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#1 2015年09月03日 20:45:18

モトシモベ
ゲストユーザー

特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

いつもお世話になっています。
ちょっとした回顧録的な投稿です。


10年以上も大切に守り続けた特権を降りた(半ば降ろされた)ときは、それなりにショックを感じました。
たいせつな身体の一部をもぎ取られたような、ふがいなさを感じたものです。

しかし今になって思い返せば、わたしは「特権」というニンジンを鼻先にぶら下げられ、撒き餌にどっぷりと浸かり込んで周りが見えなくなっていたのでしょう。
心身ともにしゃぶり尽くされ、ボロボロの状態になっているにもかかわらず、特権にしがみつこうとしていた自分がいました。
まさに薬物やアルコールと同じ、中毒症状に陥っていたと思います。

実際に特権を降りて数年が経過した今の、偽らざる心境です。

ぶっちゃけ命が取られるわけでもあるまいし、心身を削ってまで守り抜くものじゃありません。
喜びが得られないとしたら、それは信仰が欠如しているためではなく、自分の心の声に耳を背け、自分自身を偽り傷つけているからです。
手放せるものはじゃんじゃん手放せばいいんですよ。それが「心の簡素化」です。

気づけば、その立場が負担になっている兄弟たちは、次のように真剣な自己吟味をおこなうとよいでしょう。

その割り当てを果たし続けることが…
1) 自分が本来守り大切にすべき人たちよりも、本当に重要なことなのだろうか?
2) 会衆の益と思える事柄は、最終的に誰の益になっているのだろうか?
3) 自分の心と身体を蝕みながら割り当てを完遂することを、エホバは本当に望んでおられるのだろうか?

本当にたいせつなものは目には見えないのですよ。


さて…
この掲示板を読んでいる先輩方には、かつて責任ある立場についていた方が多いと思います。
特権を降りた (または降ろされた) 経験を通して兄弟たちは何を学び、そして感じたのでしょうか。

あとに続く方々のため、自由な気持ちを書き込んでいただければ幸いです。

#2 2015年09月03日 23:38:17

野の花
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#3 2015年09月04日 00:14:53

SMG
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#4 2015年09月04日 00:27:38

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#5 2015年09月04日 07:08:47

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#6 2015年09月04日 12:27:26

野の花
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#7 2015年09月04日 12:35:00

さやか 666
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

男性ならではの感覚ですね

安堵感や開放感に包まれるわけではないんですね

#8 2015年09月04日 14:44:36

通りすがり
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

その立場に居続けたとしても、組織が腐敗、縮小していく中で今後、責任者として大きな責任、罰、社会的制裁を受ける可能性や不安が強く残るはずです。児童虐待などで法廷で証言させられている昨今の統治体のメンバーや地元の長老たちはその序章でしょう。彼らは、こんなことで責任を負う(説明させられる)とは数年前には想像もしていなかったと思います。

今後、家庭の崩壊や排斥による差別・人権侵害、審理の強要や監禁状態の聴聞、人に罪名をつけて行動を制限する“刑罰”の付与などが法律違反とされ当局や民事が動くと、間違いなく“特権”にある地元の人たちが責任を問われます。その時、本部である「山」に「倒れかかって救ってくれ」と懇願して、果たして金銭的にも法的にも助けてくれるでしょうか?

立場を早いうちに離れられて助かった!と感じるほうが理にかなっています。もう、少なくともレイモンドフランズ氏が真理を明らかにしてくれた時にすでにこの組織は神から疎外されていることが明らかとなったのですから。彼は最期まで神を代表する者でした。神は真実を知らせようとすでに多くの証拠を見せてくれているのではないでしょうか。

#9 2015年09月04日 22:37:13

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#10 2015年09月05日 00:59:14

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#11 2015年09月06日 18:14:36

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

わたしが知っている、ある兄弟の経験です。

60代のその兄弟は、会衆の奉仕委員のひとりとして長い経験を持っていました。
集会前後はしかめっ面で忙しく動き回って事務に追われ、会衆の仕事が終わったら家族を連れてさっさと帰宅するような兄弟です。

後から引っ越ししてきた調整者とそりが合わず、ことあるごとに反発していました。
奉仕で一緒に働く度に「長老団の集まりが多すぎる」やら「あのやり方は変だと思う」など、わたしに不平不満をこぼしていました。
やや視野が狭い傾向があり、協調性に欠ける兄弟ではありましたが、会衆外では非常に気立ての良い兄弟でした。

そんなある日、その兄弟が「長老として奉仕していない」との発表がありました。
会衆に向けて詳細は知らされませんでしたが、調整者によると「削除」だったようです。

特権を削除された後の兄弟は、今まで見たことがないほどに清々しい態度で成員に接するようになりました。
自分から積極的に挨拶する、年配の成員にも自分から近づく、注解も積極的に参加する…といった具合です。
(一方、長老団に自分から近づくことはなかったと記憶しています)

