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#26 2019年03月11日 14:02:41

さやか666
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

多分、本人のみかと

#27 2019年04月10日 12:52:23

お知らせ(2)
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

閲覧者の皆様
いよいよ 13日土曜日が迫りました
メイン会場 神戸ノエビアスタジアムで号令を合図に
海老名大会ホール、各KHで秘密のダンボールから
改訂版が受け取れるはこびとなりました
お近くに現役のBSがおられる方 また 宮原さんの記事更新を
いち早く見つけられた方は こちらのトピまで投稿をお願いいたします

#28 2019年04月13日 18:25:16

お知らせ
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

宮原さん 速報 と題して
改訂版の記事 アップされました
みんな 見ますか?

#29 2019年04月13日 18:47:38

ラハム
メンバー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

お知らせ さんの発言:

宮原さん 速報 と題して
改訂版の記事 アップされました
みんな 見ますか?

ぜひ、見たいです…。

オフライン

#30 2019年04月14日 06:35:23

仰天
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

新世界訳聖書改訂日本語版の特徴(速報版)

http://biblia.holy.jp/nw05.html

#31 2019年04月14日 06:42:34

仰天
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

こっちがパソコン版でしょうか。

新世界訳 ― エホバの証人の聖書


http://biblia.holy.jp/index.html

#32 2019年04月14日 06:49:31

さやか666
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

(速報版)という表現が好感もてます

ヤングマスクさんもこういう箔付けします

気になった一文


アウトラインの項目の以下



「聖書は読んでもさっぱり解らない」という誰にもありがちな問題を読者が自力で克服できるようになりました。




もしかして、本来さっぱりわからないであろうものをわかる風に加工しちゃった?

#33 2019年04月14日 07:27:25

仰天
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

◆ 角括弧の廃止

原典にない語の訳文に対する挿入を示す角括弧は廃止されました。



これって、原文にはない語を勝手に付け加えて聖書の教えに自ら反しまくりという事ですか。


それって翻訳?

#34 2019年04月14日 07:28:44

お知らせ
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

今後 詳細な点を じっくり書いて アップされるようです
定期的な サイト訪問が必要なようです

なお 一番下の項目をクリックすると
1975年問題は組織は悪くない の姿勢が 変わっておられない
というのがご覧になれます

iosでは 宮原さんのサイトでも 「安全ではありません」が表示
されますが 内容物の風味に 変わりはなく 美味しくいただけます

#35 2019年04月17日 05:05:35

お知らせ
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

http://biblia.holy.jp/nw05.html
第2版 更新 されました 速報の部分の繰り返しのようです
き◯がい という言葉の廃止
一般の方も 無料で受け取れる などと書いてあります

#36 2019年04月18日 12:42:55

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

改訂版の新世界訳がJWのホームページで見れるようになっていたので早速目を通してみました。
読みやすく理解しやすい聖書を目指したのでしょうけど、結果として全体的に聖書に期待される品格がことごとく失われた印象を受けました。
あと自分たちの教義に合わせて都合よく翻訳している点も目立ちます。

改訂版のヘブライ11:16はこうなっています。

「しかし今,彼らは,より良い場所,つまり天と関わりのある場所を切望しています。それで神は,彼らを恥じてはおらず,彼らから神として呼び掛けられることも恥じていません。彼らのために都市を用意しています。」

「天と関わりのある場所」とは何なのでしょう?
原文では「ἐπουρανίου」、つまり「天の(場所)」です。

アブラハムたちが天的な希望を抱いていたとなるとこれはJWの教義的に非常にまずいことになります。
アブラハムは地上の楽園に復活することになっているためです。

そこで改訂版では「天の場所」を「天と関わりのある場所」に置き換え、さらに「天と関わりのある場所」には「天の王国の支配を受ける地上」も含まれると解釈し、最終的にはここでいう「ἐπουρανίου」=「地上」と理解させることにしたのでしょう。

改訂版のせこさがよく表れた部分ではないかと思います。

#37 2019年04月18日 12:57:12

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

もう一ついきます。

「そして,天と地上と地下と海にいるあらゆる造られたもの,その全てがこう言うのが聞こえた。「王座に座っている方と子羊に,賛美と栄誉と栄光と力がいつまでも永遠にありますように」。4つの生き物は「アーメン!」と言い,長老たちはひれ伏して神を崇拝した。」

