#1 2020年12月26日 11:06:02
- Jay
- メンバー
ターニング・ポイント通過中
「遅すぎることはないとの覚悟を持って」というトピックで多くの方々にお言葉を頂き力づけられたJayです。ご無沙汰しております。そしてありがとうございました。
色々な事があり気持ちの整理をつけるため(だったのだと思います・・・今思えば)このサイトに来る事ができなくなってしまい、すでに2年半が経過しました。
組織を離れ、自殺を考え、カウンセラーの元へ行き。。。自分にとっても大変の時期でした。今も引きずってはいますが随分と楽になり、またここに戻ってくる事ができました。
もう還暦目前の年齢となりましたが、この2年半、そして証人として歩んだこれまでの経験等をここで少しずつ書いていきたいと思います。
ですから相談というよりも親睦の意味合いが大きいトピックになります。でも、もしどなたかの相談に対応できるようであれば甚だ幸いです。よろしくお願いいたします。
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#4 2020年12月26日 14:21:19
- てつてつ
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Re: ターニング・ポイント通過中
Jayさんこんにちは 生きておられて良かったです
最近日航123便の墜落の本読んで 明石家さんまさんが本来はその便に乗るはずだったのがたまたま仕事の都合でその前の便に乗って命びろいしたことを知りました「坂本九さんは不運にも死にました」
さんまさんの座右の銘に 「生きているだけで丸儲け」という言葉があるようですが もしかしたら墜落で一度死んでたはずの命なのでそういう意味でいったのかなーと思いました
関係ないかもしれませんが 以前にJayさんが自殺をほのめかしておられたような気がしましたので これから先の人生は丸儲けということででしっかり生きてくださいね
編集者 てつてつ (2020年12月26日 14:27:08)
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#5 2020年12月26日 14:31:22
- Jay
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Re: ターニング・ポイント通過中
「生きているだけで丸儲け」という言葉があるようですが もしかしたら墜落で一度死んでたはずの命なのでそういう意味でいったのかなーと思いました
関係ないかもしれませんが 以前にJayさんが自殺をほのめかしておられたような気がしましたので これから先は丸儲けでしっかり生きてくださいね
てつてつさん、ありがとうございます。
「生きているだけ」ならなんとかクリアーできていますが、「生き続ける事」「生きていく事」はエネルギーが要りますね。
でもこの辛い経験から学ぶ事、この期間で知れたことも多くありました。どうせ生きるなら無駄にしたくはないです。
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#6 2020年12月27日 04:08:54
- Jay
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Re: ターニング・ポイント通過中
考えていたことをいくつか書き出していきたいと思います。
順序は特に意味はありませんし、内容も多くの人にとってはさほど意味を持たないものかも知れませんが・・・。
また、私の「考え」や「思考」は決してアカデミックなものではなく、感覚的なものです。素朴な疑問に戻って、それを感覚的に思考する感じです。これは長年JWとして、また長老としてJWの方法で聖書を学んできた結果による「刷り込み」や「思いこみ」にとらわれない為です。
その1 「神は実在するのだろうか?」
神に相当する「何か」はあると思います。それがエネルギーなのか、ビッグバンなのか、素粒子の挙動なのか、魂なのか、それはわかりませんが、人間が「神」という形で表現するしかない何らかの力はあるでしょう。
でもJWがいう神はどうでしょうか?? 特にJWのみを救済し他の全てを滅ぼす神などいないでしょう。そもそもそのような「力の行使」は、神を愛とするならば整合しません。
とは言え、いわゆる旧約に書かれている「神」を「戦いの神」と表現するならば、そしてイエスの誕生(胤の出現)に繋がる家系を守る目的においては手段を選ばないことを良しとするのであればその限りではないのかも知れませんが・・・。それでも、私の感覚(忖度なしの思い)では全く整合しません。
よって、JWが主張する神はいない。しかし、神と表現するしかない何らかの「力」は存在する。
と考えます。
(続く)
編集者 Jay (2020年12月31日 07:26:21)