吹っ切れたのか、最初から特権を降りたかったのか、特権を再び捉えたいのか…兄弟の真意は不明です。

いま思い返してみれば、あれは空元気だったのでしょう。
短期間で老け込み、次第にふさぎ込んだ表情を見せるようになりました。
そして1年くらい経った頃、ご家族で巡回区外に引っ越しされました。

彼がその後どうなったか、わたしは知りません。
兄弟が平安な気持ちで毎日を過ごしていることを、今のわたしは願っています。


この経験を通してわたしが感じたのは、次のような点です。
・特権を失った直後は人が変わったように明るくなる
・やがて目的を見失ってしまうのか、意気消沈してしまう
・特権の有無は、人の生まれ持った性格を大きく変えてしまう

組織を「運営する」以上、誰かが指導的な立場に就く必要があるのは事実です。
しかし「人が人を支配する」ようなWT組織の取り決めは、人の傾向に逆らう不自然な規則であり、関わる人の人格を大きく「変革」してしまうのでしょうね。

#12 2015年09月07日 00:23:12

鬼太郎
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

ある会衆で性格的にかなり問題のある万年奉仕の僕S兄弟の例をあげます。
洗礼時は1973年 妻帯者のSさんは25歳でJWに、一年後に開拓 奉仕の僕 講演者。
ただし、このS兄弟の性格的な問題は、ユーモアのセンスと人を笑いものにすることの区別が
つかない、お年寄りなどはどうでもよいといった態度(いくら手を挙げても注解させない  )、
若い姉妹には必要以上になれなれしい、
霊的なことも茶化して面白くする、自身が注目されないと不機嫌になる、、。
夫婦そろって開拓奉仕を10年続けても長老の推薦無し。
Sの元研究生のほうが先に長老になり、ついには実の弟さんも長老に、、、。
これにはさすがに落ち込み、少し大人しくなり、、ついに長老に、、。
ところが、、長老になるや元の人格よりも最悪の傲慢さを露呈。
神権学校の監督の時には、奉仕の僕でもない洗礼1年のお気に入りの兄弟に第一の話を割り当てたり、、
結果として三年後には長老も開拓も降ろされました。
相当に落ち込み ふてくされてること数年、、、。
それでも奥さんと子供達もいるため組織にとどまりました。
それから10年経過、、、
だいぶ丸くなり、、良い兄弟となってました。
懲らしめが良い結果となった例です。
また、、結局相当な難ありの古い人格はどうにもならないという例でした。

#13 2015年09月07日 21:14:12

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

鬼太郎さん、こんばんは。
貴重な経験をシェアしてくださり、ありがとうございました。
聖書教育本来の目的である「人格を陶冶(とうや)する力」が、人格形成に正しく作用した好例だと思います。

わたしは常々、WT組織は男性が生まれ持つ「承認欲求」を、うまく利用しているのだと感じています。

たとえばバプテスマを受けた兄弟たちには牧者を目指すように促して、承認欲求を駆り立てます。
資格ある立場に就く兄弟たちには幾らかの「機密情報」にアクセスする特権を与えて、承認欲求を満足させます。
同時に、ことあるごとに特権の削除をちらつかせ、特権を失うことへの怖れを心の奥底に植え込みます。
典型的な「飴と鞭」による調教です。

そのようなWT組織の誤導によって、大なり小なり道を踏み外す牧者が存在します。
その結果、(鬼太郎さんの経験のように) 物事が正されることもあったことと思います。

多くのJWは「それこそエホバの導きであり、エホバの方法である」と擁護するでしょう。

しかしそれでは、誤った欲望を駆り立てて罪を犯させようとする、悪魔と同じではありませんか。
それがWT組織の施す「訓練」であり「精錬」であると言うならば、それはなんと人間的な訓練なのでしょう。

WT組織は、かつてのキリスト教世界と同じ轍を踏んでいると言わざるを得ません。

#14 2015年09月07日 23:56:53

東吾
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#15 2015年09月08日 00:09:59

東吾
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#16 2015年09月08日 00:15:23

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

東吾さん

こんばんは。

仰るとおり、聖書「だけ」で人格を変化させることは無理だと思います。
わたしは、人の存在を超越した人格的存在を崇敬する気持ちがなければ、いかなる教えも無価値だと考えています。
JWが定義するところの「信仰」に近いものですね。

どのような偉人であっても「尊敬の対象となる人物」がいるわけですから、それも一種の「信仰」と呼べるのではないでしょうか?

