ログインしていません。

#26 2019年04月11日 23:51:21

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

わたしばっかり書いてすみませぬ。写し鏡「デカルトの人間は考える葦である」
「お前は誰だ?」と問いかけることで自分とは何かを再確認するのでしょうか。
つまり銀河は「お前を写し出す鏡なのだ」と。akameさま続きをどうぞ。

#27 2019年04月12日 00:31:33

ゆり
ゲストユーザー

Re: 寓話

akame先生

ご紹介くださった詩、好きです。
私のために掲載してくださったと思えるほどです。
好きすぎて、何度も訪問しては繰り返し味わっています(*'▽'*)

#28 2019年04月12日 06:24:55

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

風太少年には
それよりも
もっと知りたいことが
ありました。

原爆で亡くなった
お父さんと妹、
原爆病で苦しむ
お母さんに
関連したことです。
余りにもつらいので
いつのまにか
心の奥に仕舞い込んで
いたのです。

少年は口を開きました。

『もし宇宙を作った者が
あるのなら、聞きたいよ!
なぜ戦争や原爆を
許したのか...
お母さんは
ずっと苦しんでる...
もうお父さんと
キャッチボールはできないし、
妹とお祭りに行ったり
野原で遊んだりも
できないんだよ!』

皆が元気で暮らし、
夕焼けの中
トンボを追いかけたり、
楽しかった頃を
思い出し、
涙がポロポロ
落ちました。

#29 2019年04月12日 09:39:03

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

なぜあの日私を助けたのですか?こんなにも生きることは孤独だというのに。
私はこの苦しみを負ったまま「魂の孤独を抱えたまま」生きていけというのですか。
akameさん辛い話です。えぐられます。

#30 2019年04月12日 15:07:55

山のアザミ
ゲストユーザー

Re: 寓話

akame先生

  続きのこの物語になると、胸が痛みます。

    ( ; ; )

   風太少年の言う通りです。
「神がいるなら、なぜこんなにも悲惨な原爆や戦争をお許しになるのか?」

  わたしが、何十年も前に、夢中で
行きあう人々に神の存在を知らせていた時、やはりある方に
「神がいるなら、何故 原爆が落とされたのか?」と、詰め寄って来られました。

  私は答えられませんでした。

  ずっと長く、あの組織にいた老婦人に聞くと

  「それは、神は今は手出しをしないで、人間のやりたい放題にさせているのですよ。
  その後に神ご自身の手で裁きをされるからこれで良いのです。」と…

  でも、それはいつ?

   長いですよね。待ち続けて、眠りに入った人もいるのだし、

  待っても 待っても神の兆候がありませんもの!

   代わりに、悪魔の兆候ばかりが押し寄せて来てるような気がしています。

     (~_~;)

#31 2019年04月12日 15:30:22

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

私は先生などではなく、せいぜい
夢追い人。妄想老人なのです。(◞‸◟)

#32 2019年04月12日 20:14:31

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

下記は直接聞いた話を含んでいます。

.....その涙を見て
クスノキは言いました。

「お母さんたちに
心配かけまいと
ずっと我慢
してたんだね...

辛い時
悲しい時
我慢しなくても
良いんだよ...

でも
これからは、
悲しいことばかり
じゃなく、
嬉しいこと
楽しいこと、
いろんな希望が
あるよ。

それに
未来は自分で
選べるんだ....

それは
君が人生を
終えた後も
そうなんだ。」

少し涙が止まり、
少年は言いました。

『亡くなったおばあちゃん
から、聞いたよ。
良いことをしたら
天国に行き、
悪いことをしたら
地獄に行くって』

『だれかから、
人は生まれ変わるって
聞いたこともあるなあ。
そういえば、
学校の先生は
人は死んだら一巻の終わり。
何もないって』

「風太は
どう思う?」

『良くわからないよ。
そういえば、近所の
おばちゃんが言ってたけど、
兵隊に行った息子さんが夢で
「お母さん、いや
母ちゃん!
これまでありがとう。
僕は母ちゃんの子供
で、本当に幸せだったよ!」
と挨拶したらしいんだ。
それから少し経って
戦死の知らせがあったって』