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#7 2020年12月27日 12:18:15
- Jay
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Re: ターニング・ポイント通過中
その2 「聖書は本当に神の言葉なのか?」
聖書は何度も内容が変わってきています。正確にいうと翻訳と語彙が改訂されてきたといえるのでしょうが、その改訂によって印象や理解、そして適用法も改められてきました。日本語聖書もそうですし、JWが使う新世界訳も例外ではありません。むしろ最もたる例と言えます。
長老だけが集まる学校に出席した時ですが、初日の大半は新世界訳聖書に関してのものでした。今思えば、自分たちが使う聖書の優位性・正当性を主張する内容でした。しかし、新世界訳は自分たちの教義に整合するよう手が加えられた聖書であるのは明らかです。これは「研究」と称する質疑応答が、与えられた資料からしか正解発言できない予定調和というか出来レースというか・・・質問も考察も解答も全てシナリオありきで進められるシステムと似ていると感じます。要するに自分たちの教義をサポートする聖書を自分たちで作っているわけです。
聖書と呼ばれる編纂書は世界に数多く存在します。言語や訳が異なっているのはもちろん、中には明らかに内容が異なっているものもあるでしょう。もし本当に「神の言葉」であれば、そしてその頒布に神の「力」が関わっているならばこのような状態にはならないはずだと考えます。
また「真の意味での原本」が無い以上、内容の正確さの判断はとても難しいと思います。筆者自身にしか分からない「真実なのかそうでないのか」も到底知る由はありません。
聖書は神の言葉かも知れません。しかし、今日私たちが手にするもののほんの一部だけがそうであるかも知れませんし、もしかしたら編纂時にはじかれてしまった外典に真実があるかも知れません。
言えるのは「JW編集の聖書のみが本物の聖書である」というのは無理があるということです。まあJWはそうは言っていないかも知れませんが、彼らのいう聖書研究が「新世界訳聖書研究」であることからするとほぼ同義であるかと思います。しかし現実は、新世界訳は広く用いられているKing James版などとは違い「JWしか使用していない訳本」にすぎません。本当に原語に忠実な訳出本であるならばもっと評価されてしかるべきでしょう。
(追記)
聖書を史上最大の(オチの無い)ミステリー書と考えれば、多くの読者の興味を引いてきたこと、ミステリー解読と想像するオチの違いによって宗教に発展し多くの派閥を生んだこと、時代や文化背景によって改訂されてきたこと等々の理由、全て納得(?)できるんですが・・・。
(続く)
編集者 Jay (2020年12月31日 16:06:16)
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#9 2020年12月28日 01:08:58
- Jay
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Re: ターニング・ポイント通過中
てつてつさん、コメントありがとうございます。
>聖書を史上最大の(オチの無い)ミステリー書と考えれば、多くの読者の興味を引いてきたこと、ミステリー解読と想像するオチの違いによって宗教に発展し多くの派閥を生んだこと、時代や文化背景によって改訂されてきたこと等々の理由、全て納得(?)できるんですが・・・
この聖書という名の(オチの無い)ミステリー書は、多くの宗教グループの異なる教義の根源となっています。
でも使い方といえば、断片(聖句)をつないで別のストーリー(解釈・教義)を作り、「これが正しい」と主張しているようなものに見えます。これって、66冊の脚本に書かれているセリフを個別に引用し、順序を並べ変えて別のストーリーを作っているようなものです。それぞれの本とストーリーに「オチがない」から可能なことなんでしょうね。
今も誰かがどこかで「聖書から言葉を抜き取って繋いで、新しい解釈と教義を作ってやろう」を計画を企てているかもしれません。特にCOVID-19 pandemic後の人々の心に付け入ろうとする思想が現れそうな感じもしています。新しい思想の引用元を聖書にすればある程度のレスポンスを見込めるかもしれません。でもこうした考えと行動はもはやビジネスというしかないようにも思えます。
WTも多くの既存宗教の解釈や教義、既存組織の運営方法、それらから要素を拾って繋ぎ、独自のスパイスを振って作り上げたフランケンシュタインのようなものでしょう。ですから中身はいかようにもアジャストが効きます。変幻自在です。ですが、見た目はつぎはぎの怪物ではなく「神・真理・永遠の命・楽園」に映る様に演出しています。しかしこの怪物、実はフォロワーのリソース(時間・資産・時には命)を搾取するビジネス・モデルなのかも・・・・。
言い過ぎでしょうか?