WT組織は信仰の対象を「神」から「組織」へと巧妙にすり替え、その指導を行う人たちを「牧者」と呼んでいるに過ぎません。
都合よく使われる中間管理職と同じです。

ちなみに…
JW内外を問わずに尊敬できる人がいますし、まったく尊敬できない人もいます。
あくまでも確率論的な問題だと、わたしは考えています。

#17 2015年09月08日 00:15:27

東吾
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

訂正です。

>会社の先輩たち ⇒ 先輩方

今夜は ちょっと飲みすぎたかな。<(_ _)>

#18 2015年09月08日 00:19:18

鬼太郎
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

モトシモベさん 東吾さん 返信と感想に感謝します。
S兄弟は、、元々が芸能界の人 どちらかと言えば お笑い系
例えれば、ビートたけしに牧師さんの役をやれというのと同じ、、。
JW組織の仕組みそのものに矛盾があることの証拠でした。
Sに長老になれというのは、、猫に向かって猫背を直せと謂うなものですから、、、。

では、、別の例 正反対の人物 S会衆の二十代半ばのW兄弟
彼は、、線の細い、誰からも好かれる好青年でした。奉仕の僕として模範でした。
普通の会衆 つまり先輩となる長老が三人以上いたならば、良い特質を発揮できたタイプ。
しかし、、、
問題は大雑把で単純思考 聖書盲信の巡回監督O兄弟でした。
このO監督は、会衆を分会させること、一人でも多くの長老・僕・開拓を任命すること、
必要の大きいところに移動させることが、自身の手柄と考える、古いタイプの監督でした。
そのため、S会衆を分会、さらに一人の長老を巡回監督コースともいえる特開に任命。

その結果として長老に任命されたばかりのWはいきなり百名超のS会衆を一人で監督する
ことになりました。このS会衆は、個性の強い五十代のN長老が長年監督していたため、、、
線の細い好青年のWにとっては、負担が大きすぎました。
結局、、、W兄弟は、二年後、疲れ果てて、自ら長老を降りました。
多くの成員は彼に同情しました。
W曰く、『負担でした、、でも、今はほっとしています』
長老を降りた後のほうが、成員から愛されていました。
彼の場合は、巡回監督Oの被害者です。
二十年も巡回を続けたOもその後降ろされました。
皆さんJW組織の被害者ですよね。

#19 2015年09月08日 00:20:05

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

東吾さん

細かい言葉の端々は訂正不要です。
重箱の隅をつつくように揚げ足を取ったりしませんので、どうぞご安心ください (笑)

#20 2015年09月08日 12:42:52

東吾
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

モトシモベさん、鬼太郎さん
昼飯PCの前で食べてます。^^!

僕は初めから奉仕報告制度については 納得いきませんでしたね。

信者たちを数字で競わせているじゃないですか。

純粋な気持ちで聖書を読んでみたい 或いは心の安らぎを求めて王国会館に誘われてくる人たちを、あっという間に保険会社のセールスのように仕立ててしまいますよね。うまいこと言って。

詐欺だと思いましたよ。
バプったら最後、特権、特権と。
何だ こりゃあで、一目散に逃げました。笑。

#21 2015年09月08日 13:01:27

ゆみ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

東吾さん、お久しぶりです。てか、私もここは久しぶり。

あたしも、JWでない人々のほうが尊敬できる人が多いです。

JWでは逆に一人くらいしかいませんでした。
あたしは世でのほうが人間関係もいいですし。

何なんでしょうかね、あの組織。

特権のためだけに頑張ってる姉妹ばかりがあたしの会衆にいます。
特権持ってる人を妬んだり、虐めたり。

普通の組織より野心に満ちています。

謙遜だと損します。あの組織。

#22 2015年09月08日 14:11:42

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

トピックに沿った良識ある投稿は歓迎いたします。

お返事はまた後ほど行います。

取り急ぎ…

#23 2015年09月08日 18:24:19

鬼太郎
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

JW組織は、時として人格を悪いほうに歪めることがあります。
その最たる理由は、、特権意識 僕 そして長老を目指す出世競争。
さらに、、長老になると、今度は成員に対する奉仕や特権競争への励まし、、、。
それが無理な要求でも、ともかく押し通す 人間性が歪みます。
抽象的なので具体例をあげます。
日本のトップクラスの有名大学の付属高校生徒のJWがいました。
そのまま百%トップの有名私大に進学できました。
ところが、、、
会衆のY主宰は、、何が何でも進学を阻止するため圧力を加えました。
その結果、進学断念、、、。
しかし、そのYは昔は素直で線の細い、遠慮がちな好青年だったそうです。
1970年代の初め、Yは24歳で長老になり、それからはべテル長老の圧力、
巡回からの圧力で、何が何でも成員を開拓に駆り立てるようになりました。
全ては組織の提案、そして自身は大会の特権が生きがい。
成員がどれほど苦しくても平気、、、。
人間性が歪んだ例です。

#24 2015年09月08日 19:44:18

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

#25 2015年09月08日 19:47:34

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について


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