- ホーム
- » 総合フォーラム
- » 新しい日本語聖書考察
- » 返信
返信
トピックレビュー(最新表示)
- 1,000時間奉仕者
- 2019年06月18日 13:24:50
>JW兄弟たちの知能程度を馬鹿にしているような感じ
何十年も「聖書読め、読め」と促されてきた我々内部の人間から見ると、「いざ~せん」が「さあ~しましょう」に和らげられていたり、富む・肥える・病む・偽る etc. の幅広い意味を持つ動詞が軒並み平易(すぎる)単語に置きかえられているのを見ると、「物語」や「偉大な教え手」を読まされているような気分になります。
百歩譲って、これが野外の一般人をターゲットにしているとしましょう。それでも世間の人々を軽んじている気がします。
近年の日本人は読解力が落ちているから噛み砕いた表記にしている? 校歌とか社訓にはすこし格式ばった言い回しが数多く残っており、「~べし」とか「~なかれ」みたいな表現をあえて残してある学校や会社も多くあります。私が30年前に卒業した中学校の校歌はすべて記憶のまま(文語調)でした。先生方に尋ねると、「もちろんぜんぶ意味が分かって歌ってる子なんていません。でも古文は入試に出ますし、受験勉強の過程で “これ、ウチの校歌の歌詞にも入ってるだろ~?” とかいい教材になってますよ」とのことでした。
若者に限らず今はモバイル機器が行き渡っているので、「これ、どういう意味なんだろう?」と疑問に思ったら即座にググることができる時代です。原語直訳をできるだけキープしたまま(それこそ)堅い食物を噛みしめる体験はのちのち有益だと思うんですが。
「今でしょ!」で有名な林修先生は、現代の「本」はスッカスカだと嘆いていました。一行の文字数も一頁の行数もグッと減らされて空間が多い。まるで離乳食のようだ。仮にボクの本が売れて出版社がもっと売ろうとすると、マンガ版にしてくるかもしれない。そうなると離乳食を通り越して「乳」そのものになってしまう。
「そういう人が多いから平易な聖書翻訳にしているのだ」と協会は言うのかもしれませんが、限度ってもんがあるんでないかい?
まもなく朗読版「新・新世界訳」が配信されるでしょう。私は「使徒」フリークなので章まるまる暗記しているところが多くあります。耳から突っ込んだ新訳が果たしてスンナリ頭に入るか、こわいです……
- ラハム
- 2019年06月09日 18:16:51
新しい翻訳が労作だと認めていますが、
内容から受ける印象は
「リビングバイブル」や「創造主訳」のような
意訳聖書に近づいてきたという印象です。
2019年版は1985年版と比較するとわたしには幼稚に思えます。
なんだかJW兄弟たちの知能程度を馬鹿にしているような感じです。
「箴言」は「格言」に変更されました。
でも、机の右側に山積みされている日本語訳聖書を確認すると、
ほとんど「箴言」という表記でした。
「格言」というのは一つだけだったと思いますが、
これは元気が出たらもう一度確認してみたいです。
最近、創世記9章4節を読んでいると、
「ただし、血を含む肉を食べてはならない」に
変更されていることに気が付いたのです。
これは新共同訳聖書と同じ言い回しなのです。
1985年版は、
「その魂つまり血を伴う肉を食べてはならない」です。
これを比較すると輸血解禁の布石、前準備のような気がします。
新しく翻訳してみたら、食べてはいけないのは
血を含んだ肉だった。だから、血液だけであれば、
体に取り入れることは許されていたんだ、
それで、輸血については個人の良心にゆだねられていた、
などと、平然と何食わぬ顔で変更されるかもしれないって。
とにかく、
煙に巻くような仕方で聖書の解釈を変更する組織ですから、
注意深くする必要があるでしょう…。
- 1,000時間奉仕者
- 2019年06月09日 10:18:23
>労作
確かに膨大な時間と労力を費やして、21世紀の日常語に書き直した力作であることは否めず、会衆内のかなりの人々からは「分かりやすくなった」と好評です。私自身も「なるほどね、そうきましたか…」とうなる訳文が多く見られます。
(ただ、「キュビト」をメートルに直したわりには、タラント・デナリ(マタイ18)はそのまま放置して、エホバの底知れない寛容さが今ひとつピンと来ないままにしているのにわだかまりを感じます。もちろん脚注や巻末度量衡は充実してます。本文を読んで疑問に思ってすぐさま巻末に目を走らせる読者なら充実した通読ライフが送れるでしょう。新版の目的の一つは「初心者が一人で読んでもつまづかない」ことだそうですから)