(続く)
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#10 2020年12月28日 13:08:27
- Jay
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Re: ターニング・ポイント通過中
その3 「前世はあるのか?」
もし人に前世があるのであれば、転生があるということになります。
転生があるとすれば、JWの教義は崩壊します。
JWの縛りから解放された私はこの点にも強い関心を持ちました。そしてヒプノセラピーを受けてみることにしました。
比較的評判の高いセラピストを訪ねセラピーを受けてみました。それはいわゆる退行催眠のようなものでした。私は催眠(術)を受けたことは全くなかったので半信半疑だったのですが、それが良くなかったのかなかなか催眠に落ちませんでした。催眠といっても眠ってしまうわけではなくなんとなく「まどろんでいる」だけです。
施術中、「何が見えますか?」と言われても「何も見えません」と答えるだけでした。何度聞かれても実際何も感じなかったのです。セラピストは少々苦心したようですが、私としても「何か見たい」と思っていたので、まどろんだ感覚の中で手探りをしていました。すると一つの風景が浮かんできました。そこには男性が一人佇んでおり、やがて歩き出し、続いて色々な状況が連鎖的に続きました。結果として大きく分けて3つのシーンとストーリーが現れ、それぞれが何かを示唆しているようにも感じました、が、果たしてそれが前世だったのかどうかは今もって不明です。イメージを見ているわけですが、その中の情景と(私自身と思われる者の)動きは自分の意識が誘導し、ただ連想しているだけだと感じていたからです。しかしながら、とりあえずは「乗っかってみよう」と思いそのまま続けました。
内容の詳細はともかく(繰り返しますが)それらのイメージが自分の前世を表していたのかどうかは分かりません。しかしながら全否定することもできません。ただ、それまでは考えたことも見たことも全く無い異様な情景(古い時代でした)であったことは確かです。ちなみにイメージの場所は二つがヨーロッパで一つがアメリカでした。セラピスト曰く、「あなたのハイヤーセルフが見せてくれたあなた自身の前世の情報です」らしいです。確かに見えたイメージは現在の私自身の行動の傾向や志向の断片を表しているものとはいえますが、果たして「そうした前世故に現世がこの様になっている」のか「ただ志向が誘導してイメージを作った」のか・・・。前者であれば面白いのですが、感覚としては後者です。
また機会があれば試してみたいですね。
もし前世の存在が確認できれば、転生があるというとになりますから・・・・。しかし、どのようなイメージを見たとしてもそれらが前世であると裏付けをとることは不可能に近いので、無駄なのかもしれませんが。
この経験はスピリチュアル・シリーズ(?)の一つです。
この頃、JWの立場ではアンタッチャブルな事柄を少しずつ試してみて何を感じるのか、何を経験することになるのかを模索していました。その模索の中で「これは確かだ」というものに出会えばJWの「真理」が崩壊しますから、それを探していたのかもしれません。
怪しさ満点ですみません。
(続く)
編集者 Jay (2020年12月31日 07:27:50)
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#11 2020年12月29日 00:17:19
- Jay
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
その4 サタンという「言葉」
これはサタンの存在や行動に関してでは全くなくて、JWがサタンという言葉をどのように用いているのか、です。
誰かが強く反対した・・・・サタンだ
JWの計画や行動がうまく進まない・・・・サタンの仕業だ
仲間が罪を犯した、離れた、背教した・・・・サタンに足をすくわれた
とにかく自分たちにとって不利な事象が起きた・・・・サタンだ
何なんでしょうね? これが高じていくともっと厄介です。例えば、
1万年以上前の人骨や遺跡が発見された・・・・サタンの仕組んだ惑わしだ
