ログインしていません。

#551 2019年05月16日 10:22:18

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

前回の続きです。


現代人の視点でシャーマニズムを眺めると、それは呪術・魔術的で、見方によっては異様で病的に映るかもしれません。

シャーマンには、トランス状態という変性意識状態の下で、超自然的存在と交流する特殊な職能があります。

変性意識状態とは覚醒時の意識(日常意識)と異なる様々な意識状態を指した総称で、瞑想・催眠・トランス状態、向精神性薬物によるサイケデリック状態などを言います。

シャーマンは、儀式的な踊り、音楽(太鼓の音など)、瞑想、催眠、呪文、幻覚剤の使用など、色々な方法によってトランス状態に入ります。彼らがこうした方法をどのようにして会得したのかは、ほとんどわかっていません。シャーマンのタイプは、大きくは憑依型(霊媒含む)と脱魂型に分けられます。口語訳聖書のサムエル上28章で、サウルの相談相手として「口寄せの女」が登場していますが、これは憑依型と思われます。新世界訳では「女性霊媒術者」となっていました。

世界各地の伝統的民族宗教のシャーマンは、快楽や現実逃避のためではなく、宗教儀礼や民間療法のために植物性の幻覚剤を使用することがあります。代表的な向精神性植物には、サボテンの「ペヨーテ」、キノコの「マジックマッシュルーム」や「ベニテングタケ」、アフリカの多年生の低木「イボガ」、アマゾン流域の、魂のツタと呼ばれる「アヤワスカ」などがあり、国によっては宗教的実践のために使用が合法化されていますが、ほとんどの国で非合法麻薬類に分類されており、所持しただけでお縄となります。

この中でも、非常に強い幻覚作用を持っているのが「アヤワスカ」です。
アヤワスカは、アカネ科の低木プシコトリア・ピリディスの葉とその幻覚成分(DMT)の不活性化を抑えるアヤワスカのツタを組み合わせて調合します。しかし、アマゾン流域には約8万種の植物が生息しており、その組み合わせの数はあまりにも膨大で、化学的知識がない彼らが実験的にこれを知ることは考え難く、不思議に思った学者たちが、どうやってこれを知ったのかと聞くと、彼らは「それはその植物が直接教えてくれたのだ」という。これには民俗植物学者の権威リチャード・エバンスらも驚くしかなかったそうです。

アヤワスカの幻覚作用の研究は、認知考古学者ルイス・ウイリアムズのように、あくまで外側から観察する学者もいれば、自らを実験台とするフィールドワークで研究を行う学者もいます。


・相模女子大学の石川勇一教授は、アヤワスカによる深い変性意識状態での体験をリアルな描写で論文に纏めています。

http://www.sagami-wu.ac.jp/ishikawa/_sr … hikawa.pdf

・ペルーの画家パブロ・アマリンゴは、シャーマニズム体験とアヤワスカによるビジョンを題材にした絵で知られています。

https://www.youtube.com/watch?v=xKuhqSU … bfWi-ptB2f

・アヤワスカツアーの現状

http://www.shitennoji.ac.jp/ibu/toshoka … o54-18.pdf

<参考資料>
http://www2.kobe-u.ac.jp/~umeya/site01/ … ta/asakura


専門家の多くは興味本位でアヤワスカを体験するものではないと警鐘を鳴らしています。実際、アヤワスカは熟練のシャーマンが厳格な管理をしており、シャーマン以外の原住民が勝手にアヤワスカを服用することはないそうです。アマゾン上流域の原住民(シピボ族など)にとってアヤワスカは、幻覚をもたらす単なる植物ではなく聖なる植物とされています。彼らにとって、幻覚剤や他の方法で入るトランス状態下のビジョンは、決して狂った幻ではなく、別の世界の現実のようです。

先史時代のシャーマンは、そのビジョンを洞窟の壁や岩に描き、刻みました。
エジプトの神々(アヌビスやホルスなど)やスフィンクス、ギリシャ神話のミノタウロス、ケンタウロスなど、世界中に見られる獣頭人身、人面半獣、動物が混成した像や絵は、旧石器時代のシャーマニズムに起源があり、シャーマンが変性意識状態で見たビジョンと深い関係があることは、ほぼ間違いないでしょう。

変性意識状態は、近年の心理学的研究によって色々なことがわかっています。変性意識状態は何気ない日常の中にもあるようです。


次回に続く。

#552 2019年05月18日 00:00:38

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

akame さんの発言:

(多少怪しげな雲行き...)どころか (^^;)

やはり...

