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#176 2019年01月28日 20:26:35

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

最近、JWブロードキャストで、ダニエル書11章に登場する「北の王」について、ロシアとそれを支持する国のことだと、統治体から発表がありました。このことについてちょっと一言。

ブロードキャストで発表していたモリスさんは、人相も悪いし、品もないので、映像向きじゃありませんね。発表の仕方も、非常に神経質になっていて、自信なさげでした。ロシアのスパイから暗殺されると恐れているかのようです。

内容についてですが、要するに教義変更です。それで神経質になっていたのでしょうか。

「ダニエルの預言に注意を払いなさい」の「第16章 競い合う王たちの終わりが近づく」では、次のように解釈していました。

*****
ダニエル 11:30後半,31 ヒトラーの第三帝国 英米世界強国
(第二次世界大戦)
ダニエル 11:32‐43 共産主義陣営 英米世界強国
(冷戦)
ダニエル 11:44,45 これから起こる英米世界強国
*****

従来の解釈では、ダニエル11:43まではすでに起きたことだったのです。そして、ダニエル書は20世紀に起きたことを正確に予言していました、というのがJWの言ってきたことなのです。例えば、ものみの塔 1997 8/15 “今日のために,それともとこしえの将来のために生きますか”では次のように言っています。

*****
ダニエルの預言には,今世紀まで続いてきた「北の王」と「南の王」の抗争が正確に描かれています。(ダニエル 11:5,6)残る成就は,ダニエル 11章44,45節に描かれている,「北の王」の最後の攻撃だけです。
*****

ところが、モリスさんは、11:40、“終わりの時に,南の王は彼と押し合う”の解釈を、従来の共産主義陣営vs英米世界強国から、ロシアとその仲間vs英米世界強国に変えたのです。今まで言っていたことは間違いだったということです。過去のことであった聖句が、現在のことになったので、終わりの時はまたまた延期となりました。

共産主義陣営が崩壊してから、約30年経過しました。終わりの時のしるしとしては、賞味期限切れと判断したのでしょう。

今回の教義変更は、「マゴグのゴグ」の教義変更とも関連しています。知らない人のために紹介しましょう。

*****
2015 5/15読者からの質問:エゼキエル書に出てくるマゴグのゴグとはだれのことですか。

聖書は,「マゴグの……ゴグ」による攻撃だけでなく,「北の王」による攻撃,「地の王たち」による攻撃についても述べています。(エゼ 38:2,10‐13。ダニ 11:40,44,45。啓 17:14; 19:19)それらの攻撃は別個のものなのでしょうか。そうではないでしょう。

神の民への最終的な攻撃に関するこれらの聖句を比較すると,マゴグのゴグがサタンではなく,諸国家の連合体であることが明らかになります。この連合体は「北の王」が率いるのでしょうか。確かなことは言えませんが,その考えは,エホバがゴグについて述べる次の言葉と調和しているように思えます。
******

2015年に、エゼキエル、ダニエル、啓示に出ている攻撃は同じことを指している。マゴグのゴグはサタンではなく諸国家の連合体のこと、その諸国家の連合体は北の王(今度の教義変更でロシア)が率いる、と教義変更があったのです。JWのみなさん、ちゃんと理解していましたか?年寄りだからと言ってボ~トしてたらだめですよ。

さて、この教義変更はうまくいくでしょうか?ダニエル書によれば、北の王は軍事行動に出なくてはなりません。11:40には、“北の王は兵車と騎手と多くの船とをもって強襲する。彼は必ず[多くの]土地に入り,みなぎりあふれて通り行く。”とあります。

ロシアが統治体の期待通り、軍事的冒険に出てくれれば、大量の死者を横目に、統治体やJWは大喜びするのでしょうね。

さて、ロシアがそのようなことをする可能性はどの程度あるのでしょうか?

名目GDP(大雑把に言うと経済の規模を表す)を英米2か国と比較すると、2017年では、英米2か国で約22.0兆ドルに対し、ロシアはわずか約1.6兆ドルしかありません。10分の1にも満たない経済規模です。ロシア経済は、石油などの天然資源を輸出することによって成り立っている極めて遅れた経済構造で、経済成長は石油の値段次第という有様です。

ロアの強みは軍事力なので、それを誇示できるような、シリアに見られる、空から爆弾を落とすだけといった軍事介入はするでしょうが、アメリカなどと決定的な対立を招く大規模な軍事介入はしないでしょう。大規模な経済制裁を食らえば、北朝鮮なみの貧乏国に転落します。

今回の教義変更が吉と出るか凶と出るか?プーチン大統領次第ですが、凶となる確率が高いでしょう。

ダニエル書の解釈など、現代人にはどうでもいいことですが、JWにとっては重要問題というのが笑えます。

#177 2019年02月02日 19:17:00

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

♯178に引き続いて、JWが大好きなダニエル書の話です。

ダニエル書にある「7つの時」というのはJWにとって、とても重要です。

一時は1年をあらわし、1年は360日で、1日は1年で、それで7つの時は360年×7=2520年となり、これがなぜかルカの福音書にある、「異邦人の時」の期間を指す、という滅茶苦茶なものなのですが、JWにとっては神聖な計算式となっています。

ところで、なぜ1年360日なのでしょう。

*****
1973年「真の平和と安全 ― どこから得られるか」 第7章 予告された世界の滅びはいつ来るか

啓示 11章2,3節は,1,260日が四十二か月,つまり3年半となることを示しています。啓示 12章6,14節は同じ日数(1,260)のことを述べていますが,それを「一時と二時と半時」,つまり『三時半』としています。したがって,『一時』は360日であるはずです(3 1/2×360=1,260)。
*****

この本によると、その根拠は啓示11と12章なんです。それを、何百年前のダニエル書に遡及的に、つまり時間を過去にさかのぼって当てはめるという訳です。例えるなら、現代の本に、1年は365日と4分の一日とあるから、江戸時代に書かれた本に出ている1年も365日と4分の一日とするということです。このようなことは、世の中では通用しませんね。

5年後に次のようなことを言います。

*****
1978年「来たるべきわたしたちの世界政府 ― 神の王国」 第5章 世界支配の時を予告する

聖書預言に関して用いられる,「時」あるいは太陰「年」は,平均360日,すなわち各月が平均30日から成る陰暦の12か月間です。(創世 7:11から8:4を比較してください。)したがって「七つの時」また「七年」は,360日の7倍つまり2,520日になります。
*****

