ログインしていません。

#1 2013年02月28日 00:44:51

iris
ゲストユーザー

あなたにとって神とは

ときどき出没していますirisです。

みなさん、あなたにとって神とはどんな存在ですか?
どんなことでも思いついたことを書き込んでいただきたいと思います。

エホバの証人の皆さんは聖書から論じることに慣れておられると思いますが、ここではあえて聖書から論じるのではなく、
あなた自身の体験から語ってください。あなたもきっと、知識だけで信じたのではなく、体験から信じたはずです。
体験に関わりの深い聖句や、好きな聖句を示してくださるのはかまいません。

神なんてウソさ、というご意見も歓迎します。
エホバの証人の関係者の方、元証人の方、通りすがりの方もどうぞ感想を述べてください。
多くの人の参考になる意見がたくさん出ることを期待します。

エホバの証人研究さん、このようなトピックでもかまいませんか?

#2 2013年02月28日 10:22:07

サタンの僕
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

私は、「神なんてウソさ」に近いと思います。
一応実家は浄土真宗西本願寺派ですが、お寺とのつきあいは、葬儀の時くらいです。
人間は、神、仏を想うとき、それは目の前に現れる訳ではありませんので、意識の中に形作るのだと思います。
ですから、「神、仏なんてウソさ」と、大部分の時間は思っています。
ただ、勝手な性格で、困ったときなどは、亡くなって、仏となった親父を思い浮かべて、力をくれるように願うことがあります。

#3 2013年02月28日 11:24:31

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

サタンの僕さん、一番乗りありがとうございます。

「困ったときの神頼み」は多くの日本人に共通の心情でしょうね。
神と、仏と、先祖とを別々に考える人もいるでしょうね。
困ったときに頼りたいのは信頼できる相手、と考えると、神(仏)を信じているということになるのでしょうかね?
それとも、信じてはいないけれど「藁にもすがる」思いということでしょうかね?

サタンの僕さんの場合は、生前のお父さまを信頼しておられたからこその心情でしょうね。

#4 2013年02月28日 15:20:13

笹舟
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

初めて投稿致します。30代のjw2世です。
恐らく胎教から、エホバの存在を教え込まれてきました。
しかし、この神の存在は(両親には申し訳ないですが)私の肌には未だなじんでいません。

崇拝の対象とする。とまではいきませんが、
雄大な自然やその現象に畏敬の思いを抱く方がしっくりきます。
その向こうに神の存在を見るよりも、
今はそのものの不思議をじっくり見つめて、感じていたいです。

浅い経験の中ですが、辛い時苦しい時には(教えられたように)祈るよりも、
土や木や生き物に触れて、その息吹を感じていることで気持ちが落ち着きました。
それらに祈るとか、「気」を分けてもらうとかではなく、
ただ触れているだけで安らぎます。

神の存在、ということとは少し違うのかもしれませんが、
今思うことを書かせていただきました。
拙い文章で申し訳ありません。

#5 2013年02月28日 17:39:28

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

笹舟さん

初投稿ありがとうございます。エホバ神になじめないながら、現役ということでしょうか?

私も自然の不思議に感嘆することが多いです。
特に巧妙にできている仕組みを知ると、神さまってすごいなと思いますね。
エホバの証人の方が語るように、ではないですけれどもね。
また特に、自然の向こうに神の存在を思うべきとも思いません。

気持ちを落ち着かせるための自分なりの方法を持っていることは大切ですね。
やはり人間も自然の一部なので、自然に触れると安らぐのかもしれませんね。

私はしばらく(数日間は)掲示板には来られませんが、後ほどたくさんのご意見を拝見できるのを
楽しみにしています。

#6 2013年02月28日 20:26:24

もんもん
メンバー

Re: あなたにとって神とは

笹舟さん

>浅い経験の中ですが、辛い時苦しい時には(教えられたように)祈るよりも、
>土や木や生き物に触れて、その息吹を感じていることで気持ちが落ち着きました。

実感がないと意味がないですもんね。
神はこうと親から教えられた神の感じ方を受けいれなくっとも、感じ方はそれぞれの人であってよいと思います。

オフライン

#7 2013年02月28日 20:42:47

カレブ
Administrator

Re: あなたにとって神とは

笹舟 さんの発言:

初めて投稿致します。30代のjw2世です。
恐らく胎教から、エホバの存在を教え込まれてきました。
しかし、この神の存在は(両親には申し訳ないですが)私の肌には未だなじんでいません。

崇拝の対象とする。とまではいきませんが、
雄大な自然やその現象に畏敬の思いを抱く方がしっくりきます。
その向こうに神の存在を見るよりも、
今はそのものの不思議をじっくり見つめて、感じていたいです。

笹舟さん、投稿ありがとうございます!

下の動画とても癒されるものですので、ぜひ見てみてください。日本語字幕出てこない場合は
字幕切り替えで「Japansese」を選択すると出ます。
ルイ・シュワルツバーグ 「幸福のありか——自然と美と感謝と」
http://www.ted.com/talks/louie_schwartz … itude.html

TED.comの話し手は宗教を推奨する意図は全くなく、一日を感謝しながら生きることの
素晴らしさを語っています。

わたしは率直に言うと、組織宗教が存在しなければ(JWも含めて)もっと世界は美しい場所になると
思っています。

オフライン

#8 2013年03月01日 00:05:22

笹舟
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

irisさん

おっしゃる通り、エホバ神になじめないままに現役を続けています。
最大の理由は、家族と引き離されたくないからです。
それに、エホバ神の存在に疑問を持つのは、自分が悪いのだと思い込んでいました。
少しずつですが、組織から以外の情報を取り入れて思考するよう努力中です。


もんもんさん

ありがとうございます。
親と違う考えを持つ=不敬・恩知らず ではないんですよね。
しっかりしなくては、と元気が出ました。


エホバの証人研究さん

素晴らしい動画を教えてくださり、ありがとうございます!
世界はこんなに美しいもので溢れているんだ…と心がじんわり温かくなりました。
背後に神の存在を感じていなくても、色々な物事に感謝できますし、感謝の気持ちが浅いわけではないですね。
自分は何て狭量になっているのだろう…と恥ずかしくなりました。

#9 2013年03月07日 02:40:34

たけだけ
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

はじめまして、たけだけと申します。

私の立場は、神様はたくさんいても、いなくてもいいんじゃない?という立場です。

私は元JW2世で今は自由の身ですが、辞めてよかったと思えるのは亡くなったおばあちゃんにいろんな感謝を伝えることができることです。
お墓に行って手を合わせて、お掃除をして、またお墓に会いに行くねとお父さんとお爺ちゃんと私とであいさつするとなんだかおばあちゃんも私を応援してくれるような気がします。
エホバの証人はもちろんこのようなことはやってはいけないのですが、それは仕方のないことのかなと思っています。

おばあちゃんが亡くなってお葬式をしたときに、現役エホバの証人である兄と母親は、会場に入らなかったのですが、兄が涙を流していたのが印象的でした。
きっと葬式に参加できずに気持ちをちゃんと伝えられなかったのを悔いていたのだと思います。
ただ兄は自分ができる限りで最大限のことをやっていたので、おばあちゃんにもきっと気持ちは伝わったと思います。

エホバの証人である人が私の立場を受け入れることは決してありえませんが、私はおばあちゃんの死を悲しんでいた兄を受け入れたいので、いてもいなくてもたくさんいてもいいんじゃない?という立場です。

#10 2013年03月07日 20:53:20

akame
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

たけだけさん

>お墓に行って手を合わせて、お掃除をして、またお墓に会いに行くねとお父さんとお爺ちゃんと私とであいさつするとなんだかおばあちゃんも私を応援してくれるような気がします。

正直なお気持ちありがとうございます。「死んだら無になる」は実は聖書の教えではなくJW教理です。
おばあちゃんきっと応援していますよ。

私も色々体験して分かりましたが、たけだけさんもそのうち分かる日が来ますよ。

#11 2013年03月07日 21:09:33

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

笹舟さん

独身でいらっしゃるのでしょうか? 家族というのは生まれた家族のことですね。
エホバの証人の家庭は特に厳しいと思いますが、家族間で宗教が違うと多少なりとも問題になります。
何とか折り合いをつける知恵が求められるところですね。