これは啓示5:13-14で、すべての被造物が「王座に座っている方」=神と「子羊」=キリストを賛美している場面です。

被造物が賛美しているのは神とキリストです。
ひれ伏しているのも神とキリストに対してです。
でも改訂版を見ると、崇拝しているのはなぜか神だけです。

実は14節最後の「神を」は1985年版にはありませんでした。
ただ本当はそちらが正解で、13-14節のギリシャ語原文には一貫して「だれに対して」賛美や崇拝の行為がなされているかは示されていません。
それでも賛美分からして明らかに被造物の一連の行為は神とキリストに対してなされています。

しかしそうなるとJWの重要な教えの一つ、イエスを崇拝してはならないという教えが崩れます。
そこで改訂版は「神を」という語を付け足し、JWの教えとの矛盾を解消しようとしたのだと思います。

#38 2019年04月18日 15:26:15

仰天
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

真理のみことば伝道協会より転載


エホバの証人の2018年度伝道報告

2019.2.9
先日、発表された数字によると、エホバの証人の日本における増加率は相変わらず0%で、2000年から横ばい状態が続いています。過去20年間、16億時間以上、伝道活動に費やしているにもかかわらず、昨年の伝道者最高数は212,802人で、20年前と比較すると、1万人の減少です。受洗者数は2050人で(注:その半分は2世だと推測される)、記念式の参加者数は294,296人です。世界的に見て、組織の増加率は1.4%ですが、ヨーロッパでは、成長が止まっている、あるいは減少傾向にある国が多数あります。イギリス、イタリア、ドイツ、スイス、ウクライナ、オランダ、ギリシャなどです。アメリカ合衆国も0%の増加率になっています。一方、信者数が増えている国がアフリカに集中しています。アンゴラ(9%)、ウガンダ(7%)、ザンビア(6%)、南スーダン(6%)などです。

また、もう一つ、注目すべき数字として、全世界の記念式でパンとブドウ酒(「表象物」)に預かった人の数は、19,521人でした。20年前の倍以上に増えています。ものみの塔の教理では、年に1回行なわれる記念式でパンとブドウ酒に預かれるのは、「天的クラス」、つまり144,000人だけですが、このグループは1935年で満員になりました。ですから、常識的に考えて、天に行く144,000人は高齢化が進んでおり、毎年、その人数が減って行くはずで、増えることはあり得ません。組織の教理がどれほどいい加減なものなのか、新たに証明されたと言わざるを得ません。


https://cult-sos.jp/cultarticle/cultnews/2233/

#39 2019年04月20日 03:15:18

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

改訂版新世界訳のマタイ25:46はあり得ない翻訳になっています。

「この人たちは永遠の死を迎え,正しい人たちは永遠の命を受けます。」

この「永遠の死」ですが、元のギリシャ語は「κόλασιν (刑罰)αἰώνιον(永遠の)」で、大抵の日本語訳聖書が「永遠の刑罰」「永遠の罰」などと訳しています。

どうひねってもκόλασινから「死」という訳語は出てきません。
もともと1985年版の新世界訳でも「永遠の切断」という不自然な訳文になっていました。
それがおそらく「切断」=「生命が断たれること」=「死」というような推論を経て今回の訳に行き着いたのでしょう。

確かにκόλασινの語源は「枝おろし(切断)をする」ですが、語源以上にその語が一般的にどのような意味で用いられていたかが大事なはずです。
κόλασινは一般的に「刑罰」を意味しており、そのことは新世界訳自体が使徒4:21でκολάσωνταιを「罰する」と訳していることからも明らかです。

JWがラッセルの時代から永遠の刑罰の教義を否定してきたことは有名な話ですが、とうとう解説レベルではなく翻訳レベルで聖書の教えをねじ曲げてきたなと思いました。

#40 2019年04月20日 03:52:41

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

新世界訳が改訂され、信者たちを伝道に駆り立てるのに役立つ聖句がまた一つ新たに登場しました。
ヘブライ13:15は改訂版でこのようになっています。

「イエスを通して,絶えず神に賛美の犠牲を捧げましょう。神の名を人々に伝えて,言葉で神を賛美するのです。」

一般的な日本語訳聖書と決定的に異なるのは、通常「神の名をたたえる」となる部分が「神の名を人々に伝える」となっている点です。

ヘブライ書の著者はここで「ὁμολογούντων(告白する)τῷ ὀνόματι(名に)αὐτοῦ(彼の)」という表現を使っていますが、このὁμολογούντωνは新約聖書において「告白する」とか「公言する」といったように、信仰を言い表す行為を指すものとして登場します。
ヘブライ13:15の場合は行為の対象が神ですので、「たたえる」などの訳語が適当です。

