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#1 2021年02月19日 20:41:02

bumsuke
メンバー

エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

現役JWのほとんどはエルサレム陥落が587年に起きたという事実について知らないのでしょうか?
統治体の607年という見解を信じきっていますよね。
私自身、覚醒していく上でこの教理の嘘が1番衝撃的でした。
常識的に考えて、JWだけが607年陥落説を唱えているのはおかしい、と思ったのですが、、、
仮に熱心なJWに「ほら、こんなに証拠があるんだよ」といくつかの本や資料を見せたらどんな反応をすると思いますか?



あと、てつてつさん、個人的な相談メールに返信くださってありがとうございました。
いただいた資料、じっくり読ませてもらってます。

オフライン

#2 2021年02月20日 07:02:44

てつてつ
メンバー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

bumsukeさん 先日もメールありがとうございました

>仮に熱心なJWに「ほら、こんなに証拠があるんだよ」といくつかの本や資料を見せたらどんな反応をすると思いますか?

以前に未信者のご主人さんが熱心な信者の奥さんに説明したけど そんな細かいことはどうでもいいといわれたそうです
いやどうでもいいって 一番大切な1914年の元となる教えでしょ?と聞いてて思ったのですが cry

オフライン

#3 2021年02月20日 12:13:09

bumsuke
メンバー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

やっぱりそうですか、、、
組織が絶対に真実であると教えている教理こそ、100%信じるにはしっかりと調べないといけないと思うのですが、多くの人が盲目的に信じてしまっているのが現状なんですね。
JWの教えに反する情報は全てサタンの罠だと教えられているのでその反応は仕方のないことなのかもしれませんね、、、
少しずつ相手に情報を伝えていって矛盾に気づいてもらえるよう頑張ってみます。

オフライン

#4 2021年02月20日 18:26:10

ほい
ゲストユーザー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

ご無沙汰しております。
bumsukeさん、はじめまして。
私もJW2世で家族が皆JWなので、JWの誤りに気付いた後も現役で留まっているという境遇です。

1914年の根幹となるエルサレム陥落の年が一般の見解と異なるようになっているということは、教義的に重大な問題であることは言うまでもありません。
ただ、現役JWの家族に対して最初にこの問題を指摘しても、それを受け止める準備ができていないことが多いため、JWの教義の矛盾に気付くというより、bumsukeさんがJWの教義に批判的になっていると思われて逆に警戒されてしまうリスクが大きいように感じます(これは私自身の経験でもあります)。

特に、JW組織の発信する情報しか信じないようになっている場合、考古学に基づきエルサレム陥落が紀元前587年であることを指摘しても、「どこで調べたのか」「なぜJW以外の資料を調べたのか」「背教者のサイトを見たのではないか」と警戒されることが多いと思います。
また、そうした拒否反応がなかったとしても、「考古学も完全ではない」「今後また新たな発見があって紀元前607年説の正しさが立証されるかもしれない」と正常性バイアスがかかって有耶無耶になることがほとんどかと。

これは自分の考えですが、組織にまだ疑念を持っていない現役JWに組織の矛盾に気付いてもらうには、まず第一歩として「組織の方法で組織の矛盾や不誠実さを指摘する」ことが効果的ではないかと感じています。



一つの例ですが、私がこの掲示板を見ていてとても良い指摘だと感じたのは、以下のトピックで扱われたマタイ24章34節の「この世代」に関するJWの解釈変更に対する分析です。