御両親が笹舟さんのほうへ(エホバ神に疑問を持つ方向へ)歩み寄られることは難しいでしょうから、
笹舟さんのほうが苦しくない範囲で御両親の信仰を尊重しながら、御両親と対立するのではない形で
(希望されるなら)不活発→自然消滅できればいいかもしれませんね。
心から信じていないことを伝道するのは辛いでしょうから。

エホバの証人2世の方が、エホバ神に疑問を持つのは自然なことだと思います。
両親ともカトリックの家庭で育った子どもも、カトリック教会から離れてしまうことが少なくありません。

子どもが自分の力で自分の生き方を作り上げていくのは、決して責められるようなことではありません。
笹舟さんが自分の心に正直に、自分の人生を切り開いていけるようお祈りしています。

#12 2013年03月07日 22:03:18

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

たけだけ さんの発言:

エホバの証人である人が私の立場を受け入れることは決してありえませんが、私はおばあちゃんの死を悲しんでいた
兄を受け入れたいので、いてもいなくてもたくさんいてもいいんじゃない?という立場です。

たけだけさん、書き込みありがとうございます。

たけだけさんのお祖母様を思う気持ち、お兄様を思う気持ち、たけだけさんは本当に優しい方なのだなと思います。

エホバの証人でなくても、プロテスタント教会の中にはお焼香をしてはいけないなどと考えている人たちもいますが、
日本人としての自然な気持ちの表現(参列、焼香など)を抑えるのは辛いのではないかなと思います。
(神権家族の中で育った方はそもそも日本人らしい発想がないのが一般社会で問題になりそうですが)
私の結婚前、ごく一般的な日本人だった夫はお仏壇に手を合わせたり法事をしたりできるかと大変心配していました。
やはり亡くなった方を偲ぶというのは人間として大切なことですからね。

マザー・テレサはカトリックの修道女ですが、インドで身寄りのない方々をお送りするときには、故人の宗教に従って
お葬式をして差し上げたそうです。私はキリスト教のことをほとんど何も知らない頃にテレビ番組でそれを知って、
とても感銘を受けました。本当に人を愛するということはどういうことか教えてくださった方でしたね。

#13 2013年03月07日 22:36:11

笹舟
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

irisさん

優しいお言葉をありがとうございます。
ご推察の通り、家族とは生まれた家のことです。
祖父母は未信者ですが、私たち家族皆と一緒に過ごす時間を本当に喜んでいます。
私が排斥となれば、この時間を祖父母から奪うことにもなり、それも辛いのです。

できるなら自然消滅したいのですが、奉仕時間など少し疎かな部分が出ると真綿で首を絞めるような言葉を掛けられ…
なかなか不活発への道も険しいです。私の思考ロック解除も含め、時間をかけて挑みます。



たけだけさん

横から失礼致します。
私も(現役であるにもかかわらず)亡くなった方に心の中で話しかけたり、感謝したりしてます。
jw教理に対する理論的な疑問がないうちから自然にそうしていました。
子供の頃からなので、きっと人が持っている自然な感情ではないかと思います。

#14 2013年03月08日 00:31:22

たけだけ1
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

akameさん

お返事ありがとうございます。
おばちゃんが応援してくれることを信じてこれからもがんばっていきたいと思います。

irisさん

私は、お焼香についてよくわからず100円ショップで買ったマナー講座の本をを前日に勉強した程度ですが、気持ちを示せたので良かったと思っています。
私の家族は4人家族で父と私が未信者(私は元信者)で兄と母がJW信者なのですが、おばあちゃんが亡くなる少し前に父から母に離婚届を渡していました(母親から話を聞きました)。
父親は私には話してはいませんが、世間体を気にしていたんだと思います。
結局離婚せずに今も父と母と兄で暮らしているのですが、父親が本当のところどう思っているのか自分はよくわかりません。
昔からエホバの証人のことを話すのはタブーだったので、聞けずじまいです。
ただ、お父さんが抱いていたであろう家族像と違う家族になってしまったと思うのでそこは申し訳なく思っています。

