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#76 2021年03月11日 21:33:16

引っ込みじまん
ゲストユーザー

Re: 良心の危機を読んで

こんにちは。

こちらのトピックをずっと読ませていただき、フランズさんの良心の危機も最近読み終えた、元JW2世の者です。離れて3年が過ぎました。海外奉仕さんの辛い心境に、自分を重ねるところも多く、覚醒された皆さんの励ましのコメントにも心が温まりました。良心の危機とセットで、このスレッドも是非、現役信者の皆さん全員に読んでほしいものですね。

私は子供の頃からJWの組織にしか、自分の居場所がないものと信じ込んでいましたし、実際、本人が物心のつく前に親が熱心な信者になった場合は、そういうふうに育てられるケースがほとんどだと思います。親を呪った時期もあります。

ただ、中学、高校と年齢を重ねるに連れ、組織のあまりの権威主義的な部分(地元に明らかにおかしな長老がいたり)や、いくつかの意味の分からない教理など(特にハルマゲドン)に混乱しつつ、この組織は多分、完全に正しくはないんだろう、でも完全に間違いとも言い切れないと思い、何よりも家族や友人との関係を失うことを恐れたため、二重生活をするようになってしまいました。成人しても、子供の頃の家庭環境が荒んでいたため、すぐに熱心なJW信者と結婚して、目先の幸せを求めて、自分の本心を明かさずにずっとそれなりにJWとして生きてきました。裏では御法度レベルのことを続けながらもです。

エホバ神との個人的な関係を築くことなく、偽善的な生き方をしながら生活しているうちに、どんどん自分を嫌いになっていきました。自殺を考えたことも何度もありますし、実際、今も自分の命にあまり価値を見いだせずにいます。

良心の危機を読んで、フランズさんの凄いなと思うところは、彼は人生をこの組織に捧げてきたのに、エホバやキリストを疑っていないことです。結局、彼は何らかの組織宗教を抜きにして、聖書の神とキリストを崇拝することはできると信じていますし、実際そうだったのでしょう。

私にはとても同じようにはできません。エホバの証人の指導者層が、ラッセルやラザフォードの、早く世の滅びが来てほしいという誇大妄想が集約した、1914年の教理をずっと擁護して、終わりを煽ってきた歴史を知ると、吐き気がします。また、後付けで様々な教えを変更してきたことも同様です。「第2世代」とか、現役でしたが、なんぞ?とギャグかと思いました。性的児童虐待の敗訴で多額の賠償金を寄付から賄いつつ、一般信者には神権的な活動のためと一点張り、さらに、責任ある立場のJW信者が一定数、同様の犯罪を犯してきた事実を隠蔽し、一方でキリスト教世界の僧職者階級の性的不品行を今も継続して断罪し続けています。これはもう滑稽でさえあるでしょう。

もし仮に、本当にエホバと、キリストがおられるなら、エホバの証人の組織は、その実によって見分けられるはずの、真の宗教と呼べるのでしょうか?1914が偽りなら、偽りを触れて告げる宗教ということになるのですが…。

自分は、フランズさんのように、清々しく神を愛し続けることなどとてもできませんし、そんな800万人も誤導されるような宗教の存続を許していて、自己責任だろうと上から眺めている神の存在、その正当性さえ、疑ってしまいます。

そこに、愛はあるんか、、、と、言いたい気分です。

ちょっと熱くなりすぎましたので、また出直します。

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