聖書の記述と整合しない新しい科学的発見があった・・・・サタンの仕組んだ惑わしだ
考古学や科学等に対する軽視ですが、反面、(自分たちの)聖書の記述とマッチする場合は大々的に取り上げます。
こうなると彼らとまともな議論をすることは不可能です。
都合のいいことはすべてエホバのご意志、
都合の悪いことはすべてサタンの仕業。
この論法で片付けてしまうからです。厄介であり、滑稽でもあります。
何故でしょうね。
信仰故でもないでしょうし、洗脳されているというような大げさなものでもないような・・・・。一般の人から客観的に見れば、「バカじゃないの?」に近い感じでもあり、「考える」という過程を全面放棄している、もしくはその能力を行使していない、とも言えそうです。
単に無知・無学故なのかもしれませんが、そこには忖度や恐怖があるように思えます。ここで言う恐怖というのはサタンに対するものではなく、自分の立場が脅かされることや仲間の目に対するものです。故に自分たちと世間との間に壁を作り、高くし、強固にし、自分たちをさらに世間から隔離させ、孤立させ、異様さを増し加えていきます。
しかし、仲間内では「より強く、より清く」なっていくとみなしている。むしろ無知・無学・無思考であることを良しとし、それによってサタンの世から守られる、と考えているのでしょう。しかし、実のところ多くのJW個々人は「これは変だ」ということに気がついていると思います。にも関わらずその疑問に蓋をし、決して声には出しません。何故ならば、自分が「サタンだ」と言われるのを恐れているからです。
これでは人の心は歪みますよ。歪んだ結果、そのストレスの捌け口を仲間に向け、時には攻撃性をも持ってしまうんです。この危険性を秘めたまま、歪んだまま、非論理的な思考で自分たちを正当化し、相互監視している。この「相互監視システム」を作り推進しているのは歪んだ当事者でもあるWT幹部ですが、現場でさらに煽っているのが巡回監督であり長老たちです。
JWも辛いんですよ。
この異常性のスパイラルから抜けるには離脱するしかないと思います。
こんなこともこの2年半の期間に考えていました。
(続く)
編集者 Jay (2020年12月31日 07:28:41)
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#12 2020年12月29日 07:29:48
- Jay
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Re: ターニング・ポイント通過中
その5の1 「スピリチュアル・ジャーニー」
ヒプノセラピーも私にとってのスピリチュアル・ジャーニーの一つですが、文字通りの旅もしました。
少し元気になり、前述の模索をしている時イギリスに行く機会があったんです。この旅はまさに「スピリチュアル」をテーマに置いた旅でした。現地で落ち合った霊能者と共に、イギリス最大のレイラインと言われているセント・マイケルズ・ライン上のスポットを訪ねました。
グラストンベリー
ここはイギリス最強のパワースポットと呼ばれてはいますが、私はこの塔からは何も感じませんでした。遠くからの来訪者がここを目指すための目印でしかないような・・・。しかし、周囲のあるスポット(小さな丘にあるガーデン)に行った時に、「昔の人がここに集まり周囲を見下ろしていたんだなあ。そして夢・希望・苦難・挫折といった様々な事柄に想いを巡らせていたのか・・・」という、まあ「人がいて何かを考えていた」という至極当たり前のことが特別なことのように思いの中を巡りました。
私はここが「パワースポットです」と言われても「あっそう」としか反応できません。特にこの時の旅は「模索」の思いがありましたから、そうした言葉を忖度してありがたがる必要は全くありません。自分の感覚だけが大事なのです。しかし、このガーデンは不思議な場所でした。
ストーン・ヘンジ
早朝に訪れ、まさに石が並んでいるスポットでしばらく時間を過ごすことができました。でも、石は所詮石でした。何も特別な印象はありませんでした。でも「ここの下。地中はどうなっているのかなあ。何かありそうだなあ」という感覚は強く持ちました。
エイヴベリー・ヘンジ(ストーン・サークル)
