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トピックレビュー(最新表示)
- Venturi
- 2024年11月24日 00:47:11
いかがでしたか。今回は、キリスト教における復活や永遠の生命の概念とその成り立ちを、根拠となる聖書箇所と共に教派を問わず共有されていると考えられる部分に的を絞って、かつ自分なりに咀嚼した理解を紹介しました。一部にユダヤ教学と「高等批評」的聖書学からの概念を含みます。「元僕」さんが聖書を紐解くにあたっての一助となれば幸いです。
私自身は現在のところいかなる教派教会やキリスト教教職者とのつながりも持ってはおりませんが、聖書が啓示するイエス・キリストによる救いを信じております。
「元僕」さんがキリスト信仰に導かれるか否かはともかく、カルトによる精神的、知的な束縛から一日も早く解かれ、ご両親に対し何の憚りもなくご自身の人生を歩んで行かれることを心から願います。
そのような「元僕」さんの姿がご両親にも何らかの良い働きをなす可能性も否定できません。あるいは、「神の時」があるのかもしれません。
まるで上から目線で物を申しているようですが、私自身はこのような話を面と向かってはほとんど誰とも共有することはできていません。
「元僕」さんが聖書についてご両親と議論までなさっていることは、私からすれば眩しくも思えるのです。
ただし、一般社会においては陰謀論の興隆する昨今、陰謀論者を「論破」することの無意味さが語られます。「自分は真実を知っている」との確信が他者に揺るがされても、かえって意固地にさせるほうに働くと言われます。
むしろ、家族として「変わらぬ愛情を示す」ことが勧められますが、このあたりは忌避の問題も絡む陰謀論どころではないカルトの破壊性に思い至り、暗澹とさせられるところです。
しかし、「元僕」さんがご両親と話のできる関係を保っておられることは喜ばしく思いますし、あなたを取り巻く状況が良い方向へと導かれることを「一切を超えてかなえてくださる方に」祈ります。
- Venturi
- 2024年11月24日 00:44:52
3.イエス・キリストは復活と永遠の生命の希望を与えた
そのような背景があって、イエスのもとに「永遠の命」を得るにはどうすればよいか、と尋ねる人がやってきたのでした。(マタ19:16)
イエスご自身が永遠の生命を与えることを明言され、弟子たちもその信仰を告白しました。(ヨハ3:15,16,36,6:68,12:50)
キリスト者の復活と永遠の生命の希望は、旧約預言そのものではなくその成就であるイエス・キリストに根拠を置きます。(ヨハ20:31,ロマ3:21)
コリ一15章では、キリストが「初穂」として死者たちに先立って復活されたこと、更には信者もキリストと同じ「朽ちない者」への復活にあずかることを教えます。それは「神の国」を受け継ぐことと不可分です。
4.新天新地における永遠の御国
キリスト者が抱く終末的な希望は、ヨハネの黙示録によって更に強められます。
父なる神と子羊がいます輝かしい「天の聖所」の情景と、あらゆる国民から来た「大群衆」がそこで礼拝する姿が描かれます。(黙7:9,19:1)
ローマ軍によるエルサレム陥落と神殿の破却という終末的事象への応答として、天上の「永遠の都」こそが希望の拠り所とされたのでした。(ピリ3:20)
天の聖所で仕える「大群衆」と、子羊とともにシオンの山に登場する「14万4千人」をそれぞれ別のグループと見なすか否かは、解釈によります。(黙7:4,14:1,20:4)
黙示録の終末期の描写を字義通りに解釈するか象徴的に見るか、そもそも過去主義か未来主義かによっても大きく別れますし、「イスラエル」についての立場も影響します。
いずれにしても、子羊に付き従った者があずかる「第一の復活」は、新約聖書を通して描かれるキリストを初穂とした義者の復活そのものですから畢竟、キリスト者の受ける報いを示すものとして普遍的に適用されています。(ルカ20:36,ヨハ5:29,ピリ3:21,コリ一15:23)