マザーテレサのお話初めて伺いました。
率直な感想として、寛大な心をお持ちの方だなと思いました。
エホバの証人もこのようなことを許す組織だったらよかったのになぁと思います。

笹舟さん
私もJWにいた時に、飼っていたけど亡くなったハムスターに感謝したりしていました。
ただの勉強不足かもしれませんが、無になるという考え方が個人的にそぐわなかったです。

私は、排斥ではなく自然消滅という形で組織を去りました。
母親とは今でも交流を続けていて電話もしたりしています。
ですが、15年間母親が正しいとして教えたことを否定しているので、少し罪悪感があるのも事実です。

私は、3歳ぐらいから始まった母親の懲らしめのムチを恐れてエホバの証人をしていたので、なんとなく笹舟さんの気持ちが理解できる気がします。
自分は未信者の父親の力をきっかけにいかなくなったのですが、笹舟さんのご両親ともエホバの証人のかたのようなので、お辛いですよね。

一応今でも母親との交流は続いていますが、自分の中ではエホバの証人の関係を抜きにした母親と子どもの関係として付き合っていると思います。
笹舟さんのご両親にもエホバの証人の関係を抜きにした親としての感情があればいいのですが。

#15 2013年03月08日 21:57:45

笹舟
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

たけだけさん

ありがとうございます。
私も、死んだら無になるという教えは寂しく思います。
少なくとも、死を悼む個々の人の表現をその形で裁かないで欲しいです。


「親としての感情」
この言葉に苦しいほど重みがあります。
私には、親の無条件の愛を信じられるベースが全くありません。
でも、どこかで信じたいとも思いますし、育ててくれたことに感謝もしています。
葛藤は常にありますが、覚悟を決めなければいけない時期なのかもしれません。

#16 2013年03月08日 23:36:22

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

エホバの証人研究 さんの発言:

下の動画とても癒されるものですので、ぜひ見てみてください。
TED.comの話し手は宗教を推奨する意図は全くなく、一日を感謝しながら生きることの素晴らしさを語っています。
わたしは率直に言うと、組織宗教が存在しなければ(JWも含めて)もっと世界は美しい場所になると思っています。

素敵な動画をありがとうございます。
動画の後半の話し手は修道士のようですね。私自身がカトリックであるためか、カトリック的な発想だなと感じました。
もちろん受け手の宗教は問わず、普遍的(カトリック)な内容なのですが。

「今日という日は贈り物として与えられた特別な一日であり、それに応える正しい態度は感謝である。
すべての恵みに心を開き、身の回りの人みんなへと感謝が恵みとなってあふれ出すようにしましょう。」

私がこのことを常に意識して生きるようになったのは、やはりカトリック信者として学ぶようになってからです。
幸福に生きるための知恵を、誰もが自然に思いつくわけではありません。たいていの場合は学ぶものです。

あなたに花を愛でる視覚や心が与えられていることを、誰に感謝しますか? 御両親にですか?
今日という一日が与えられていることを、誰に感謝しますか? 私ならやはり神さまに感謝しますね。


さて、エホバの証人研究さんの言う組織宗教というのは何をさしているのかはっきりとはわかりませんが、
私は、集団で祭祀を行うのはヒトという生物の習性だと思います。ヒトが健康に生きるために必要な要素なのです。
そして日本人は本来の(ヒトとしての)宗教心をとくに大切にする民族だったと思います。
日本人は「おかげさまで」とよく言いました。与えられた恵みに感謝することをよく知っていたのです。

古来、生老病死というのは人間の努力ではどうにもならないものの代表でした。
お釈迦様もこれに悩んで家出(出家)されたと伝えられるとおりです。
現代の日本では医学の進歩によって子どもは授かるものから都合に合わせて「作る」ものになってしまい、
病気が治らなかったり死んだりするのは病院の責任と考える人も少なくなくなりました。
すべてを人間の力(科学?)でコントロールできるはずだと驕り、生老病死を抗うことのできない自然のものとして
受け容れることができなくなったことと、本来の宗教心が軽視されるようになったこととは無関係ではないと思います。
(動画にあるように「自分は自然の一部で切り離されてはいないのだ」と気づけなくなってしまったのですね)