住宅地の中にあるスポットですが、特に何も感じません。でもこの近くに住むと気持ちいいだろうなあと思いました。それほどに空気・雰囲気が澄んでました。
(その5の2に続く)
編集者 Jay (2020年12月31日 07:31:48)
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#13 2020年12月29日 08:04:49
- Jay
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
その5の2 「スピリチュアル・ジャーニー」
オックスフォードに立ち寄って、ロンドンに戻ります。
ロンドン
現地の友人とも会い、街をのんびり散策・・・。今やPandemicで大変なロンドンですが、やはりロンドンはいいですね。ちなみにロンドンは3度目です。過去2回と比較し、食べ物が美味しくなっていたのは驚きでした。で、行ったところは、
ネイサン・ロスチャイルドの墓
まさに墓参りです。普通は入れないセメタリーですが、どういうわけか入ることができました。墓を参っている時、1匹の黒猫が墓石の脇から顔を出しこちらを凝視。ピクリとも動かずの凝視は数分ほども続きました。不思議な時間でした。で石の裏に引っ込んだので私も石の裏に回ったのですが、黒猫はもうどこにもおらず消えていました。墓石の周囲は落ち葉や枯れ草でぎっしり囲まれていました。そこだけでなく墓場一帯がぎっしりです。当然、誰かが歩けば音がします。しかし、この黒猫、音もなく現れ音もなく消えたのです。カサっともガサッとも、全く音がしませんでした。これは不思議。
ロスチャイルドの会合場所
ネイサンを中心とした幹部が秘密裏に集い会合を開いていた場所が今でもあります。しかしここは普段は扉が硬く閉じていて訪問者を寄せ付けない雰囲気があります。でもこの時は扉が開いていたんです。中に入って誰かに話しかけようと思いましたが、この時はパス。次回にとっておきます。その理由は後のトピックで話しましょう。
フリーメイソンリー・グランド・ロッジ
現地の友人の提案で行ってみることに。フリーメイソンのことはよく知りませんし、特に興味もありませんでした。でも行ってみると、すぐに中に通され、いくつかの資料をくれました。この訪問が私をさらなる思考の迷宮に引っ張り込んだのです。
アビーロード・スタジオ
普通は中には入れないのですが、前回に続き今回も中に入ってきました。まあ、ここはただのレコーディング・スタジオなので特に何もなし。で、その後このスタジオの近くにある「ある家」を写真に撮ったところ・・・帰国後気がついたのですが、心霊写真が撮れてしまったんです。こうした写真を撮ったのはこれが二度目です。霊能者二人に確認してもらいましたが、「確かにそうですね。以前住んでいた人の霊でしょう。悪いものではありません。」ということでした。
JWのままであれば辿らない旅のルートであり、いくつかの不思議体験もすることができました。
スピリチュアルな世界って、やっぱりなんかありそうですね。存在も含めて証拠づけて証明することは容易ではないのでしょうが、簡単に否定することはできないと思います。
まあJWに言わせれば、これらも全部「サタンです」なんでしょうね・・・・。
(続く)
編集者 Jay (2020年12月31日 07:33:25)
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#15 2020年12月29日 14:41:43
- Jay
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
ヒプノセラピーはセラピーと言っていますが、私にとってはセラピーでもなんでもないですね。例えなんらかの事象の原因がわかっても解決策にはならないでしょうし、そもそも感じたイメージの真偽の検証ができないので、ほぼ意味がないのではと思います。
私は前世の存在の有無を知る手立てを得たかったのですが、あまり役には立ちませんでした。でも・・もし仮に何度もセラピーを受けて見て同じイメージが繰り返し出てきたら考え直すかもしれません。しかし、その度に違うイメージが現れたら、単に自分の潜在意識が誘導した何の脈絡もないその時限りのイメージなんだと片付けるでしょうね。
