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#26 2015年09月08日 22:45:53

東吾
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

鬼太郎 さんの発言:

JW組織は、時として人格を悪いほうに歪めることがあります。、、、、、、、、全ては組織の提案、そして自身は大会の特権が生きがい。成員がどれほど苦しくても平気、、、。
人間性が歪んだ例です。


映画俳優さんが 役を演じているうちに役になり切り 悪役続きの人は いつの間にか歩き方や人相まで悪くなってしまう。。。。笑。

組織の言うままに従っているうち それが第二の自分となってしまうかもしれませんね。
JWと関わる前の自分を思い出して欲しいですよ。
しかし2世の方には それも無理。
悲しいことです。

#27 2015年09月08日 22:50:04

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

東吾さん

こんばんは。
本スレの「兄弟と特権」に関するネタからは脱線しますが、はんなりと返信させていただきます。

WTが好んで用いるたとえ話のひとつに「布の縦糸と横糸」に関するたとえ話があります。
神との緊密な繋がりを布の縦糸、JW仲間との緊密な繋がりを布の横糸に、それぞれ例えています。
細かい説明は端折りますが、「神と人との繋がりを比較したとき、どちらかの繋がりが強くても弱くても安定したクリスチャンになれない」ことを説くものです。

「組織」または「人」に追随する傾向が強い人 (=女性や依存傾向が強い人) は、WT組織の映し出す幻想に強い魅力を感じるのかもしれませんね。

それでも、そういう人は「クリスチャン」に向かないのだろうなぁ…と感じることが増えました。
組織にも人にも左右されない人こそ、「真のクリスチャン」たる資質を持っているのだと思います。

語源の通り「クリスチャン ("Christian" = "Christ-ian")」とは、「キリストの追随者」を指す言葉だからです。


鬼太郎さんが書いてくださった経験への感想とお返事は、また改めて書かせていただきます。
いつも興味深い経験をシェアしてくださり、ありがとうございます。

#28 2015年09月08日 23:53:42

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

鬼太郎さん、こんばんは。

鬼太郎 さんの発言:

ただし、このS兄弟の性格的な問題は、ユーモアのセンスと人を笑いものにすることの区別が
つかない、お年寄りなどはどうでもよいといった態度(いくら手を挙げても注解させない  )、
若い姉妹には必要以上になれなれしい、
霊的なことも茶化して面白くする、自身が注目されないと不機嫌になる、、。

なんとも典型的な「芸人気質」の兄弟ですね (笑)

わたし個人としては、面白い講演者や「超」がつくほど個性的なJWのことを嫌ってはいません。

アロハシャツを着てステージに立った講演者、冒頭で突然歌い出した講演者など、変わり種の講演者に遭遇したことが何度かあります。
本当にJWなのかと目を疑うほどに自由奔放なベテル奉仕者やISの兄弟にも、何人か遭遇しました。

そのような兄弟たちに共通していたのは、エホバに対する深い感謝の気持ちと熱い心でした。
ここぞという「場」を、正しくわきまえているのです。
ドレスコードや見栄えも大切ですが、もっとも大切なのは音信の中身であり、人となりなのだと思った次第です。


話を元に戻します。
最近の風潮には首をかしげてしまいますが、「大御所芸人=御意見番」というイメージがすっかり定着しました。
最近のビートたけしさんも、そんな一人ですね。
芸人には芸人なりの立ち位置があり、そこで華を咲かせるのが一番いいのではないかと考えてしまいます。

その点はJWも同じで、身の丈に合った立場が一番いいのでしょうね。
無理して特権を押しつけたところで、馬子が衣装を引きずってたまま草鞋を履いて駆けてくるような情景しか、わたしの頭には浮かびません。