私もある意味では神なんかウソだろうなと思っています。少なくとも神話(創世記を含む)に描かれている神は
人間の想像の産物です。それでも私にとって父である神さまは真実ですし、とても大切な存在です。
日曜日には娘と一緒に御ミサにあずかっていますが、幼児洗礼の予定は今のところありません。
娘にはカトリックの信仰そのものよりも、人間として「人智を超えるものを畏れること」を教えたいと思っています。

#17 2013年03月09日 00:44:37

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

笹舟 さんの発言:

私も(現役であるにもかかわらず)亡くなった方に心の中で話しかけたり、感謝したりしてます。
jw教理に対する理論的な疑問がないうちから自然にそうしていました。
子供の頃からなので、きっと人が持っている自然な感情ではないかと思います。

私もそう思います。このような宗教心は人に備わっているもの(ほとんど本能的なもの)だと思います。

たけだけ さんの発言:

ただ、お父さんが抱いていたであろう家族像と違う家族になってしまったと思うのでそこは申し訳なく思っています。

これはたけだけさんの責任ではありません。御両親の問題です。
申し訳なく思う気持ちを否定するわけではありませんが、あまり負い目に思われませんように。

#18 2013年03月09日 14:41:21

たけだけ
メンバー

Re: あなたにとって神とは

笹舟さんへ
私は、父親が非信者母親がエホバの証人という中で、自分の意思を殺して生きていたと思います。
おもちゃを買ってほしいとか子供らしいことは言っていましたが、エホバの証人は辞めたい、休みに友達と遊びたいそういう意思表示はあえてしませんでした。
懲らしめのムチが怖かったという理由もあったのですが、母親が悲しむこと、これをきっかけに父親と母親の仲が悪くなるような予感がしたからです。
振り返ってみますと、どこか子供らしくない子供であったような気がします。
笹舟さんが辛い状況であることは痛いほど、理解できます。

私も信者である母親と非信者の父親両方に感謝しています。
母親には複雑な感情もあるのも事実ですが、どちらかといえば感謝に近いです。
私から笹舟さんにに何もアドバイスができないのが、本当に無念ですが、ここでみなさんとコミュニケーションすることでなにか気持ちが和らげばと思います。
私はみなさんにコメントをいただいて本当にうれしいです。

irisさんへ
全てが私のせいだとは思いませんが、いつか父親とこのことについて話し合う機会があったら、子供のころに思っていたこと感じていたことを正直に話したいと思います。

iris さんの発言:

人間として「人智を超えるものを畏れること」を教えたいと思っています。

私もこの気持ちを持つのは大切であると思います。
この気持ちがなくなった時に人間がどのようになってしまうのか本当に恐ろしいです。

オフライン

#19 2013年03月10日 22:16:24

笹舟
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

たけだけさん

ありがとうございます。たけだけさんのお言葉、本当に嬉しいです。
会衆にも似た立場の人はいますし、内心では同じように感じる人もいると思います。
とはいえ、口に出すには危険な内容なので話せる人がいませんでした。
こちらで様々な立場・意見の方のお話が伺えて、本当に良かったと感謝しています。


irisさん

宗教心 というお言葉があったので、質問をしてもいいでしょうか?

マザーテレサのお話に私も感動しました。
亡くなった方の遺志や尊厳を尊重する、彼女のような気持ちも宗教心と考えていいのでしょうか?
jw組織の排他的な定義に浸かってきたので、他の方がどのように考えておいでなのか解らないのです。
差し支えなければ、お聞かせください。よろしくお願い致します。

#20 2013年03月12日 22:19:49

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

笹舟 さんの発言:

亡くなった方の遺志や尊厳を尊重する、彼女のような気持ちも宗教心と考えていいのでしょうか?
jw組織の排他的な定義に浸かってきたので、他の方がどのように考えておいでなのか解らないのです。