この本では、新たな根拠として、「時」=「年」と決めつけたのち、太陰年が平均360日だからという根拠を持ち出しています。新しい光がさしたのでしょうか?しかし、これはとんでもない光です。

太陰年は、月の満ち欠けに基づいた1年を指しますが、1太陰年は354日です。太陰太陽暦では3年ごとに閏月を設けますが、それを含めても平均360日にはなりません。こんな出まかせを言って、無知なJWをだましてきたんですね。

これは、誰も疑問に思わなかったようで、83年のものみの塔に同じことがかかれています。

*****
も塔 1983 4/1 王国の論争を前面に掲げなさい!

ダニエルの預言の第4章を開き,『その時』の数が七であることを確かめましょう。一つ一つの時に含まれる年数は預言に使用される陰暦1年の日数,すなわち360日と対応します。
*****

恥ずかしい文章です。ところが、陰暦1年は360日ではないということに、ようやく誰かが気付いたようです。次の本では表現が変わります。

*****
1989年「聖書から論じる」 年代

聖書の「一時」,あるいは1年=12×30日=360日。(啓示 11:2,3; 12:6,14)
*****

一時は1年と根拠なしに決めつけています。1年は12×30日=360日だそうです。これはJW独自の暦としか言いようがありません。はじめは陰暦の1年は360日と思い込んでいたところ、違うことが分かったのでしょう。しかし、360という数字は変えられません。そこで、JW独自の暦を作り、それを大昔のダニエル書の著者が使用していたと根拠なく決めつけたのです。その根拠のように啓示11,12章からの聖句が付けられていますが、そこには独自の暦のことなんかは書かれていません。

これ以降、一時=1年=360日という独自のJW暦が既成事実化していきます。

要するに、自分たちの預言に合わせて、現実を変えたことです。太陰暦が使えると思ったけれど、使えないとなると、独自のJW 暦を作る。JWらしいじゃないですか。

エルサレム陥落の年代を初めは、前606年と言っていたのに、西暦0年がないことを知って、こっそり前607年に変えました。これと似たようなものです。

年代計算をする基礎知識もないのに、自信たっぷりに年代計算をするJWって、へんだよ。

#178 2019年02月08日 09:24:27

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

♯177に引き続いて、地球に関する話題です。

JWのへんなところは、自分たち以外の考えを批判するときは、科学者の意見を採用するくせに、自分たちの教義になると、その科学者の意見を無視することです。

次の記事は、地球は創造されてから1万年しかたっていないと主張する特殊創造説を批判したものです。特殊創造説を唱える人は、JW以上に聖書を文字通り解釈する人たちで、JWより過激な人達と言えるでしょう。

*****
「目ざめよ!」1983 6/8  特殊創造説 ― それは科学的ですか

地球も,また宇宙でさえもせいぜいできてから1万年しかたっていないというその教えは,現代科学のすべての研究成果と矛盾します。その教えは科学的事実からひどくかけ離れているので,科学者たちの嘲笑を買っているのです。

地質学者たちは,その狭い時間の枠組みをはるかに超える,地質学的な経過時間の測定値を指摘することができます。海洋の堆積物は,1万年をはるかに超える時間をかけて生成されました。山が形成され,それが浸食されて低くなるには何百万年もの時間が必要とされています。幾つかの大陸が互いから離れて,海が形造られるには,何億年もの年月がかかります。これらすべてがわずか1万年前に生じたと言うのは地質学者の目には全くばかげたことに見えます。
*****

海洋の堆積物は1万年以上、山の形成には何百万年以上、大陸が離れて、海ができるには何億年以上の年月がかかるという科学者の意見をもとに、特殊創造説をあざ笑っていますね。

JWも地質学者の言うことを正しいと認めているようです。しかし、自分たちの教義の説明となると、そんなことはすっかり忘れます。次の記事は、ノアの洪水のあと、その水はどこに行ったのか、という問題を扱ったものです。

*****
「聖書 ― 神の言葉,それとも人間の言葉?」1989年 科学は聖書の誤りを証明しましたか 31.32節

そのような洪水が起きるためには,洪水以前の海のくぼみは今よりも浅く,山脈は今よりも低くなければならなかったでしょう。そのようなことはあり得るでしょうか。この点,一教科書はこう述べています。「かつて幾百万年も前には,今日,世界の山々が目もくらむほどに高くそびえているその場所に,海洋や平原が単調なほどなだらかに広がっていた。(略)

その水は洪水後どうなったのでしょうか。排水されて海のくぼみに入ったに違いありません。どのようにでしょうか。(略) 洪水そのものによって引き起こされたともみなせますが,プレートの移動に伴って海底が沈下して大きな溝ができ,そこへ水が流れ込んで陸地の現われたことが十分に考えられます。
*****

ノアの洪水の水は、1年ほどの期間に、造山運動やプレートの移動が生じ、山はより高くなり、海はより深く、さらに溝もできて、水はそこに流れ込んだ、と主張しています。

このような地球の大変動は、短期間に起きたものではないと、「目ざめよ」で言っていたことは、ころりと忘れています。JWも自分以外の説を攻撃するときだけでなく、地質学者の意見をもっと聞きましょうね。ノアの洪水なんかなかった、と認めたらいかがでしょうか?

こんなおバカなJWでも、少しは進歩があります。昔は、水の重みで、地表に大変動が起きたと、何の計算式も公表せずに、適当なことを言っていたのですが、それに加えて、「プレートの移動」という新しいことを言っています。新しい光がさしたのですね。

ノアの洪水後に地球に大変動があったという説は、聖書的にどうでしょうか?全く支持できません。エデンの園のあった地形について説明している、創世記2:4には、次のようにあります。

*****
また,第三の川の名はヒデケルという。それはアッシリアの東を行くものである。そして,第四の川はユーフラテスである。
*****

洪水前にも、洪水後にも、アッシリアも、ユーフラテス川もあります。大規模な地球の大変動は想定されていません。

JWは科学も聖書もまじめに勉強していないことがわかります。へんだよ、JW。

#179 2019年02月16日 14:31:33

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、いつもこの世界はますます悪くなっていると、事実に反することを言い続けるところです。

