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#651 2020年04月06日 16:51:46

アノニマス
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

記念式には2度参加したことがあります。天に行く人がパンとぶどう酒にあずかるということで、ただ、お皿を手渡ししていたのを思い出します。

ヨハネ6章にパンについて書かれていますが、32しかしわたしの父は、天からの真のパンをあなたがたにあたえておられるのです。33天から下ってきて世に命を与える者、それが
神のパンだからです。

48わたしは命のパンです。50これは天から下って来るパンであり、だれでもそれを食べる者が死なないためのものです。51わたしは天から下って来た生きたパンです。だれでも
このパンを食べるなら、その人は永久に生きます。そして、本当のことですが、わたしが与えるパンとは、世の命のためのわたしの肉なのです。

53そこでイエスは彼らに言われた、「きわめて真実にあなた方に言いますが、人の子の肉を食べず、その血を飲まない限り、あなた方は自分のうちに命を持てません。54わたしの肉を
食し、わたしの血を飲む者は永遠の命を持ち、わたしはその人を終わりの日に復活させるでしょう。55わたしの肉は真の食物であり、わたしの血は真の飲み物なのです。

つぶやくユダヤ人も、イエスのパンを食べると永遠の命を持てるとも読めるので、まして神を信じる一般信徒が食べられないのはどうしてかと疑問でした。

#652 2020年04月06日 20:00:08

うめおばさん
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

アノニマスさんの疑問の答えになっていないとは思いますが、パンとぶどう酒にあずかる人達は、天に行く希望を持つ人達で、あずからない人達は、地上の楽園で永遠に生きる希望を持つと言う意味で区分されていました。そう教えられて来たので、パンとぶどう酒にあずからなくても、そう言うもんだと思っていました。

#653 2020年04月06日 23:37:24

アノニマス
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

うめおばさん様、ありがとうございます。この疑問を私は長い間持っていたのですが、こんな風に考えて見ました。

天からの真のパン=天から下って来て世に命を与える者=神のパン=イエス=命のパン=天から下って来た生きたパン=世の命のための私の肉

パン=イエス

ヨハネ1章はじめに言葉があった。

パン=イエス=言葉

パンは言葉

#654 2020年04月07日 14:10:28

アノニマス
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

jwでは協会の書籍は霊的食物と言われてますね。イエスは自分の肉を真の食べ物と言っているので、イエスの言葉を食べること、聖書を読みなさいと言われたと個人的に思っています。

#655 2020年04月12日 11:30:56

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

大多数の会衆の記念式がオンライン開催になり、各自が自宅で(あるいは親しい者同士で集まって)話を聞き、ホームメイドの無酵母パンと赤ワインでリモート記念式で行ないました。

若い人たちは「なんか強制収容所の極秘記念式みたーい」と物珍しそう。そう、日本においてはこんな経験めったにできるものでありません。

私、最近熱意が激減して(本当は不純物レスの煎餅とブルゴーニュワインを使うべきだが)投げやりになり、ナビスコの塩味クラッカーとローソンのペットボトルワインで済ませちゃいました(何が混じってるか知ったこっちゃね~ 笑)

翌日、主宰監督がメールで、「今回のご自宅の各記念式で表象物にあずかった方がおられたら、人数を報告してください」というのが来て笑ってしまいました。

直前の二週末、「天への召しを受けたかどうか、どうすれば分かりますか」「最近アブラーの数が増えていることを訝しくおもうべきですか」という(焼き直し)研究記事が扱われたので、これは今年も激増するぞ~と予測します。大勢が見つめるなか回ってくる皿やグラスから口にするにはなかなか度胸が必要ですが、限られた人数の中では気分が高揚して「パリッ」「ゴクッ」とする出席者は増えるでしょう。どんな報告が上がってくるか、楽しみです。

それにしても「ぶどう酒!」。

2019年版日本語新世界訳はずいぶんと大胆な翻訳方針の転換を打ち出したものだと思っていましたが、この「ぶどう酒」や「あずかる」、そして「長老」については変更しませんでした。未信者たちが最も違和感を感じるであろう単語についてはとうとう変更しませんでした。「奉仕の僕 → 援助奉仕者」などという情緒も何もない訳を採用したにもかかわらず。

「ぶどう酒」を「ワイン」と呼んで何が悪い? もっとも分かりにくい「贖い」「流される血」を初心者(記念式出席者の多くは初心者)に馴染みの薄い語で講義してどんなメリットが?

テレワーク式で広く行われた今回の記念式でもっとも腹が立ったのは、IT化でも集まれなかったことでもなく、新版聖書が出ているのにいつもと同じ話しか用意できない日本支部に対してでした。

#656 2020年04月26日 18:41:17

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは教義を変更してもそれを認めず、一部の信者のせいにしてごまかすところです。

まず臓器移植についてみてみましょう。初めはこう言ってました。

*****
WT 1967 11/15  Questions From Readers: Is there any Scriptural objection to donating one’s body for use in medical research or to accepting organs for transplant from such a source?—W. L., U.S.A.

Those who submit to such operations are thus living off the flesh of another human. That is cannibalistic.
*****

1967年の「ものみの塔」なので英語版しか見ることができません。臓器移植をcannibalisticつまり人食いあるいは共食いのようなものと断言しています。つまり、臓器移植は禁止という教義です。

ところが、1980年に、JWにはよくあることですが教義が変更されます。こんな風に言っています。

*****
塔 1980 6/15読者からの質問: バプテスマを受けたクリスチャンが,角膜や腎臓など,人体の一部の移植を受けた場合,会衆は何らかの措置を取るべきですか。

ひとりの人間から別の人間へ人体の組織や骨を移植するかどうかは,エホバの証人各自が良心的に決定すべき問題です。中には,他の人間の組織や体の一部を幾らかでも受け入れることは人食い行為になる,と考えるクリスチャンもいるでしょう。
*****


「中には,・・・と考えるクリスチャンもいるでしょう。」という言い回しに注目してください。臓器移植が「人食い行為になる」と突飛なことを考えていたのはいったい誰でしょうか?それは統治体なのです。統治体が信者にそう教えてきたのです。

ところが、それまでの主張を変えるとなると、「かつては・・・と教えてきましたが」と正直にいうかわりに、「中には,・・・と考えるクリスチャンもいるでしょう。」というのです。まるで、一部の信者が勝手に思っていたかのような口ぶりです。これは責任回避のためですね。もし責任を認めたら、臓器移植で助かったのに死亡した信者の家族からの訴訟が恐ろしいからです。臓器移植を拒否して無駄に死んだJWはどれくらいいるのでしょうか?罪深い宗教ですね。