笹舟さんは宗教心の定義をどのようにお考えでしょうか?
私には「亡くなった方の遺志や尊厳を尊重する気持ちも宗教心か?」という設問自体に何となく違和感がありますので、
笹舟さんの(エホバの証人流の?)お考えを伺ってからお答えした方が的確な回答になると思います。

参考までに述べますと、神や仏の存在を感じる心、亡くなった方を偲ぶ心、聖なるものを大切にする心、などはすべて
宗教心の一部だと私は思います。

#21 2013年03月13日 22:51:20

笹舟
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

irisさん

お返事ありがとうございます。
宗教心という言葉を私自身は使ったことがなく、jw出版物でもあまり出てきた記憶がありません。
そのため、時々出版物に出て来る「信仰心」とほぼ同じ意味かと考えました。
私が出版物から受けた印象では、
信仰心:特定の存在や物を崇拝すること  です。

先の質問では言葉足らずな部分もあり、失礼致しました。
以前、jwの葬儀について扱われたものでは
「故人の尊厳のため、ふさわしい服を遺体に着せるのは良いが、宗教的な意味を持つものを着せてはいけない」
というくだりがありました。
花についても
「棺や部屋を華やがせるために飾るのは良いが、故人の霊に捧げる(祭壇の献花など)形のものはいけない。」
とありました。どちらも正確な引用ではありませんが、ストレートな表現ではこのようになります。

jwでは崇拝と敬意を分けるような説明が多かったので、カトリックの方はどうお考えなのか知りたいと思いました。
それから、敬虔なカトリック教徒のマザーテレサが、故人のために異なる宗教の葬儀をしたことを、
他のカトリック信者の方はどうお感じになったのかも気になりました。
jw組織で同様の事があれば、問題視されると思います。

私のカトリックに関する知識は、社会科の教科書とjw出版物から得たものしかありません。
他の宗教についても同様で、本当に無知です。基礎的な質問で申し訳ありません。

個人的には故人を偲ぶこと、自然の神秘に畏敬の思いを抱くこと、職人が心血を注いでつくった物に魂が宿るという考え
などは自然に湧き上がりますし、心が受け入れています。

#22 2013年03月14日 03:28:48

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

笹舟さん

お返事ありがとうございます。ご質問の背景が理解できました。

笹舟 さんの発言:

「故人の尊厳のため、ふさわしい服を遺体に着せるのは良いが、宗教的な意味を持つものを着せてはいけない」
「棺や部屋を華やがせるために飾るのは良いが、故人の霊に捧げる(祭壇の献花など)形のものはいけない」

jwでは崇拝と敬意を分けるような説明が多かったので、カトリックの方はどうお考えなのか知りたいと思いました。

これらのエホバの証人の葬儀の考え方は独特ですね。非常にエホバの証人らしいと言えると思います。
「異教に起源があるものを避ける」「霊には感情も人格もない」という教えに基づいて、偽りの崇拝を退けるための
指示とされているのでしょう。

カトリックでも、神を礼拝するのと同じように他のもの(天使、聖人、故人など)を礼拝することは厳しく禁じられています。
エホバの証人が「崇拝と敬意を区別する」のと同様の考え方だと思います。
ただし、「エホバを崇拝する」「キリストに敬意をささげる」というように神とキリストを区別することはありません。
一般的なキリスト教ではキリストも(さらに聖霊も)神ですので礼拝の対象です。
(このように新世界訳聖書で「崇拝する」「敬意をささげる」と訳されている語はもともと同一の語だそうですね)

「カトリック信者は聖母マリアを礼拝している」と批判されることがよくありますが、聖母マリアを礼拝することはありません。
確かにマリアさまに祈る習慣が大切にされていて、プロテスタントの方などには理解されにくいかもしれませんが、
当のカトリック信者にとっては、聖母マリアを崇敬することと神を礼拝することとは本質的に違うのです。
ただ、カトリック教会には思想調査などはありませんので、中には混同している信者もいるだろうことは否定しません。


笹舟 さんの発言:

それから、敬虔なカトリック教徒のマザーテレサが、故人のために異なる宗教の葬儀をしたことを、
他のカトリック信者の方はどうお感じになったのかも気になりました。
jw組織で同様の事があれば、問題視されると思います