終末カルトのJWだからと言ってしまえばそれまでですが、嘘をまき散らかすのはやめましょうね。

「目ざめよ」の2019年 No.1は、「いつまで続く?危険と不安」というもので、相変わらず不安をあおっています。

「暮らしの安全が脅かされる」という章では、4つの問題を取り上げています。ひとつずつ見てみましょう。

1.サイバー犯罪:なんだこれは?犯罪ではなくサイバー犯罪です。サイバー犯罪は増えているのでしょうね。しかし、犯罪全体は減り続けているのです。それで、近年増加中のサイバー犯罪を取り上げたのでしょう。インターネットが使える環境にある人は世界のおよそ半分です。残りの半分には関係のない話ですね。
アメリカの統計では、1990年には1450万件の犯罪が報告されました。2016年はどれくらい? 950万件です。500万件も減ったのです。犯罪は減っています。

2.経済格差:経済格差が大きくなっているというわけですが、問題は貧しい人が増えているのか減っているのかです。極度に貧困な人(1日2ドル(220円)以下で生活している人、ただし物価や購買力で調整)の割合は、1966年では世界の50%でした。2017年ではどれくらいでしょうか? 9%です。
人類は極度な貧困から脱しつつあります。人口大国である中国とインドの経済成長が大きな要因です。この二つの国だけで8億人近くの人が極度な貧困から脱出しました。
遠い水場まで時間をかけて水を汲み、女性が手で家族全員の洗濯物を洗う生活は、貧しい国でも急速に過去のものになりつつあります。女性の生活はますます楽になりつつあります。
世界の人口の中で低栄養の割合はどれくらいでしょうか?1970年は28%でした。2015年は? 11%です。飢餓問題も解決に向かっています。

3.紛争と弾圧:「6800万以上の人たちが紛争や弾圧などによって住まいをあとにしています。」とあります。でも戦争や紛争の犠牲者は、第二次大戦中の1942年では、10万人当たり201人でした。2016年では? 10万人当たり、たったの1人です。
自然災害ではどうでしょうか?1930年代の平均年間死亡者数は971人です。2010から2016年の平均死亡者数は? 72人です。
天気予報の進歩で、台風にいきなり襲われることはなくなりました。建物の耐震基準が厳しくなり地震の被害が減りました。様々な団体による救援活動が行われるようになったことも、自然災害の死者を減らしています。

4.環境問題:昆虫とサンゴ礁が危機的とありますね。でも、絶滅の危険度を計測して保全に努めている種は1959年では34だけでした。2017年では? 87967種です。生物の保護活動は急速に拡大しています。大事にされているのはパンダだけじゃありません。
陸地の総面積のなかで自然保護区や国立公園が占める割合は、1900年は0.03%でした。2016年では? 14.7%です。地上の約7分の一ですね。
それでは、大気汚染の原因となる二酸化硫黄排出量を見てみましょう。1970年では、一人当たり38㎏でした。2010年では? 14㎏です。
オゾン層破壊物質の使用量は1970年は1663000トンでした。2016年は? 22000トンです。わずか1.3%まで減ったのです。
環境問題も改善しつつあります。

「目ざめよ」で、扱われている問題はますます悪化してなどしていません。

世界はますますよくなっています。1800年頃世界の平均寿命は31歳くらいと推定されています。2017年では72歳まで伸びました。すばらしいですね。昔の平均寿命が短かったのは5歳までに40%以上が死亡したからです。子どもの死は当たり前でした。とても悲しいことです。2016年では5歳までに死亡する子供の割合は4%まで減りました。すばらしいことです。

それでも、世界がよくなっていることを信じられないという人におすすめなのが、「FACTFULLNESS」日経BP 1800円 です。今ここで上げた数字は、この本に出ていたものなのです。著者は、ハンス・ロスリングでスウェーデン人の医学者です。

本の紹介には、「本書は、事実に基づく世界の見かたを教え、とんでもない勘違いを観察し、学んだことをまとめた一冊だ。事実に基づいて世界を見られれば、人生に役立つし、ストレスが減り、気分も軽くなってくる。」とあります。

JWの人にはぜひ読んで、自分たちが今までいかに嘘をまき散らかしてきたかか知って欲しいですね。そうすればストレスも減りますし、気分もよくなります。

#180 2019年02月17日 10:14:36

ジョエル
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

「セレンゲティ・ルール」(2017年、ショーン・B.キャロル)もお勧めです。

数十年前までの進化論は、適者生存と弱肉強食がすべてと短絡的に誤解されることが多かったですが(ものみの塔がわら人形のごとく磔にするのも、いまだにこのレベルのお話)、「食べたり食べられたり」の抑制が生命現象全体の繊細な秩序また調節を「自然に」成り立たせていることが解説されています。

多重抑制による自己秩序化(歯車1個外れれば動かなくなる「設計された」機械時計との根本的な違い)は生体内にも見られ、適応(生存)能力を高めていることも解明されています。


その知見が、医療や環境保護に役立ってきた例が紹介されています。

自分(たち)だけが永遠に生きたい、そうでなければ虚しいだけ、と嘘や悲観をまき散らす自分中心JWとは違い、目の前の小さな一歩の積み重ねに尽力した人たちの話です。

#181 2019年02月17日 19:44:14

三太郎
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

「一日一歩、三日で三歩。三歩進んで二歩下がる。」

そんな歌ありましたね。それでも差し引き一歩進んでいるわけです。

私などの世代は、昭和の時代は良かった、などと言う人も結構多いのですが、それは短いスパンで狭い世界を主観的に観てしまうからだと思います。しかし、データ(結果)が全てを物語っています。(但し、音楽だけは私も昭和の歌謡曲やフォークのほうが好きです)

そういえば1980年代って、性格の暗い人間はあたかもダメ人間として見られるような風潮があったと思います。当時の日本は経済的に勢いがありましたからね。
しかし、今やオタクと呼ばれる人たちも、確固たる存在感を放っています。

過去にはなかった陰湿な犯罪も増えてはいますが、それでも前進と後退を繰り返しながら、全体としては進んでいる。
間違いなく世の中は良くなっていると思います。

#182 2019年02月19日 20:00:30

てつてつ
メンバー

Re: ここが変だよJW

ちょっと一言さん 書き込みありがとうございます ハンス・ロスリングの本が気になったので ざっと読んでみました まさに目からうろこで自分が何十年も前の情報で止まっていたことを知りました

基本的に平和な期間が長続きし 技術の進歩のおかげで多くの人に恩恵がひろがっているというのがデータからみる現実ですね 自分もチンパンジー以下だと分かりました cry 
三択の質問なのでチンパンジーでも3割は当たるがたいていの人はそれ以下


