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#1 2015年10月12日 10:44:14

モトシモベ
ゲストユーザー

WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

お世話になっています。モトシモベです。
※ 別スレは、頃合いを見計らってクロージングします (笑)

少し前から「社会学入門 - 人間と社会の未来」(岩波新書・見田 宗介 著) を読んでいます。
こんな興味深い一節があり、しばし考えさせられました。

社会の「近代化」ということの中で、人間は、実に多くのもの獲得し、また、実に多くのものを失いました。獲得したものは、計算できるもの、目に見えるもの、言葉によって明確に表現できるものが多い。しかし喪失したものは、計算できないもの、目に見えないもの、言葉によって表現することのできないものが多い。

ご存じの通り、昨今のWT組織は急速に「近代化」しています。
思い返してみれば、このムーブメントはさまざまな「簡素化」が叫ばれ始めた1990年代後半から始まったのではないかと、わたしは考えています。

このような組織の「近代化」によって、JWは何を獲得したのでしょうか。
目立った例として、WatchTower Library (今となっては希少なCD-ROM。笑)、集会や取り決めのリストラ (おもに「再構成」の意味)、出版規模の縮小に伴う電子化 (タブレットの普及も含む)など、JW活動の「時短」に繋がる様々な取り決めが普及しました。

このような近代化に伴い、(主に発展途上国における)「爆発的な増加」が見られました。
めざましく発展する他国からの報告に、先進国で奉仕するJWは励まされ、それら「エホバの祝福」に目を向けながら奉仕の手を強めてきたことでしょう。
そして「Time is money」と言わんばかりに、野外奉仕に、会衆内での取り決めに、すべての兄弟姉妹たちは多くの貴重な時間や資産を費やしてきました。

そのような近代化の陰に追いやられて、WT組織とJWが喪失した「計算できないもの、目に見えないもの、言葉によって表現することのできないもの」とは、なんだったのでしょう?

先輩の皆さまの思うところをお伺いしたくなり、新規スレッドを立ち上げてみました。
明文化することが困難な問いかけではありますが、自由な立場で思いの丈を綴っていただければ幸甚です。

#2 2015年10月12日 12:21:19

ガリレオくん
メンバー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

こんにちはモトシモベさん。ズバリ予習しなくなりました big_smile 聖書を開いて書き込むこともなくなり、これからの子たちは聖句覚えるの大変でしょうね glassesタブレットがないと証言出来ないというような時代が来るかもですね、その前に倒壊があるかな〜 cool

オフライン

#3 2015年10月13日 00:58:50

野の花
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

遠戚に70手前の現役姉妹がいます。

元長老の息子、開拓者の娘、実の姉妹2人とその子供たち全員自然消滅しそれぞれ幸せに暮らしています。

協力的で優しい非信者の夫がいますが、たまに息子が実家に顔を出すと会衆内の愚痴をずーーーと言い続けるのだそうです


「そんなに大変なら辞めたら?」「そんな訳にいかない」
これを10年以上繰り返しています。


40年前の元気だった頃の組織は発展途上国に行けば見られるから 若い人達が現実のことを考えずに自腹切ってでも行くのかも。

40年前の宣教者には協会が生活の面倒をみてくれたんですが。

そして発展途上国の将来も今の疲弊した日本のようになると思いますけど。

#4 2015年10月13日 18:27:38

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

ガリレオくんさん

はじめまして。(…でしたっけ?間違えていたらすみません。汗)

ガリレオくん さんの発言:

こんにちはモトシモベさん。ズバリ予習しなくなりました big_smile 聖書を開いて書き込むこともなくなり、これからの子たちは聖句覚えるの大変でしょうね glassesタブレットがないと証言出来ないというような時代が来るかもですね、その前に倒壊があるかな〜 cool

わたしは紙の時代から、簡単な「線と印」程度の書き込みで集会に参加していた不届き者です。
悪筆な上に書き込むのが面倒だったので、参照資料を集約印刷した紙が手放せなかったのです。
タブレット解禁のたよりに、「いい時代になったなぁ。。」と、時代の変化をしみじみ噛みしめています。

極度の機械音痴であるわたしの母親でさえ、集会中にタブレットで資料を読むようになった程の浸透性があります。
その他JWにとっても、すべてタブレット一枚でプログラムが完結するようになって以来、予習という習慣もすっかり「簡素化」されてしまったのでしょう。
ガリレオくんさんが指摘されるように、(新しい研究生の方々は特に) 聖句を覚えることが今まで以上に難しくなったと思います。

そんなことを書きながら、以前わたしが再訪問していた方に「僕も皆さんが使っている『海苔のような本』が欲しいです」と言われた時代が、なんだか無性に懐かしくなりました。
※ 「海苔のような本」=書き込みがびっしりされた聖書や書籍のこと