最後に、神の救いの業の完成として「新しい天と地」が創造され、そこに「神が人と共に住む」さまが描かれます。(黙21:1-4)
永遠の都にもはや神殿はなく、人は「神の御顔を仰ぎ見る」ようになります。(22,4)
神と人を隔てる「罪と死」が完全に取り除かれたことにより、救いの究極の完成形が示されます。(ロマ8:2)
黙示録の解釈に立場の差はあれど、イエス・キリストによって与えられる神との交わりのうちにある永遠の生命の現在性と将来性の両方を受け入れることで、「天の故郷」へと向かう旅路は実り多いものとなるのです。(ヨハ5:24,ヨハ一5:11,ピリ3:20,ヘブ11:16)
- Venturi
- 2024年11月24日 00:43:04
1.古代イスラエルの宗教における義者への報いは、もっぱら現世的であった。
そもそも神の民に約束された祝福は「嗣業の地(相続財産)」を子孫に受け継ぐことであり、(申15:4,歴上28:8)個々の人間が永遠に生き続けるという概念は含まれません。
アブラハムをはじめ歴代イスラエルの王たちの終焉に際しても、死後の救済への言及はなく「先祖の列に加わった」とされています。(創25:8,列上22:51)
旧約的救済観の「此岸」性の例として、コレヘトは直截的に現世において神への服従の報いを受けるよう勧めました。(コレ3:21,5:17-19,9:5)
ご指摘の詩篇37篇については、因果応報的な価値観に基づいて悪人が身に招く災いと義人の受けるべき報いを反復して説く記述であり、終末的希望を直接言い表すものではありません。
「柔和な者(貧しい者、謙遜な者)が地を受け継ぐ」との記述は、苦難のうちにあっても神への信頼と服従によって受ける恵みの最たる例として、イスラエルの民に約束されたカナンの地を子孫に受け継いで行く、という重大な関心事を取り上げたものといえます。
ただし、この「地を継ぐ」概念は新約記者によって神から賜る「相続財産」の側面が強調され、即物的な地所を超えて「天の御国」を継ぐ希望へと発展します。(マタ5:5,エペ1:14,18,5:5,コロ3:24)
イザヤ書における麗しいシオンの山の描写も、神の民の捕囚からの解放と民族的な回復を告げるものであり、聖地とその周辺を舞台にイスラエルの民が地上で受ける祝福を表現しています。シオンへの帰還、敵対諸国への復讐、イスラエルの回復と繁栄が詩的に描かれています。
しかしキリスト者が最も注目すべきは、メシア預言であるはずです。
イエスご自身が預言の成就を宣言された上、数々の聖句がイエスをメシアとして指し示すものとされてきました。(イザ61:1,ルカ4:14−21)
それにはイザヤ53章の「苦難のしもべ」のように、ユダヤ教においてはメシア預言とみなされないものも含まれます。
結局のところ、イスラエルの民は待望のメシアを自らの手で退け、滅亡と離散に至りました。しかし神は諸国民に「養子縁組の霊」を授け、イスラエルに接ぎ木することによってユダヤ人と異邦人とを問わず神の子とし、相続人とされました。(ロマ8-11章)
2.第二神殿期に、復活と来世における報いが信じられるようになった。
旧約聖書における復活の観念は、エゼキエル37章の「枯れた骨」の幻に見られるように、まず捕囚からの帰還のメタファーとして登場します。(イザ26:19-21)
しかし捕囚からの帰還後、死を超えた生命への希望に結びつけられるようになり、ユダヤ教成立後にアンティオコス四世・エピファネスの迫害のもとで教説化されました。(ダニ12:1-3,シラ48:5)
ラビ文学では「来たるべき世(olam ha-ba)」における永遠の至福の来世が語られ、前1-後1世紀の間に復活信仰は黙示思想陣営に広がりました。とりわけ、義人の復活はパリサイ派の主要教理となりました。(使徒23:6,8)
キリストの復活と昇天に基盤を置く原始キリスト教においても、ユダヤ教の復活信仰が礎石となっています。(コリ一15章)
その復活の概念は、最後の審判の日にすべての死者が蘇らされるまでに拡大されました。(黙20章)