次は、臓器移植に比べたら些細な問題です。

*****
塔 2007 6/15 読者からの質問:エバに話しかけた蛇には足がありましたか。

後にそれを失ったのでしょうか。聖書はそのことについては明言していません。創世記 3章14節の言葉からそう考える人もいるかもしれませんが,こののろいを受ける前の蛇に足があったと結論する必要は必ずしもありません。
*****

「そう考える人もいるかもしれませんが」という言い回しに注目してください。そう考えるように統治体が教えてきたのです。しかし、ここでも、「かつては・・・と教えてきましたが」とは言わず、一部の信者の勝手な考えかのようにごまかしているのです。

最後の例は、レシチンについての問題です。レシチンは大豆あるいは卵黄から作られています。

*****
塔 1979 6/15  読者からの質問: 血液中にはレシチンが含まれています。そして多くの加工食品にはレシチンがその成分として含まれています。このようなレシチンは血液から取られましたか。

いいえ,そのように考える理由はありません。
クリスチャンの中には,レシチンが成分として表示されている製品は一律に退けようとする人がいます。他方,ある食品中に使われているレシチンの出所を確認するために,ぜひ製造業者に問い合わせてみたいと思う人もいます。
*****

「クリスチャンの中には」とか「と思う人もいます。」という表現が使われています。なぜそのように思うクリスチャン(JWのことですね)がいるのかというと、以前のものみの塔でそう言っていたからです。しかし、そのことには全く触れず、一部のおバカな人間の間違った思い込みかのように書いているわけです。

しかし、一番おバカなのは科学的なことに無知なくせに、科学的な問題にあれこれと指図する統治体です。

というわけで、「クリスチャンの中には」とか「「そう考える人もいるかもしれませんが」という言い回しがでてきたら、こっそりと教義変更しようとしているかもしれませんので、注意しましょう。

そのうち、「一部のクリスチャンの中には、エルサレム陥落が西暦前607年と考える人もいるかもしれませんが、そのように考える理由はありません。」といった記事が出るかも?

誤った教義について、統治体の責任を認めず、一部の信者の勝手な思い込みにして、ごまかそうとするなんて、へんだよ、JW!

#657 2020年04月28日 15:49:03

ラハム
メンバー

Re: ここが変だよJW

ちょっと一言さん、
いつも軽妙な語り口で、
興味深い話題を話してくださり、ありがとうございます。

わたしも臓器移植について調べてみました。

英文ものみの塔1967/11/15号に該当する
日本語版ものみの塔は1968/4/1号で222-223ページです。
読者からに質問で、
医学研究のために遺体を提供すること、
あるいは臓器の移植手術を受けることは、
聖書の見地からさしつかえありますか。
-アメリカの一読者より、と記載されています。

これは二ページにわたる細かい文字の記事ですから、
全文を書きとるのは難儀ですので、
一言さんが英語で引用された部分の前後を
紹介してみたいと思います。

血を食べることは禁じられましたが、
人間は動物の肉を食べ動物の命をとって
人間の命を支えることを神に許されました。
人肉を食べること、生体、死体を問わず、
別の人間のからだまたはからだの部分によって
自分の命をささえることは、
その中に含まれていましたか。含まれていません。
それはすべての文明人が忌み嫌う人食いの行為です。
エホバは人間の生命と動物の生命を明白に区別されました。
人類は神のかたちに造られ、
神の性質を与えられています。(創世記1:27)
この区別はつづいて述べられた神のことばから明らかです。
神は人間の命が神聖なものであり、
食用にする動物の場合のように意のままに
奪うべきでないことを示されました。
人間の生命の神聖さを尊重しない人は、
自分の命をとられる結果にもなったのです。-創世記9:5,6。
…それは人食い的です。
エホバは人間が動物の肉を食べることを許されましたが、
人の肉の場合それを食べるにしても、
あるいは他の人からとられた器官あるいはからだの一部を
移植するにしても、人食い的に人の肉を体内に取り入れて
命を保たせる行為を許されませんでした。

以上ですが、臓器移植も人食いも同様に扱われています。
ここで、わたしが矛盾だと感じるところは、
「人肉を食べること、生体、死体を問わず、
別の人間のからだまたはからだの部分によって
自分の命をささえることは、その中に含まれていましたか」と述べ、
「含まれていません」と答えているところです。
人肉を食べることや移植することは含まれないといいながら、
聖句をつなぎ合わせて、移植行為をあたかも
聖書が禁じているように話にしてしまっています。

動物を食べる場合はとさつしてからです。
通常であれば、移植する場合、他の人を殺しません。
また、人は生きているうちに医学研究用に
自分の体を提供したりしないでしょう。
どれも、死亡してからです。

こうして、冷静に分析してみると、
ものみの塔記事を執筆する人たちは
思い込みが激しく神のことばの限界を踏み越えています。

パウロも述べているように、
「書かれている事柄を超えてはならない」という点を
大いに学ぶ必要があると思います。
-コリント第一4:6。

思い込みが激しく、限界を踏み越えているので、
のちのち、方針を180度転換させることになるのでしょう。

それが、仲間の信者の人生を棒に振らせました。
こうした組織から脱出して、ほんとうによかったです。

オフライン

#658 2020年05月02日 07:29:57

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

英語版のJWニュースに、International Brotherhood Comforts Those Impacted by Deadly Pandemic(国際的な兄弟愛は死をもたらす伝染病に苦しむ人々を慰める)という記事が4月30付で出ています。

日本語版にはまだこの記事は出ていません。早く出せよ、JW!

そこでは、4月30日までに、新型コロナウィルス(the COVID-19 virus)で死亡したJWの数が、872人と出ています。

これはどのように集計したのでしょうか?各会衆に新型コロナウィルスで死亡した人数を報告するよう、密かに指令が来ているのでしょうか?そうでなければ、JWによくある、恣意的な都合の良い数字となります。実際はもっと多いかもしれません。

それでも、約850万人の信者で872人の死者という死亡率は、全世界の死亡率よりも高いです。JWは高齢者が多いことが関連しているでしょう。

この記事では、イタリアで夫を亡くした姉妹の話が出ているのですが、こうあります。

Sister Unnützer expresses: “I greatly appreciate the brotherhood. They never left me alone, not even for an hour.(Unnützer姉妹は次のように述べています。兄弟愛にはとても感謝しています。彼らは私を一人にしたことはありません。1時間だってです。)