現代JWが喪失しつつあるものは「海苔本」なのかもしれません (笑)


さて…
話は少し変わりますが、電子書籍の先進国アメリカでは「紙の本が見直され、回帰しつつある」との検証結果が発表されたようです。(出典:ニューヨークタイムズ)
WT組織の出版が今後どのような推移を辿るのか、行く末を見届けたいと思います。

アメリカで電子書籍の売上が大失速!やっぱり本は紙で読む? 【最新レポート】電子出版革命のゆくえ | The New York Times | 現代ビジネス [講談社]
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/45562

#5 2015年10月13日 21:09:13

1000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

>ガリレオくん
>ズバリ予習しなくなりました。 聖書を開いて書き込むこともなくなり、これからの子たちは聖句覚えるの大変でしょうね

>モトシモベさん
>わたしは紙の時代から、簡単な「線と印」程度の書き込みで集会に参加していた不届き者です。悪筆な上に書き込むのが面倒だったので、参照資料を集約印刷した紙が手放せなかったのです。タブレット解禁のたよりに、「いい時代になったなぁ」と、時代の変化をしみじみ噛みしめています。

な~んの、モトシモベさん、不届き者なんかじゃありませんよぉ。小さい時から集会に出続けていたら、メジャーな聖句は章節を一瞥しただけでそらで言えるし、長々と下線を引く人たちの注解に比べてオリジナリティのある注解ができるものです。私は1995年くらいから研究記事、真っ白で「塔」研究に臨んでいました。その方が文面に左右されない「いい注解」が出来てました。

まだ小学低学年のころの紙面を見ると、下線を引いた横に「~です」「~ました」「エホバです」「サタンです」といった書き込みが随所に残っていて、奮闘の跡がうかがえます。

ご懸念のとおり、物心ついたときからスマホ・タブレットで勉強し始めた子供たち・新人はもう紙の聖書には付いていけないだろうと思います。聖書の各書順を覚えるために「鉄道唱歌」「チューリップの歌」「もしもし亀よ」、近年ではBBクイーンズの「ちびまる子ちゃん」を替え歌にしていた時代が懐かしい。

紙媒体への回帰、当然の流れです。私、全国紙のネット読者登録をしているんですが、やはり普通の大判紙面で読まないと記憶に残りませんもの。

BCastingみたいにせっかく情報が怒涛のように流れているのについていくのはムダなあがきのように見えます……

#6 2015年10月14日 22:29:24

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

野の花さん

こんばんは。緩やかに返信します。

野の花 さんの発言:

遠戚に70手前の現役姉妹がいます。

元長老の息子、開拓者の娘、実の姉妹2人とその子供たち全員自然消滅しそれぞれ幸せに暮らしています。

協力的で優しい非信者の夫がいますが、たまに息子が実家に顔を出すと会衆内の愚痴をずーーーと言い続けるのだそうです


「そんなに大変なら辞めたら?」「そんな訳にいかない」
これを10年以上繰り返しています。

まるで「埋没費用 (サンクコスト) 」を無視できず、投資した資金の回収を試みる経営者のようです。(経営学上、そのような経営者は「無能」の烙印を押されます)
損失に繋がる要素しかない事業にしがみつかず、さっさと見切りをつけるのが「賢い」経営者なのですよ。
「賢い」経営者は、とっとと見切りをつけることで回収可能な、「機会費用 (オポチュニティコスト)」を無視するべきではありません。

WT組織の急激な変化に「なにか間違っているのでは?」というわずかな疑問が、頭をよぎる瞬間があるのだろうと思います。
それでも自分が費やしてきた多くの犠牲に注目するあまり、現実から目を背けてしまうのも人の性(さが)なのでしょう。
巻き込まれないためにも、倒れゆく塔からは距離を置いて静かに行く末を見守るのが、もっとも賢明な道だと思います。

現代のJWが喪失したもののひとつは、「見切りをつけるチャンス」とさせていただきます。


ここを読んでいるかもしれない、現役JWの方を対象に書きます。

ご自分のたいせつな人生の「経営者」は、WT組織ではありません。
WT組織がスプーンに乗せて差し出す、添加物まみれの「毒餌」を必死に追い回す必要はありません。
心の流れに逆らってまでして、無理に立ち向かう必要もありません。

身体が、そして心が辛ければ、流れゆくままに逃げてもよいのです。(サム一22:1)
憐れみ豊かなまことの神は、そんなことであなたを責めたりはされません。(詩編86:15)

したたかに賢く、1日1日をたいせつに生きていただきたいと、わたしは切に願います。


野の花 さんの発言:

40年前の元気だった頃の組織は発展途上国に行けば見られるから 若い人達が現実のことを考えずに自腹切ってでも行くのかも。

40年前の宣教者には協会が生活の面倒をみてくれたんですが。

そして発展途上国の将来も今の疲弊した日本のようになると思いますけど。

国内のJWが伸び悩んでいる説明として、日本支部は海外に赴く「自費宣教者」の増加を挙げ、可能な人はそうするように奨励してきましたっけ。(2000年頃から増加した記憶があります)
海外で奉仕してきた熱意あふれるJWは、今でいう「外こもり」の先駆者だったのかもしれませんね。

夢と希望にあふれて、スーツケースひとつで海外に飛び出すJWたちの瞳は、とても輝いていました。
日本の会衆で感じていた閉塞感を吹き飛ばすため、新天地に赴いたJWもいました。
どのような動機であれ、現地で孤軍奮闘するJWにとって、心強い援軍となったことでしょう。

そんな彼らも遅かれ早かれ国内に戻り、(組織の援助なしに) 国内の必要に向き合う日がやってきます。
国内に戻った彼らのその後を追跡調査したことはありませんが、元気でやっているのかなぁ…と、いらぬ心配をしてしまいます (笑)

#7 2015年10月14日 22:36:09

SMG
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

神は エホバはすべてをお創りになった。


ご存知 創世記の冒頭です。

その理屈が通るならサタン(堕天使ルシフェール)を生み出したのもエホバではないでしょうか?

ということは、世界がこうなったのはサタンを生み出したエホバに責任がないといえるのでしょうか?
サタンだってエホバの子供のようなものじゃないでしょうか?いうなれば

#8 2015年10月14日 22:45:15

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

SMGさん、こんばんは。取り急ぎ…

SMG さんの発言:

神は エホバはすべてをお創りになった。


ご存知 創世記の冒頭です。

その理屈が通るならサタン(堕天使ルシフェール)を生み出したのもエホバではないでしょうか?

ということは、世界がこうなったのはサタンを生み出したエホバに責任がないといえるのでしょうか?
サタンだってエホバの子供のようなものじゃないでしょうか?いうなれば

えっと…ごめんなさい。
これは、わたし宛の質問でしょうか? (^-^;

この内容でしたら、「聖書談義」で新規スレを立ち上げた方がいいと思います。

#9 2015年10月15日 00:07:01

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

>モトシモベさん

>「外こもり」

言い得て妙ですねぇ。

宣教者資格で赴任させるとそれなりに身分&経済保障をしなければならないので、「自費赴任」を勧め出したのには私も薄々気が付いていました。東南アジアとかなら手ごたえもあるので身銭を切ってでも行く甲斐がありますよ、と。

瞬時にパッと頭をよぎったのは去年載っていた身もフタもない経験談です。「海外希望を考え始める人たちならきっとウデの立つ伝道者に違いあるまい」と “願って” いた時だったので、ドッと力が抜けました。信じたくないよぉと思いました。

*** 塔14 7/15 喜んで自分を差し出した人たち ― ミクロネシア ***

米国で生まれ育ったキャサリンは,16歳の時にバプテスマを受け,エホバの証人になりました。奉仕に打ち込みましたが,王国の音信に好意的な反応を示す人は区域にほとんどいませんでした。こう言います。「ある人たちが神に祈り,『あなたのことを知ることができるようだれかを遣わしてください』と願い求めた経験を読むにつけ,わたしもそういう人に会いたいと思ったものです。でも会えませんでした」。
同じ区域で幾年も奉仕したキャサリンは,王国の音信にもっと好意的な反応を示す区域に移動したいと思うようになりました。でも不安もありました。これまで家族と離れたことが一度しかなく,それもたった2週間でしたが,毎日家族が恋しくてたまらなかったからです。それでも,エホバを探し求める人を援助する喜びを味わいたい,という気持ちが勝りました。幾つかの候補地を検討した後,グアム支部に手紙を書き,必要な情報を得ました。そして2007年7月,26歳の時に,太平洋に浮かぶサイパン島に移動しました。自国から約1万㌔ほど離れた島です。どんな結果になったでしょうか。

*****

「同じ区域で幾年も奉仕したけど~、実りがなくてつまんないから~、グアムにでも行こっかな……」
って、野外をなめとんのかコラ! アメリカのような古くて硬い区域で腕を磨いてナンボだろ?