#553 2019年05月18日 12:47:49

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

JW時代だったら、これ、ドン引きの内容だなあって思いながら、キーボード叩いてます。
私も、よくぞここまで変わったもんだと。こうなったらもうトコトン怪しく...
(^^;

#554 2019年05月18日 13:21:19

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

ドン引きなんて、とんでもない。

>その植物が直接教えてくれたのだ

>変性意識状態は何気ない日常の中にもある

何となくわかります。♪

#555 2019年05月19日 13:24:16

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

akameさん、最近、変性意識状態に関する学者の論文などを
読んでいるのですが、彼岸の世界の存在を、立場上声高には
言えないものの、遠回しに認めているような学者さんが増え
てきているように感じます。それから所謂霊能者って変性意識
状態への同調能力に卓越した人ではないかと。。。

#556 2019年05月19日 18:58:06

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

三太郎さん

>霊能者って変性意識状態への同調能力に卓越した人ではないか

それに該当するかは不明ですが...

普通の事業をされていた、過って師と仰いだ元京都大学の教授のM氏の場合、高野山周辺を修験場としていました。

世界の宗教から思想哲学までの広範囲の知識に加えて、修験による努力により、法力(千里眼など)を体得していました。

例えば、今三太郎さんが今どんな服装でどこで何をしているか?が事実と変わらず映像として見れることを意味しています。

普通、人にはそこまでの能力はありません。

M氏の場合は元来の特質に加え、広い知識と密教的修練(精神的修練)の結果です。

この方ような精神的修練のもたらす意識が、変性意識ということなのかはわかりません。

そうした能力は、交信して情報を得る相手となる霊者の中でも「時空を超えられる力を与えられた者」に限りますが、現世空間内の情報を瞬時に取得できる者はそう珍しくはありません。霊界や神界との交信は霊者と言えど、より難しくなります。

また、修験などでよほど精神的にしっかりしていないと、(例、単にトランス状態になっただけでは)悪癖を持つ霊者からの間違った情報が容易に入ります。

情報の正確さが、常に100%に近い人物は多分日本でも数人しかいないと思います。そうした方は、何らかの原因で正確でない場合、話しませんし、またメディアに登場することは殆どないと思います。(メディア自体が様々なノイズに犯されてますから)

また、それとは異なり、知識や修験など関係なく時空を超えた情報が入って来る場合が少なからずあります。そうした方にも、生来の受け皿的な意識、ある種の変性意識が関係しているかもしれません。正確かどうかは別問題です。

正確かどうか以上に、それがどう人に影響するか、実によって見分けることが大切と思います。(その情報を得た後に、以前より自分の人生や家族や周りの方々を大切にするかなど)

#557 2019年05月19日 20:27:04

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

akameさん、貴重なご意見ありがとうございます。

”元来の特質”を持っている人...生まれながらにそういう素質を持っている人は、人口比2%ぐらいの割合でいるという話を聞いたことがあります。
その中でも、法廷も認めたという明治時代の霊能者、長南年恵のような能力を持つ人も稀にいるのでしょうね。

>正確かどうか以上に、それがどう人に影響するか、実によって見分けることが大切と思います。

その通りだと思います。天からの声といえど鵜呑みは禁物。何事も中身で判断ですね。

日本の科学者の中には密教や空海の思想に惹かれる学者が結構いるようですが、意外性と同時に、それは何となくわかるような気もするんです。

取りあえず、今後の変性意識状態の研究によって、科学が現実世界の枠を超えていくのかどうか見守りたいです。

#558 2019年05月19日 21:51:54

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

三太郎さん

>日本の科学者の中には密教や空海の思想に惹かれる学者が結構いるようですが

それと、
量子論との関連性はどうでしょうか?

https://www.toyo.ac.jp/uploaded/attachment/7982.pdf

或いは、死後意識との関連性は如何でしょう?

https://kennsyoukai.info/sigonokekai-taiken/


省略ですみません...