こうやって、感染が拡大するのだな、という実例ですね。この姉妹は患者の濃厚接触者ですよ。感染している可能性があります。JWの感染者数は相当な数になりそうですね。

新型コロナウィルスはまだ収束する気配はありません。医療が不十分な国にいるJWの死者はこれからも増えるでしょう。

統治体は、JW以外の情報を見るな、といっているわけですから、信者に正しい感染予防策を繰り返し伝える義務があります。

統治体の無能と不作為で、どれだけのJWが無駄になくなるのか心配ですね。

#659 2020年05月09日 15:21:04

しろ
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

〜今の政権と組織トップが良く似ている〜

加藤大臣→  PCR検査基準 37、5度の発熱が4日以上…国民の誤解

組織トップ→ 1975に終わり…信者の誤解 早合点

#660 2020年05月09日 16:50:36

通りすがり
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

ちょっと一言 さんの発言:

これはどのように集計したのでしょうか?各会衆に新型コロナウィルスで死亡した人数を報告するよう、密かに指令が来ているのでしょうか?そうでなければ、JWによくある、恣意的な都合の良い数字となります。実際はもっと多いかもしれません。

巡回監督からの手紙では、感染者が出たら会衆は巡回監督に速やかに報告するよう指示されてます。
なのでJWにおける感染者の人数もorgで報告出来るはずであり、死者数と共に公開すべきと思います。

#661 2020年05月12日 14:56:58

通りすがりのものですが…
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

少し前にウォレス・プラットの言葉の引用を批判されている方がいましたが、彼は米国地質学者協会の創立者ですよ。

エホバの証人を批判するのは結構ですが、彼が有名な地質学者ではないとか、名誉を傷つけるような発言は控えていただきたいものです。

#662 2020年05月12日 21:09:55

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

#661の書き込みに、ちょっと一言。

#634の私の書き込みに文句をつけていますね。

>>彼は米国地質学者協会の創立者ですよ。

と書いていますが、残念ながら違います。アメリカ石油地質学者協会(the American Association of Petroleum Geologists)の創設者の一人です。ちゃんと調べようね。

彼は1920年には同協会の会長になっていますし、同協会からたくさんの賞ももらっています。仲間同士で賞を与えているのでしょうね。

彼は、石油業界では有名な人で、スタンダードオイルの副社長にまでなった人です。それまで油田の発見は、経験と勘によるものだったのですが、ウィリアム・プラットは地質学を取り入れ、効果的に油田を発見していったのです。すごいね。

しかし、ウィリアム・プラットは聖書の専門家でもありませんし、地球の成り立ちについての専門家でもありません。そうです、石油の専門家です。

彼は地球は6日で造られたと信じていた人なので、まともな地質学者とは評価できません。#661の人は彼と同じ意見なんですか?


こんな人の、専門外の発言を、繰り返し引用するJWはへんだよ、ということです。

#663 2020年05月16日 18:57:13

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

#658の続編です。

13日に、「新型コロナウイルスで家族を亡くした兄弟姉妹を支える」という記事が、日本語版JWニュースに出ました。英語版から約2週間遅れです。

情報に疎い日本のJWも4月30日の時点で872人のJWが死亡していたことを知って、驚きと深い悲しみに浸っているのでしょう。

気になるのはこの記事の翻訳です。次の部分を見てみましょう。

*****
姉妹はこう話しています。「兄弟姉妹には本当に感謝しています。みんなが連絡をくれるので独りぼっちになることはありません。兄弟姉妹の愛情は川の流れのように途切れることがありません。私の気持ちに寄り添ってくれます。聖書の慰めになる言葉を教えてくれますし,身の回りの世話もしてくれます。感謝で胸がいっぱいです」。
*****

姉妹の発言の部分を英文と比較してみます。

1.兄弟姉妹には本当に感謝しています。
I greatly appreciate the brotherhood.

2.みんなが連絡をくれるので独りぼっちになることはありません。
They never left me alone, not even for an hour.

3.兄弟姉妹の愛情は川の流れのように途切れることがありません。
I felt a ‘river’ of affection!

4.私の気持ちに寄り添ってくれます。聖書の慰めになる言葉を教えてくれますし,身の回りの世話もしてくれます。
They took care of me emotionally, spiritually, and physically.

5.感謝で胸がいっぱいです
I love all my brothers


まず、日本語訳では、「兄弟姉妹」が2回出てきますが、英文では一回も出てきません。最後の文は、英文では「私はすべての兄弟を愛しています。」で、姉妹には言及していませんが、日本語ではそのことは訳していません。

元の英文は、JWらしい女性無視の男性中心思想の文章ですが、日本語訳は女性に気を使った文章に変えています。JWは女性軽視の性差別宗教なのですが、日本ではそれをごまかそうとしているわけですね。へんだよ、JW!

女性軽視のどこが悪い、男女平等主義はサタンの教えです、と開き直ってほしいですね。

次に、2の文の翻訳がヘンですね。「みんなが連絡をくれるので」なんてことは英文にはありません。ただ「彼らは私を一人にしたことはありません」といっています。濃厚接触しまくりです。これをそのまま訳すと、感染防止に無頓着な反社会的集団と非難されるので、連絡を取るだけで感染防止に努めているという印象を与えるための創作ですね。

JWの日本語訳は不都合と思えば、適当に文章を変えます。へんだよ、JW!

さらに、4の日本語訳は言葉を盛りすぎです。「聖書の慰めになる言葉を教えてくれますし」なんてどこにあるのかな?「spiritually」という単語があるだけです。日本語訳のほうが、はるかに模範的な発言になっています。

まとめると、日本語訳は、もとの英文比べて、より社会的に受け入れやすい、JW表現でいうと、より励まされるものになっています。しかし、それは訳者の創作、つまりウソによるものなのです。

翻訳で、女性軽視、社会規範無視のJWの実態を隠蔽するなんて、へんだよ、JW!