まあ経験のひつとしてはよかったと思います。自分自身の感覚で答えを出せたのですから。
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#16 2020年12月30日 09:55:28
- Jay
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
その6 フリーメンソンリー
チャールズ・テイズ・ラッセルとフリーメイソンリー(FM)の関連はたまに話題に上るようです。ラッセルの墓のすぐ近くにFMのシンボルが刻まれている石があることがその理由のようですが、実際にラッセルの名前は名簿には残されておらず、自身はFMではなかったというのが本当のところのようですね。しかし当時のペンシルバニアには活発なFMが多かったようで、宗教グループをスタートさせるというレヴェルでの活動を行なっていたラッセルの周辺にはメイソンがいたと考えていいと思います。(蛇足ですが、モルモン教のJoseph SmithはFMのメンバーでした)
FMは宗教団体ではなく、宗教・人種・文化を超えた友愛団体です。都市伝説的にはFM陰謀説が多くありますが、中世から近代にかけて暗躍してきたのは事実でしょう。米国の建国にも主要な役割を果たしました。しかし、現代ではやはり友愛団体的活動がほとんどでしょう。
ロンドンのグランド・ロッジを訪れたことを機に少し調べてみよう思い、はじめにネット情報の検索から始めましたが、やはり信頼できる情報はなかなか見つかりませんでした。ですので、実際にFMのメンバーに会うことにしました。長年FMであるマスター・メンソンはもとより、33階級位にある幹部とも会うことができ色々な話を聞きました。
上の階級になればなるほど「人格者」でしたね。組織の話も話せる範囲でしょうが、たくさんしてくれました。
で思ったのは・・・。WTの組織はFMを参考にしていたところもあったんだなあ、ということです。ラッセル自身はFMでなかったとしても、FMに関してはいくらかの情報を持っていたはずですから、多方面から「いいとこ取り」しようとすればそれも自然なことなのでしょう。ただラッセルの時代の聖書研究者はまだ大きな組織ではありませんでしたから、後年になって誰か別の人物がエッセンスを取り入れていったのかもしれません。もちろん宗教組織かそうでないかの違いはありますし、片やエスタブリッシュメントで構築され、片やごく普通の一般人、ファンド的にも大きな違いがあります。しかし、いずれも神と聖書が基軸となっていますので、全く的外れな比較でないと思っています。
なぜそう思ったのか?
FMから話を聞くにつれ、「WTもこうしたことをしたかったのではないだろうか・・」と感じた部分があったからです。それとFMから教えてもらった書籍「The Builders - A Story and Study of Freemasonry / by Joseph Fort Newton」を読んだからです。この本は実に興味深い内容でした。
編集者 Jay (2020年12月31日 07:33:59)
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#17 2020年12月30日 12:12:39
- てつてつ
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
Jayさん書き込みありがとうごさいます
フリーメイソン 陰謀論大好きなてつてつさんの関心を引く言葉ですね
ラッセルがフリーメイソンと関係があるらしいとのことで以前 図解フリーメイソンちょっと読んでみたことあります
現代日本の基本となった明治維新のきっかけの坂本竜馬をバックアップしたグラバー その他 三菱 鳩山首相 などがメイソンと関係しているようで今の私たちの生活にも多くの名残があるようですね
最近では高須クリニックの院長もメイソンだといってますね
ラッセルのお墓にもメイソンの形跡が見られますね 自分の墓をピラミッドと十字架「王冠の中に十字架が入っている....それは、「メイソン神殿騎士記章..と呼ばれるものである。それは、フリーメイソンの神殿騎士団を表すシンボルである。 源流223ページ」で作ってますね はい今日ではソッコー排斥です!