ところが新世界訳では意味合いがかなり違って、なぜか「人々に伝える」となっています。
JWが行っている伝道活動を念頭においた表現であることは間違いありません。

しかしὁμολογούντωνは「伝える」というような、他人のために情報を知らせる行為を意味するものではありませんし、それを「人々に」向けて行うという意味も含んではいません。

#41 2019年04月20日 07:00:29

てつてつ
メンバー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

つくしさん興味深い書き込みありがとうございます

>アブラハムたちが天的な希望を抱いていたとなるとこれはJWの教義的に非常にまずいことになります。

元統治体の一員だったレイフランズさんも アブラハムがもっていたのは天的希望だと聖書にはっきり書いてあるといってますね

>被造物が賛美しているのは神とキリストです。ひれ伏しているのも神とキリストに対してです。でも改訂版を見ると、崇拝しているのはなぜか神だけです。実は14節最後の「神を」は1985年版にはありませんでした。

ティンデル聖書注解 彼らが礼拝したのは、神なのか小羊なのかと問う必要はない。この節では両者は区別されていない。

>どうひねってもκόλασινから「死」という訳語は出てきません。
ティンデル注解
>一般的な日本語訳聖書と決定的に異なるのは、通常「神の名をたたえる」となる部分が「神の名を人々に伝える」となっている点です。

ティンデル注解

あまり役に立たないかもしれませんが関係しているかなと思う点勝手にリンクしてみました

編集者 てつてつ (2019年04月20日 07:08:48)

オフライン

#42 2019年04月21日 03:11:40

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

てつてつ様 ありがとうございます!

引き続き改訂版新世界訳のおかしなところを挙げてみます。
コリント第一12:11はこうです。

「しかし,こうしたものは全て,同一の聖なる力の働きによるのであり,神の望み通りに一人一人に与えられています。」

これは個々のキリスト者に与えられる霊の賜物が異なることをパウロが説明している箇所です。
霊の賜物はいろいろあるけどそれらはすべて同じ聖霊によって与えられるというのがこの部分の要点です。

新世界訳で「神の望み通りに一人一人に与えられています」と訳されている部分ですが、原文は「διαιροῦν(分け与える)ἰδίᾳ(各自に)ἑκάστῳ(おのおの)καθὼς(に従って)βούλεται(それが欲している)」となっています。

そうすると本来新世界訳は「それの望み通りに一人一人に与えられています」と訳さなければならないことになります。
「それ」が何かは明らかで、直前に出てくる聖霊にほかなりません。

しかしながらこれはものみの塔にとって都合の悪いことです。
聖霊に人格はないというのが公式な教理だからです。
人格のないものが何かを望むことはできず、ましてその望みのままに賜物を配るということもできません。

JWの出版物の中でこの聖句にスポットが当たることはあまりありませんが、教義的に危ない所は書き換えていたほうがいいと考えたのでしょう。

#43 2019年04月21日 03:46:58

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

改訂された新世界訳の付録には「この改訂版の特色」というものがあります。
そこを見ると、改訂版は従前の参照資料付きのように随所に脚注がつけられ、意訳した所には原語の逐語訳が書かれるようになっていることがわかります。

本当にそうなっているでしょうか?

使徒2:42は改訂版で「弟子たちはひたすら使徒たちから学び,交友を深め,食事を取り,祈った。」と訳されていますが、この「食事を取り」という部分、正しくは「パンを割き」と翻訳する必要があります。
「τῇ κλάσει(割くこと)τοῦ ἄρτου(パンの)」がギリシャ語原文です。

「食事を取り」は明らかに意訳なので脚注がついていそうなものですが、おかしなことにここには脚注がありません。
1985年版の新世界訳参照資料付きにはあったにもかかわらずです。

使徒たちが日常的に崇拝の一環としてパンを割いていたとなると「主の記念式は年に一回だけ行うもの」というJWを一般のキリスト教と差別化する重要な教義の根拠が失われかねません。
それで今回の改訂版ではパンを割くという概念を聖書の本文だけでなく脚注からも除き去るという暴挙に出たものと思われます。

#44 2019年04月21日 06:06:18

仰天
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

つくしさん

改訂版の素早い分析に感謝します。

新世界訳は確かに、翻訳とは思えない箇所が多いですね。

#45 2019年04月21日 06:53:22

てつてつ
メンバー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

つくしさん さらに興味深い書き込みありがとうござます

聖書注解結論部分の、「みこころのままに」〔訳注NIV「ご自分が決められる」(あるいは「望まれるままに」)〕は、御霊の人格を表している。これは、人格的働きである。すなわち、御霊は人格として考えるべきであって、漠然とした物理的力とか影響力のように考えてはならない。「彼」であって、「それ」ではない。


