。私はこの本部で3年間、三千人の信者と共に集団生活をしていた。

そんな「教団で超エリート」の私が洗脳されていることに気がついたきっかけは、息子のがっちゃんの存在だった。

当時教団の信者は週に3回(も!である)集会所にいくことが義務付けられていた。当然フルタイムや残業で働いている信者にとっては無理難題な話なのだが、神様のご意志であれば必ず可能であると諭された。

しかし、うちの奥さんが息子であるがっちゃんを妊娠した直後から切迫流産が続き、1年間完全に寝込んでしまう状況になってしまった。

この時に「集会に行くことが神のご意志であれば、うちの奥さんが不可抗力で1年間も集会にいけないのはおかしい。神は何をやっているのだ?」と疑問をもってしまったのだ。(母からは信仰心が足りないからだ、と言われたが…。)

さらに教団の教えでは、全ての病気や障害は全てサタンが人類に「罪」をもたらした結果だとしている。しかし私は自閉症である自分の息子をみていて、彼が罪やサタンの結果だとは到底思えなかった。

冷静に考えれば相当失礼な話ではなかろうか。そして子育てをしていくにつれ、教団の教えって人道的におかしくないか? という根本的な疑問がたくさん湧いてきた。同時に毎週末ハワイにいる母親からかかってくるヒステリックな電話にストレスを感じていた。

その結果、私は35歳の時に教団を脱退すると決める。当然これは佐藤一族を蜂の巣を突いたパニック状態に陥れる。なぜなら教団をやめるというのは、神と教団への裏切り行為で、サタンに魂をうり、永遠に神によって滅ぼされることを意味するからだ。

教団内からは当然村八分状態となり、信者家族からも絶縁状態になる。私にとってはまるでスターリンの監視社会と粛清に似たような恐怖だった。これまで普通に接していた教団の人たちが洗脳の名のもとにロボットに見える…。

この時は、私ひとりが脱退を決めたのだが、それでも「サタンの世界」に落ちているのではないかと疑いを持ち、震えながら日常生活を過ごしていた。しかし私はここで自分に負けてはならないと思い反旗をひるがえし、家族の脱退に向けて動き出した。

そして一年後には私の奥さん、奥さんの実家、私の実家、弟夫婦と妹夫婦を脱退させることに成功する。以後、佐藤一族は宗教ご法度ポリシーでいる。
ブタカードで革命を起こしたその後

ちなみに今年の3月(コロナ直前)にブルックリンへ行ってきた。現在、19歳になる自分の息子の絵の展示会のためにDUMBOにいったのだ。驚いたのはそのギャラリーがちょうど昔教団本部の印刷工場があった隣のブロックにあったこと。

19歳だったころ自分はこの工場で働いていたのだ。そして約30年経った後に同じ19歳になる自分の息子を連れて同じ地を踏むとは本当に感慨深かった。なんか人生が大きく回って一巡した感じである。

ここまで話してきたことは宗教時代の体験であるが、この宗教脱退のきっかけは自閉症であるがっちゃんのおかげである。彼を起点に私の人生路線とキャリア路線の両方に大きな変更が生じ、今の福祉事業にも連なっている。人生において全ての物事はつながっており、因果関係がある。

逆に言うと、点と点をつないで線にすることこそが人生において最も重要な作業といえる。それができなければ自分の手持ちのブタカードをどう切るかも判断できないだろう。

カルト宗教による洗脳、これは自分にとっての最大のブタカードである。このブタカードは実はクローバーの3であった。カードの中では最強に弱い最下位の札なのだが、うまく切れば「革命」を起こす切り札にもなる。私はこの1枚から自分の人生の中に革命を起こしていった。

実際問題、私は宗教に関しては長い間自分の人生を呪ってきた。そしてなぜ母親がこのような状況に家族を引き釣り込んだのか。なぜ恵まれている境遇にいた母親が宗教に引きづり込まれたのか(いや、つっこんでいったのか)ずっと不思議であった。

しかし福祉業界に入っていろいろな主婦と接触するようになるにつれて、自分の母親が特殊ではなかったと気づくようになる。全ての主婦は宗教の入り口に立っているといえる状況が見えてきた。

宗教に入っていた自分はずっと洗脳されてきたと思っていたが、洗脳を脱してみたら、外の世界の多くの人も社会洗脳にさらされていることに気づく。ここらへんはまさに映画『マトリックス』のような世界観だ。しかしこの話はまた今度。

#3025 2020年08月20日 07:28:13

めぐママ
メンバー

Re: とりあえず書き込み用

ラハム さんの発言:

わたしも初期のころはリンクの意味が分かりませんでした。
ましてや、リンクをするという意味もです。
初級者の悲しいところです…。
これを分かるようにの説明は非常に難しいです…。


うめおばさんが ブログを始める時 質問しておられました。 てつてつさん        の説明のやりとりを読んでおられたようです。直ぐに 反応しておられるので 忙しくて 他のトピックを読めないという印象はありませんでした。

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