#29 2015年09月09日 01:02:47

鬼太郎
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

モトシモベさん 他の方々に対する適切な配慮に感謝しています。
また、特権に話を戻します。
身の丈に合った立場 これがベストです。
それを許さないことに無理があります。
特権意識と競争原理は、離脱と落伍する恐怖があります。
無理な霊の実を表すと、、真の喜びは無くなります。
告白しますが、、、。
長老に任命されて一二年は精神不安と孤独感でした。
いつのまにか、自分の手のひらにボールペンで落書きしていたこともあります。
集会や奉仕、割り当てや講演では、別の人格を演じていました。
ホテルマンの営業用のスマイルのような表情を仮面のように着けていました。
一人部屋に戻ると、疲れで倒れそうでした。
それでも『特権は喜びです』という顔をして演じていました。
他の長老も、ストレスからアル中の一歩手前までいったケースもあります。

疲れますよね。JW組織は、、、。

#30 2015年09月09日 07:04:03

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

おはようございます。

鬼太郎 さんの発言:

告白しますが、、、。
長老に任命されて一二年は精神不安と孤独感でした。

「孤独感」とは、少し意外な気がしましたが、さぞかし辛かったことと思います。

孤独感とは異なりますが、他のJWとの温度差に意気消沈することは多かったように記憶しています。
霊的な事柄に打ち込めば打ち込むほどに熱意が削がれ、心の一部が失われるような、空虚な気持ちでした。
わたしの信仰が足りないのでは…と思い直して聖霊を祈り求めたものです。

WT組織が提唱する「信仰」という甘美なオブラートに包まれた致死量の精神毒を、わたしは毎日食らい続けていたのでしょう。

鬼太郎 さんの発言:

集会や奉仕、割り当てや講演では、別の人格を演じていました。
ホテルマンの営業用のスマイルのような表情を仮面のように着けていました。
一人部屋に戻ると、疲れで倒れそうでした。
それでも『特権は喜びです』という顔をして演じていました。

その気持ちが判りすぎて、とても胸が痛むのです。

自分が偽善者なのではないか、自分には信仰と全き専心が欠けているのではないか、資格がないのではないかと、わたしも常に自問自答を繰り返していました。
結局のところ、WT組織内で奉仕していたわたしはとんでもない偽善者で、どちらの特質も持ち合わせていなかったのでしょう。
とある日の王国会館で、わたしを「偽善者」と糾弾したあの姉妹は正しかったのだろうと、この数年でつくづく思い知りました (苦笑)

資格ある立場に就く兄弟に対して、WT組織は相反する二面性を要求します。
そして組織が掲げる美しい理想と醜い現実の激しいギャップに、真面目な兄弟たちこそ悩み苦しむのでしょう。(そして「憎まれっ子世にはばかる」の世界へ)

資格ある有能な兄弟たちの多くが燃え尽き、精神を病む最大の理由がここにあります。

そのような兄弟たちをWTの「被害者」と呼ぶなら、その影響を多大に受けざるを得ない会衆内の愛すべき兄弟姉妹たちも、また被害者です。

#31 2015年09月09日 11:19:07

鬼太郎
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

モトシモベさん
独身で長老になると、誰にも本音を言えない、誰とも本音で話せない、成員は長老の前では
猫を被るものですから、いきなり孤独になります。
既婚者でも、奥さん以外には本音禁物です。

確かに 憎まれっ子世に憚る 、、、
自身の性格が強いタイプ ストレートに表現すれば加害者のタイプは残りますね。

まともな神経では、燃え尽き擦り切れてしまうものです。

#32 2015年09月09日 21:24:41

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

鬼太郎さん、こんばんは。

幸いわたしは、鬼太郎さんのような「孤独感」を感じることが少なかったように思います。
社会人経験を積む前から任命を受けていたので、そのような生活を当たり前のものとして受け入れていたのでしょう。

そんなわたしも年数を重ねるうちに息苦しさを感じることが増え、最終的に燃え尽きました。

当時は「わたしの信仰は燃えやすいほどに脆かったのか」と、酷く落胆したものですが…
今になって思えば、それは当然の結果だったのでしょう。


良くも悪くも特権が人格を形作るのと同じように、特権は周囲の態度も変化させてしまうのですね。
きっと周囲の成員が、「特権持ち」を色眼鏡で眺めるようになるのでしょう。
特権を持っているからと言って、なにも偉いことはないのに…とても不思議です。