聖書注解 第三に「パンを裂」くことであった。これはパウロが主の晩餐と呼んでいた行為をルカの言葉で表現したものであった。これはユダヤ教の食事が始められる際になされた行為を意味していたが、キリスト者にとっては、イエスが最後の晩餐の時に行った行為によって、またイエスが大群衆に食事を与えられた時の行為によって、特別な意味を持つようになっていた。ここで意図されているのは、たぶん復活された主との食事を継承する意味でなされたもので、単に交わりの食事にすぎず、最後の晩餐やイエスの死を覚えるパウロ的な形式による主の晩餐とは無関係である、との主張がなされてきた。しかしルカがパレスチナで使われていた主の晩餐の初期の名称を用いていた可能性のほうが高い

かつてはものみの塔は新世界訳を多少意味が通じにくいところはあるものの原文に忠実な字義訳だと誇っていたわけですが もう完全に自分たちに都合の良い意訳になってしまいましたね cry

(啓示 22:18, 19) …わたしは,すべてこの巻き物の預言の言葉を聞く者に証しする。これらのことに付け加える者がいれば,神はこの巻き物に書かれている災厄をその者に加えるであろう。19また,この預言の巻き物の言葉から何かを取り去る者がいれば,神は,命の木から,また聖なる都市の中から,すなわち,この巻き物に書かれているものから彼の分を取り去られるであろう…

編集者 てつてつ (2019年04月21日 19:15:45)

オフライン

#46 2019年04月23日 13:12:12

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

仰天様 ありがとうございます。

>新世界訳は確かに、翻訳とは思えない箇所が多いですね。

本当にそのとおりだと思います!


改訂版の新世界訳の特徴といえば「聖霊」をすべて「聖なる力」という訳語に置き換えた点でしょう。
確かにこれは大きな変更なのですが、単に単語を置き換えただけでなく、聖霊が主語となる文の構造をことごとく変えてしまっていて、実はそのことのほうが非常に重大な問題だったりするような気がします。


パターン①「聖霊が~する」という文を「神が聖霊によって~する」に書き換える

ギリシャ語原文では聖霊が主語になっているのに、勝手に主語を神にし、聖霊を手段にするパターンです。

「そこで霊がフィリポに言った,」→「神が聖なる力によってフィリポに言った。」(使徒8:29)
「彼らがエホバに対する公の奉仕をし,また断食をしていると,聖霊がこう言った。」→「これらの人がエホバに仕え,断食をしていると,神が聖なる力によってこう言った。」(使徒13:2)


パターン②「聖霊と○○が~する」という文を「○○が聖霊によって~する」に書き換える

ギリシャ語原文では聖霊と別の何かが並んで主語となっているのに、勝手に片方だけを主語にし、聖霊を手段にするパターンです。

「というのは,聖霊とわたしたちとは,次の必要な事柄のほかは,あなた方にそのうえ何の重荷も加えないことがよいと考えたからです。」→「というのは,聖なる力によって私たちは,次の必要な事柄以外,皆さんに何の重荷も加えないのがよいと考えたからです。」(使徒15:28)
「そして,霊と花嫁は,「来なさい!」と言いつづける。」→「聖なる力によって花嫁は,「来なさい!」と言い続ける。」(啓示22:17)


パターン③「聖霊が○○によって~する」という文を「○○が聖霊によって~する」に書き換える

ギリシャ語原文では聖霊が主語で別の何かが手段なのに、勝手に逆にしているパターンです。

「聖霊は預言者イザヤを通してあなた方の父祖たちに適切に語ったものです。」→「預言者イザヤは聖なる力によって皆さんの父祖たちに適切に語り,」(使徒28:25)


上記のいずれのケースでも聖霊は話したり行動したりする本人ではなくてその手段になってしまっています。
JWにとって聖霊は神の力に過ぎないものであって、そこに人格は認められませんから、改訂版の聖書のほうが違和感なく読めるのでしょう。
でも本来の文を変えてしまってはいけません。