#559 2019年05月20日 13:26:14

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

「量子もつれ」など、従来の唯物論的な概念では解けない理論があって、例えばそれは、仏教の「唯識」と概念がよく似ています。量子力学などの最先端の理論物理学と仏教との間に整合性を見出すような動きは、古典科学の限界の裏付けかも知れませんね。物理学者の湯川秀樹は、空海をレオナルド・ダ・ヴィンチなどより万能であると言っていました。仏教用語を使っているので分かりづらいですが、空海は最先端の量子論どころか、我々の先を行っている可能性もあります。アカシックレコードの存在も知っていて、それを虚空蔵菩薩としていたのではないでしょうか。

>或いは、死後意識との関連性は如何でしょう?

ん~、これは現時点では何とも答えようがありません。

非常に難しい論題です (^^;

#560 2019年05月20日 17:02:24

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

訂正

×  仏教の「唯識」と概念がよく似ています。

○ 仏教の「縁起」の相互依存概念とよく似ています。

#561 2019年05月20日 17:31:06

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

>湯川秀樹は...

面白いです。♪

#562 2019年05月20日 17:57:43

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

そういえば...

高尚で、事を成した方々を尊敬し、

>自分の人生や家族や周りの方々を大切に

といいながら

一方では、身を持ち崩した人物に惹かれるのは何故だろう  (-_-?

#563 2019年05月20日 18:26:12

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

え? それは誰ですか? どういうことですか?

#564 2019年05月20日 19:00:23

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

たとえば、

大成した方の著書を夢中で読みながらも、
山頭火の旅や詩などが常に心の片隅にあります。

芸術作品も、大成してからのものより、本人が恵まれていない時期のものにいっそうの魅力を感じたりします。

うまく説明できませんが...

#565 2019年05月20日 20:05:27

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

なるほど。それはわかるような気がしますね。

少し違うかもしれませんが、
学校や会社、会衆でも、能力があって華もあって皆の注目を集めるような人が必ずいます。

一方で地味で目立たないが、人に対していいことをしてあげても、なかなか気付づかれず、逆に心無い扱いを受けたりする。それでも何も言わず、自分の信念で行動している人。

それなりに人生経験を積んだ今なら、迷わずに後者とお友達になりたいですね。

#566 2019年05月26日 12:49:35

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

前回の続きです。

シャーマニズムについて調べていくと、トランスパーソナルという心理学の分野による変性意識状態に関する情報サイトがよく目に入ります。

私は心理学についてはズブのド素人ですので、ざっと調べてみると、トランスパーソナル心理学とは、人間性心理学の創始者であるアブラハム・マズローが創始した心理学の「第四の勢力」であるとありました。これは西洋の心理学と東洋の思想・宗教的な面を併せ持った、心理学の中でも比較的新しい流れを汲む分野で、従来の精神医学では病的現象とされてきた変性意識状態を異常な状態とは見做さず、割と正面からのアプローチによる実証的研究や治療を行っているようです。ただ、一部では宗教的、神秘主義的であるという批判もあります。個人的には面白い研究だと思って注目しています。

トランスパーソナル心理学によれば、変性意識状態は生活の様々なシーンで自然生起するそうです。

・アルコール摂取、連続的単調刺激(単純作業や長時間運転など)、自然の景色を眺める、芸術の創造や鑑賞、冒険探検、恋愛感情、性行為などの日常的なもの。
・過度の疲れやストレス状態。ショック・パニック状態などの対応困難な状況。
・戦場、コンサート会場、スポーツスタジアム、デモ集会などの集団的沸騰の場。
・修業(ヨガ、断食、禅など)、儀礼、シャーマニズム、神秘体験、臨死体験、チャネリングなどの宗教的空間。
そして、催眠と薬物による変性意識状態の生起を人為的なものとしています。
(LSDを用いたサイケデリック・セラピーの研究者スタニスラフ・グロフは、後にホロトロピック・セラピーを開発し、薬物を使用しない変性意識状態の体験を可能にした。グロフは、LSDなどの薬物による幻覚も単なる薬物中毒現象ではないとしている)

