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#1 2021年10月09日 15:43:23

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

変更用語集

日本語新世界訳2019年版が出てから2年半が経ちました。
ここから一気に現在の「協会用語」に切り替わったわけですが、

どれが変わってどれがそのままなのか、

そしてそれによって “理解が進んだ” のか変わらないのか、
いまだ整理できていない今日このごろです。

頻繁に使われるものはすぐ分かるのですが、
賛美の歌の歌詞とかはホントに紛らわしくて変化が分からない。

み使い→天使
聖霊→聖なる力
「御」に当たるものはすべて排除(神の御名とか)
奉仕の僕→援助奉仕者

……ほかにもいっぱいありますよね。

これらを外したところで何かいいことがあったのか、
かえって混乱を招いたのかがまだ分かりません。

ちなみに私は筋金入りのアナログ派で、
一般人におもねった訳語の数々にイラついているこの頃です。
「やるんならもっと早く変更しろよ」と思っていました。

#2 2021年10月09日 20:45:37

カレブ
Administrator

Re: 変更用語集

変更用語集 ありがとうございます。

み使い→天使

この点ですが、そもそも天使という一般的な言葉が存在していたのに
あえて「み使い」を
日本支部は使っていたわけですが、
突然 天使になってすぐに身に付くものなのでしょうか?

オフライン

#3 2021年10月12日 21:14:44

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: 変更用語集

ほとんどの方がご存じの通り、英語新世界訳ではずーっと「み使い」は angel でした。むこうは何も変わっていないわけです。

1990年代前半でしたか、地帯訪問の全国集会(同時刻に電話回線で同時に繋ぐ、という実に懐かしい方式。インターネットも録画視聴もない本当にアナログな開催だった)で監督が選んだ話のテーマが angel で、この話を通訳した織田正太郎兄弟は、初っ端からこれを「天使」と訳しました。

最初は「???」でしたが、話が進んでいくにつれて「今日に限って言えば “天使” は適訳だ」と感じました。世間のとらえる angel のイメージとJW的なみ使い解釈の重なり具合が絶妙で、織田兄弟がこれを選んだのに激しく同意したものです。

ただ、新・新世界訳は「霊」という訳語をほぼ全廃しました。霊者も含めてです。おかげで「旧・悪霊たち」のことを「邪悪な天使たち」と言い換えなければならなくなった。

ある程度、聖書レッスン(←これも新語)が進んだ研究生なら、「昔、良かった神の天使の一部がムラムラ来て、紆余曲折を経て悪魔の仲間になったあの天使たち」みたいに分かってもらえますが、戸口で聖書や文書を開いて見せて分かってもらうのは至難の業です。

そう、「天使」といえば「良いやつ」であり、現代日本語の中には「悪い天使」という概念がありません。

いや、「堕天使」はどうだ?  これなら「塔」の見解にもかなり近いか。でも協会の出版物で「堕天使」を採用する可能性はあるか??

使ってくれたら10万円寄付おくりまーす。

※他にも多くの皆さんの直感的な感想が欲しいです。ぜひお寄せください。

#4 2021年10月12日 22:44:46

BOGOTA
ゲストユーザー

Re: 変更用語集

頑なに

「行なう」

という送り仮名を使用し続けていましたが

「行う」

と正しい送り仮名になりましたね。

#5 2021年10月13日 16:26:35

ほい
ゲストユーザー

Re: 変更用語集

ご無沙汰しています。

無意味な言葉遊びが本当に増えていますね。
最近だと、「研究司会者」が「聖書を教えている人」に、「研究生」は「聖書を学んでいる人」に変わったり、本当にくどく長ったらしい表現が増えました。
しかも、これも日本語独自の変更なんですよね。英語や他の言語はこれまでと同じ「先生(教師)」と「生徒」のまま。

「聖霊」を「聖なる力」に変えたのはまあともかく、「霊の実」を「聖なる力が生み出すもの(神の聖なる力が生み出す特質)」とこれまた長ったらしい名称に変えたので、初見だとむしろ何のことだか分からないのではと思います。
そもそも「実(果実)」はどこに行ったと。
「実」だと分かりにくいと考えたのかもしれませんが、これも英語や他の言語はこれまでどおり「神の霊の果実」や「神聖な力の実」となっており、「実」の部分は残しています。

総じて日本支部の翻訳能力は、他国の支部と比べても低いままというか、独自路線を突き進んでいるようです。

一部の熱心な人たちは、いかに素早く新しい名称に慣れて集会のコメントやプログラムに反映させるかに骨を砕いていますが、最近の教義の陳腐化に伴って、これくらいしか打ち込めるものがないんでしょうね…。

これまでもそうでしたが、ますます形式主義的な宗教になってきたんだなとしみじみと感じます…。

#6 2021年10月16日 10:07:10

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: 変更用語集

ぼちぼち用例が集まってきましたね。ありがとうございます。

一稿めでも挙げましたが、奉仕の僕は「援助奉仕者」といういかにも現代的な訳語を当てましたが、長老は「長老」のまま居残っているのも違和感アリアリではないでしょうか。

21世紀に入って20年以上経ってなお「ちょうろう」。世の大半はアフガンの封建的な指導者層を非難しているのに、「ちょうろう」が指導するモスク?みたいなJW…。響きは大事ですよぉ。

十年前、らい病を「重い皮膚病」といういかにもポリコレな訳に変えた日本語新世界訳。LGBTとかSDGsのような “流行りモノ” に乗っかった形です。どうせ変えるなら「ハンセン氏病」くらいドラスティックにやってほしかった。

#7 2022年07月23日 17:08:13

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: 変更用語集

※ カレブさん、スレッド名を
「世俗の仕事って?」に変更してください。

出版物翻訳において、「ビッグワード」と呼ばれる単語、
たとえば幸福、神聖、義、癒し、世界平和といった
“おっきいコトバ” は、特に表紙タイトルなどで
慎重に扱われてきたそうです。

Happiness を「しあわせ」と訳すと、新興宗教みたいで
うさんくさがられると考えられてきたらしい。
(その割には「いつまでも幸せに暮らせます」とか
「平和をつくる」とかモロな訳を恐れなくなりました)

いま流れている大会のプログラムでは、「世俗の仕事」
という言い回しが全廃されているようです。

*世俗=「世俗的」(英語:secular セキュラー)
であること。政教分離を経て、国家と宗教が分離
している状態。

「世俗……」。私が高校時、ほんとに耳タコでした。
何とも猥雑な、ヤだけど日銭を稼ぐため仕方なくする
おしごと。私にはそう聞こえました。

1975年に幼少期を過ごした身には「カンケーねぇ、
そんなの心配する歳にはハルマゲドンだろ」と
信じて疑いませんでしたから。

でもやがて高校卒業を迎え、なに屋さんで食ってくか
眼前に迫ってきましたが、そのころの日本のJW数は
右肩上がりでイケイケどんどん+雇用もそこそこ
だったので、さほど悩まなかった気がします。
今となっては自嘲するしかありませんが。

今大会の全時間奉仕を勧めるプログラムも日本経済なんか
ノー天気で、しかも世俗という言い回しを封印。
じゃあ代わりに何と言ってるか耳を澄ましましたが、
どうやら「自活していく」が代用語だったようです。
「お父さんやお母さんや親戚から仕事を教わるといい」
ですって。

当然ですが「大学」という語は発音も匂わせもナシ。
あ、「奨学金を断った」という自慢話はあったかな。

日本語には世俗をひっくり返した「俗世」という
響きの悪いコトバがあります。
出版物や講話から一掃して、知らんぷりした協会。
それで済むと思うなよ (笑)

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