ラハムさんもお気づきでしょうが、JWがかたくなに死守してきた「箴言」の書は「格言」に変わりました。これは大きい。一般の人々にとって一生に一度も出会うことがなかったであろう「箴」の字は、時にアレルギーすら起こしかねないから。「格言」なら、あぁコトワザのことね、と受け入れやすい。
でも集会で(旧版と並べて読んでみると)英文では残している接続詞がゴッソリ削られているのが、どうしても気になります。格言が単なる諺の羅列であれば、一節ずつブチブチ区切って使いたいところだけ単品で抜きだせばよろしい。でも箴言は数節が一段落で意味を成す箇所があちらこちらに残っています。接続詞を省いたために、また「英原文ではどうなっているんだろう?」と知りたいのにそこがバッサリ切り捨てられたために「???」を感じる旺盛な読者は多いのではないでしょうか。
そして「ヨハネへの啓示」。一般読者に読みやすくするなら、まずここは「黙示録」では?(スペイン語圏では新世界訳でも「Apocalipsis」が併記されているし、ゲームソフトの世界では有名)
辞書サイトで調べると、この「啓」の字、ホントに登場回数が少ない。いちばん頻出するのは、手紙の書き出しの拝啓の「啓」。次いで「ユダヤ教・キリスト教・イスラム教など、啓示に基づく宗教」。もちろん間違ってはいませんが、「黙って(幻によって)示された記録」の方がポピュラー。
初心者に受け入れられやすい聖書、を謳うならこっちが優先では? 研究生に通りがよくなるのを目指すのなら。
最後に(以前も書いたかもしれませんが)塔2007/2/1「100分聖書 読みやすいが,正確だろうか」を引用します。英国国教会が「聖書全巻を2時間で読み終えられるようにアレンジしたバージョンの聖書」を批判した記事です。なるほどと思えるところもありますが今回、改訂版新世界訳を出した面々がこれを読んだらどう思うでしょうか……
- ラハム
- 2019年05月21日 17:35:56
最近「創世記」の勉強をしています。
ノアの箱舟のところを新しい訳で読んでみると、
箱舟の大きさがメートル法で表記されているのに気が付いたのです。
これまでは「キュビト」の記述で、
なじみがなく箱舟の大きさをイメージするのが難しかったです。
人にもよりますが、現在ではメートル法のほうが
大きさをイメージしやすいだろうと思います。
せっかくの、ある意味労作の翻訳ですから、
よいところ、改善点も見つけてみたいと思うのですが、
いかがなものでしょうか…。
- 1,000時間奉仕者
- 2019年05月04日 12:55:34
あはは、ほんとだ、兄弟たちにとっては罰ゲーム>平尾さん
「だから乙女たちはあなたを愛するの」(1:3)とか。
日本語って「~だわ」「~なのよ」などの語尾で話者が男か女か判断できる珍しい言語だから、雅歌(←なつかしい書名でしょ)のようにト書きがないセリフの連続のときは便利だったりするのですが、これを会衆のステージから読むことを想像すると……
ま、8章しかないからだれか2人がババくじ引けば、次はもうイザヤです。くわばらくわばら。
*
「地球」は難しいですよね。特に元の英語は Earth のまんまなのに、日本語でだけ「地球」だったり「地上」だったり「地」だったり「土」だったりして、相互参照で説明ができない箇所が増えすぎ。
- 平尾
- 2019年05月03日 06:24:32
「緑色の聖書」
懐かしいですね。
改訂版は、ソロモンの歌がヤバイと話題になっています。
朗読の割当があったら、ほぼ罰ゲームだと。
あと、現代口語訳・意訳のリビングバイブルにも似ている、というか、そちらの方が上品ですし、80年代にとっくに出ていたわけですよね。
- JWTV見ました
- 2019年05月02日 14:09:25
ちょっと外れますが あたらしいビデオ?
https://tv.jw.org/#ja/mediaitems/pub-jw … 4_12_VIDEO
ニコラス アラディスが改訂版のうんちゃらかんちゃら
について言っています 47分は長い…
日本語改訂版にはとうとう触れませんでした
44分あたりで水飲んでます 珍しい
エホバは言語の壁を越えて完全に意思を通わせられる
そうです
- 2,
- 2019年05月02日 09:48:49
現役の方のつぶやきですけど
改訂版の創世記4章1節は、
「さて、アダムは妻エバと関係を持ち、エバは妊娠した。」
と訳されている。
わかりやすい翻訳を目指しているなら、これは不十分!
出版物ではセッ◯ス連発なんだから、
「さて、アダムはエバとセッ◯スし、エバは妊娠した。」
でいいんじゃない?