こんな志の低い伝道者でも自己犠牲的な(自称)宣教者?として塔トップ記事に載ってしまう現実。これにOKを出したグアム支部も支部です。

年金受給者でなければ彼らも自分で年金とか掛けてない(掛けられない)でしょうから、国内と同様に富んだ身内が支えなければならないはずです。でなければ、イチかバチかの賭けです。役に立った!という実感があれば行った甲斐もあるでしょうが、病気その他のために志半ばで帰国せねばならなかった時、いかなる現実が待っているのでしょうか。ま、この時も支えてくれる親切な身内はいるかもしれませんが。


>SMGさん

そのテの質問はJWにとっては「ド基礎」の部類に入ります。初級者向けの書籍をもう少し勉強なさってから加わった方が早そうです。

#10 2015年10月15日 00:50:06

SMG
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

「空気は見え目に見えますか?」
「重力波目に見えますか?」
「風は目に見えますか?」

そうですね。目に見えませんね。
「それと同じように」神も(霊体物なので)目に見えないのです。

===


とある教書に記されていました。
仮に見えたとしても その人は生きることができない。



神の存在の有無という複雑で難しい問題に どうしたらそのような単純明快な結論が浮かぶのでしょうね?



やっぱりそれって自分たちが神を見せられないが故の言い逃れとも取れますよね?違いますか?

#11 2015年10月15日 01:06:46

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

SMGさん

こんばんは。
先ほどの投稿も含めて、「目に見えないもの」繋がりということでよろしいでしょうか?

申し訳ないのですが、話の流れが分断されてしまう「連想ゲーム」のような投稿にはお返事ができません。(わたしのキャパ不足です)

とは言え、興味深い点だとは思うので、論議を深めることをご希望であれば、新規スレッドを立てることをお勧めします。
このスレッドで論じるには、もったいないと思いますよ。

#12 2015年10月17日 11:23:54

Jerry
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

雑誌も来年から隔月発行なんですね。

大会もバプテスマ希望者ゼロの時も、多くなったそうだし。

この組織見てたら、悪って、一時期的には反映していても最終的には、結局滅びるのね。
そう思った。

非信者を「世の人」と呼び、他宗教をサタンの宗教だの、偽りの宗教だの呼び、
「滅びる。滅びる。」言ってたら、結局自分が滅びた・・爆
言葉ってブーメランなんですね。

#13 2015年10月17日 11:51:25

野の花
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

Jerry さん、はじめまして。

Jerry さんの発言:

「滅びる。滅びる。」言ってたら、結局自分が滅びた・・爆
言葉ってブーメランなんですね。


笑っちゃいました。
ネガティブなこと言わないようにします。笑

#14 2015年10月17日 14:45:06

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

1,000時間奉仕者さん

こんにちは。

1,000時間奉仕者 さんの発言:

瞬時にパッと頭をよぎったのは去年載っていた身もフタもない経験談です。「海外希望を考え始める人たちならきっとウデの立つ伝道者に違いあるまい」と “願って” いた時だったので、ドッと力が抜けました。信じたくないよぉと思いました。

挙げてくださったのは「喜んで自分を差し出した人たち」シリーズの記事ですね。
確かに、あり得ない効能を謳った商材広告のような「うさん臭さ」がプンプンします。
※「海外奉仕のおかげで、わたしも結婚できました!」風な経験は多いですけれども (笑)

このような (海外奉仕推しの) 記事を乱発する最近の傾向は、わたしも問題だと思います。
自費宣教者たちを受け入れる側の苦労を無視した「逆・風評被害」を生み出しているとも言えるでしょう。

海外奉仕の煌びやかな一面ばかりを強調する一種の「偏向報道」は控えていただきたいものです。
華やかな経験の裏側で、彼ら(そして彼女たち)は地元JW宅において虫料理のフルコースを振る舞われ、トイレでは水と手のみで用を足し、時として命取りになる病気に罹患する…といった、想像を絶する生活を送っていることを忘れてはいけません。(極端な例ですが、あり得なくはないのですよ)


1,000時間奉仕者 さんの発言:

こんな志の低い伝道者でも自己犠牲的な(自称)宣教者?として塔トップ記事に載ってしまう現実。これにOKを出したグアム支部も支部です。

奉仕者の「志の高低」にかかわりなく、その移動が吉と出るか凶と出るかは、次の要素によって左右されると思います。
1) 本人の「奉仕に打ち込みたい」と願う気持ち
2) 現地に「飛び込みたい」と願う真摯な気持ち
3) 実際に「足を踏み込む」かどうか (ヨシュア記3:14-16)

強すぎる個性から衝突を経験することもありますが、上に挙げたような特質を持つJWの移動は、概ね「よい結果」となることが多かったように感じています。


グローバル化によって「国境」が曖昧になるにつれ、WT組織が醸し出す「国際的な組織」というイメージも急速に強化されました。
日本で開かれた国際大会(2003年でしたっけ)によって、さらに加速力を増したように思います。
それと同時に、日本人JWの海外進出も目立つようになりました。
よい影響も、悪い影響も含めて、さまざまなものを海外に持ち出してしまったJWは多いのでしょう。