結局のところ、「WT組織は特権至上主義である」という結論に回帰します。

#33 2015年09月10日 17:45:02

カレブ
Administrator

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

お知らせ
このスレッドの途中から論題と無関係な投稿が続いたため、
一部投稿の削除を行いました。

管理人

オフライン

#34 2015年09月10日 19:36:24

鬼太郎
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

カレブさん
サイト管理人として、適切な配慮と処置に感謝します。
トピックスと無関係な流れとなり、、、、さらに
荒れてきたため、提案とお願いをしようかと思っていました。

#35 2015年09月10日 23:04:10

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

こんばんは。
タイトルに「中毒性」と付したのですが、この点にあまり触れていないことに気がつきました。(厳密には「依存」ですが)


「わたしがやらないと、誰が会衆のお世話をするのか」

これは任命された兄弟の数が少ない会衆で孤軍奮闘する熱心なJWが、よく口にする言葉です。

多くの兄弟たちが「自分は会衆にとって唯一無二の存在なのだ」と言い聞かせながら、日々奮闘していることと思います。
とても賞賛に値する行為です。
多くの責任を同時に担えるのであれば、とても能力のあるJWなのでしょう。

「この会衆の成員はわたしを必要としている。だから会衆を離れることはできない」

その想いが兄弟の足を踏みとどまらせているのであれば、思い直してください。
この考えが頭から離れないのであれば、兄弟は「特権依存症」の入り口に立っているのかもしれません。

たとえ兄弟がいなくなったとしても、会衆は回っていきます。
WT組織は別の牧者を引き抜いて、新しい牧者として据えます。
これが事実であり、WT組織の「神権的な取り決め」の正体です。

そのような組織が提供する立場にしがみついても、何もいいことはありません。
変わらない現実に疲弊し、自分本来の才能を殺す結果に終わるだけです。

ご自分の価値をいちばん輝かせる場所に置くことこそ、気遣いと愛のある神が望まれることでしょう。

#36 2015年09月11日 12:40:22

鬼太郎
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

1970年代から有能な長老として巡回の代理監督もされ、
毎年大会監督を務めていた60代のS兄弟がいました。
会衆でも主宰監督、さらに正規開拓者。
睡眠時間2、3時間で無理を重ねて、、、、。
ある日倒れて救急車で運ばれ、集中治療室へ、、。
退院後も後遺症で全ての特権を降りました。
現役JWの監督の方々へ、、、、
無理を重ねて 天に宝を積む 自分がやらなければ誰がやる、、
そう考え無理をしても最終的にはご自分と家族が犠牲となるだけです。
モトシモベさんの言われる通り、愛の神が望まれるのは何か?
一度立ち止まって考えて下さい。

#37 2015年09月11日 23:16:02

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

鬼太郎さんが書いてくださったような経験は、わたしも知っています。
仮にA兄弟とお呼びします。

わたしは兄弟の全盛期を知りませんが、とてもパワフルな方だったと伝え聞いています。
そんなA兄弟は五十代前半で脳梗塞を発症し、後遺症として重度の運動障害と言語障害が残りました。
重篤な後遺症だったにもかかわらず、A兄弟は何年間も長老としての奉仕を続けていたのです。

A兄弟の真意を測りかねていたある日、彼はわたしにこのような話をしてくれました。

「わたしは、こんな自分が情けなくて仕方ないんだよ。なんべんも『長老を降りたい』って、泣きながら頼んだんだ。それなのに『兄弟がその立場にとどまり続けることで励まされる成員がいます。がんばってください』って言うばかりで、降ろしてくれないんだ」

そんなある日、A兄弟は二度目の発作を起こします。
一命は取り留めたものの病状は悪化し、いよいよ長老の立場を降りることとなりました。
発表がなされた瞬間に兄弟が見せた安堵の表情を、わたしは今でも覚えています。