ユーチューブにも彼の講演がでてました

長いバージョン 字幕をオンにしてください

最後の既成概念に囚われてはいけないとの剣を飲み込むパフォーマンスがすごいです

本も講演も大変わかりやすく平易にかかれていますが データはきちんとしていて単なる思いつきで述べているのではないと思います みなさんもぜひ一読をお勧めしたいと思いました

編集者 てつてつ (2019年02月19日 21:04:57)

オフライン

#183 2019年02月19日 21:43:28

仰天
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

仰天ニュースでエホバの証人やってますよ。

#184 2019年02月21日 00:51:18

現役さん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

仰天ニュースのドラマ見た現役JWさんたち、そんなもんだよね、もっとヒドかったし、って感じで話してました。

#185 2019年02月23日 02:39:47

死生観の者です
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

インターネットの普及が大きかったですね。隠し事できなくなったし。情報の隠ぺいができなくなった
ことをとってみても昔より良くなっています。アラビア半島は韓国のプラントにより海水を真水に変え
緑化し、アフリカには中国により高速鉄道が走る。世界中の人がスマホを持ち、情報を共有できる。
世界の平均寿命も平均身長も伸び、データを客観的に見なくてはと思います。
大災害に関してもデータを客観的に見て冷静に判断したいと思います。

#186 2019年02月23日 20:42:42

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、男女で差をつけることです。生物として男というだけで優遇し、生物として女というだけで冷遇します。

JWの男女差別はいろいろありますが、ここで紹介する男女差別は、長老マニュアル「神の羊の群れを牧しなさい2013年版」の「06 聴聞会に備える」にある“既婚者との聴聞会”のやり方です。

まず、“告発された人が既婚の姉妹である場合”、“夫も信者であるなら、聴聞会に夫の同席を求めるのが最善です。”とあります。女性は、夫の前で、男性である長老による人権を無視した質問に答えなくてはならないわけです。お気の毒です。

一方、“告発された人が既婚の兄弟である場合”は、妻は“普通は聴聞会に出席しません。”とあります。男性の場合だと、女性抜きの男だけで聴聞会です。内容は妻に知らされません。妻が質問されているときは夫が聞いていますが、夫の番になると、妻は退室を求められるのです。なんという女性差別!嘘つきの男にとってはありがたい規則ですね。

“夫は、姦淫を犯したなら、その事実を妻に知らせる義務があります。”が、夫が伝えようとしない場合、“長老たちは、内密情報を妻に伝えるべきではありません”とあります。長老たちは、姦淫の事実だけを伝え、それ以外は沈黙し、夫に尋ねるよう促すだけです。浮気した夫を、男同士でかばいあい、妻をのけ者にするのがJWのやり方です。

聴聞会という、JWの宗教裁判ごっこは、その手続きにおいて、告発された人が男か女かで差をつけるわけです。これは何を根拠にそうしているのでしょうね?根拠が何であれ、このような男女差別が現代において容認されるわけがありません。反社会的なカルト集団と認定されます。

最近、新しい長老マニュアル“Shepherd the Flock of God”がでました。まだ日本語版は出ていませんが、これはJWによる児童の性的虐待問題がいくつかの国で裁判になり、多額の賠償の支払いを請求されていることに対応したものです。しかし、たいした変化はありません。聴聞会の手続きの男女差別も同じです。

女性は、自分たちの人権が長老たちによって侵害されていると感じた場合は、法的手段に訴えると言えばいいのです。

長老マニュアルによれば、その場合は“扱いを保留にし、直ちに支部事務所に連絡すべき”とあります。保留とは中断するということです。多くの人の経験では、訴えると脅すと、長老は自己保身をまず優先しますので、これ以上関わるのを避けるようになります。

女性差別をやめようとしないJWは、へんだよ。

#187 2019年02月25日 17:50:51

三太郎
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

かつて同じ会衆に、「聖書を学んで、女が男より低くつくられたことを知ったときは、大変なショックで、それを受け入れるのは簡単ではなかった。」と語っていた姉妹がいたのを覚えています。

これ、同じように感じていた女性信者って、結構いたのではないでしょうか。

男女格差の度合いを示す世界経済フォーラム「グローバル・ジェンダー・ギャップ指数」(2018年版)によれば、調査対象となった149カ国のうち、日本は110位、先進国(G7)ではダントツの最下位。下位国には、インド、中東諸国、中国、韓国などが常連国として名を連ねています。この結果を見る限り、宗教を背景にした社会構造、つまり伝統的な男尊女卑社会が強く影響しているのは、否めないと思います。

自論になりますが、人と人との関係は対等が望ましい。男が上であってもならないし、女が上であってもならない。それは男女だけではなく、裕福な人と貧しい人、大人と子供、社長と平社員などもそうです。組織も上下関係ではなく、「役割関係」であるべきです。優劣で決まる上下関係は、多くの問題を引き起こしています。

男女平等は世界的な視野で見ると、理想にはまだまだ程遠い状況ですが、世の中はゆっくりとそこに向かっています。日本もこの世界的な潮流に逆うことはできないでしょう。

そして、ここにおいてもJWは取り残されてしまうのでしょう。

#188 2019年03月02日 15:49:03

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

♯188で、JWの男女差別、女性蔑視について書きましたが、このような女性蔑視がごく簡単な聖句の解釈も困難にしていることを紹介したいと思います。取り上げるのは「裁き人」 4:4,5です。

*****
丁度そのころ,ラピドトの妻である女預言者デボラがイスラエルを裁いていた。 そして彼女は,エフライムの山地,ラマとベテルの間にあるデボラのやしの木の下に住んでいた。イスラエルの子らは裁きを求めて彼女のところに上って来るのであった。
*****

デボラという女性が預言者兼裁き人と解釈できますよね。ところが、ものみの塔の解釈はコロコロ変わります。

*****
1974 3/15 個人的な苦難があっても歓喜できるのはなぜか

彼らは,裁き人バラクや女預言者デボラの時代になされたように,
*****

裁き人はバラクで、デボラは預言者になっています。バラクは軍人として描かれていますが、裁き人であるなんて聖書のどこにも書かれていません。ただ、ヘブライ11:32に、「そして,このうえ何を言いましょうか。さらにギデオン,バラク,サムソン,エフタ,ダビデ,またサムエルや[ほかの]預言者たちについて語ってゆくなら,時間が足りなくなるでしょう。」とバラクの名前があげられています。でも、裁き人とは書かれていません。

やっとこの誤りに気付いたのか、4年後にはこっそりと訂正されます。

*****
1978 5/1 エホバに頼ることによってのみ成功する

女預言者であり裁き人でもあったデボラを含め,十三人の裁き人の名前が挙げられています。
*****

これでいいのです。でも7カ月後には元に戻ります。いったいどうなっているの?