ラッセルとメイソンについては中沢牧師さんのものみの塔の源流にわりと詳しく出ているようです サンプル
あれだけ 誕生日やクリスマスなどは異教に由来しているのでいかん! と非難している協会が自らが異教に由来しているなんて全然笑えませんね
>なぜそう思ったのか?
FMから話を聞くにつれ、「WTもこうしたことをしたかったのではないだろうか・・」と感じた部分があったからです。それとFMから教えてもらった書籍「The Builders - A Story and Study of Freemasonry / by Joseph Fort Newton」を読んだからです。この本は実に興味深い内容でした。
イギリスまで行かれたとのこと Jayさんの行動力すごいです この本の日本語訳はあるのでしょうか なかったら大体どのようなことが書かれているのでしょうか 教えていただければうれしいです
編集者 てつてつ (2020年12月30日 12:26:25)
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#20 2020年12月30日 16:03:09
- Jay
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
「The Builders - A Story and Study of Freemasonry / by Joseph Fort Newton」の日本語訳は見つかりませんでしたから、出版されていないのではないでしょうか?私は原書を少しずつ読んでいきました。実はまだ全部読みきれてはいません。なにせ古い英語体なので読むのが大変で、少しずつしか進めません。
1717年にロンドンでグランドロッジが出来、現代まで続くFreemasonryが始まるわけですが、この書ではそれまでの、いわゆる石工職人たちがどのようにFreemasonryになっていったのかが書かれています。古くはエジプトやギリシャでの神殿建設から始まり中世の多くの城を大聖堂建設し、設計に取り込む必要があった信仰心(太陽神が原点)との関わり、といった歴史です。さらに、人間の思考や行動の本質傾向などに関する記述も含まれています。
それらは陰謀とは無縁の記述ばかりですが、当時の城主(地域支配者)や大聖堂主(地域の宗教支配者)との深いかかわりもあったでしょうから、自然と多くの政治的秘密をしかもヨーロッパ全土の地域支配における秘密を知るところとなったでしょう。結果として陰謀に(主導せずとも)関わることもあったと思います。
要するに役に立ったと言えるのは2点。(1)FMに対する誤解がなくなったこと(2)古代・中世・近代と連綿と続く人間の行動の本質をいくらか知ることができたこと、です。
WT/JWは(以下全て、彼ら曰く、ですが)聖書を正確に翻訳し、その解釈から「真理」を見出し、昇華し、自分たちは新興宗教ではなく最古のキリスト教であると主張する、いわゆるキリスト教「ファンダメンタリズム」を目指したわけです。
こうした点において「ああそうだったのか・・・」と腑に落ちる助けとなる点が多々ありました。
編集者 Jay (2020年12月30日 23:55:14)
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#21 2020年12月30日 21:34:23
- 匿名さん
- ゲストユーザー
Re: ターニング・ポイント通過中
はじめまして。社会的立場の高い方なのですね。もしかしてどこかの大学の
教授をされていたとか。興味深いお話ありがとうございます。
大変ぶしつけですが、お聞きしたい事があります。イルミナティカードなのですが
あれは計画もしくは未来予想なのでしょうか。差し障りの無い範囲で教えて頂ければ
幸いです。
#22 2020年12月30日 21:51:16
- 匿名さん
- ゲストユーザー
Re: ターニング・ポイント通過中
もうひとつ。蒋介石もフリーメーソンですか?