#664 2020年05月21日 23:36:21

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

>#663

うーん、手厳しいですね。同意できるところも多々ありますが。

2019年版新世界訳が出る5年くらい前から、出版物の日本語訳もウェブも、これまでの翻訳指針からすると考えられないような大胆な意訳を採用するようになってきましたが、新版聖書以降はそれが一気に加速しているように思えます。

「忠実・厳密な訳」でも、伝わらなければ意味がない、と考えているんでしょうね。「奉仕の僕」とか言っても外部の人たちには伝わらないから→援助奉仕者。でも、もっと伝わらないし誤解を招きそうな「長老」は死守。聖書本文には「監督」という無難な訳語が載っていても「長老」は変えない。この頑固さには目を見張ります。

「兄弟姉妹」は……多めに見てやってくれませんか(笑)。They を「彼ら」とまんま、訳していた時代を知っている者としてはよくここまで折れてくれたものよのぅ、と考えています、私はね。

日本語でも「あなた、ご兄弟は何人?」と今でも言いますね? 近年は「“兄弟” は男しか指さない!」と目を吊り上げる人が多いので “きょうだい” という表記が増えましたが、全員が女の子でない限りは(男の子が一人でも混じっていれば)「ウチは三人兄弟です」と答えるのが通例です。

多くのヨーロッパ言語でも、そこに集まった集団の中に一人でも男がいれば、人称代名詞も動詞も男性形になっちゃったりします。フランス語を話す当のフランス女性も「不公平だわっ!」と言いつつ語学番組で男性詞を使った例文で教えます(笑)。しょうがないんです、そういう言語なんですから。

英語はまだマシなほうです。それでもお見舞いに来たのが全員姉妹たちでなければ sisterhood という語は使いませんし、それでも brothers, brotherhood と言うかも。

* ちなみに今は亡き未信者(←これも別の語が当てられてるかも)の父は生前、「お前ら、このご時世によくこんな男尊女卑軍団の中で生活しとるな~」と常々言っておりましたことを申し添えます……

#665 2020年05月23日 12:38:01

通りすがりの女性
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

私も長らくJWにいたので、男尊女卑のニュアンスには気付きにくいという後遺症が残ってしまってます。
確か10年以上前だったと思いますが、大会で今後は兄弟姉妹は兄弟と呼びその中には姉妹も含まれると理解するようにという話がありました。あまり気にしてる人はおらず、確か後に記事にもならなかったと思います。女性の人権意識が高まってるのに何故わざわざ姉妹という語を抜くのか、不可解に思い記憶に残ってるのですが。
その後、英語はそのまま「兄弟」で日本では多少世間の目を気にして「姉妹」を入れている感じなのでしょうかね……。

#666 2020年05月24日 09:42:19

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

>今後は兄弟と呼びその中には姉妹も含まれる

これです、これ。まさに過去の逐語訳原理主義の残骸です。

国内の外国語大会に行ったとき、開会の歌と祈りの前に「もうすぐ始まりますよ~、そろそろお座り下さ~い」と司会者が言いますが、英語では、「Brothers!」と言いますし、スペイン語でも「Hermanos!」で始めます。どちらも「姉妹たち!」は入っていませんが、言語的に男たちに女たちは含まれる、という文法に則っています。

だからって、そういう文法体系にない日本語でまで「兄弟たち」に姉妹も入っているから文句言うなよ、は暴論だと思います。10年以上前か……まだまだガッチガチの逐語訳時代のエピソードですね。

現在は日本列島津々浦々、すべての大会は開口一番、「兄弟姉妹の皆さ~ん」で始まります。実は私、この言い方も大っ嫌いです。未信者も来てるかもしれないんだから、「皆さん」とか「ご出席の皆さん」でいいじゃないですか。来てすぐ帰ってしまう人もいるかもしれないなら、「ご来場の皆さん」でカバーできるでしょ? 日本語大会なら正しい日本語で話せ!笑

* またまた故・ウチの父ですが、この「兄弟」という敬称に毎回、虫酸を走らせていました。そして、大会会場でこれ見よがしに新聞を広げて読んでおりました(どうして大会に同行してくれたのか未だに謎です)。

さらに、幼馴染の姉妹の(やはり未信者の)パパは、クルマで家族を会場に送ってきた後、独りでクルマに残り(帰ってしまうのではなく)、カーラジオでFM電波を拾ってプログラムを聞いて一日過ごしていた……という想像のナナメ上を行く謎の人でした(笑)

私はこのパパ、個人的に大好きでしたけどね。

#667 2020年05月31日 18:23:08

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、JW作成の新約聖書に神の名前がでてくるところです。新約聖書の写本では、神の名前をあらわす4文字(テトラグラマトン)は使われていないからです。

でも、新訳聖書の写本についてはこう言っています。

*****
『聖書全体は神の霊感を受けたもので,有益です』 1990  研究6 ― クリスチャン・ギリシャ語聖書の本文

では,何世紀にもわたって伝達が行なわれてきた後の今日,本文の完全性や信ぴょう性については最終的にどう評価されますか。比較検討できる幾千もの写本があるだけでなく,過去二,三十年間にさらに古い聖書写本が発見されて,西暦100年ごろ使徒ヨハネが死んだ後わずか数十年ほどしかたっていない西暦125年ごろのギリシャ語本文までさかのぼって調べられるようになりました。これらの写本の証拠は,わたしたちが今,校訂版という形で信頼できるギリシャ語本文を持っているという強力な保証を与えてくれます。
*****

「信頼できるギリシャ語本文を持っている」といっています。それなら、そこには神の名前なんかないけれど、勝手に「エホバ」って、書き換えていいの?

しかし、神の名前についてはこう言っています。

*****
塔  2008  8/1  エホバという神の名は新約聖書に出ているべきか

今日,新約聖書の写本は幾千も存在していますが,大半は,古いものでも原本が書かれてから200年も後のものです。そのころまでに,写本をした人たちがテトラグラマトンを「主」という意味のギリシャ語キュリオスで置き換えたか,あるいはすでに置き換えられていた写本を写したかのどちらかであろう,と思われます。
*****

「テトラグラマトンを「主」という意味のギリシャ語キュリオスで置き換えた」と言っています。写本した人たちが、本文にあった重要単語を変えたということです。でも、「信頼できるギリシャ語本文を持っている」のじゃなかったの?

矛盾しているじゃないか!どっちが正しいんだよ!

でも、冷静に考えてみると、写本について述べていることに限ると、どちらも正しいのです。

要するに、主張したいことに合わせて、事実を選択しているのです。写本が信頼できると主張したければ、「西暦100年ごろ使徒ヨハネが死んだ後わずか数十年ほどしかたっていない西暦125年ごろのギリシャ語本文までさかのぼって調べられるようになりました。」(これはP52と呼ばれる写本です。)と言いますし、写本が信頼できないと言いたければ、「大半は,古いものでも原本が書かれてから200年も後のものです。」というのです。

このような議論の手法をチェリーピッキング(cherry picking サクランポ摘み)といいます。よいサクランボだけを選んで摘み取ることからそういわれます。チェリーピッキングは、数多くの事実の中から自らの主張に有利な事実のみを並べ立てることで、自らの主張の正当性を論証しようとする詭弁です。

JWの出版物での議論は、ほとんどがチェリーピッキングです。自分の主張に有利な証拠、不利な証拠を公平に評価して結論づけるなんてことはありません。自分の主張に有利な証拠を並べるだけです。JWの出版物しか読まない信者にとっては、それで十分説得力があるのでしょうね。

さて、JWは、新約聖書の写本は信頼できると主張する一方、現行の新約聖書では、神の名前を「主」に改ざん(JWによると237か所)されていると主張しています。これは、どう見ても矛盾しています。

もし信頼できるなら、新約聖書にエホバなんて言う神の名前は使われなかったことになります。エホバなんて写本にありません。一方、本当に237か所も改ざんされているなら、信頼できないということです。大事な神の名前が改ざんされているなら、他の箇所だって改ざんされていると推定できます。

ところが、JWの立場は、新約聖書の写本は信頼できる、ただし神の名前237か所を除いては、というものです。

こういうのをご都合主義と言います。立場や主張に一貫性が無く、その場その場で都合よく立場や主張を変えるからです。

というわけで、自称・真の宗教なのに、ご都合主義的で、矛盾したことも平気でいうJWって、へんだよ!