その後、海外移動にかかわる組織の基準が大きく緩和された頃(2007年頃でしたっけ?)を境に、海外に移動した奉仕者の質が、より悪化したと感じています。
これは「近代化による(目に見えない)弊害」の、見過ごせない側面だと考えています。

#15 2015年10月18日 00:13:05

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

Jerryさん

はじめまして。よろしくお願いします。

Jerry さんの発言:

雑誌も来年から隔月発行なんですね。

大会もバプテスマ希望者ゼロの時も、多くなったそうだし。

ブログ等でリークされているようですが、国内のベテル奉仕者も25%削減される予定なんだとか。

WT組織は、今後も「組織の後退」を頑なに否定して、あれこれひねくり回した理由をでっち上げることでしょう。
多くの「従順なJWたち」は、今回の縮小を素直に喜び、歓迎するのでしょう。
やがて「右手や額に印を受けようとしない」JWたちを、排除する動きに繋がるのではないかと予想しています。(啓示13:11-17)

人道的に考えるなら、緩やかに組織を縮小させ、信者数を減らしてていくのが得策でしょうね。
そして、生活のすべてを捧げてきたJWたちに対して責任をとるためにも、上層部は謙遜かつ素直に「組織の誤りと衰退」を認めるべきです。
(まぁ、そんなことをしたら組織は瓦解し、上層部を始め、多くのJWたちが路頭に迷ってしまいますが)

いずれにしても、この組織に将来はありませんよ。


Jerry さんの発言:

この組織見てたら、悪って、一時期的には反映していても最終的には、結局滅びるのね。
そう思った。

非信者を「世の人」と呼び、他宗教をサタンの宗教だの、偽りの宗教だの呼び、
「滅びる。滅びる。」言ってたら、結局自分が滅びた・・爆
言葉ってブーメランなんですね。

あの…
それを言われると、わたしも耳が痛いです (笑)

かつて「キリスト教世界」を手厳しく断罪してきた、自分たちのことばが、そのままブーメランのように跳ね返っていることは否定できません。
過去に紙面を飾った糾弾のことばが、そのまま現代のWT組織に当てはまるとは、なんという皮肉でしょう。

そもそも論ではありますが…
物事を「善」と「悪」の対極に振り分けて考える「二極思考」そのものが、この上なく危険なのだと思います。
以前からWT組織が好んで用いていた「羊とやぎ」の話が、それをよく示しています。(マタイ25:31-46)


ところで…
件の「羊とやぎ」に対する最新の理解と適用は、「油まみれの兄弟たち (自称)」の都合に合わせて、だいぶ変化しましたね。
資料を読んでも論点が飛躍しすぎていて、わたしにはよく理解できませんでした (汗)

塔15/3/15 25-29ページ
キリストの兄弟たちを忠節に支える
http://m.wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/2015207

#16 2015年10月18日 00:28:47

特別委員会
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

特別委員会で扱われた審理委員会後、復帰できたケースありますか?

#17 2015年10月18日 00:36:41

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

こんばんは。

特別委員会 さんの発言:

特別委員会で扱われた審理委員会後、復帰できたケースありますか?

わたしへの質問と考えて返信しますが、身近に該当者がいないので「わかりません」。

お役に立てず、申し訳ありません。
何か事情がおありなのでしょうか?

#18 2015年10月18日 04:50:31

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

>モトシモベさん

>自費宣教者たちを受け入れる側の苦労
>海外移動にかかわる組織の基準が大きく緩和された頃(2007年頃でしたっけ?)

それぞれどんなことでしたっけ?
長老団宛の手紙でないと読めないのかな?

#19 2015年10月18日 11:53:25

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

1,000時間奉仕者さん

こんにちは。

1,000時間奉仕者 さんの発言:

>モトシモベさん

>自費宣教者たちを受け入れる側の苦労
>海外移動にかかわる組織の基準が大きく緩和された頃(2007年頃でしたっけ?)

それぞれどんなことでしたっけ?
長老団宛の手紙でないと読めないのかな?