- "元僕"さんへの回答 from"Venturi"
- 2024年11月24日 00:41:25
はじめまして。初カキコの元二世です。
「元僕」さんの抱える疑問は、私を含め多くの元エホバの証人にとっての共通の関心であろうと思い初めて筆を執りました。
確かに、「地上の楽園」は言うに及ばず旧約聖書の時代には永遠の生命の概念などなかった、と教会での説教やキリスト教文書では話のマクラのように言及されることがあります。
そもそもキリスト教においては終末的な救いや永遠の生命の直接の根拠を旧約聖書に見出すものではありませんから、わざわざ「ない」ことに焦点を当てて網羅的に検証する論考などは見いだせないのも無理はありません。
もっとも、「エホバの証人への福音(反論)」的なサイトやYOUTUBEチャンネルなどはあるようですから、そこを参考に聖書や解説書を紐解いていく手はあるでしょう。
しかし付け焼き刃の知識で「論破」を試みるのは不毛なことに思えます。自らの意思で自称「神の経路」に追従し、「霊的食物」を鵜呑みにし続ける人が、あなたや私と知的良心という土台を共有していないことは明白だからです。
むしろ、私たちは自身の人生を取り戻すためにこそ、自己の人格の完成を目指して学びを続けるべきです。それはキリスト教であれ世俗的な学問分野であれ、普遍的に価値を認められる考えに触れることで、私たちがいかに「思考の檻」にいたかを自覚し、かつ乗り越えるために重要なことと考えます。
私自身も未だ端緒についたばかりですが、カルトの歪んだ眼鏡を外して聖書と向き合うことができつつあると感じておりますので、独学ながらこれまでの学びで得た一定の普遍性をもつであろう知見をお分かちしたいと動かされました。
1ヶ月以上前の書き込みのようでご覧になるかわかりませんが、他者の益を図ってかつ自身の益のためにも考えをまとめる機会と捉えて以下に小論を提示したく思います。
- ゆずポン
- 2024年10月23日 15:18:18
なるほど、現地の情報ですか・・・となるとスペイン語ですかね。英語ならまだよかったのですが。
- ハクビシン
- 2024年10月23日 02:58:38
ゆずポンさんのダブルスタンダードについてですが
国によって指示が異なる場合、その国の王国宣教とか会衆への手紙、巡回監督からの口頭での指示などだと思われます
ネットなどでメキシコの古いJWとコンタクトが取れれば、資料が入手できるかもしれません
例えば南米から来ていた兄弟の国では、選挙には行かなければならないとの指示で
それは法律で定められてるからですが、投票用紙には「王国」と書くとのことでした
そういう特殊な細かい指示は協会の出版物には掲載されませんし
その国の元JW情報サイトなどにアクセスしてみるとかですね
- ゆずポン
- 2024年10月22日 06:21:00
レイモンド・フランズ氏の「良心の危機」の中で、憤りを感じたのが「二重基準と御都合主義」の章にある、マラウイ問題とメキシコ対応でした。
マラウイに対しては「党員カードを買うのは妥協であり、中立を保てなくなる」と答えていたのに、メキシコの「軍務修了証明書を賄賂で発行してもらうのは、みんながしていることだし、パスポートの発行に必要な書類なので問題ない」というのが主旨でした。当時のマラウイの兄弟姉妹たちが受けた仕打ちを考えると、一般の信者には見えないところでこんな二重基準がまかり通っていたのだということを知り、本当に頭に来ました。当時のメキシコのエホバの証人の多くが良心の呵責を感じていた、というのももっともだと思います。
しかし当然と言いますか、協会の出版物を調査しても、当時のメキシコに対して上記指針が示されたことを証明する資料が見当たりません。フランズ氏の書いていることは真実だと思うのですが、この背景を証明する情報などがあるでしょうか?もしご存じの方がいらっしゃいましたら、是非ご教示ください。
- 元僕
- 2024年10月09日 20:01:57