これらのうち、日常的な変性意識状態は覚醒状態から緩やかに移行するため、それとは気づかないことが多いそうです。変性意識状態には性質毎に段階的なレベルがあり、最終段階(見性体験、悟りの境地)にもなると、恍惚感、忘我感に包まれ、自分の意識が神・宇宙と一つになって真理の深みを洞察するような状態になるらしい。しかし、このあたりになってくると体験した本人以外では全く理解できない性質のもので、想像すら困難であると言えます。

トランスパーソナル研究者の岡野守也は、人間の成長とは、自我の確立・実存の自覚・自己実現に終わらず、他者・共同体・人類・生態系・地球・宇宙との一体感・同一性を確立することによる自己超越の段階に到達することであると自著の中で述べています。

禅やヨガの修業は、まさに著しく変容した変性意識状態によって、自己超越の段階を最終到達点としたものであり、その至高体験が宗教では神秘体験と呼ばれています。

インドのウパニシャッド哲学では、人間の意識を4種類に分けています。第一に日常的な覚醒状態、第二に夢のない眠り、第三に夢を見ている状態、第四に超越的な意識状態(変性意識状態)。そして第四の超越的な意識状態こそが、人間本来の覚醒状態であるとしています。

シャーマニズムという信仰が世界中のあらゆる民族に見られるというところに、人間の普遍性や本質性を感じます。見方を変えれば、変性意識状態とは人間が活力を得るための、普遍的行為ではないかという気もします。「変性意識状態」は宗教起源の考察における重要なキーワードと言っていいでしょう。

先史時代の原初の宗教が、何故シャーマニズムという形態をとったのか、また日常的意識を変性意識状態に変容させるという行為とその意味を、彼等がどのようにして知ったのか、その研究は今も推測の域を出るものではありません。
しかし、組織宗教や社会の高度化によって長らく原始的、異端として退けられてきたシャーマニズムが近年注目され始めたことは、非常に興味深い現象だと思います。

今後も宗教的心理状態の解明には更なる学術的な介入があると予想します。

(深い変性意識状態とは、心霊現象のことであるという別の見方もあります)

<参考文献>

『彼岸の時間』(蛭川立 春秋社)
『トランスパーソナル心理学』(岡野守也 青土社)

シャーマニズムと切り離せない関係にあるのが、アニミズムです。アニミズム信仰には、生まれ変わりの観念が多く見られます。


次回へ続く。

いや~な夏がやってきますね。ペースダウンは避けられそうにもありません。オヤジは夏に弱い。。。
(;^_^;)

#567 2019年05月28日 10:16:22

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

前回の続きです。


日本にはたくさんの神様がいます。
天には太陽、月、星の神様。地には山、川、海、風の神様。火や水、土や石、草木や田んぼ、穀物、熊や鹿などの動物の神様もいる。
また、愛する妻を追って黄泉の国まで追っていく神様。相撲が強い闘いの神様。岩戸の前で裸で踊る女の神様もいる。弱虫だったけど出雲の国を治めた神様もいる。そして山を歩けば、苔の生えた祠、力尽き倒れた馬の慰霊碑、草木に感謝した草木塔があります。

日本の八百万の神々は、森羅万象のシンボルでもあります。

日本の神様にはそれぞれに役割があり、実に人間くさい一面があります。強さだけではなく、弱さを平気で見せたり、時にはカッコ悪かったりする。それでいて其々強い主張や深い干渉はせず、人を縛ったりすることはしない。私はそんな日本の神様に、どこかの神様とは違う親近感と安堵感を覚えます。

