こんばんは。

昨日の特別集会の内容と感想です。
私がこういったことを書く目的は、茶化したり批判したり、レット氏の顔がくしゃおじさんみたいだと言うためではりません。
このサイトをいろんな方が見ておられると思います。
組織擁護派ＪＷ・このサイトから組織否定の人たちの傾向をつかもうとする現役ＪＷ、最近組織の動向と教義に疑いをもつようになった方、
脱塔したいけどできない方、脱塔するか迷っている方、本当にまがさしてつい見てしまった方などなど。
そういった方たちに、塔の記事や本部・支部代表者の話、大会の話等を客観的にみて考えていただきたいと思ったからです。
塔組織、塔記事の体質や傾向を客観的にとらえていただきたいのです。
私が言うようなことではないのかもしれませんが・・・

私が今回のレット氏の話を残念な話だと思ったのは、ここ数年塔記事がとり続けているスタンスが表れていたように感じたからです。
それは、どんな主題・聖句・聖書中の人物を取り上げても、それを「宣教・集会出席・道徳的清さを保つ・従順」に当てはめるというものです。
毎回というわけでありませんが、結構な頻度でこのようなものだと私は感じています。
皆さんはどう思われますか？
「宣教、集会、従順」が真のクリスチャンのしるしのようなものだから、だからこそ塔記事も繰り返し繰り返し強調しているんですと、おっしゃいますか？
私はこれこそ思考停止型クリスチャンになる危険な考えだと思っています。
ＪＷ系のサイトにも書かれてあったのですが、新約聖書には命令・指示ととれるようなものがたくさんあります。
たくさんあるのに、あえてなぜ宣教・集会・従順この３つを特に取り上げるのでしょうか？
「神が用いる唯一の組織」からいわれる間に、いつの間にかクリチャンに必要なのは
これとこれだというふうに限定してしまい、思い込んでしまっていないでしょうか？

昨日のレット氏も神が人間の心をご覧になることと、宣教(開拓奉仕)・集会に結び付けていました。幸い奴隷への従順が
強調されることは今回ありませんでしたので、その点は助かりました。
聖書のどこか一文を取り上げ、聖書を辞書のように使い言葉遊びのような印象です。

(メモを取らずにただ聞いていただけですので、話の順番や聖句や例えの出てくる箇所などに間違いがあるかもしれません)
昨日のレット氏の話は「全き心をもつために行うべき事柄」という内容でした。
祈り、聖書研究、伝道、集会の４つです。
どの話も聖書を開くものの、やはり一文を切り取って使うだけで、文脈や背景を考慮することはありません。

１．祈り
開拓奉仕をしたい女性が、自分は仕事を辞めるが生活費は必要なのでそのことを神に祈る。
夫に「会社に給料をあげてもらうようにと頼んで！」と頼み、それが駄目だったので夫に「別の仕事さがして！」と頼む。
途中省略しますが、姉妹の祈りは聞かれその後夫は奉仕の僕になるまで成長。
Ｑ考えてみよう
そんな利己的で御利益主義的な祈りを本当に神は聞かれるのだろうか？開拓奉仕をするのなら聞かれるのだろうか？
給料を上げてもらうように頼んで！と言ったその時の姉妹の心とは一体どんなものなのだろうか？
Ｑ祈りの例えを使い開拓奉仕をエホバが援護してくださる、だから開拓ガンバ！と暗に伝えたいのだろうか？

２．聖書研究
統治体でも支部委員でも巡回監督でも聖書を読んで研究するように勧められ、結構強調される。
Ｑ統治体が血がでるほど聖書研究をしたとして、1914年や世代の解釈について本当に聖書に基づいて説明できるのだろうか？皆さんはできますか？
Ｑ聖書を研究するとは皆さんにとってどういうことですか？ものみの塔を理解するために聖書を読むことになっていないだろうか？

３、４も書きたいのですが、明日も早いのでまたに続くということで。続かないかもしれませんが・・・

箴言１３：２０「愚鈍な者たちと交渉を持つ者は苦しい目に遭う」
現段階でエホバにつかえていない人はすべて愚鈍なものだそうです。
少し前に座っておられた未信者の男性は、レット氏がそう言った直後、パッと顔を上げ隣に座っていた奥さんを見ておられました。
Ｑエホバにつかえていない人はすべて愚鈍な者という根拠はどこにあるのでしょうか？

まだまだ書き足りませんが、今日はこの辺で。

ＺＴ