- てつてつ
- 2019年05月02日 05:33:58
改定版で 地が地球になっているとのことで きんたやさんのブログがおもしろかったので 紹介します
>(出エジプト 9:27‐29) 27ファラオはモーセとアロンを呼び出し,こう言った。「......28神からの雷とひょうがやむようにエホバにお願いせよ。そうしたら私は喜んでおまえたちを去らせよう。もうとどまらなくてよい」。 29モーセは言った。「町を出たらすぐ,エホバの前で両手を広げます。雷はやみ,ひょうもこれ以上続きません。あなたは,地球がエホバのものであることをお知りになるでしょう。
モーセ(西暦前1500年あたり)からしてさりげなくこの言葉を使ってしまっているなら、
塔2018年No.1「時代遅れ,それとも時代を先取り?」
聖書筆者イザヤは,西暦前8世紀にはすでに,円または球を意味する語を用いて,地球のことを「地の円」と述べています。(イザヤ 40:22)
という耳タコ説明は、モーセがそれよりとうの昔に「地球」って話して「ネタバレ」しちゃってることになるわけだから成立しなくなると思うんですが、整合性はだいじょうぶなんでしょうか? 創世記や詩篇でもバンバン使ってしまっているし。
フランシスコ訳と共同訳は 大地が主のものである となっていてわかりやすいとおもいました 地球と翻訳するのは字義訳なんでしょうかでもここは意訳にしてほしかったです
- 1,000時間奉仕者
- 2019年05月01日 21:02:14
やあ、お久しぶりです>ラハムさん
“緑の聖書” のころからご存知なんですね。
>2000年代になり、ペーパーバック版も(実はプラスチックカバー)
おっしゃるとおり、あれはお粗末で全く使用に耐えませんでした。別のトピックにも書きましたが、糸かがりをサボって糊付け製本していたので、使い始めていくらも経たないうちに落丁が続いて、すぐ生産されなくなったと思います。
デラックス版の黒と、もうひとつのは「えび茶色」というそうです、赤いほうね。(どんな英単語を訳したらこんな表現になるんだ?笑)。これは長持ちして私も20年ちょい使えました。
モバイルの画面ではぬくもりがないだけでなく、記憶への残りも良くなくて、前の週に見たはずの内容がもう消失していること、しばしば。自分が思ったより保守的でアナログなのを思い知らされます。
- ラハム
- 2019年05月01日 14:32:10
まず、表紙についてです。
新版は柔らかくて手になじみやすいと思いました。
表紙の堅い聖書より開きやすいので、
さらになじんでくれば、ページもめくりやすくなりそうです。
タブレット全盛で関係ないかもです。
色も珍しいタイプですね。
ここに10冊以上異なる表紙の聖書がありますが、
銀色のものはありません、おっとシルバーというのかな…。
1973年版緑色は新約部分だけだったので
文語体聖書と二冊持ち歩きが必要だったから、
一冊になったのはありがたかったですね。
1982年版は黒の堅表紙で、
表紙裏と裏表紙裏に聖書地図があったのですが、
そこから裂け始めて壊れてしまうことが多かったです。
1984年版からはデラックス版が登場したと思います。
これは赤と黒がありました。
豚革だと聞いていて、よくみると表紙に毛穴が見えました。
皮の匂いがあって、手触りもよかったですね。
新版は動物の皮ではなさそうです。
1984年ポケット版はやはり同じような作りだったと思います。
これには欄外参照の聖句はありませんでした。
本文だけだったのですが、文字が小さすぎて
高齢の姉妹から読むのが大変だと聞いていました。
知り合いからもらったのですが、
2000年代になり、ペーパーバック版も登場しているようですが、
これは非常に安っぽくてお粗末な作りだと思いました。
今回は日本語版で小さいタイプと
大きいタイプがあると聞いているのですが、
わたしが手に入れたのは小さいほうのようです。
どこが違うのかわかれば知りたいですね。
きのう、聞いた話では文字の大きさだけのようですが…。
どれだけよくできている道具でも
使いこなせるようになるのは、相当練習が必要です。
現役の皆さん、ぜひ頑張ってください…。
タブレット端末では、
本のぬくもりを感じることはありませんので…。
- 1,000時間奉仕者
- 2019年05月01日 13:21:36
↑ #5の投稿、名前を書き損じました、スミマセン。
- 1.
- 2019年05月01日 13:19:20
あ、書き込みありがとうございます。
ただ「考察」っつっても、お二人が展開するような高度な教理的研究ではなくて、1973~1982~2018まで旧・新世界訳を使い慣れた人々にとって、この2019年版は使いやすいのか使いにくいのか、もっと言えば「好きなのか嫌いなのか」みたいな、使い勝手や直感的な感想を聞きたいわけでして。
例えば、
先日の生活と奉仕の集会(旧・神権学校)で、コリント第二2:14にある「凱旋行列」とは何ぞや?というトピックが立っていたのですが、読まれる改訂版にはもうその単語はなく、「勝利の行進」に変えられています。だから「凱旋行列とは?」と訊かれても「は?」状態なんです。
新しく集会に来始めた人たちがかわいそう。
今晩、集会に行く予定の皆さん、ちょっと注意しといてください(笑)
旧版の新世界訳で養われた世代のアタマには古い言い回しがこびりついていて、解脱するまで何ヶ月、何年かかるやら……
そういうコーナーです、ここ。専門的な話は少し控えめに願います。
- つくし
- 2019年05月01日 04:32:46
てつてつ様
いつもありがとうございます。
わたしも今後はこちらに書かせていただきます!
- てつてつ
- 2019年04月30日 22:17:44
>あ、書き込みありがとうございます。
ただ「考察」っつっても、お二人が展開するような高度な教理的研究ではなくて...
最初から難しい書き込みすると簡単な書き込みしようとされる方が気後れされるかもしれませんね すみませんでした ここの書き込みは別のトピに移動させていただきました