#668 2020年06月06日 19:20:41

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

いま、JW.ORGのホームを見ると、“抗議すれば解決しますか”と言いう記事が最初に出てきます。「答えを見る」をクリックすると2013年の「目ざめよ」の記事に飛びます。

なぜ、こんな記事を紹介しているかというと、今アメリカでは、黒人男性が白人警察官によって首を圧迫され死亡したことに対する抗議活動が燃え上がっているからです。

黒人JWの中にはこの抗議活動に好意的な人が相当数いるようです。彼らが同調しないよう、間接的に、否定的な見解を述べているわけです。

JWのへんなところは、世界的兄弟愛といいながら、人種差別に極めて無関心どころか、人種差別的なところです。

日本人には人種差別と言ってもあまり実感がないかもしれません。JWの人種差別について、英語の掲示板の投稿を、おおざっぱな翻訳で5つ紹介しましょう。

それはRacism in "The Truth"というスレッドにあるものです。
https://www.reddit.com/r/exjw/comments/ … the_truth/

1.初めはアフリカ系の髪型に関する差別です。

*****
ものみの塔は、アメリカ生まれの黒人JWに、自分たちの自然な体と黒人の特徴を恥ずかしく思うように教えています。ドレッド、ブレイド、アフロといった髪型がいかに見苦しく、不潔で、職業上の規則に反しているかを絶えず言われます。JWによると、奉仕活動でそのような姿だと、エホバに非難をもたらすかもしれないし、家の人から拒絶されるのだそうです。ものみの塔の目には、私たちの髪の毛が自然に伸び、私たちの文化に則って取り扱うことは明らかに罪なのです。

「真理」に改宗した多くの黒人男性が頭を剃っています。脱塔する前のことですが、改宗したばかりの若い男を覚えています。彼は美しいハイトップアフロだったので、そこまで伸ばすのにとても時間とエネルギーを費やしたに違いありません。しかし、アフロは悪いのです。それで彼は髪を剃った。私の父が彼のアフロを剃りました。

黒人女性は、ジェフーバー(エホバをからかった言い方です)に受け入れられるように、文字通り頭皮を燃やす薬品を使うよう圧力がかけられます。私は数ヶ月間だけパーマにしましたが、それは耐え難いほど苦痛でした。頭皮全体に大きなかさぶたと傷ができました。私たちの髪のせいで直面する人種差別は、米国全体の幅広い問題であり、近年改善していますが、過去の彼らの信じられないほど卑劣な人種差別にもかかわらず、この組織が彼らが主張するような人種の聖域ではないことを示しています-。
*****

JWの出版物に描かれる模範的なアフリカ系の人は髪の毛がとても短いことに気づいていた人は人種差別に敏感な人です。アフロヘアなど許されません。JWでは、すべての人類は白人の真似をしなくてはいけないのです。


2.次は露骨な差別発言がJW内で誰からも咎められることなく横行しているという話です。

*****
演題から、私の百合のように白い会衆にいる80歳の長老が、聴衆に「色のついたcolored」会衆に行って、それは「実際にはかなり良かった」と話しました。これは2008年頃です。誰も瞬き一つしなかった。その後まもなく私たちは去りました。
*****

「カラード」=“colored”=「色がついている」は、ふつう黒人のことを指します。元々は差別的な言い方ではありません。しかし、現代のアメリカでは差別的な言い方です。2008年でも差別的です。80歳の差別的は白人長老はさっさと引退すべきでしたね。


3.人種差別は結婚の際に明らかになります。

*****
私は白人で、黒人に対する多くの人種差別を見てきました。私は裕福ではありませんでしたが、裕福な証人の家族がたくさんいる地域に住んでいました。多くの裕福な白人の証人は、黒人やメキシコ人(ヒスパニック系の男性は自動的にメキシコ人とラベル付けされた)の兄弟、それがいかに模範的であっても、彼らとの付き合い/結婚は絶対禁止でした。黒人の兄弟と結婚した娘を穏やかに断絶した家族さえ知っています。記憶が正しければ、ふたりはベテルで出会ったはずです。彼らは孫に会いたいと思ったときにだけ、娘と打ち解けました。
*****


4.次は、日本人男性に対する差別です。イギリス人の投稿です。

*****
私が会衆で見た人種差別的な状況は日本人男性に関するものでした。

この男性はとても背が低くやせていた。彼は私の知り合いで、彼よりもとても背の高いイギリス人の姉妹とデートし始めました。私の友人と私は会話の一部が聞こえたのですが、長老はその日本人兄弟に、彼女とデートすべきではなく、「もっとあなたとにたような」誰かを見つけるべきだと言っていました。

私たちはそれについて話しました、そして、長老たちが肉体的な違いまたは人種的な違いのために承認しなったのかどうかわかりませんでした。会話の一部しか聞いていなかったため、確信が持てませんでした。とにかく、日本人兄弟は彼女との関係を断ち切り、数ヶ月後、中国系の姉妹と付き合い始めました。

私はその会衆の黒人の姉妹が白人男性と付き合い始めたときに長老たちが介入していたことを知っているので、長老たちが異なる人種の関係を問題視していたと私には思えます。
*****

差別的な白人から見れば、日本人も差別の対象です。特にチビの男は同じ人種でも差別されます。チビの日本人は、同類のチビのアジア人と付き合えばよい、というのが偉い白人JW の考えのようです。

5.最後に、ブルックリンのベテルでの人種差別です。

*****
私の父は80年代にブルックリンのベテルにいました。父はその間どのように多くの人種差別があったかについて述べていました。父は、責任者の兄弟は常に白人の兄弟の地位をあげ、黒人とヒスパニックの兄弟は常に汚い仕事をするために残されたと述べました。それが、父が組織を去った理由の1つだと思います。父は決して認めませんが・・・。また、記事に有色人種や、異人種間のカップルの写真がまれにしか使われないことに不快に感じたりすることもあります。多様性なし!
*****

ブルックリンのベテルは差別やいじめが横行し、多くの若いJWが目ざめるきっかけを提供してくれる場所として有名です。

神の王国が全てを解決してくれるといって、世の中の差別に対して何もしないのがJWと思っている人は大間違いです。積極的な差別主義者がJWの主流なのです。JWは世界有数の差別主義者であるアメリカの白人による宗教なのですから。

白人以外のJWは、神の王国が来て、神様が白人に変えてくれるのを待ちましょう。

JWでは、イエスは一足先に白人に変わっていますね。天使も白人です。

人種差別的な宗教が真の宗教なんて、へんだよ、JW!