数多くの苦難に耐えるJWの経験を、WT組織は「励まされる経験」として提供します。
そのような経験のほとんどは、美麗字句で飾り立てられた虚像です。
WT組織は、そのような境遇の兄弟姉妹たちのことを「客寄せパンダ」程度にしか考えていないことに、わたしは気づきました。
実にむなしいものです。


そんな発表からしばらく経って、A兄弟ご夫婦と一緒に食事をしていたときの一コマ。

「お父さん、たくさんエホバのためにがんばったよね」と、兄弟のツルリとした頭をなで回す奥さん姉妹。
「うん。がんばった」と呟いたきり、口を一文字に結んだまま大粒の涙をこぼし続けるA兄弟。
何も言葉が発することができず、俯いてテーブルに置かれたコーヒーカップを見つめ続けるわたし。

その心中はとても複雑で、「兄弟はエホバのため、本当によくがんばりました。でもWT組織がその気持ちを弄び、利用したのですよ!」と叫びたい気持ちでいっぱいでした。

予後が悪かったA兄弟は徐々に痴呆を発症し、かつての面影はなくなってしまいました。


ちょっと毛色の違う経験をご紹介してみました。

#38 2015年09月12日 01:53:42

鬼太郎
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

特に日本のJW組織の問題点として、、
自己犠牲が当たり前、自己犠牲をあまりしないとJWに非ずと裁く傾向、
さらに、極度な自己犠牲の経験談を美談として取り上げる傾向があります。

日本では当たり前、米国では???の一例として、、。
主婦姉妹が妊娠し、出産した場合です。
日本では正規開拓者の姉妹達は、妊娠~出産しても開拓を続けます
対して、米国の姉妹達は開拓奉仕よりも子育て優先です。
統治体を弁護するつもりは、ありませんが、、
日本の主婦達とその子育てに関して相当懸念していたようです。
後でツケが巡ってくるのでないかと、、。

また、、、
親しかった僕のB兄弟は、肝炎の持病があり、さらに未信者の母が精神病のため
週に一度百キロ離れた実家に帰り、家事や掃除洗濯、母親の看病、、。
仕事は週三日で補助開拓でした。
奉仕の僕のため割り当て講演もあり、、、。
客観的に見て補助も無理がありました。
それでも巡回監督は、支部から正規開拓の勧めの手紙を出させました。
Bは相当迷いましたが、エホバのご意志と判断してついに正規開拓へ。
大会でも経験談を語りました。

巡回監督としては、『これだけの問題を抱えるB兄弟でも自分が励まして開拓奉仕を申込ませた。健康ならば正規開拓が当たり前』
そんな実績?と経験談が欲しかったのでしょうか?

ある日、奉仕に出てきたBは顔色が夏ミカンのように異常なほど黄色い
ため、、兄弟姉妹や子供達は、、、(@_@) (*_*) ⁉
肝臓が悲鳴をあげたための黄だんでした。
Bは無理に無理を重ねて、ついに倒れました。
後で判明したことは、高血圧(200以上)・糖尿病・重度の肝臓病の合併症で
血管がつまり、脳の中の血管が、、、。
そして廃人、、、。
無論、こんな励まされない話は誰も語りません。
せいぜい『B兄弟は健康管理と奉仕のバランスをとる点で
平衡がとれていなかったのでしょう』と言われるだけです。
大会や出版物では、その時点で華々しいサクセスストーリーのみです。

この掲示板を読まれる現役JWの皆さんに伝えたいのは、、
モトシモベさんの投稿も含め、現実を考えて下さい。
無理しても、、、、最終的には自己責任です。
自己犠牲のヒーローに自分自身も自己満足し、他からも誉められ、、
自己陶酔しても、、長くは続きません。

※付記
この傾向に対しては1990年代半ばに大会の集まりでプログラムを扱う
兄弟達に対して、その種の話を美談として扱わないようにとの指示が
与えられました。最近はどうなのか?