#47 2019年04月27日 04:25:42

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

これは1985年版でも問題だったのですが・・・

永遠の命という概念に対するJW独特の考え方が翻訳にも表れているのではないかと思われるのがヨハネ第一2:24-25です。

「初めから聞いている事柄が心に刻まれているなら,皆さんは子とも父とも結び付いたままでいられます。さらに,神は私たちに永遠の命を約束してくださっています。」

ここはギリシャ語原文に沿って以下のように訳すのが妥当で、一般の日本語訳もそのように訳しています。
なお「結び付いた」などの訳語が妥当かどうかは今回は問題にしません。

「初めから聞いている事柄が心に刻まれているなら,皆さんは子とも父とも結び付いたままでいられます。これが、神が私たちに約束してくださった約束であり、永遠の命です。」

つまり本来の文章の流れは

「子と父と結び付いている状態」=「神の約束」=「永遠の命」

ですが、新世界訳では

「子と父と結び付いている状態」≠「神の約束」=「永遠の命」

という趣旨になっています。
文を分断し、「子と父と結び付いている状態」と「永遠の命」のつながりを断ち切っているわけです。

JWにとって永遠の命とはあくまで地上の楽園で死なないで生きるという物質的なものです。
子と父との結び付き(交わり)という霊的なものこそが永遠の命であるとするヨハネ書の思想は基本的にJWの考え方と相いれません。
結果として上記のような意味の書き換えが行われたのではないかと思います。

#48 2019年04月27日 04:55:51

つくし
ゲストユーザー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

改訂版の啓示19:15にも訳語の選択が不適切と思われる箇所があります。

「この方の口からは長くて鋭い剣が突き出ており,それによって国々を討つ。また,この方は鉄のつえをもって人々を処罰し,全能の神の激しい怒りの搾り場でブドウを踏む。」

キリストが世界を裁く場面で、JWの解釈ではいわゆるハルマゲドンで邪悪な世が滅びる時の情景とされています。
改訂版を見るとキリストは鉄の杖で人々を「処罰する」とあります。

JWの信者はここで「処罰する」=「滅ぼし絶やされる」と理解し、この聖句でいわれている人々というのはJW以外の人で、彼らは全員ハルマゲドンでいなくなるのだと解釈するのではないでしょうか。

しかし「処罰する」という語があてられた元のギリシャ語は「ποιμανεῖ」で、意味は「牧する」「治める」です。
羊飼いを意味するποιμήνが語源です。
少なくとも「処罰する」という意味はありません。
改訂版でもこの語には脚注があって「または,「治め」。」とありますが、むしろ訳語を選ぶなら「治め」しか考えられません。

ところがここで「牧する」とか「治める」などの語をあてると、ハルマゲドンの後にも諸国民が生きていることになります。
滅びていたら治めようがありません。
そういうこともあって改訂版では「処罰する」という読者をミスリードする表現を意図的に使ったのではないかと思います。

#49 2019年04月27日 06:21:11

てつてつ
メンバー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

つくしさん 興味深い書き込みありがとうございます

文を分断し、「子と父と結び付いている状態」と「永遠の命」のつながりを断ち切っているわけです。
JWにとって永遠の命とはあくまで地上の楽園で死なないで生きるという物質的なものです。
子と父との結び付き(交わり)という霊的なものこそが永遠の命であるとするヨハネ書の思想は基本的にJWの考え方と相いれません。

読み直してみると確かにそういえるかもしれません
聖書注解


啓示19:15
>改訂版を見るとキリストは鉄の杖で人々を「処罰する」とあります。

共同訳をみると 自ら鉄の杖で彼らを治める になっています

フランシスコ訳をみますと 鉄の杖をもって彼らを打ち破る方 となってます

聖書注解

編集者 てつてつ (2019年04月27日 06:28:46)

オフライン

#50 2019年04月27日 09:18:00

ラハム
メンバー

Re: 背教者がエホバの証人を擁護するウェブサイトを開設している真実

つくしさん
詳しい解説をありがとうございます。
新共同訳とフランシスコ会訳はてつてつさんの言われる通りです。
試しに岩波書店版も確認してみましたが、
「支配する」となっていました。

そこで、ちょっとリクエストがあります。
JWが好んで使うことが多い聖句でマタイ5:3があります。
1985年版では
「霊的な必要を自覚する人は幸いです」でした。
2019年版では
「神の導きが必要であることを自覚している人たちは幸福です」
にされていて、大幅に変更されました。
1985年版脚注では「霊を乞い求める人たち」という
説明がきちんとされていたのです。
2019年版脚注は「聖なる力を乞い求める」です。

できれば、言語からの説明をお聞きしたいのです。
よろしくお願いいたします…。

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