日本人の信仰の原点には、生き物・無生物を問わず、あらゆる自然物には霊が宿るとし、それに対する畏敬の念を表すアニミズム信仰があります。日本に限らず先史時代における人間と自然の関係は、現代人の想像を遥かに超えた密接なものであったと考えられます。彼らにとって自然とは、恵みでもあり脅威でもありました。

世界中の原始社会に見られるアニミズム信仰にはシャーマニズムと同様、普遍性を持ちながら地域性・多様性が見られます。またそれは、シャーマニズムかアニミズムかという現代的な分類ができるほど、単純な性質のものでもありません。

宗教や思想の多様性には風土が大きく関係します。逆に言えば宗教の多様性とは、風土色を体現したものと言っても過言ではないでしょう。これを踏まえずに宗教の起源を考察すると、平衡のとれた見方ができなくなります。

欧米人に海藻が消化されにくいように、元来日本人も乳製品は合わない。乾燥した砂漠という土地で生活を営み、近隣国の脅威に怯えながら育まれた民族宗教が、そもそも海という天然の要害に囲まれた森林の国で馴染むはずもないのです。

宗教の発生は、こうした風土を踏まえた上で、遠い過去から時系列的に考察していくと、宗教に優劣をつけたり、どれが真の宗教であるかという考えが、如何に虚しく不自然でバカげたことであるかを次第に理解できるようになります。


次回に続く。次はいつになるかわかりません。

週末から9月まで激務となりそう。なんかもう仕事も飽きてきたわい。地獄の夏が始まるのか。。。
(-_-;)

#568 2019年05月28日 10:48:05

めぐママ
メンバー

Re: 根元的疑問諸々

三太郎さん

お忙しい中ありがとうございます。
まことに わたくしがこの頃感じている事そのものです。
日本人の腸は長くて繊維質の多い食事をして穀物の吸収も良いのだそうです。それに腸内フローラを研究している方々によると 日本人は西洋人には無い腸内細菌を持っているそうです。ですから、急激な西欧化の食事にはついて行けなかった為大腸ガン乳がんが増えた、と言う説もあるのですがそれだけでなく汚染の問題がありそうです。

小学生の頃植物採集で苔類  シダ類を観察して不思議な魅力にとりつかれました。病気がちだったし 勉強しなくてもいいと言われて怠けてたけど理科系科目頑張っていれば  と悔やんだ事もありましたが 負け惜しみです。
これがわたくしの実力だと受け入れて 生きて行きます!
ボランティアやスピリチュアルは 性格上 取り憑かれやすいと判ったので ほどほどに距離を取らないと 倒れてしまいます。

続編  楽しみにしております。


以前  明石順三さんは獄中で聖書ではなく 日本書紀 古事記を読んだために 離れてしまった。 国粋主義 誇りの精神にサタンがつけいつたとか 司会者に言われて  大切にしていた 本を書棚一杯手放したのですがアレは  サタン の罠でした。

編集者 めぐママ (2019年05月28日 11:02:20)

オフライン

#569 2019年05月28日 12:42:05

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

三太郎さん


>それでいて其々強い主張や深い干渉はせず、人を縛ったりすることはしない。私はそんな日本の神様に、どこかの神様とは違う親近感と安堵感を覚えます。
>そもそも海という天然の要害に囲まれた森林の国で馴染むはずもないのです。
>どれが真の宗教であるかという考えが、如何に虚しく不自然でバカげたことであるかを次第に理解できるようになります。

なんか納得、癒されます。

ところで、

>地獄の夏が始まるのか。

で、思い出した文章があります。

恐怖から「愛」が生まれることは有りません。恐怖から生まれるのは、憎しみであり(いかに愛を装っても)、抑圧であり、闘争です。 人が、「動機付けとして恐怖を利用する」という心の癖を保持する限り、自分自身の心にも、社会にも、地球にも、愛、平安、信頼、調和、平和、…つまりは和を達成することは出来ません。

https://www.j15.org/Picturebook-BeGood/Yoiko3.pdf

「蓼食う虫も好き好き」とか

男女の仲の意外性は良く言われますが、
特定の宗教、信条などに惹かれる要因が、
場合によっては風土を凌駕することもある
のでしょうか?