#669 2020年06月13日 18:11:30

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

少し前まで、JW.ORGのホームには、“抗議すれば解決しますか”と言う記事が最初に出てきました。「答えを見る」をクリックすると2013年の「目ざめよ」の記事に飛びました。

そこにはこんなことが書かれています。

*****
目 2013年7月 抗議すれば解決しますか

本誌の発行者である エホバの証人 は,政治 に 関し て 中立 です。(ヨハネ 17:16; 18:36)ですから,この 記事 で 民衆 の 騒乱 の 具体 例 を 挙げ て は い て も,ある国を他の国 より 高め たり 何 か の 政治問題 で どちら か の 側 を 支持 し たり し て いる わけ で は あり ませ ん。

エホバの証人 は,平和 な 世界 が 実現 する と いう 真 の 希望 を 人類 に 与える の は 神 の 王国 だけ で ある,と 信じ て い ます。(マタイ 6:9,10)ですから,抗議運動 は し ませ ん。
*****

JWは「抗議運動はしません」と言っています。でも多くのJWはこんなことを思い出すでしょう。

*****
2018年3月28日
グローバル・ニュース

ロシアへの手紙キャンペーンで示されたエホバの証人の世界的な一致

2017年3月21日火曜日,エホバの証人の統治体は世界中のエホバの証人に対し,活動を禁止しようと企てるロシア政府の高官たちに手紙による嘆願を行なうよう呼びかけました。
*****

ロシア政府に対して、世界中の信者に対して手紙を書くよう、統治体からの指示があり、多くの信者が自分の住所・氏名つきで手紙を書きましたね。あれは普通「抗議活動」と呼びます。

でもJWによれば「抗議」ではなくて「嘆願」だそうです。言葉をすり替えても、やっていることは「抗議活動」にはかわりないのです。信者のことより、ロシア国内のJWの資産が没収されたことに、統治体は怒り狂ったのでしょうね。

JWは、抗議活動がよくないことのように言いますが、自分たちの利益が絡んでいる場合は、「嘆願」という名の「抗議」活動を繰り返してきました。年鑑から見てみましょう。

*****
年鑑 1976 第1部 ― アメリカ合衆国

「王国ニュース」のこの号の配布と関連して,嘆願書が回されました。合衆国大統領ウィルソンにあてられた同書にはこう書かれていました。「我々,下に署名したアメリカ人は,自主的な『聖書研究』に対する僧職者たちの妨害を偏狭,かつ反アメリカ的,反クリスチャン的なものと考える。さらに,教会と国家を結合させる試みはいかなるものも根本的にまちがっていると思うものである。自由と宗教的自由のために,『終了した秘義』の抑圧に対して厳粛に抗議すると共に,人々が妨害なしにこの聖書研究の手引きを買い,売り,所有しかつ読むことができるように,政府がその使用に関し一切の制限を取り除くことを懇願する次第である」。
*****

自称・「嘆願書」の中には「厳粛に抗議すると共に」と書いています。自分たちの活動の自由を求めて、アメリカ大統領に抗議していますね。でも、どうしてエホバを待たないのでしょうか?

*****
年鑑 1976 第2部 ― アメリカ合衆国

1919年3月には,ラザフォード兄弟と仲間たちの釈放を得るための新たな努力が払われました。全国的な嘆願状が回され,短い期間に70万の署名を得ることができました。それは当時最大の署名運動でしたが,(略)

1933年の下旬から1934年の初めにかけて,エホバの民は,そうしたカトリックの行為に抗議する嘆願状を全国的に回布しました。アメリカの議会にあてられたその嘆願状は,ついに,241万6,141の署名を得ました。
*****

自称・「嘆願」が「当時最大の署名運動」なんてすごいですね。立派な抗議活動です。

「カトリックの行為に抗議する嘆願状」をアメリカ議会にも提出しています。これって「抗議」活動ですよね?やはりエホバを待てないようです。

年鑑には、その他にも「嘆願」という名の抗議活動の例が、誇らしく出ています。

*****
年鑑 1980  カナダ

1928年3月8日に,カナダ放送協会は突然,国際聖書研究者協会の放送許可の更新を認めないと通知してきました。

下院の外でも抗議が引き続き行なわれていました。46万6,938名の署名入りの大掛かりな嘆願状が議会に提出されました。さらに政府の行動に抗議する1,500通の電報とおびただしい数の手紙が送られました。カナダ各地で抗議集会も開かれました。
*****

昔はJWも結構過激ですね。電報と手紙を大量に送り付けるだけでなく、抗議集会までしていたのですね。自分たちの権利が少しでも侵害されると、信者を動員して、政府に様々な抗議活動をして圧力をかける。エホバを待つなんか最初から考えていませんね。

*****
年鑑 1985 ジャマイカとケイマン諸島

文書の積み荷は通関港で差し押さえられ,最後には(聖書を除いて)焼かれてしまいました。抗議文と14万5,000人(ジャマイカの住民14人に一人以上)の署名入り嘆願書が送られた結果,米国からではなく英国から文書を輸入する許可が下りました。聖書だけは米国から輸入できました。さらに多くの抗議の手紙と懇願が,ジャマイカおよび(ジャマイカは依然英国統治下にあったので)英国で出された結果,1954年7月19日,政府はようやく米国から文書が贈り物として入って来るのを許可することに同意しました。
*****

JW文書の輸入を求めて、抗議文と署名入りの嘆願書を送ったら、英国からの輸入の許可が得られたとあります。抗議活動成功です。おめでとう。

それに味をしめたのか、英国ではなく米国から輸入させろ、とさらなる抗議活動をして、これもうまくいったことがわかります。米国から輸入したかったのは経費の問題でしょう。お金には厳しいのがJWです。やはりエホバより大事なのはドルです。