#39 2015年09月12日 06:03:43

野の花
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

モトシモベ さんの発言:

数多くの苦難に耐えるJWの経験を、、、、WT組織は、そのような境遇の兄弟姉妹たちのことを「客寄せパンダ」程度にしか考えていないことに、わたしは気づきました。
実にむなしいものです。


モトシモベさん、私も気づいていました。
励負かすんです。そして褒め殺し。
張り付いたような笑顔で歯の浮くようなお世辞を言いますよね。


小学生がするような注解をしても「素晴らしい注解ありがとうございましたぁ~。頑張られてねぇ~ 励まされますぅ」


聞きたくありませんでしたが笑顔には笑顔で返さなければならず。
嫌で仕方ありませんでした。

#40 2015年09月12日 06:19:30

野の花
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

なぜ褒め殺すかと言うと そうして相手が自分に逆らえないようにする為です。

大して特別な事もしていないのに 大げさに褒められたら普通は訝しく感じるものですが それを嬉しく思う人もいます。

幸せな子供時代を過ごせなかったから?

#41 2015年09月12日 12:14:51

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

鬼太郎さん、こんにちは。
地元JWは今朝の地震を枕詞に奉仕をしているのだろうなぁと想像しながら、レスを書いています (笑)

鬼太郎 さんの発言:

無論、こんな励まされない話は誰も語りません。
せいぜい『B兄弟は健康管理と奉仕のバランスをとる点で
平衡がとれていなかったのでしょう』と言われるだけです。

わたし自身も身体が弱く、とある兄弟に「平衡のとれたクリスチャンになりたい」と語ったことがあります。

「あのね、モトシモベ兄弟。
聖書には『平衡』なんて言葉、1回も出てこないの。
そんなの組織が書いた書籍にしか出てこない言葉なんだからさ、目指すようなもんじゃないよ」

そんな身も蓋もない言葉が返ってきました (笑)
そして「平衡のとれた。。」ということはビジネスにおいても一般常識なので、JWであるなしに関係なく「学ばなければいけない」と諭されたのです。

目から鱗が落ちる思いでした。
いま考えれば、彼が語った言葉は前衛的かつ (WT視点では) 背教的だったのかもしれません。
その兄弟とのディスカッションは楽しかったなぁ…と、懐かしく思い出します。

鬼太郎 さんの発言:

無理しても、、、、最終的には自己責任です。
自己犠牲のヒーローに自分自身も自己満足し、他からも誉められ、、
自己陶酔しても、、長くは続きません。

日本で「自己責任」という言葉が広く使われるようになったのは、イラク人質殺害事件の祭に小泉純一郎首相が語って以来だと記憶しています。
わたしは知人を同じような事件で亡くしているので、当時は酷く反感を感じたものです。

一方、世界的に考えれば「自己責任」こそスタンダードな考え方であり、WT組織も同じ考えが根底にあります。
一般JWには「サクセスストーリー」の部分を切り貼りして公開しますが、表面に見えざる部分は知らぬ存ぜぬ自己責任…の精神です。
(先の原発事故に際して、会衆宛に届いた手紙の要旨も同じでしたっけ)

結局WT組織も「人間製の組織」のひとつに過ぎないことを示す証拠のひとつです。

鬼太郎 さんの発言:

自己犠牲のヒーローに自分自身も自己満足し、他からも誉められ、、
自己陶酔しても、、長くは続きません。

自己満足と自己陶酔こそ、WT組織と特権に対する精神依存の正体ですね。
かつてのわたしが、そうでした。

。。ドヤ顔していた自分の姿を思い出すだけで、穴を掘って埋まりたくなります。
恥ずかしいったら、ありゃしません (笑)


野の花さん宛のレスは、また後ほど書きます。
<(_ _)>

#42 2015年09月12日 12:39:52

1,000時間奉仕者
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

>モトシモベさん

>先の原発事故に際して、会衆宛てに届いた手紙

って、何でしたっけ?

