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#1 Re: 親睦・相談 » 今JWの現状について教えてください。 » 2021年06月05日 00:50:15

毎月のブロードキャスティングのマンスリープログラムに、一曲はオリジナルソングが含まれるようになりましたが、その曲がジャズっぽいものや、ボサノバっぽいものまであって、確かにJW.ORGの娯楽性とも言える世俗的な色合いが気になっています。
とはいえ、自分自身はあくまでもJWになったことはない「外の人間」なので、「エホバの力でゆるそう」Pardonner à aide de Jéhovahという曲のフランス語版、ポルトガル語版をダウンロードして楽しんでいます。

#2 Re: 総合フォーラム » 初期クリスチャンはエホバの証人のように日常会話で「エホバ」と述べていたか? » 2021年06月05日 00:35:27

YHWHをどう扱うか、いろいろ違うスタイルがあったと思います。
YHWHがヘブライ語聖書には書かれているから、聖書をヘブライ語のままで引用したユダヤ人。今でもユダヤ人はYHWHを聖書の引用としてはそのまま「書きます」が、それを「発音する」ことはありません。Ha Shem(ヘブライ語)/ Shema' (アラム語)と呼び変えるか、'Adonay と呼び変えます。その現在の伝統はイエスさまの時代でも同じだっただろうと思われます。
異邦人のクリスチャンは、地中海のギリシャ語世界で、最高統治者がKyrios と呼ばれていたのに慣れていたでしょうから、セプトゥアギンタ訳のKyrios Theos は素直に「世界の主、最高統治者」の意味で無理なく受け入れたことでしょう。事実、アレクサンドロス王のヘレニズム時代から、被占領国の神々は、ギリシャ語のKyrios・Kyria (女神の場合)と呼ばれていました。
最初期のクリスチャンは、十二使徒を含め、ユダヤ教徒でしたから、宗教上の「主 Kyrios」=YHWH=唯一の神のはずです。そういう意味で、トマスがイエスに面と向かって「私の主、私の神」(ヨハネ20:27)と言ったのは、画期的な告白と言わざるを得ません。詩篇35:23には"elohay wa'adonay" 我が神 我が主という言い回しが出てきますが、その箇所を書いた詩人と同じく、これをYHWHなる神に向けて言うのはまともであっても、人間であるイエスさまに「わたしの主、わたしの神」と言ったのは、JWのような信条を持つものには、「被造物である人間イエス」を偶像崇拝していることになります。
ところが、ギリシャ語新約聖書には、「主なるエホバ(または父なる神」よりも「主イエス・主キリスト」のほうが遥かに多く出てきます。JWが新世界訳の中のエホバを入れようとしても、ヘブライ語訳新約聖書の例がないために、フィリピ人への手紙にはエホバがありません。しかし主イエス・キリストはフィリピ書のテーマであります。まさに2:11では「全ての者がイエス・キリストは主Kyrios=YHWHであるという確信を言い表わ」すことが聖書の信仰の究極目的であることが示されています。
フラヴィウス・ヨセフスがユダヤ古史の中では「口にすることのできない名」としたYHWHは、キリストの出現により、「それによって救いを得る、天下で唯一の名前」になった、YHWHの名前の実体はイエスという名前にシフトしたというのが、岩村義男兄弟の著書の結論でもあります。

#3 Re: 総合フォーラム » とりあえず書き込み用 » 2019年01月15日 15:44:47

日本語版がへったくそな歌唱でみっともない、新しい歌『勇気ください』は、新しいエゼキエル書の注解書「エホバへの純粋な崇拝がついに回復される Pure Worship of Jehovah Restored - At Last」の予告編だったみたいです。ハルマゲドンの戦いが来ても、エホバの証人は神の懲罰の対象ではないし、むしろ天使に守られるのから恐れる必要はないということだそうで、『勇気ください』のビデオクリップの意味ありげな、大天使ミカエルと思われる冠をかぶった天使が弓矢をつがえるシーンの絵も、あたらしい「純粋」の本にも挿絵があります。
世代が変わるというか、10年に一回くらい、預言書の注解書が入れ替わるというのは、トホホな宗教団体だなぁと思います。百年続いても自分たちの過去を否定するから、名著・古典的な文章が蓄積されていかない。新しい信徒は自分の属する団体の過去を知らない。

#4 Re: 総合フォーラム » とりあえず書き込み用 » 2019年01月15日 15:16:14

日本語新世界訳の誤訳 追加できる箇所
ヘブライ6:17 英文NWTでは1950年以来 stepped in となっていました。『行間逐語』では he mediated, ヨーロッパの言葉では to step in = to intervene [as an arbitrary]の意味で訳されましたが、日本語訳は、step in が熟語動詞 phrasal verbであることを理解していないために、まるで検察当局の現場検証のような印象の「踏み込まれました」という誤訳になっています。
2013年改訂版は、he guaranteed it と変更されたので、この日本語版だけの誤訳はなくなると思われます。

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