   出1:6の世代の実際の長さ

「この世代」について今現在の最新の解釈は以下のようになっています。

塔08 2/15 25ページ
囲み記事「この世代」の長さを計算できるか
  「世代」という語は普通,ある特定の時期に生きている,もしくはある特定の出来事を経験する,様々な年齢層の人々を指して用いられます。例えば,出エジプト記 1章6節には,「ついにヨセフは死に,また彼のすべての兄弟とその世代のすべての者たちも死んだ」と記されています。ヨセフとその兄弟たちは,年齢がそれぞれ異なりましたが,同じ時期に共通の経験をしました。「その世代」には,ヨセフより前に生まれた兄の幾人かも含まれていました。その中には,ヨセフより長生きした人たちもいます。(創 50:24)また,「その世代」の人々の中にはベニヤミンのように,ヨセフの誕生後に生まれてヨセフの死んだ後も生きていたと思われる人々もいます。
  ですから,「世代」とは,ある特定の時代に生きている人々に関して用いられる場合,終わりのあるもので,極端に長く続くものではない,と言えるだけで,厳密な長さを述べることはできません。それゆえ,マタイ 24章34節に記されているように,イエスは「この世代」という表現を用いることによって,「終わりの日」がいつ終わるかを算定するための手がかりを与えたわけではありません。それどころかイエスは,「その日と時刻」を弟子たちは知り得ないということを強調したのです。―テモ二 3:1。マタ 24:36。

「神の王国は支配している!」1章12ページ17~19節(2014年出版)
  17 「これらのすべての事が起こるまで,この世代は決して過ぎ去りません」。この言葉はどのように実現しますか。その問いに答えるには,2つの点を知る必要があります。「世代」と「これらのすべての事」の意味です。「世代」という語はたいてい,ある特定の時期に生涯が重なる様々な年齢層の人々を指します。1つの世代は極端に長いものではなく,いずれ終わりを迎えます。(出 1:6)「これらのすべての事」には,イエスが自分の臨在の期間中に起きると予告した事柄すべてが含まれます。その臨在は1914年に始まり,「大患難」で最高潮を迎えます。―マタ 24:21。

  18 では,「この世代」についてのイエスの言葉をどう理解したらよいでしょうか。その世代は,存在する期間の重なる,油そそがれた者たちの2つのグループから成っています。第1のグループは,1914年にしるしが成就し始めるのを見た油そそがれた者たちで構成されています。第2のグループは,ある時期に第1のグループの人々と同時に存在した油そそがれた者たちで構成されています。第2のグループのうち少なくとも一部の人々は,生きて大患難の始まりを見ることでしょう。この2つのグループが1つの世代を成すと言えるのは,油そそがれた者としての生涯が,ある時期に重なるからです。*[脚注]

  19 では,どんな結論に至りますか。イエスが王権を得て臨在していることを示すしるしは,世界中ではっきり見られます。今も生きていて「この世代」を構成する油そそがれた者たちは,年を取ってきています。とはいえ,それら油そそがれた者たちすべてが大患難の始まる前に亡くなる,ということはありません。したがって,神の王国が来て地上を支配する時は非常に近い,と結論できます。イエスの教えた,「あなたの王国が来ますように」という祈りの言葉が実現するのを目撃するのは,胸の躍ることでしょう。

*[脚注] 第1のグループに属する油そそがれた者たち ― 1914年に「苦しみの劇痛の始まり」を目撃した人たち ― の最後の人が死んだあとに油そそがれた人は,「この世代」の一部とはなりません。―マタ 24:8。

この解釈変更について、先ほどのトピックでは以下のように分析しています。

離塔JW さんの発言:

(出エジプト記 1:6) 6ついにヨセフは死に,また彼のすべての兄弟とその世代のすべての者たちも[死んだ]。

ヨセフの死はBC1657年(感P294)そしてモーセの誕生はBC1593(感P294)

計算するとその期間は64年です。

ブロードキャスティングではヨセフの死の直前に生まれた赤ちゃんはヨセフの世代とコメントありましたが、その説明だとヨセフの死の直前に生まれたすべての赤ちゃんが64歳以下で生涯を終えたことになります。ヨセフは110歳まで生きましたしモーセは120歳まで生きたことを考えると不自然です。

ブロードキャスティングで統治体は世代について生涯が重なることを説明するにあたり出 1:6をすぐに思い出しますと述べていましたが、下記の洞察の説明と食い違います。洞察をちゃんと読んでいないのではないかと疑ってしまいます。
*** 洞‐2 30ページ 世代,代,代 ***
世代とは普通,同じころに生まれた人々すべてを指しています。(出 1:6; マタ 11:16)

ですから生涯が重なる世代の説明として出 1:6を引き合いに出すのはふさわしくないかと思います。

カレブ さんの発言:

離塔JWさんの指摘されている点 いつか記事にまとめてみたいとも思います。
そもそもの部分で「重なる二つの世代」はバカらしいのですが
聖書から論じてきたら、こちらも聖書から論じたほうが
効果はありますので、結構重要なところだと思いました。

ざっとまとめるとこういうことですよね。

1.(出エジプト記 1:6) …ついにヨセフは死に,また彼のすべての兄弟とその世代のすべての者たちも[死んだ]…

2.続く節ではエジプトでヤコブの子孫が増えていったことが述べられ、「(出エジプト記 1:8) …ヨセフのことを知らない新しい王がエジプトの上に立った…」

3.そして本題のモーセの誕生に話が続いている。

4.モーセの誕生時にはとっくに「ヨセフのすべての兄弟とその世代のすべての者たちも死んでいる」はずなのに

5.ヨセフの死からモーセの誕生まで協会は64年しか隔たりがないことを示してしまっている。

6.上記からして「出エジプト記 1:6」がヨセフの生涯と少しでも時が「重なっている世代」を表すことは考えられない。

以上

ということですね。

聖書とJWの出版物だけで、これがいかに筋の通らない解釈変更であるか理解できます。

重要なのは、この解釈変更の根拠となっているのは出エジプト記1章6節だけであること、また統治体のデービッド・スプレーンがJW Broadcastingの中で直接解説していることです。
仮にも神の聖なる力(聖霊)の導きを受けていることを自負している統治体が、明らかに誤った聖句の解釈をしていることは、たとえJWでも擁護のしようがありません。
また、このような杜撰な教義変更で、「終わりは近い」と終末論を煽っていることは非常に誠実さに欠けた態度です。
実際に、終わりが近いからという理由で、仕事や資産の用い方の選択に大きな影響を受けている人は大勢いるからです。


先ほども述べたように、この指摘は、いわゆる「この世の資料」の参照は一切不要なので、反抗的、背教的態度だと警戒されるリスクを減らせますし、新しい教義を擁護したくても擁護のしようがないものです。
また、直近10年以内の比較的新しい教義で、現在も有効なものですので、昔のことだと言い逃れもできません。

まずはこの辺りからご家族と話し合ってみられるのはいかがでしょうか。

#5 2021年02月22日 13:39:21

bumsuke
メンバー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

ほいさん、返信ありがとうございます。
私と同じように、覚醒した後もJWにとどまっておられる方の意見を聞けて嬉しく思います。
もしかすると私の周りでも同じように覚醒したことを隠しているJWもいるかもしれませんね。
そう思うと少し気が楽になりました。

ほいさんが紹介してくださった、世代の教理の解釈変更の矛盾は初耳でした。
論議の手順を詳しく載せてくださりありがとうございます。
ありがたく参考にさせていただきます。
仰っておられたように、「組織の方法で組織の矛盾や不誠実さを指摘する」という方法は、確かに有効かもしれないですね。
うちの家族も多分、世のインターネットや本で得られた情報を受け付けないと思われますので、なんとか少しづつ「おかしいな」と感じてもらえるように頑張っていきたいと思います。

あと、私自身の立場は今現在援助奉仕者で開拓者の立場ですので、その立場をどうするか悩んでいます。
別に覚醒した以上、特権への執着などはこれっぽっちもなくなり、集会プログラムや伝道活動で偽りの教えを伝えたりすることにかなりの嫌悪感を感じてしまっています。
両方一気に辞めてしまうと、会衆の仕事面で他のJWに迷惑をかけてしまうし、仲間のJWから「この兄弟は罪を犯したから特権を降ろされたんだ」と勘ぐられるのも悲しいです。
多分そうなると牧羊訪問で長老から探りを入れられそうで、ボロを出してしまわないか不安です(背教的な教えに影響を受けていると判断されたら恐らく排斥になるんではないでしょうか)。
両親は確実にショックを受けて落ち込むと思います。
今考えてみると、こういった悩みを抱くような組織の異常な構造にもっと早く違和感を感じるべきだったなと後悔しています。
開拓者や援助奉仕者になる前に覚醒したかったです、、、

