エホバの証人掲示板

iris

ゲストユーザー

エホバの証人について思うこと

エホバの証人について意見を交わそうとするとき、公平な立場を保つというのは大変難しいことです。
ものみの塔が情報操作によって、エホバの証人側と本来のキリスト教側との対立を煽っているからです。

彼らは「聖書」の知名度を利用して興味を引き、まずは「実際に役立つ知恵」などを教えて研究に誘い、
それから聖書にない教えを刷り込んでいきます。
夫や子どもにどう接したらよいか、などという「実際に役立つ知恵」は聖書に書いてある通りに教えますが、
輸血拒否など問題になりやすい行動を支えることになる教えは、聖書の教えではないのです。

エホバの証人たちは自分たちの教えこそが真のキリスト教だと思い、本来のキリスト教を軽蔑しています。
ものみの塔がそう教え込んでいるからです。エホバの証人と親しい人も、まずはものみの塔について
知ろうとしますから、ものみの塔の教えに沿って聖書を「研究する」ことになります。
すると、信仰に入るつもりがなくても、ものみの塔の教えが聖書の教えでありキリスト教の教えなのだという
先入観だけは植えつけられてしまいます。さらに、本来のキリスト教との違いは主としてものみの塔が
指摘している点にあると思い込まされてしまうのです。もっと本質的な違いがあることを知らされることなく！
こうして否応なく本来のキリスト教の教えを理解することが難しい状況に置かれてしまいます。

一方、キリスト教徒にとってもものみの塔の教えを理解するのは困難です。
戸別訪問で配布される冊子の記事は断片的で、なかなか全体像がつかめません。聖書研究に誘うためか
詳しい説明は省かれていて、ものみの塔の教え（価値観）はキリスト教とは違うという印象だけが残ってしまいます。
詳しいことを知りたくても、よほどの時間的余裕と意欲がないかぎり聖書研究はできません。
それでも、ものみの塔が「真のキリスト教」を自称している以上、本来のキリスト教の関係者も当事者にならざるを得ません。
大切な聖書とその教えの名誉を傷つけられているのですから、一般の人より感情的になるのも無理はないと思います。

【キリスト教の関係者でエホバの証人に関心を持っている方へ伝えたいこと】
ものみの塔の教えを理解するためには、エホバの証人と聖書研究をするしかないと思います。
聖書研究の経験もなしに正しい批判をするのは非常に難しいということを自覚する必要があります。
誤解に基づく批判は状況を悪化させるだけです。
キリスト教の信仰を持っている人なら、信仰を大切に思う気持ちがわかるはずです。
エホバの証人たちも同じように信仰を大切にしているのです。その気持ちを傷つけないよう配慮することが必要です。
単に彼らがクリスチャンと自称するのが迷惑である、一緒にするなという動機であれば、批判はしないのが賢明です。

【エホバの証人の関係者へ伝えたいこと】
ものみの塔の教えの本質は聖書の教えでもキリスト教の教えでもありません。
自分が知っているキリスト教は、ものみの塔の視点からみたキリスト教であるということを自覚する必要があります。
ものみの塔の教えが聖書の教え（キリスト教の教え）かどうかを本当に知りたいのであれば、キリスト教の聖職者や
よく勉強している信徒に相談するのがいちばんです。（但しキリスト教会も玉石混交なので注意が必要です）
ところで「エホバの証人はキリスト教か」どうかはそれほど重要なことでしょうか？
キリスト教を理解するつもりがないのなら、根拠もなくキリスト教徒を刺激するようなコメントはしないのが賢明です。

koro

ゲストユーザー

Re: エホバの証人について思うこと

irisさん、こんにちわ。

iriisさんは、どんな宗教団体に入っておられますか？

エホバの証人は、自分たちだけが唯一の真の宗教で、他は偽の宗教でエホバ神に是認されないと信じ込んでいる事に問題があると思います。

特に他にキリスト教を、キリスト教世界と軽蔑語でいい馬鹿にする傾向があります。

iris

ゲストユーザー

Re: エホバの証人について思うこと

koroさん、コメントありがとうございます。

私はカトリック信徒です。エホバの証人の在り方には、特に子どもたちの福祉の
観点から問題があると感じています。koroさんはどんな立場ですか？

ものみの塔が「聖書」をエサにし「キリスト教」を自称している以上、
キリスト教徒にもエホバの証人問題に関心を持つ責任があると思っています。
本来のキリスト教の教えと、ものみの塔の教えとの違いがはっきりわかるのが
キリスト教徒であるはずだからです。しかし現状では無関心な教会が多いと思います。

誰にとっても真の宗教というものはありません。ある人にとってはある宗教が真であり、
別の人にとっては別の宗教が真であってよいのです。本当に人を幸せにする宗教には
多くの共通点がありますから、極端に言えば好みで選んでも結果は同じ（幸せ）です。

ただし中には高い確率で人を不幸にする宗教もあります。ものみの塔はその一つだと
私は思います。特に子どもたちへの影響が心配です。