*****
1978 12/15 勇気のある女性ヤエル

女預言者デボラは,イスラエルの裁き人バラクに向かってこう告げました。
*****

どうも意見の対立があったようです。ものみの塔の記事は統治体のチェックを受けるらしいのですが、老眼でよく字が見えないお年寄りが形式的なチェックをするだけなんでしょうね。矛盾した記事が同じ年に出ているのですから。

8年後、意見の対立を収拾すべく、「読者からの質問」が利用されます。質問がすごくマニアックで驚きます。こんな読者は本当はいないでしょう。

*****
1986 6/1 読者からの質問: 戦闘の終わらないうちに食物を食べる兵士をサウル王がのろった後,ヨナタンははち蜜を少し食べましたが,その時ヨナタンは神の恵みを失いましたか。

デボラは第一に女預言者と呼ばれており,裁き人バラクと結びつけられています。(略)デボラとエリはイスラエルを裁く務めに就いていたとはいえ,初めから明確に裁き人として特別に『起こされた』12人の男子に加えてその名を挙げることはしないのです。
*****

デボラは預言者が主な仕事だ。でも裁く務めもしていた。でも明確な裁き人ではない。こんなことがかかれています。非常にあいまいです。一方、バラクは裁き人と認定されています。

しかし、8年後に、子供向けの本の中でこう書かれます。

*****
2004 「わたしの聖書物語の本」 第50話:ふたりの勇敢な婦人

デボラは女預言者です。エホバは,将来どんなことがあるかをデボラに教え,デボラはエホバが言われることを人々に告げます。デボラは裁き人でもあります。
*****

デボラは裁き人とはっきり書かれていますね。子どもに嘘は教えられませんからね。

しかし、10年後には、40年前と同じ解釈に戻ります。

*****
2014 8/15 エホバの目的における女性の役割

イスラエルの裁き人の時代に神の後ろ盾を得ていた女性として,預言者デボラを挙げることができます。この女性は裁き人バラクを励まし,イスラエルが敵の脅威から解放されることに貢献しました。
*****

デボラは預言者、バラクは裁き人。これが現在のJWの解釈のようです。バラクが裁き人である根拠はいったい何なの?

***まとめ***
デボラは裁き人?→いいえ→はい→いいえ→あいまいな答え→はい→いいえ(現在)

どうして、こんなに光がついたり消えたりするの?女嫌いのJWとしては、女であるデボラが裁き人という地位にあるのを認めたくないのでしょう。裁き人と一度も呼ばれていないバラクを裁き人認定しているのは、JWが女性差別主義者だからですね。

簡単な聖句でもコロコロ解釈が変わるJWって、本当にへんだよ。

#189 2019年03月03日 14:38:41

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

今、新世界訳2013の日本語版がリリースされる佳境にあります。

書籍研究で使われている「イエス」の本を含め、内々で使われる出版物の多く(研究記事も含む)でも字義訳に近い1982年版と併記して、記事の内容に寄り添った表記が随所に見られます。

(今週末の研究記事とか、ヨナタンのことを「その威光ある者たち=または立派な」と無理やりな注釈をねじ込んでいます。古い訳が追い付いていないからでしょう。「たち」って誰やねん?)

タイヘンですよー、原ヘブライ語・ギリシャ語に忠実であったことを最大のウリにしてきたNWTが、初心者に分かりやすい聖書!を前面に押し出してくるのですから。

来年度から、シェオル&ハデス ≠ ゲヘナを日本語で説明しようとしています。「原語では◯◯、ね、違うでしょ?」が使えなくなります、どうするつもり?

預言者・女預言者・予見者も使い分けなければならないんです、この先はね。しかも学者先生たちの典拠ナシに。

また、日本語では今年から使うようになった新しい賛美の歌の歌詞、1、2曲は旧版と全く同じのを見つけましたが、あとは原曲をとどめないか、「ここを変えたことでどんなメリットが?」的な改変が多かったです。

ネットで配信されている各国の子供たちを集めて合唱させたコーラス、あれも何のために歌わせたんだか、分かりゃしない。音楽教育が行き渡っていない国々で賛美の歌の普及を目指してあんな手間ヒマかけたんでしょ? 収録が終わって間もなく新しい歌に取り換えられて無用の長物と化してしまった。

まもなく新曲が出ることぐらい前もって分かってたんでしょ? 出てから収録させても遅くはなかったんじゃないの? それとも行き当たりバッタリ?

#190 2019年03月04日 06:19:30

みかん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

最近聖書の訳に力を入れているかりでしょうか、ものみの塔の訳が雑なところがあります。

そして歌詞、ホントに何故これを変えたの?と思えるところが多いですね。
幼稚になりましたし。
無駄なところにお金を使わないでほしいです。

#191 2019年03月09日 11:58:43

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところといえば、“排斥”という名の家族まで動員した信者全体によるイジメですね。

しかし、どうイジメるのかについてさえ、いつものようにJWは一貫していません。1970年ではこういっています。

*****
塔1970 9/15 読者からの質問  忠実なクリスチャンは,直接の家族の範囲外の親族で,排斥された人に対して,どのようにふるまうべきですか。

以上,排斥された人に対する忠実なクリスチャンの基本的な立場を聖書そのものから,確立しました。つまり,その人といっさい交わりを持たず,話すことさえしません。
*****

家族以外の親族とは話すことをしない、つまり、家族以外なら親族であっても無視するという指示です。社会的に孤立するように信者総ぐるみで無視するというわけです。カルトらしくて、すばらしい。

ところが、この方針に内部で批判もあったようです。また組織の指示なんか話半分に聞いていればいいのに、話半分どころか、話を2倍に膨らませて実行してしまうアホな信者がでてきたようなんです。それで1974年に次のような指令が出ます。

*****
塔1974 11/1 排斥されている人たちに対して平衡の取れた見方をする

ある人と「交わるのをやめ」,その人を「諸国民の者」のように扱うということは,その人に対して,礼儀,親切さ,思いやり,人間愛などを働かせることを妨げるものではありません。
*****

平衡の取れた見方をするというのは、信者のやることが極端になって弊害が出てきたときに組織が使う用語です。元々そうさせたのは組織なんですけれどね。排斥者に礼儀を示そうということなので、挨拶くらいはしようよ、ということのようです。集団無視は神の組織としてふさわしくないと感じた、多少まともな人が組織の幹部にまだいたのでしょう。