なんか、最近は
風土の変質で、ある意味怖いような....

#570 2019年05月28日 13:27:57

めぐママ
メンバー

Re: 根元的疑問諸々

Akame   さん
ありがとうございます。
恐怖感を煽っても  愛や信頼は生まれませんね。
良い言葉ですね。
この絵本を紹介してくださりありがとうございます。孫娘にいつかプレゼントしたいです。 親も学べますね。

オフライン

#571 2019年05月28日 13:46:53

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

めぐママさん

>親も学べますね。

諸事情で、適用は
非常に難しいのですが...

#572 2019年05月28日 17:10:38

ジョエル
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

子どもの頃になくなるはずのラクターゼ活性持続症は、強い正の淘汰圧を受けて急速に広まった突然変異の例ですが、アジア人には欠損率は高いままです。(むしろそっちの方が「正常」とも言えるので、欠損という言い方もどうかと思いますが)

キリスト教消化酵素(もちろんそんなものは実在しないので譬えですが)もアジア人には低いままで、ほとんどの日本人が「受けつけない」「お腹こわす」と感じるものを、ごくたまに「すっごいおいしい」と感じる人もいるだけの話だと思います。


だから宗教とは感性が似た人が集まってその「よさ」を語り合うサークルみたいなものでJWもその一つな訳ですが、akameさんのように葛藤を感じながら人生の一部をかけて背負ってきた人、自分のような2世の場合は、「恐怖」によって本来受けつけないものを無理やり「おいしい」と言わされ感情まで支配されてきた人にとっては、この掲示板は救いになる思うのです。

#573 2019年05月28日 17:42:59

めぐママ
メンバー

Re: 根元的疑問諸々

ジョエルさん  いつもながら 冴えてます。

友人の 多分まだマイコン の息子さん モンゴルに行って  とても爽やかな笑顔が素敵な若者だったのに 帰省するたびに 顔つきがいかめしくなり体型も変化しておられました。 食事が 何時も羊とお肉と  ミルク  安いお米。
筋肉質になりいかつくなっていました。 行くとき マフラーと青汁の粉末を贈りましたが どうしているかなあ?
集会に参加して来る人の半分が盗賊でバッグとか アイパッド盗まれるので油断出来ないし  大会に出席して 帰ったら アパートの中の物ほとんど盗まれていたとか。 騎馬民族征服するのも もう無理と諦めて帰っておいでと言いたいです。

環境による  適応力 進化論もありかな?とか  よぎりました。
顔も 体型も マッチョになりたい方には モンゴル  !!
おススメですが  親や友人にはハタ迷惑です。かれの父親は 反対者だったのにね。

オフライン

#574 2019年05月29日 08:22:48

三太郎
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

>「蓼食う虫も好き好き」とか

男女の仲の意外性は良く言われますが、
特定の宗教、信条などに惹かれる要因が、
場合によっては風土を凌駕することもある
のでしょうか?

なんか、最近は
風土の変質で、ある意味怖いような....


おはようございます。

自分が生まれ育った風土が肌に合わない人は、他のところにそれを求めるようなこともあると思います。
風土の違いは今後も残ると思いますが、ネット社会による情報共有化は相互理解を深め、その差異は小さくなっていく傾向にあるように感じます。

20世紀以降の社会構造の大変容や最近のおかしな気候変動などありますが、例えば、山中を歩いて祠や石仏を偶然見つけたときに、思わず手を合わせるような日本人の宗教観などは簡単に消えていくとは思えないです。

#575 2019年05月29日 08:44:11

akame
ゲストユーザー

Re: 根元的疑問諸々

>山中を歩いて祠や石仏を偶然見つけたときに、思わず手を合わせるような日本人の宗教観などは簡単に消えていくとは思えないです。

(-_-) そうですね。

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