現在のカトリック信者の中には、マザー・テレサを敬愛している人が多いと思います。
マザー・テレサにあこがれて、カトリック信者になろうとする人も少なくありません。

ただ、マザーが活動を始めた頃には批判も多かったのではないかと思います。
カトリック教会のあり方は第二バチカン公会議(1962~65)によって大きく変わりました。
私は第二バチカン公会議後のカトリック教会の姿しか知りませんが、伝え聞くところによると
16世紀頃からのカトリック教会は今のものみの塔と似たような姿だったようです。

ベネディクト16世は2012年10月11日から2013年11月24日までを「信仰年」としました。
現在カトリック教会では「信仰年」にちなんださまざまな取り組みが行われています。
「信仰年」開催の理由のひとつは、第二バチカン公会議開幕50周年だそうです。
カトリック教会にとって、第二バチカン公会議の意義は非常に大きいのです。


笹舟 さんの発言:

個人的には故人を偲ぶこと、自然の神秘に畏敬の思いを抱くこと、職人が心血を注いでつくった物に魂が宿るという考え
などは自然に湧き上がりますし、心が受け入れています。

これらは宗教心によるものだと思います。信仰心は宗教心のひとつの表れだと思います。

#23 2013年03月14日 04:02:15

iris
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

補足です。

現在のカトリック教会ではそれぞれの地域の習慣を尊重する方針が採られています。
ですから日本の習慣に基づいて、本来のキリスト教にはない通夜に相当する儀式が行われたり、
葬儀の中で焼香が行われたりすることもあるようです。

その他に日本独特の習慣が取り入れられた例としては、七五三のお祝いなどがあります。

#24 2013年03月14日 22:54:07

笹舟
ゲストユーザー

Re: あなたにとって神とは

irisさん

詳しくご説明くださり、ありがとうございます。
「宗教心」の幅の広さが感じられました。
特定の存在を信奉していなくても、本能的に持っているものなのですね。

第二バチカン公会議のことも、少し調べてみました。掲載写真は国際会議のようで、大勢で話し合った様子が見られました。
まだ難しくて理解できない部分もありますが、大きな変化だというのはわかりました。
jw出版物では、これを「人間が決めたもの。妥協している」というような言い方をしていた記憶があります。
読んだ当時は特に何も感じませんでしたが、今(こちらの資料なども拝見して)思うと
「少人数の統治体だけで決めるのはいいのか?」とツッコミたくなります。

マザーテレサは私も尊敬しています。あの深く広い愛情に少しでも見習いたいです。

#25 2013年03月15日 12:56:35

カレブ
Administrator

Re: あなたにとって神とは

iris さんの発言:

カトリック教会のあり方は第二バチカン公会議(1962~65)によって大きく変わりました。
私は第二バチカン公会議後のカトリック教会の姿しか知りませんが、伝え聞くところによると
16世紀頃からのカトリック教会は今のものみの塔と似たような姿だったようです。

irisさん
わたしも同じことを考えていました。
特にかつてのカトリックの排他性はものみの塔に共通するものを感じます。
第二バチカン公会議後にプロテスタントを別のコミュニティーの中にいる
兄弟たちであると認めることにより長年キープされていた排他性が和らいだと
思います。

もしJWの世界でそれと同じようなことが起きたら、つまり他のキリスト教会を少しでも認めるような
ことがあれば、革命的なことだと思います。
それはJW内の人々が外の世界に目を向けることにもなり、目を開かせることにもなると思います。

笹舟さん
>「少人数の統治体だけで決めるのはいいのか?」とツッコミたくなります。

おっしゃる通りで、カトリックにも閉鎖性はありますが、統治体の閉鎖性はピカイチだと思います。
以前に、統治体会議に数人の援助者を入れるという見解を発表するときの
「ネティニム」だかなんだかの旧約聖書の記述を説明していたのを見かけましたが、
こっけいで笑えました。

ほとんどのJWが、ネティニムの預言的な型とかいう意味のわからない説明を聞くよりも
堂々と大勢の人々の意見を聞こうとする統治体のすがたを期待しているのではないかと
思います。

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