しかし、80年代に入ると変わります。排斥者を徹底的に無視せよという方針になったようです。

*****
塔1981 11/15  排斥 ― それに対する見方

「こんにちは」という簡単なあいさつがきっかけとなって会話に発展したり,場合によっては友情に発展したりすることがあるものです。わたしたちは排斥された人に対し,そのようなきっかけを作りたいと思うでしょうか。
*****

挨拶してもいけないということです。徹底的な無視が組織の方針です。どうも組織は排斥した人を恐れているようですね。自称・真理にもとづく組織なのですから、排斥者など恐れる必要はないはずです。排斥者がいたら、挨拶し、それから排斥者と堂々と議論すればいいのです。

排斥者を無視する傾向はその後どんどんエスカレートしていきます。

*****
2013 6/15 エホバの懲らしめによって形作られる

ロバートは16年ほど排斥されていました。その期間中,ロバートの両親と実の兄弟たちは神の言葉にある命令を忠節な態度で守り通しました。悪行者との交友をやめ,その者にあいさつをしてもならない,という命令です。
*****

2010年代になると、16年間、排斥された家族とあいさつもしなかった一家が模範的な家族としてほめたたえられています。家族とあいさつをするなというバカげた指示が、“神の言葉にある命令”と表現されています。カルトらしくて素晴らしい!

家族でも挨拶をしない。無視する。この段階になると、これを“愛ある取り決め”と呼ぶくらい、組織は社会常識を失っています。組織の引き締めに必死のあまり、社会的な評価まで気にする余裕がないのでしょう。


おまけの話です。排斥された人が復帰することがあります。それに関して2002年にこんな質問がありました。

*****
わたしたちの王国宣教 2000/2 質問箱
復帰の発表の際,拍手するのはふさわしいことですか。

真理に戻ってくる人を見るのはたいへんうれしいことですが,復帰の発表がなされる際の拍手はふさわしくありません。
*****

復帰の際に拍手はするなとの指令です。こんな細かいところまで指示を出すなんて、高度統制型宗教ならではです。

しかし、新しい光がさしたようで、これも変わります。読者からの質問が、またつかわれます。

*****
塔2016  5月 読者からの質問
復帰の発表がなされた時,会衆はどのように喜びを表わせますか。

ある人が会衆に復帰した時,会衆が喜ぶのはふさわしいことです。もちろん,復帰した後も神への忠誠を保たなければなりませんが,その人が悔い改めたのは喜ばしいことです。それで,長老が復帰の発表をする時,品位ある拍手が自然に起きるでしょう。
*****

2002年の指令はなかったかのようですね。“品位ある拍手が自然に起きるでしょう。”と指令を出しているところが素晴らしいです。自然に生じることまで指令するなんて、さすが高度統制型宗教の代表です。拍手したくてもできなかった皆さんが、品位ある自然な拍手を、指示されて、している姿は何と微笑ましいのでしょう。

もし、あなたが排斥された人で、排斥された故に同じ職場のJWに無視されているということがありましたなら、職場のしかるべき人に相談してください。まともな職場であれば、あなたの味方になってくれます。カルト宗教よりまともな職場の人のほうが、あなたの助けになります。

個人を集団でいじめるJWは単なるへんな集団ではすまないよ!

#192 2019年03月09日 17:12:45

ラハム
メンバー

Re: ここが変だよJW

ちょっと一言 さんの発言:

ところが、この方針に内部で批判もあったようです。
また組織の指示なんか話半分に聞いていればいいのに、
話半分どころか、話を2倍に膨らませて実行してしまうアホな信者がでてきたようなんです。
それで1974年に次のような指令が出ます。

*****
塔1974 11/1 排斥されている人たちに対して平衡の取れた見方をする

ある人と「交わるのをやめ」,その人を「諸国民の者」のように扱うということは,
その人に対して,礼儀,親切さ,思いやり,人間愛などを働かせることを妨げるものではありません。
*****

平衡の取れた見方をするというのは、
信者のやることが極端になって弊害が出てきたときに組織が使う用語です。
元々そうさせたのは組織なんですけれどね。排斥者に礼儀を示そうということなので、
挨拶くらいはしようよ、ということのようです。
集団無視は神の組織としてふさわしくないと感じた、
多少まともな人が組織の幹部にまだいたのでしょう。

しかし、80年代に入ると変わります。
排斥者を徹底的に無視せよという方針になったようです。

ちょっと一言さん、毎度興味深く拝見しています。
上記の記述で、
「多少まともな人が組織の幹部にいたのでしょう」とありますが、
このまともな人というのは
統治体メンバーだった「レイモンド・フランズ」なのです。
脱塔者のバイブルである、「良心の危機」と「キリスト者の自由」の著作者です。
彼はそのものみの塔の記事を書き、
排斥政策が緩和されたことを自ら述べています。
https://wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/1974565
1981年、彼が統治体を去った後で、
さらに政策が厳しくなったことを記録していました。
(日本語版:良心の危機395-397頁、#195参照)
1974年の記事のままならどれぐらい平和だったかしれません。
非常に残念なことです。

編集者 ラハム (2019年03月10日 06:00:33)

オフライン

#193 2019年03月09日 20:04:36

てつてつ
メンバー

Re: ここが変だよJW

これですね

オフライン

#194 2019年03月10日 05:59:41

ラハム
メンバー

Re: ここが変だよJW

てつてつさん、本文の抽出をありがとうございます。
トピックを編集しておきました。
ところで、キリスト者の自由では何章に出ていたでしょうか。
わたしはちょっと思い出せないのですが…。

オフライン

#195 2019年03月10日 09:57:49

てつてつ
メンバー

Re: ここが変だよJW

ちょっとわからないです cry

オフライン

#196 2019年03月16日 10:51:19

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

#193につづいて排斥制度を取り上げます。

排斥制度の細かな規則はコロコロ変わります。いいかげんなものなのです。
まずは、排斥された人のために祈ることはいいのか、という問題です。

*****
塔1971 10/1 読者からの質問
クリスチャン会衆から排斥(放逐)された人のために祈るのは正しいことですか。―チェコスロバキアの読者より

聖書的に言って,忠実なクリスチャンが排斥された人のために祈るのは適切かつ正しいこととは考えられません。
*****

真の宗教らしい明快な答えです。排斥された人のために祈るは間違いです。完全に忘れてください。
しかし、何を祈るか、そんなことまで指示する組織って思い上がっていませんか。禁止したところで、それを守っているかどうかどうやって調べるのでしょうか?