会衆の成員向けに読まれた手紙によると、地元の奉仕委員の承認が得られれば、海外の会衆へ自由に移動できるようになったと記憶しています。
この通達によって、国内移動と同じ手順にまで簡略化され、基準が引き下げられました。
以前の基準はうろ覚えですが、確か巡回監督経由でなければダメだったはずです。


時期や地域は伏せますが、わたしは「自費宣教者」を受け入れる側の人間でした。

様々な背景や事情を持つJWとメールを交わし、実際に会い、話し合い、希望があれば現地支部との仲介をしてきたものです。(当時は組織的に未成熟な地域だったので、けっこう融通の利く体制で受け入れていました)
だからこそ受け入れる側の「喜び」もわかりますし、同時に「苦労」も多く経験してきました。


昔も今も変わらず、わたしは「自費宣教者 (自称)」は表舞台に担ぎ出されるべき存在ではないと考えています。
国によってはWT組織の活動そのものが非合法ですし、事実、海外滞在の法的要求を適正に満たしているJWは少ないのです。
経験に載るような「花形自費宣教者」なんて、本当に一握りの人たちだけです。(WTの経験談に共通した傾向ですね)

当然ながら、海外移動を考える兄弟(または姉妹) は現地の必要を満たす「援助」に赴くのであって、会衆の「足手まとい」になるべきではありません。
国内において地元会衆の必要に目を向けず、区域を愛さず、より快適な牧草地を求めるだけの「移動性のJW」には勤まらない奉仕です。
有事の際は地元会衆が支援をおこなう場合もありますが、あくまでも問題への対処は「自己責任」です。

少なくとも2000年より以前のWT組織は、「(海外も含めた) 会衆の移動」について、上に挙げたように慎重な態度を保っていました。
※ CD版ライブラリーで「移動性」と検索すると、当時のわたしが使っていた資料が見つかるはずです (笑)

#20 2015年10月18日 12:57:22

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

先ほどの投稿に少し補足しておきます。
最近の協会の提案と、過去の資料を比較してみました。

現在のWT組織が「海外移動」について述べている資料として、二つの記事をご紹介します。

塔09/4/15 20-23ページ
「あなたも王国伝道者の必要の大きな場所で奉仕できますか」
http://m.wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/2009286

上記記事におけるWT組織の論調は、海外奉仕の「祝福」だけに目を向ける、とても非現実的なものでした。
個人的にわたしが嫌悪している記事のひとつです。


宣11/8 4-6ページ
「あなたは『マケドニアへ渡って行く』ことができますか」
http://m.wol.jw.org/ja/wol/d/r7/lp-j/202011294

ある程度バランスがとれた記事だと感じましたが、会衆で討議されたときは「海外奉仕って素晴らしい」といった空気に成員が支配されました。
孤軍奮闘して海外奉仕のリスクに目を向ける注解を試みましたが、ダメでした (笑)


ここからはCD版ライブラリーで検索した記事です。
2000年代の初めから、指針が大きく変化した点をご理解いただけると思います。

*** 塔88 8/15 22ページ 『あなたの土地から,そしてあなたの親族のもとから出なさい』 ***
移る前にどんな事柄を考慮すべきですか
移る前に,自分の会衆の長老たちに相談して,彼らがあなたの計画をどう思っているか知るようにしてください。(箴言 24:6)あなたの場合,そのような移転は適切でない理由があるかもしれません。そうであれば長老たちは,あなたが状況を正しく判断できるよう助けてくれるでしょう。例えば,移る人は新しい場所で有用な者となり,お荷物となりたくなければ,霊的に強くなければなりません。
あなたが移りたいと思っている国のエホバの証人の支部事務所を通して,また自分の住んでいる国の中で移転したい場合は,自国の支部事務所を通して事を運ぶようにしてください。できるなら,最終決定を下す前に,土地や人々の様子を知るために,目標の地域を訪問してみるのもよいでしょう。
移る前に自分の動機を吟味してください。アブラハムが移動したのは,神のご意志を成し遂げたいという深い願いを抱いていたためで,冒険心からでも,個人的な気まぐれや思いつきからでもありません。関係しているすべての要素を慎重に考慮してください。言葉の問題はありませんか。異なった文化や気候に順応できますか。健康上の問題で特に必要としているものが何かありますか。移転に関係する家族の成員はみな移ることに心から賛成していますか。その移転に成功するよう,金銭面での計画を立ててきましたか。(ルカ 14:28と比較してください。)これらの要素や他の多くの要素を,慎重に,また祈りを込めて検討する必要があります。―エフェソス 6:18。

*** 塔99 10/15 24–25ページ あなたは外国で奉仕できますか ***
費用を計算する
外国人の宗教ボランティアが世俗の仕事に就くことを許可していない国は少なくありません。それで,外国で奉仕したいと思う人たちは普通,経済的に自立していることが必要とされます。この経済上の問題はどう処理されたのでしょうか。多くの人は,家を売ったり貸したりして必要な資金を得ました。事業を売却した人もいます。中には,この目標を達成するために貯金をした人もいます。そのほか,外国で一,二年奉仕して自国に戻り,働いて幾らかの資金を蓄え,また奉仕のために戻って来る人もいます。
発展途上国に住む利点としてはっきり言えることは,普通,先進国よりもかなり物価が安いことです。そのため,わずかな年金で十分生活できる人もいます。もちろん,どんな生活水準を選ぶかによって経費は大きく異なってきます。発展途上国でも非常に快適な家はありますが,とても高くつきます。
移動する前に費用を計算しておかねばならないことは言うまでもありません。しかしこれには,経済面の費用の計算だけでなくそれ以外のことも関係しています。南米で奉仕してきた幾人かの人の意見には啓発されるところがあるかもしれません。

