#276 2020年01月15日 10:29:27
- akame
- ゲストユーザー
Re: 聖書という書物について
#277 2020年01月15日 10:55:19
#278 2020年01月15日 11:06:03
#279 2020年01月15日 11:10:12
#280 2020年01月15日 11:29:14
#281 2020年01月15日 11:57:31
#282 2020年01月15日 12:19:35
#283 2020年01月15日 12:23:03
#284 2020年01月15日 13:57:45
- てつてつ
- メンバー
Re: 聖書という書物について
197ページあたり
はるか南にある、エルサレムの周りにわずかに村がある南の高地は分散した村々と牧畜という旧体制を続けていた。最北端ダンから最南端のベエル・シェバまでの地域を征服し、支配することになるダビデとソロモンの大帝国についての後代の聖書物語にもかかわらず、本当の国家はさらに二○○年間そこに現れることはなかった。
聖書はなぜ、歴史的証拠とそんなにも大きく食い違う、ユダからのイスラエルの分裂と分離の物語を語るのか。もしカナンの高地における長い年月を経た生活のリズムが二つの異なる地域文化を決定づけていたのなら、そしてイスラエルとユダの国家がそもそも最初からそれらの性質においてたいへん違っていたのなら、なぜそれらは聖書の中で双子の国家として体系的に、そしてなるほどと思わせるように描かれたのか。その答えは、統一王国崩壊とイスラエルという独立王国確立の物語に巧みに織り込まれた、神から与えられた未来についての四つの預言の中でそれとなく言われている。神と多くの預言者たちとの間の直接的な伝達の形式で書かれたこれらの託宣は、歴史の予期せぬ粁余曲折を説明しようとする後代のユダの解釈者たち世代の努力を表している。
ユダの人々は、神がダビデに彼の王朝はエルサレムを本拠地とし、永遠にゆるぎないことを約束したと信じた。しかし何世紀にもわたって、ユダは自らが、ほとんどエルサレムを心に留めない王たちのいるイスラエルの陰になっていることを知っていた。このことはどのようにして起こりえたのか。聖書の物語はその責任をはっきりと一人のユダの王の宗教的背信に置いた。そしてそれは、イスラエルが分裂し敵対する二王国となることが、神によって祝福されたダビデ王朝の先の王の罪に対する、単なる一時的な刑罰であると約束する。
最初の預言ははっきりと、ひとつのイスラエルが分裂したことをダビデの息子ソロモンの個人的な罪のせいにした
編集者 てつてつ (2020年01月15日 13:58:58)
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