時は流れ、30年後、21世紀に入ってから、少し解禁されます。

*****
塔2001 10/1 どうすれば“放とう”の子を助けられますか 15節

排斥された若者が悔い改めの証拠を示しているものの,「神に対してはばかりのない言い方」ができないでいる場合,親は,もし神が子どもの過ちを赦す根拠を見いだしてくださるなら,ご意志が行なわれますように,と祈ることもできるでしょう。
*****

親は自分の子が排斥された場合、その子どもが悔い改めているなら、その子どものために祈ることが許されました。聖書的根拠は示されていませんが、よかったですね。でも、それ以外は忘れてください。

しかし、この記事に関して、内部で対立があったようです。わずか2か月後に、事実上の訂正記事が出ます。使われるのは、もちろん“読者からの質問”です。

****
塔2001 12/1 読者からの質問
エレミヤ 7章16節に記されている神の指示は,罪をおかして悔い改めない人がクリスチャン会衆から追放された場合に,クリスチャンはその人に関して祈るべきではない,という意味ですか。

過ちを犯したその人についてだれかが公に祈るのを聞くなら,当惑し,動揺し,またつまずくことさえあり得ます。こうした理由から,罪をおかした人に関して祈りたいと思う人は,ただ個人的にそうすべきです。
*****

個人的に祈るのはかまわない、というありがたい指示です。でも、こんなこと当たり前じゃないですか。その当たり前の結論にたどり着くのに21世紀までかかったなんて、真の宗教は違いますね。


もう一つの問題は、排斥された後、死亡した人は復活の希望がありますか?というものです。

以前の教義は、排斥された人は永遠に神から拒否され、復活の希望はないというものでした。どういう根拠か不明です。ところが、新しい光がさします。

*****
塔2015 7/15 読者からの質問
晩年,古代イスラエルのソロモン王は神に不忠実になったので,復活しないと結論することはできますか。―列王第一 11:3‐9。

『その父祖たちと共に横たわる』という表現は,シェオルに行くことを示す別の言い回しです。(略)ソロモンはシェオルつまりハデスにいて復活する,と結論するのは道理にかなっているように思われます。

この結論は,『その父祖たちと共に横たわった』と聖書が具体的に述べている他の人たちにも復活の可能性があることを示唆しています。実際,ソロモン以後に王位に就いた不忠実な王の多くも,そのような仕方で言及されています。これは意外なことではありません。なぜなら,「義者と不義者との復活がある」からです。
*****

不忠実だった王も復活します。ということは排斥された人も復活するということですね。どんな人でも復活するという教義のようです。排斥された人がどうなるかなんて聖書には書いてありません。組織の都合で勝手に決めているだけです。


もひとつ、おまけの話です。

長老マニュアル2013年版の“第10章 排斥された人と断絶された人に関する事柄”によると、“会衆の成員が、同居していない排斥された親族や断絶した親族と不適切な交わりを持っていることが分かったなら”、長老は助言を与えるそうです。その助言に応じないなら、“模範的な人のみに与えられる会衆の特権にあずかる資格はないでしょう。”とあります。

この規定に基づいて、家族の誰かが排斥あるいは断絶すると、自動的に、残りの家族は特権をはく奪され、集会で手をあげてもあてられることはなくなるという会衆もあるそうです。一人の不始末は家族全体の連帯責任というわけです。

まだ日本語版が出ていない長老マニュアル2019年版では、chpter12の第17項に、同居していない排斥された親族以外の人や断絶した親族以外の人と、助言があったにもかかわらず不適切な交わりを持ち続けた場合、「審理問題」として扱われることが追加されました。

これからは排斥、断絶の親族以外の人たちと話でもしようものなら、その人が審理委員会という宗教裁判にかけられ、権力を行使するのが大好きな長老の気分次第では排斥になるということです。

へんだよ、家族を破壊する排斥制度を強化するJWは!

#197 2019年03月16日 12:37:36

サルガタナス
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

マタイ5章43節から


参照資料付き聖書
マタイ 5:43‐48
43「『あなたは隣人を愛し,敵を憎まなければならない』と言われたのをあなた方は聞きました。44しかし,わたしはあなた方に言いますが,あなた方の敵を愛しつづけ,あなた方を迫害している者たちのために祈りつづけなさい。45それは,あなた方が天におられるあなた方の父の子であることを示すためです。[父]は邪悪な者の上にも善良な者の上にもご自分の太陽を昇らせ,義なる者の上にも不義なる者の上にも雨を降らせてくださるのです。
46というのは,自分を愛してくれる者を愛したからといって,あなた方に何の報いがあるでしょうか。収税人たちも同じことをしているではありませんか。47また,自分の兄弟たちにだけあいさつしたからといって,どんな格別なことをしているでしょうか。諸国の人々も同じことをしているではありませんか。48ですから,あなた方は,あなた方の天の父が完全であられるように完全でなければなりません。

#198 2019年03月23日 11:55:21

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

「目ざめよ」という雑誌があります。薄ぺらで、中身のないJWの宣伝雑誌ですが、JWの思想がいかに時代遅れかということがよくわかる雑誌でもあります。

「目ざめよ」2019 No.2 は、「子どものうちに学んでおきたい 6つのこと」というタイトルです。その6つとは、次のようなものです。

セルフコントロール
謙虚さ
折れない心
責任感
大人から学ぶ
モラル

これらは多くの人が子どもに望むことなのでしょうか?日本のある企業が、子どものいる女性に、子どもに身に着けさせたい能力について調査したものがあります。上位6つは次のようなものです。

コミュニケーション能力
論理的な思考力
ストレスコントロール能力
創造力
プレゼンテーション能力
集中力

「目ざめよ」の6つと共通しているものは、ストレスコントロール能力くらいです。「目ざめよ」の記事は、全く的外れということです。それらは、あくまでもJWが望むことであって、JWではない人の望むことではないということです。

「目ざめよ」の6つからうかがえる子ども観は、大人の命令に従順に従い、忠実にやり遂げる、感情面で抑制されたロボットのような子どもを理想としているということです。つまり、大人にとって都合のいい子どもです。子どもが自立することより、大人に依存したままのほうがよいようです。また知的な面について全く触れられていないのが特徴です。高等教育に反対ということを踏まえれば、子どもは少し愚鈍なほうがいいと思っているのでしょうか。