失礼します。以前もこちらでお世話になりました、元僕です。最近、ある教理について現役の親と話し合う機会があったのですが、明確に応えることができず、みなさんの助けを必要としています。その教理についてですが、エホバの証人は、近いうちに、この世はハルマゲドンによって滅ぼされ、神に従順な人は、地上の楽園で永遠に生きられると教えています。組織は、詩編やイザヤの聖句などを根拠として地上に楽園が回復され永遠に生きるという約束が聖書に書かれている神の目的だと主張します。はっきりとどの聖句だったか思い出せませんが、確か、『義なるものは地を所有し、そこに永久に住む』といった聖句だったと思います。 かつて、私もその教えを信じていましたが、他の資料を調べていた最中に、聖書は地上の楽園や、永遠の命など、一切教えていない、といった考察を見た覚えがあります。 わたしの覚え違いかもしれませんが、この点で、エホバの証人の解釈が間違っていることを示せる資料がありましたら、どなたが教えてください。 よろしくお願いします。
- 統治体は別格
- 2024年08月17日 14:15:54
2023 統治体からの話(8)
https://www.jw.org/ja/%E3%83%A9%E3%82%A … 24_1_VIDEO
18:15~ 「エホバは私たち一人一人の決定を尊重しています」。兄弟たちがあごひげを生やすかどうかについてもです。
2024 統治体からの話(2)
https://www.jw.org/ja/%E3%83%A9%E3%82%A … 05_1_VIDEO
18:07~ 統治体は、・・・スラックスを着用してもよいと判断しました。プログラムに参加するときは、スカートを着用する「べき」です。
・・・あれ?
- 気になる
- 2024年08月17日 11:39:19
中堅さんも違和感超えて拒絶反応w
ここは日本、伝道で顎ひげ来たら印象悪いだろーな。。。
- 1,000時間奉仕者
- 2024年08月16日 20:28:13
いやいや~、私は中堅(を自認してる)だけど、内心では “拒絶反応″ がうごめいていました。「これじゃ大会じゃない!」って。 隣接したライブ会場のお客さんと区別がつかないんだもの。
例えて言えば、未信者のお父さんたちがいっぱい紛れ込んだみたいな景色に見えたんです、私には。 自分もノーネクタイのくせにね(笑)
真夏だから大半はジャケットなしでしょ、半袖カッターも多いでしょ、それで(一般日本男性でも少数派の)アゴヒゲ……想像してみてください。もうね「皆さん、そんなにヒゲ生やしたかったのを我慢してたんですかっ?」って言うくらい多かったんです。
無精ヒゲではだめなのでそれなりに身支度が大変そうなのに、その手間をいとわず髭デビューに踏み切ったっぽいのが分かりました。
>ズボンの姉妹5~10%
……は、ちょっと盛り過ぎました。2~3%に訂正します(苦)
- 気になる
- 2024年08月16日 17:17:18
情報感謝です、いやいや意外と割合多いんでビックリ!しかも案内係でも許されてるとは。。。古株は付いていけてるんだろうか、組織の変化にねぇ
都心部っていうのもあるのかも?
- 1,000時間奉仕者
- 2024年08月16日 14:22:43
先週、都心型の地区大会に行って来ました。
◯ ボトムがズボンの姉妹たち……5〜10%
◯ ヒゲの兄弟……0.5%
◯ 特筆すべきは、ヒゲの+クールビズで+案内バッジを付けた兄弟たちが結構いたことですかね。まあ、表に立つスタッフ“なのに”ヒゲだから目についたのかも。
さすがに「ハーフパンツの男」は出席者にはいませんでした。笑
- 気になる
- 2024年08月14日 01:34:31
今年の大会
これまではスーツネクタイの男性基準で会場が冷え過ぎが多かったけど、冷房の冷え対策でパンツ履けるのは女性としてありがたいんじゃない?真冬の奉仕とかもね!
実際、大会会場の様子どうなん?
パンツスタイルの姉妹、何割くらいいるのか
ヒゲの兄弟何割くらいいるのか
案内とか目立つ係はこれまで通りにしろ、とかの指示が出てるのか
- 地震
- 2024年08月11日 08:05:51
地震で終わりが近いとかまた現役は言ってる?