最後に、フランスの例です。これはうまくいかなかった抗議活動です。

*****
年鑑 2007 過ぐる1年の際立った事柄

2005年2月25日,エホバの証人協会に対する不当な課税に関して,ヨーロッパ人権裁判所に一つの申し立てが行なわれました。87万4,000人余りがこの不当行為に抗議する全国的な嘆願書に署名し,その書類が同裁判所に提出されました。にもかかわらず,2006年1月,税務当局は兄弟たちに,課税額の不足分を納めるよう命じました。
*****

「抗議する全国的な嘆願書」にもかかわらず、税金を取られたようです。統治体は信者が殺されたり、投獄されても気になりませんが、請求書には我慢がならないようです。政府の決定なんてくそくらえ、エホバは何をしているんだよ、と悪態をついているモリスの姿が目に浮かびます。

というわけで、JWは自分たちの利害が絡むと、信者を動員して、政治的圧力をかけたり、裁判闘争を繰り返してきました。そうやって、信者数850万を誇る今の地位を築いたのです。

多くの国では、抗議する権利を認められています。他人の抗議活動に文句をつける権利なんかJWにはありません。自分たちだって嘆願という名の抗議活動を繰り返してきたのです。

にもかかわらず、「抗議運動はしません」なんて平然とウソを書くなんて、へんだよ、JW!

#670 2020年06月20日 18:42:23

ちょっと一言
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

JWのへんなところは、法を無視しても、密告を奨励することです。

次の記事は病院で働くメアリーのお話です。

*****
塔 1987  9/1 「話すのに時がある」― それはどんな時?

メアリーはある病院で医師の助手として働いています。その職場でメアリーに要求されている事柄の一つは,秘密を守ることです。自分の仕事と関係のある書類や資料が,権限のない人々の手に渡らないようにしなければなりません。また,患者に関する内密の情報を漏らすことも,メアリーの州では法律によって規制されています。

ある日メアリーは一つのジレンマに陥りました。医療記録を整理していた時に,仲間のクリスチャンである一人の患者が中絶手術を受けていたことを示す資料が出てきたのです。自分が職を失うか,訴えられるか,あるいは雇用者が法律上の問題を抱え込む結果になる恐れがあろうと,メアリーにはこのことを会衆の長老たちに知らせる聖書的責任があるでしょうか。
*****

職場でたまたま知った個人情報を長老に密告する聖書的責任なんてあるわけないと思った人は、JWとしてまだまだ修行が足りません。答えは・・・

*****
メアリーは法律的な面について幾分心配がありましたが,この場合は,医療記録のプライバシーを守れという要求より,聖書的原則のほうを重視すべきだと感じました。その姉妹が憤慨して,仕返しにわたしを困らせるようなことは決してない,と考えました。それで,知っている事実をすべてよく検討した末,これは「話す」時であって,「黙っている」時ではないと判断しました。

医院,病院,裁判所,弁護士の事務所などでの仕事は,ふつう問題の起きやすいタイプの仕事です。カエサルの法律や宣誓の重要性を軽視することはできませんが,最高の位置にあるのはエホバの律法です。
*****

おわかりですね。法律は無視して、密告するのがJWとしては正しいのです!!!

これでは違法行為を勧める反社会的団体です。へんだよ、じゃすまないよ、JW!

日本の個人情報保護法では、個人情報を扱う事業者に対して守るべき義務を課していますが、これに違反し、個人情報保護委員会からの改善命令にも従わない場合は、「6ヶ月以下の懲役または30万円以下の罰金」という刑事罰が適用されます。

また、漏洩等の被害が発生した場合は、情報漏洩の対象となった被害者からの損害賠償訴訟をされるリスクや、訴訟の結果によっては賠償金の支払いが必要になるケースがあります。

ということは個人情報を扱う職場では絶対JWを採用してはいけないということです。情報漏洩の危険があります。もし職場にJWがいるなら、このものみの塔の記事を見せて、さっさと辞めてもらいましょう。


法律よりもエホバの法が優先のJWですが、法律を振りかざしての裁判闘争は大好きです。

*****
年鑑 2014 法律上の動き

争点: 市民には,個人の医療記録のプライバシーを守る権利があるか。
背景: 2007年,ロシアのサンクトペテルブルクの市検察官代理が市内の全医療機関に対し,エホバの証人が輸血を拒否したすべてのケースを,患者への通知なしに検察当局に報告するよう命じた。ロシアの裁判所は患者のプライバシーの権利を擁護しなかったため,兄弟たちはヨーロッパ人権裁判所に申し立てを行なった。

判決: 2013年6月6日,ヨーロッパ人権裁判所は,検察官の命令は基本的なプライバシーの権利の侵害に当たるとし,個人情報を公務員に開示すべき,「関連性があって十分な理由」はないと断定した。10月7日,再審を求めるロシアの申し立てをヨーロッパ人権裁判所の大法廷が棄却したため,6月6日の判決は確定した。
*****

JWの医療記録を検察に報告することはプライバシー侵害だとヨーロッパ人権裁判所に訴えたわけです。自分たちは、プライバシーなど全く尊重せず、法律を無視して密告を奨励しているにもかかわらず、自分たちの情報が報告されると、法律違反だと訴える。あきれたダブルスタンダードだ!

法律に優越するエホバ法のもと、自称・真の宗教のJWはなにやってもいいと思っているようですね。でも、自分たちに不都合なことがあれば、法律違反だの人権侵害などと裁判に訴える。

というわけで、へんだよ、JW!