JWでは、子どもは大人になったら、たいした能力もスキルも必要のない伝道者になればよいという思想なので、子どもがそれ以上のことを望むことは阻止したいようです。例えば、大きな望みや夢を持つことに対しては謙虚であれ、あなたは特別な人ではない、と教えるわけです。そうやって、将来の夢や自尊心を破壊していけば、コントロールしやすい子どもになるのです。

それに対して、JWではない人の子ども観は、自分で考え、何かを作り出し、それを他の人にわかりやすく辛抱強く伝えることができる子どもを理想としているようです。JWとは全く異なる価値観です。

実は、JWの子ども観は、独裁的で教育水準の低い発展途上国の子ども観によく似ています。JWはそのような国の人をターゲットに宣伝活動をするとうまくいくかもしれません。

しかし、JWの子ども観は先進国の都市に住む人たちの子ども観とはかけ離れたもので、賛同は得られないでしょう。JWは子育てに悩む専業主婦層に、聖書に基づく教育が素晴らしいなどといって接近し、それなりに成果があった時代がありました。しかし、それは先進国では過去のことですね。「目ざめよ」誌は完全に時代遅れです。廃刊すべきですね。

それから、この記事の執筆者は就職活動をしたことがあるのでしょうか?「謙虚さ」のところで、

*****
子どものうちに謙虚さを身に着けておけば,将来仕事を見つけるときにも役立ちます。
*****

とありますが、それなりにやりがいのある仕事につくには、自信と面接での自己宣伝が重要です。謙虚さと無能さは面接では区別が困難です。JWのように特段の学歴や職歴がなく、謙虚であれば、単に無能と判断されるでしょう。

就職活動をしたことのない人が就職についてアドバイスし、子育てしたことがない人が子育てについてアドバイスするのがJWのへんなところです。

でも、「目ざめよ」の中にもいいことが書いてありました。「責任感」のところです。

***********
失敗を隠さないことの大切さが分かるなら,こんな子どもになるよう助けられます。

間違いを正直に認める
人のせいにしない
言い訳をしない
謝るべきときには謝る
************

このことをまず学んでほしいのは、子どもではなく、統治体の老人たちですね。これまで統治体は数々の間違いや失敗をしてきましたが、統治体は、間違いを認めず、一部の信者のせいにし、自分たちも不完全だとか言い訳をし、謝りません。統治体の人たちは、JWの中での処世術は学んだのでしょうが、「責任感」を学ばずに大人になったということですね。

JWで,へんなのは子どもではなくおとなで、特に統治体だよ!

#199 2019年03月23日 13:25:01

サルガタナス
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

目ざめよ! は
ものみの塔にくらべて
まだ一般の人むけだと思っていましたが
現在ではこちらも完全なマイコン誌になりましたね
ではJWの視点から僕も少しお話を

コミュニケーション能力
論理的な思考力
ストレスコントロール能力
創造力
プレゼンテーション能力
集中力

なるほど確かに立派な人に成りそうですが
JWをバカらしくなって辞めてしまうでしょうね
あくまでJW組織に仕える人間に育てるというのが
JW的には大事なことなんです

JWの子ども観は、独裁的で教育水準の低い発展途上国の子ども観によく似ています。
なるほど
確かに子どもの人権がわからず
労働力として、こき使ってる親の子ども観ですな
しかし昔の貧しい時代や発展途上国の話ではなくて
現代の先進国で親がマイコンを受けたせいで
子どもの人権を奪っているんですね
んでそのJW親が二世だったりすると
非常に根の深い難しい問題だったりするわけなんです
*****
子どものうちに謙虚さを身に着けておけば,将来仕事を見つけるときにも役立ちます。
はい、
組織は公式には否定するでしょうが
基本的にJWは自営業かバイトしか出来ませんので
バイトの面接なら謙虚さ従順さでいいわけです
やりがいのある仕事に就くのは禁じられています
宣教奉仕にやりがいを感じるべきだからです

それで統治体のお話が出ましたが
ちょっと一言さんのお考えは全くの正論でして
これについては兄弟姉妹たちも
大なり小なり心のどこかで感じていることだと
思いますからJW視点でのお話もいらないでしょう

最後に
僕は目ざめよ!とか読んでなかったもので
ちょっと一言さんのおかげで勉強になりましたし
マイコン度がかなり上がった雑誌になっていると
知ることが出来ました
一言さんに深く感謝します、ありがとうございました

#200 2019年03月23日 13:26:25

死生観の者です
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

ちょっと一言 さんの発言:

JWのへんなところは、男女で差をつけることです。生物として男というだけで優遇し、生物として女というだけで冷遇します。

同意します。創世記で女が男から造られたことが書いてありますが、私も思います。1千歩譲って男から造られたとして
例えば、元は男の一部だったとしても右目が左目を卑しいとさげすんだり、右脚が左脚を卑しいとさげすんだり
するのかと。そういう事ですよね。じゃ、最初完璧だった男の身体の一部は卑しかったのかと。
創世記にはどこにもそう書いていない。楽園追放後も男が女の頭になるだろうと予測は書かれていますが、頭になれ
だの女は奴隷とは書かれていない。

じゃ、私が新聖書作りますか。女は産まれたときから尊いという聖書です。男の土俵で語っても空しいと思うので。
聖書の登場人物で楽園に還った者はいないという点が忘れられていると思うのですよ。女を卑しがっているからいつ
まで経っても悪が滅びる世は来ないし、結局救いもないと思うのですよ。

新ジェネシス第1章(女による新聖書物語り)

神は天と地を造られた。そして生命と呼ばれる者をお造りになった。
生命はその後、知性を身に着け自らの意志で物事を決めるようになった。
そして進化を遂げ人間と自らを呼ぶ者が現れた。
人間は初め女と呼ぶものだった。その後、進化の過程で男が分化した。
男は自ら驕り高ぶりやがて女をセミの抜け殻のように、自らを産み出すための抜け殻と思う
ようになった。これが暗黒の始まりである。
心ある者は聴くがよい。右手が左手を卑しいものとしてはならない。右脚が左脚を卑しいものとしてはならない。
暗愚に身を落としてはならない。それは神が望んだことではないからである。
もしあなたが神の望みに立ち返るならどちらかを尊いとしてはならない。それは神の道から逸れるからである。
そしてあなたはこの聖書の意味を理解した時、救いへと至るだろう。

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