『親戚のおじさんの
息子さんもやっぱり
挨拶に来て、あとから
戦死してたって聞いた。
魂があるのかなあと
思うこともある。』

#33 2019年04月13日 19:30:19

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

そこで、
クスノキが尋ねました。

「もしわたしに
風太の希望をなんでも
叶える力があるとすれば、
何をして欲しいかな?」

『元の暮らしがしたい。
皆んなと普通に暮らしたいよ。』

「それからどうしたい?」

『えーっと、
なんだろう?』

風太は首をひょこっと
傾げました。

「結婚して
家族を持ち
いろんな経験をして
それから
歳をとって....」

その時
はっと、少年は
お父さんや妹たちが
死んだ時を
思い出しました。

「死ぬのは
嫌だなー
死にたくない!」

「そーか......
そうだよね。
でも人間は皆んな
いつか死ぬんだ。
死なない方が
変だよ。
動物や鳥、
他の生き物と
同じだよ。」

風太は訝った表情を
しています。

「では、風太を一度
不死の世界
銀河の世界に
連れて行ってあげよう。
目を瞑ってごらん。」

風太が目を瞑った途端、
お宮にあったクスノキと
風太の周りに稲光が
閃きました。

それから
風太は
スーッと
空中に浮かぶと
猛スピードで
上に飛んで行きます。

『アリャー!
なんだろう!
夢かなー?
空を飛んでる!!』

思わず叫びました。

あっという間に、
お宮が小さくなり
街が小さくなり
日本が小さくなりました。

やがて
風太少年は、
地球の周りを
回っていました。
星や月が
クッキリ見えます。

すると
頭の周りに
光るボールのような
ものがあり、
クスノキの
声がしました。

「風太、
今から一緒に
銀河団を
巡るよ!

不変の銀河....
亡霊の銀河....
2極の銀河....
悟りの銀河....
科学の銀河....
輪廻の銀河....
階層の銀河....

さあ、おいで!」




ープロローグ終わり



https://youtu.be/9Piv6RJKknw

#34 2019年04月13日 22:42:51

仰天
ゲストユーザー

Re: 寓話

akameさん、深いです。

#35 2019年04月14日 21:07:47

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

パソコン死んでました。急にブーンという轟音と振動とともにプスっと
おかしな音がしてそれっきりです。買いなおしました。
それとBBCODEってつまりどこまで使用していいんでしょう。
みなさんどうしてます?

#36 2019年04月16日 10:33:15

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

続きをお待ちします。(*^_^*)

#37 2019年04月16日 11:39:17

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

シセイさん

身辺にいろいろあり過ぎて、続きはブログにするかもしれません。

ちょっと予定がつきません。(>_<)

#38 2019年04月16日 11:48:54

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

了解しました。私も小説はじめました。(^_^)もともとakameさんのプライバシーに踏み込み過ぎないように
と思っていましたので。

#39 2019年04月16日 12:03:19

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

シセイさんの小説、
また見せてください。^_^

#40 2019年04月16日 22:53:58

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

私のブログの内容もたいした話ではないので、がっかりされるかもしれませんが・・・

#41 2019年04月20日 07:54:00

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

「旅芸人」

稽古を終え
床につけど
小梅は
今日も
寝付かれない

師匠に
拾われ
育てられ
修行の日々

今宵も
お手本にない
踊りが
走馬灯の如く





https://youtu.be/_kdCYcPSrWs

#42 2019年04月21日 22:17:39

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

不切り一枚折り紙

独楽がきれい。お土産に一つ二つ

#43 2019年04月21日 22:20:51

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

youtube動画より不切り一枚折り紙

一カ所も切らず複雑に折る。折り紙。

#44 2019年04月23日 19:18:52

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

.....ある夜のこと 、私は私の前を私と同じように提灯なしで歩いてゆく一人の男があるのに気がついた 。それは突然その家の前の明るみのなかへ姿を現わしたのだった 。男は明るみを背にしてだんだん闇のなかへはいって行ってしまった 。私はそれを一種異様な感動を持って眺めていた 。それは 、あらわに言ってみれば 、 「自分もしばらくすればあの男のように闇のなかへ消えてゆくのだ 。誰かがここに立って見ていればやはりあんなふうに消えてゆくのであろう 」という感動なのであった...