#671 2020年06月20日 20:36:06

iris
メンバー

Re: ここが変だよJW

医療職には守秘義務があります。
職業倫理を守れないなら、一般社会で働くのは遠慮していただきたいですね。

オフライン

#672 2020年06月21日 06:13:00

てつてつ
メンバー

Re: ここが変だよJW

ちょっと一言さん いつも興味深い書き込みありがとうございます
元統治体のレイフランズさんの2冊目のクリスチャンの自由にも似たような例がありましたね

監視と通報システムの採用

友を信用するな。
親しい友をも信頼するな。
あなたのふところに寝る者にも、
あなたの口の戸を守れ。(ミカ7:5)
再三再四、どこの国でも、あちこちでこれと同じような処置が繰り返された。協会の教えや協会の方針から外れている恐れのある仲間の証人を通報しなければならないと感じている。
ものみの「 塔」1987/9/1 P.12の「話すのに時がある――それはどんな時?」と題する記事の中では、守秘義務からの逸脱(宣誓していても)に関する立場を公式に説明する。医師、看護婦、法律家など、個人の秘密の記録、情報を守る立場にある人々は、「排斥に値する攻撃」と呼ばれる事件に巻き込まれたら、証人はほかの信者が協会の規律に対する違反を暴露する責任を持つというのだ。長老どもへ違反者を通報しなさいという忠告を受けるはずだ。もし、その通報がされないなら違反を知り得た証人は、神への忠節に従い、長老へその事件を報告しなければならないと教えている。長老どもが審理委員会を開く席など、協会自体の秘密の会合は唯一、聖域と見なされる。
信じられないことに、この方針が制定された後、四年もしないうちに「目ざめよ! 1991/3/8 7頁)には病院の透かし絵のある記事、「患者の権利章典」に関する表を公開した。6.自分の医療に関して話し合った事柄や記録された事柄がすべて内密に保たれることを期待する権利すでに見たように、当事者が医者や看護婦であっても、患者が証人であってものみの塔の規律に違反していると認識したら、証人なら、それを暴かなければならないのだから、協会の方針は、「自分の医療に関して話し合った事柄や記録された事柄がすべて内密に保たれることを期待する権利」を侵害している。
1985/9/19 にテキサス州プラトーで出版された"medical economics"誌上でブロック氏は、重大な結果をもたらすにもかかわらず(ことの重大さは当事者も第三者も感じていた)、証人は長老どもに通報しなければならないと感じていると明らかにしている。ブロック氏はかつては患者だったが何年間も家族同様のつき合いをしていた若い証人の女性を雇ったと語っている。ハニーは善良で朗らかな人だったと語っている(もちろん、ハニーは仮名である)。「あの」証人の女性が診察室に来るまではうまくいっていた(その証人の名は「リンダ」。「ハニー」と顔見知りだった)。リンダはテキサス州ヒューストンのバーに行った後、何人かの男たちにレイプされ、淋病に感染したと主張した。ほかの医者のところに行ったが、完治しているか、追跡調査のための培養をするつもりだった。医師は彼女の主張するレイプの真相を疑うのは自分の仕事ではないと思い、菌がなくなっているか知るための培養をしただけだった。何週間か後、リンダが彼に電話をして来た。リンダが排斥され、いまでは家族からも忌避されていると、カンカンになっていた。ハニーがブロックの診療所の記録から情報を得て、リンダの事件を長老どもに知らせる役を果たしたのは間違いないと述べて、訴訟も辞さないと脅してきた。ブロック氏はこう述べている。
私は呆然となった。ハニーが患者の噂話をするなどとは信じられなかった。彼女を雇うまでは長い間、秘守義務を守っていた。私の個人的なマニュアルには、患者の秘密を漏らした雇用者は即時解雇の罰則を明記していた。私がハニーに対面した時、彼女が実際告げ口をした本人であると、恥ずかしげに認めたときにはまた驚かされた。彼女の団体では、団体の教えと規律に違反している信者がいるならそれを長老どもに報告することが期待されていると説明した。ハニーがリンダの料金表と保険の情報を検閲し、リンダが医師に何を語っていたかが読み取れた。その時、ハニーは大事な忠節を尽くすか決断するまでには時間がかかった。しかし、とうとうその話を長老どもに漏らした。ハニーが忠節に基づいて熟慮しているときには、診療所の記録から得た情報をどうするつもりなのか、それを医師やその友人たちに知らせる義務があるのにそれを考えていなかった。それが問題だ。
忠節の点では組織に一致しているようだったから、明らかに組織の訓練の効果がハニーへ有効に現れていた。ブロックは続ける。
少なくとも単に浅はかなゴシップとは言えない。しかし、信頼した雇人や友人が私たちの患者と私に損害を与えると十分認識した後にそうした事件を起こしてくれたほうが私にとっては気が楽だったかもしれない。
恥かしげもなく団体に告発するハニーがとうてい信じれない。私が知っている証人はすべて優しそうだ。宗教がそうした告げ口を求めたり、背教者へのきびしい仕打ちを求めていることが信じられなかった。私は団体の指導的立場にある長老に電話をかけた。彼とは高校以来の友人であった。長老はすべて本当だと答えた。長老どもはリンダのレイプの話の真相を重視しなかったと説明した。長老どもが分かっているように、リンダは行ってはならない場所に行き、してはならない行為をし、かかるはずのない病気にかかってしまったのだ。だから、リンダは「排斥」の懲らしめを受けなければならなかった。もしリンダが本当に悔い改めていると納得させられるときに限り、排斥は解消される。罪が許されるまで、家族の許から引っ越しするようりンダに命じた。
もし、私が電話したときに初めから感情的になっていたなら、長老がその説明を終るまでには怒り心頭に達していただろう。私は、もし団体が私に言ったことを分かっているなら、それは善良な第三者としてやったのかと尋ねた。残念だが、ハニーのように、誰が何を考えようが何よりも団体の教えを優先しなければならないと思っているのだと、長老は語った。
ハニーも、長老も、医師から患者の秘密の情報を得たと医師に通知する倫理的義務や、そうした、法律で特別に保護された情報を通知した上で使用しなければならないという義務をまったく考えていなかった。それは明らかだ。そこまで考えるように証人を指導していなかったからそうなったまでだ。
弁護士の忠告を受けて、ブロック氏はハニーを解雇しなければならないと考えた。彼はなぜそうしなければならないかをハニーに説明したばかりではなく、彼女の行為から友人関係を止める原因にならないと説明した。ことの次第を説明してリンダに謝った。リンダは、医師の側には過失がなかったと認めて、ブロックを訴えないと確約した。
今ではブロックは別な土地で診察をしているが、少なくとも、臆病になっている。雇われ人が患者の守秘義務に違反しても、医療ミスの保険では補填されない。だから、この種の被害に遭った患者が訴えて、勝訴してしまえば、高額な医療損害保険は一文の価値もなくなる。今では雇われ人の個人的な義務を包括する雇用主ポリシーを実施している。雇われた者には、ハニーとリンダの経験を話しており、もし信仰のために患者の秘密を漏らさない義務を確約できないなら雇わないと言ってある。

編集者 てつてつ (2020年06月21日 19:28:22)

オフライン

#673 2020年06月21日 13:54:08

iris
メンバー

Re: ここが変だよJW

てつてつさんの紹介してくださった記事で、ハニーが途中からトニーになっていますね。トニーは普通男性の名前ですから、ハニーの間違いでしょう。

私は突然トニーが出てきて混乱したので、御参考までに。

オフライン

#674 2020年06月21日 19:29:21

てつてつ
メンバー

Re: ここが変だよJW

ありがとうございます 訂正しました

オフライン

#675 2020年06月27日 19:21:56

れち
ゲストユーザー

Re: ここが変だよJW

天で永遠に生きるのか、地上で永遠に生きるのか、どちらですか。

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