*** 塔03 7/15 20ページ 19節 エホバの日が近い今,人々をどう見るべきですか ***
19 あなたとご家族は,王国伝道者の必要の大きな所へ移動できると感じておられるでしょうか。もちろん,まず「座って費用を計算(する)」のが賢明です。(ルカ 14:28)外国への移動を考えている場合は特にそうです。そのような可能性を検討している人は,次のように自問するとよいでしょう。『家族を養ってゆけるだろうか。ふさわしいビザを取得できるだろうか。その国の言語をすでに話せるだろうか,あるいはそれを学ぶ意欲があるだろうか。気候や文化について考えてみたか。その国の仲間の信者に重荷を負わせたりせず,本当に「強める助け」となれるだろうか』。(コロサイ 4:10,11)移動先として考えている国でどれほどの必要があるかを知るうえで,その地域の伝道活動を監督している,エホバの証人の支部事務所に手紙で問い合わせるのはいつでも適切です。
[脚注]
宣べ伝える業が禁止もしくは制限されている国に移動することは,あなたの益になるとは限りません。それによって,そうした状況下で思慮深く働いている王国伝道者に害が及ぶことさえあります。

#21 2015年10月18日 14:33:37

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

↑ うーん、詳しい…

細かく資料を調べてくださってありがとうございました>モトシモベさん

>海外移動を考える兄弟(または姉妹) は現地の必要を満たす「援助」に赴くのであって、会衆の「足手まとい」になるべきではありません。

私が出席した開拓者学校で、「必要の大きな会衆に移って、自分の必要を大きくしてしまった人たちがいますので、ご注意を」とクギを刺されて笑ってしまったのを思い出しました。

身近では具体例を知らないのですが、受け入れたことがある「困ったちゃん」の例を挙げていただけませんか?

#22 2015年10月18日 23:14:11

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

1,000時間奉仕者さん

こんばんは。

1,000時間奉仕者 さんの発言:

身近では具体例を知らないのですが、受け入れたことがある「困ったちゃん」の例を挙げていただけませんか?

意外に思われるかもしれませんが…
わたしが交わっていた時点で、大きな問題に発展したケースはないのですよ。
まぁ、一癖も二癖もあるJWばかりだったので、それなりに「苦労」はしましたけれども (笑)

当時、真面目に海外移動を検討するJWは、大まかに次のようなステップを踏んでいました。
・地元の長老団に相談する
・長老団経由で日本支部に手紙を書く
・日本支部を経由して現地の支部に情報が送られる
・現地の支部が移転先の会衆を紹介する
・正式に移転が決定する (=伝道者カードも移る)
※ 上記の手順に加えて、具体的な話が固まる前に下見をおこなうように提案されていました

いかがでしょう。
なかなか敷居が高いと思いませんか? (笑)


つまり現地まで下見に来る方は、既にある程度の手順を踏んでいる人が多かったのです。
だからこそ、当初から率直に「ふみ込んだ話」をおこないました。(前回の投稿に書いたような資料に基づいて、です)

受け入れる側も「どうぞ、どうぞ」と二つ返事をすることは可能でしたが、移転後に問題が発生した際、いちばん辛い思いをするのは本人です。
あえて「悪役」に徹したこともあり、かなり意地悪で厳しい話もしたことと思います。
積極的な面ばかりに目を向けるのではなく、海外移転に伴う「リスク」にこそ目を向けていただき、計画をより現実的なものとして考慮して欲しかったのです。

そのような「洗礼」をくぐり抜けて移転してきたJWたちは皆、(「超」がつくほど個性的ではあっても) 愛すべき兄弟姉妹たちばかりでした。
夜を徹して区域の将来を語り合ったり、連れだって遠方の奉仕に向かったり、文字通り「寝食を共」にしました。
ことあるごとに「有事の際には、自分の身を挺してでも彼ら・彼女らを守らなければいけないな〜」などと考えていたものです。


そのような経緯があるので、2007年頃に読まれた手紙の内容には衝撃を受けました。
要約すると「支部が介在しない=支部は責任をとらない」ということです。
それは同時に、海外移転する奉仕者の質が著しく低下する可能性を示唆していました。

それからしばらく経って、取り決めが変更された後に移転したJWが「大きな問題を起こし、複数人が排斥された」という知らせを聞きました。(理由は「背教」ではありません)
当時のやりきれない気持ちを、今でもはっきり覚えています。