同じような経験をされた方がおられましたら、ご自身はどうされたか参考までに教えていただけると嬉しいです。

オフライン

#6 2021年02月27日 11:19:54

ほい
ゲストユーザー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

bumsukeさん

覚醒とまではいかなくても、会衆内でも組織の方針から一定の距離を保とうと考える人はかなり増えていると思います(特に若い世代で)。
薄々そうかなと感じる人がいても、面と向かって本心を話し合えないという環境は本当にもどかしいものですね。

集会のプログラムは、自分が話さなくても他の人が扱うので、罪悪感を持つ必要はないと思います。自分は「聖書にはこう書いています」「JWではこう教えています」というように淡々と事実のみを扱うようになりました。
「こうしなければいけない」とか、「このようにしましょう」というような他の人の判断や決定に影響を与えるような話し方は極力避けるようにしています。
まあ、そのせいもあり、私の話は以前に比べてだいぶ退屈なものになっただろうなと感じていますが。

伝道活動は信者でない一般の人を対象としたものなので、どうすればいいか最初は悩みましたが、関心を持つ人がいても再訪問しないようにすることで自分なりに落としどころを見つけました。
特に今はコロナ禍で家から家の証言はしなくてよいので、電話してるふり、手紙書いているふりで、適当な時間を報告してやり過ごせると思います。
「他の信者を騙しており偽善的だ」との批判もありますが、特に誰かを傷つけるものではありませんし、自分の信じていないものを区域の人に伝える方が人を騙すことに加担していると感じるので、そこは割り切っています。

bumsukeさんは、まだお若いようにお見受けするので、世俗の仕事を増やしたり、全時間の仕事を見つけて転職したりするなどして、まずは開拓者をやめるそれなりの口実を作られたらいいのではないでしょうか。
仕事を増やす理由を聞かれたら、お金を貯めて将来的に外国や必要の大きな所に移動して奉仕したいと考えているのでなどとそれっぽい話をして、ちゃんと考えて決めたことだということを伝えれば、それ以上とがめられることはないはずです。
JWを辞めたあとの生活の基盤を作るという意味でも有効です。

家族がJWだと、なかなかすんなり辞めることは難しく、何度も葛藤を抱えながらにはなりますが、まずはご自身のことを最優先に考えて、一歩ずつ、少しずつ辞めるための準備を進めていかれたらいいと思います。

#7 2021年02月27日 12:00:08

てつてつ
メンバー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

自分もそのようにして少し考える時間を作ったら良いと思います kiss

オフライン

#8 2021年02月27日 22:32:12

bumsuke
メンバー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

アドバイスどうもありがとうございます。

ほいさんが、「自分の信じていないものを区域の人に伝える方が人を騙すことに加担していると感じる」と書いておられたように、自分も集会や宣教奉仕ではできるだけ嘘ではない情報のみを伝えるようにしていこうと思います。
こうなった以上、収入も増やしていかないとですね。

今はまだコロナ禍で開拓奉仕時間を入れなくていい状態ですのでなんとかなっていますが、とりあえず開拓奉仕は通常に戻る前に辞めようと思っています。
ただ、覚醒する前に今年のzoomでの開拓奉仕学校に招待され、出席すると返事してしまいました、、、
覚醒するのがもう少し早ければ断れたんですが cry
憂鬱ですがまあそれだけは1週間我慢して参加してきます。

オフライン

#9 2021年02月28日 16:01:42

ラハム
メンバー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

bumsukeさん、
敵を知り、己を知れば百戦危うからず、と言いますので、
これから戦うべき相手を考察し、自分を見つめなおすチャンスにできれば、
憂鬱な開拓奉仕学校もそれなりに善用できると思います。
陰ながら応援していますよ…。

オフライン

#10 2021年02月28日 21:42:20

bumsuke
メンバー

Re: エルサレム陥落が607年に起きたという嘘

ありがとうございます。
ほとんど学校の予習もしてないのですし、本心ではないコメントをするのは苦痛ですが、なんとか頑張ってきますねー

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