                                     「闇の絵巻」より

#45 2019年04月25日 06:17:25

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

自然界においては、
「死」の厚みが、
豊かな生を育んでいます。

落ち葉一枚でさえも、
自らの滋養と
他の命に寄与しています。

ある人たちは、
「死」が「生」を
『終わり』が『新たな始まり』
を育むことを実感してきました。
それは「死」に対する
厳粛な心構えと同時に、
青空のように広がりのある
希望を予感させるものでした。

幼年期から晩年に至る経験が、
豊潤な果実を実らせ、
次の命へ繋げる姿の中に、
万象の奥義が秘されています。

生と死を多様な形で
厚く積み重ねることが
円熟であり、本当の豊かさ
を現わしていることを、
いつの日か
知ることができるでしょう。



https://youtu.be/S5EtrCtyF7c

#46 2019年04月25日 07:03:45

めぐママ
メンバー

Re: 寓話

ゆずり葉 

   まだ 青く  栄養を 蓄えているというのに

   ハラリと  落ちる


   朽ちたまま  枝に しがみ付いている  枯れ葉  病葉

   双方共に

   何世紀も経って  評価される。



   たとえ そうでなくても  ファミリーヒストリー を 紐解く  子孫には

   それを伝えたい。

   命をかけて  守ってきたものがあり  それが  命に 繋がっていることを。

編集者 めぐママ (2019年04月25日 07:04:55)

オフライン

#47 2019年05月03日 23:10:42

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

砂漠の奇跡
砂漠に奇跡の花畑大雨の後、一面楽園に・・・

#48 2019年05月03日 23:11:46

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

砂漠の奇跡 リンクになってます。

#49 2019年05月03日 23:47:34

シセイ
ゲストユーザー

Re: 寓話

死んだように思われた砂漠地帯で大雨が降り紫の花畑に蘇る、こういうサイクルが聖書の思想の元になっているように思います・・・ angel

#50 2019年05月13日 06:20:07

akame
ゲストユーザー

Re: 寓話

伏線


─彼の友シッダ ールタの顔がもう見えなくなって 、そのかわりにほかのたくさんの顔が見えた 。たくさんの顔 、百も千もの顔の長い列 、流れる川が見えた 。それが現われては消えたが 、みんな同時にそこにあるように見えた 。そのすべてが絶えず変り 、新たになった 。が 、そのすべてがシッダ ールタであった。       

─神々が 、クリシュナ (苦理修那 )神が 、アグニ (阿耆尼 )神が見えた 。

─ すべてこれらの姿と顔が互いに無数の関係を持ち 、互いに助け合い 、愛し合い 、憎み合い 、滅ぼし合い 、新しく産み合っているのが見えた 。どれもが死のうとする意志 、無常の痛切な告白であった 。しかも 、どれもが死にはせず 、変化するだけだった 。絶えず新しく産み出され 、絶えず新しい顔を与えられた 。しかし 、一つ一つの顔の間には時間が存在してはいなかった 。


https://youtu.be/BmCCXBLCX7c



─すべてこれらの姿と顔は静止し 、流れ 、産み 、ただよい去り 、合流した 。いっさいのものを 、絶えず何か薄いもの 、ふわりとしたもの 、しかも存在するものが 、おおっていた 。
                       「シッダールタ」より





─そこでなにをしているの?

─子どものように皆と遊んでいる

─でも忘れたり思い出したりして
   また飛び立つんだ





https://youtu.be/mtO8sddaemU


https://youtu.be/OVgoQ1GAUY0

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