WT組織のかじ取りが大きく変わり、衰退が始まった転換点は、その頃だったのかもしれませんね。

#23 2015年10月20日 14:28:54

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

モトシモベさんってつくづく真面目で親切な方だったんですね~(過去形で書いちゃいかん、失礼しました (^^;)

であるがゆえに、ここ10年くらいのWTの傾向に義憤を感じてらっしゃる、と。

私は席を蹴って出て行ったり自然消滅したりは考えていませんが、「自分は本当にこの宗教に身を預けても大丈夫だろうか」「登らされた後でハシゴを外されないだろうか」という漠然とした不安感から、種々の業に打ち込めなくなった ”宙ぶらりん” くんです。

この音信、伝えている本人が本気で信じてない、目の前の人が ”進歩” しようとすると「ちょ、ちょっと待ったほうがいいんじゃない?」と止めたくなる(笑)、ステージで新しい見解を説明している自分が偽善者に思えてくる、だから「監督の職をとらえようとする」なんて冗談じゃない……

ここの掲示板(リアルタイムで冷静な意見が聞けることが多い)をつらつら眺めながら、そんなことを考えています。

#24 2015年10月21日 21:08:28

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

1,000時間奉仕者さん

こんばんは。
え〜と…褒めても何も出ませんよ? (あの、まぁ、お茶でもどうぞ。笑)

1,000時間奉仕者 さんの発言:

モトシモベさんってつくづく真面目で親切な方だったんですね~(過去形で書いちゃいかん、失礼しました (^^;)

であるがゆえに、ここ10年くらいのWTの傾向に義憤を感じてらっしゃる、と。

この掲示板では、ある程度の役柄を意識的に「演じて」いますが、本来わたしは「義憤」を感じるほど熱い人間ではありません。
ここの投稿も、思ったことをそのまま書いているだけで、自分自身は「親切」や「真面目」の対極に位置する人間だと思っています。
※ 1,000時間奉仕者さんも含めて、過去の投稿をお読みいただいている方は、わたしの性格をよくご存じでしょう? (笑)

わたしがこの掲示板にアクセスし、そして投稿を続けるおもな理由は次の3つです。(前にも、どこかで書きましたっけ)
1 組織が道を踏み外した過程を明らかにする
2 組織に囚われている家族 (あわよくば、この掲示板を訪問する潜在的覚醒者も)を脱塔させる
3 この腐った組織の行く末を見届ける

その目的を果たすために必要な刃を研ぎ、とりとめのない思考を顕在化させる場として、ささやかに参加させていただいています。


1,000時間奉仕者 さんの発言:

私は席を蹴って出て行ったり自然消滅したりは考えていませんが、「自分は本当にこの宗教に身を預けても大丈夫だろうか」「登らされた後でハシゴを外されないだろうか」という漠然とした不安感から、種々の業に打ち込めなくなった ”宙ぶらりん” くんです。

完全に足を洗うことができていないのは、1,000時間奉仕者さんと同じで、わたしも「宙ぶらりん」な人間のひとりです。
ひとつの物事に、一心に「打ち込んだ経験」というのはひとつの資産であり、(目的さえ見失わなければ) その時間は無駄にならないと思っています。
中途半端に片足を突っこんだ状態で、この組織の「なれの果て」を観察するのも、また一興ではないかと思うようになりました。


さて…
ご指摘のとおり、ここ十年ほどのWT組織は、わたしたちが「自分の持つもの全部」を費やしてきたかつての姿から、加速度的に逸脱し続けています。

組織の歴史を紐解けばわかるように、この人間的な組織は、実に多くの過ちを繰り返してきました。
それでも、かつてのWT組織が発する言葉には「そこはかとない真理の響き」が残っていたのも事実です。
少なくとも、言葉の端々に「エホバの是認を受けようとする努力」が見られました。
そこに残る「かすかな真理の香り」に、わたしは一縷 (いちる) の望みを託していました。

この点におけるわたしの考えは、今この時点においてWT組織内部で葛藤している、大勢の「心あるJWたち」と共通しています。
しかし、次の問いを考えてみてください。

これほどまでに統治体が「エホバとキリストの権威」を無視した時代が、あったでしょうか?
これほどまでに統治体が「神の言葉」を踏み越えた時代が、あったでしょうか?
そして、これほどまでに組織が「劣化」し「衰退」した時代が、あったでしょうか?
論じるまでもなく、答えは明白です。

(続く)

#25 2015年10月22日 20:34:53

クマさん
ゲストユーザー

Re: WT組織の近代化によって、JW/WTが喪失した「目に見えないもの」について

また今日、寄付の話でましたね。

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