#23 2020年12月31日 00:37:46
- Jay
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
FMの人たちは自分がそうであると公表するのは自由なようですが、他の誰々もそうであるといったように他人に関して話すことはしません。ですから誰かがFMであるかどうかを知るには、すでに本人が公表したり誰かに話したりした事実がなければ、直接本人に聞くしかありません。これが基本的なスタンスでしょう。
で、蒋介石ですが、私はわかりません。
イルミナティに関しては、私も興味はありますがまだタッチしていません。既述の通りロスチャイルドに関しては今後機会を捉えて少しずつ知っていきたいと思っています。自然な流れとしてイルミナティも関与してくる可能性はあると思います。しかし、今は何も知りません。
イルミナティ・カードはいわゆるカード・ゲームですね。予言できると言われ、まつわる話は多くあるようですが、今の私はここにはまだ興味を向けてはいません。しかし「占いと予言」については興味あるところです。
参考にならず申し訳ありません。
編集者 Jay (2020年12月31日 07:39:49)
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#24 2020年12月31日 03:41:02
- Jay
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
テツテツさん、ありがとうございます。
「ものみの塔の源流」という本の存在は知りませんでした。サンプルも読みました。しっかりと調べられているようですね。興味深いです。
冒頭に書いたように私のしていることは極めて感覚的なことです。アカデミックなことは何もありません。自分が見聞きし経験したことに基づいた自分の考えでしかないのですが、「自分で考えること」が今の私には大事なことと思っています。
その中でのフリーメイソンリーであり、ラッセルとの関連な訳です。
米国の建国、そして多くのプロテスタントの出現、そのような世の潮流の中でのJoseph Smithであり、ラッセルだったのでしょう。今日のITやAIの潮流みたいなものだったのかもしれません。ですからラッセルの行動や取り組みもはじめは純粋なものだったと思います。こうした研究は一人でできたとしても、ムーブメントは一人では起こせませんから当然ブレーンや仲間がいたでしょう。しかしその仲間からのインプットが純粋な研究をビジネスに変えていったのではないかと想像します。
その意味では、ラッセルというより、WT後継者のラザフォードが純粋な研究を歪曲し、自らを高め、利益を得るためのビジネスに変えていった感がします。ノアはそれを引き継ぎ仲間と協力して組織を作り、それ以降はビジネス拡張と内部政治の強化です。
多くの新興宗教の中で認識されるために取った方法は、「新しい教義を加える」のではなく「一般化した教義に基づく慣例化したイベントを削除する」ことです。その方が簡単ですし、リスクが少ないですから・・・。結果として、誕生日やクリスマスをはじめとする様々なイベントを否定する聖句解釈を連発し、人の心と生活を無味乾燥なものへと変えていったのです。その方が信者をコントロールしやすくなります。
いつも思うのですが、もしこうした考えや方法が正しいのであれば、クラシック音楽も否定されるべきだと思います。当時の音楽は宮廷音楽家によって作られ発展してきました。そこには宗教が深く関わる、言わば宗教音楽です。また、モラル的にも疑問を持つような環境の中で生まれてきた音楽でもあります。であればJW的にはダメでしょう? しかし現実にはクラシック音楽はむしろ推奨されている。
変なんですよね。一貫性がない・・・。
編集者 Jay (2020年12月31日 07:43:53)
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#25 2020年12月31日 09:27:11
- てつてつ
- メンバー
Re: ターニング・ポイント通過中
>その意味では、ラッセルというより、WT後継者のラザフォードが純粋な研究を歪曲し、自らを高め、利益を得るためのビジネスに変えていった感がします。ノアはそれを引き継ぎ仲間と協力して組織を作り、それ以降はビジネス拡張と内部政治の強化です。
自分もそうだと思います
>いつも思うのですが、もしこうした考えや方法が正しいのであれば、クラシック音楽も否定されるべきだと思います。当時の音楽は宮廷音楽家によって作られ発展してきました。そこには宗教が深く関わる、言わば宗教音楽です。また、モラル的にも疑問を持つような環境の中で生まれてきた音楽でもあります。であればJW的にはダメでしょう? しかし現実にはクラシック音楽はむしろ推奨されている。
どこかわすれましたけど クラシック音楽も注意するようにと書かれていたような気がします
匿名さん>お聞きしたい事があります。イルミナティカードなのですが
あれは計画もしくは未来予想なのでしょうか
ネットみますとなかなか微妙ですね
編集者 てつてつ (2020年12月31日 09:44:58)
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