奉仕会か何かで読まれたんでしょうか?
(その集会、サボって欠席してたかも……。)

#43 2015年09月12日 12:58:42

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

1,000時間奉仕者さん、こんにちは。

1,000時間奉仕者 さんの発言:

>先の原発事故に際して、会衆宛てに届いた手紙

って、何でしたっけ?

わたしも全文は記憶にありませんが、概要はこんな感じです。

・政府の公式見解によれば「直ちに健康被害がある訳ではない」らしい
・原発事故の影響を受けて地元会衆から移動する、しないは各個人の判断である
・各自が信仰と良心に基づいて決定するように
・従って、他のJWの決定を批判するべきではない

要するに…
「地元にとどまるなら自己責任でどうぞ。とどまるために必要な支援はおこなうつもりです。でも、その結果として被害を被っても協会は責任をとりませんよ」ということです。

当時はまだ熱心なJWでしたが、このように理解した記憶があります。

#44 2015年09月12日 15:54:53

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

野の花さん、こんばんは。

WT組織は、実に数多くの心理学的テクニックを駆使しています。
一時期のことですが、わたしは「心理学について書かれた世の書籍」を読み漁った時期があります。
わたしは世の知恵に頼りまくった不良JWでしたが、WT組織の手の内も似たようなものだと感じたものです。

野の花 さんの発言:

励負かすんです。そして褒め殺し。
張り付いたような笑顔で歯の浮くようなお世辞を言いますよね。
(中略)
聞きたくありませんでしたが笑顔には笑顔で返さなければならず。
嫌で仕方ありませんでした。

対人関係において組織がおこなう提案は、どれもこれも有効性の高い心理テクニックに基づいています。
どれもこれも相手が自分に対して好意を抱くように仕向けるものばかりです。
WT組織も「世の知恵」に頼っているに過ぎません。

野の花さんが挙げてくださった例では、好意の返報性、初頭効果、単純接触の効果、自己肯定感の向上…といったところでしょう。
(ググっていただくと、具体的な接し方は判ると思います)
。。と言うより、どれもわたしが意識して努めていたことばかりです (笑)

わたしは「励まされる」という言葉が大嫌いで、牧羊訪問に同行しても絶対に使いませんでした。
具体性に欠ける「励まされ」に何の意味があるのか、さっぱり理解できなかったからです。
むしろ、脳内お花畑全開な姉妹や何も考えていない兄弟が枕詞のように使っていた…というのが、わたしの観察による印象です。

もう一つの投稿へのレスは、また後ほどおこないます。

#45 2015年09月12日 21:41:08

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

野の花さん、(今度こそ)こんばんは。
* 先ほどの挨拶、正しくは「こんにちは」でした (笑)

野の花 さんの発言:

大して特別な事もしていないのに 大げさに褒められたら普通は訝しく感じるものですが それを嬉しく思う人もいます。

野の花さんが指摘されるように、良識ある世間一般の「普通の人」は、甘い言葉に騙されません。

言い換えれば、野外の畑には「その対極に位置する人」がたくさん売れ残っているのです。
その類の人たちが会衆に集め入れられることが年々増えてきた様子を、わたしは実際に観察してきました。
お花畑全開JWの多くは、それを「エホバのご親切」と解釈します (これは実体験。笑)

一方、新しい成員や会衆を支える立場にあり、多くの問題児を抱えた「良識あるJW」の多くは疲弊し、一部の「賢明な思考力を保っているJW」はWT組織に見切りをつけ始めていることと思います。
遠からずWT組織は優秀な人材の流出にあえぎ始め、やがて急速に劣化し始めるのでしょう。

野外で新しく見いだされる研究生、新しくバプテスマを受けるJW、会衆で幅をきかす牧者の質が昨今著しく低下している背景は、こんなところにあるのかもしれませんね。

。。と書きつつも、そのような人たちを受け入れる「器」としてWT組織が存在することの意義は否定しません。


野の花 さんの発言:

幸せな子供時代を過ごせなかったから?

既に語り尽くされている分野かもしれませんが、わたしが以前から考えていたことを改めて書いておきます。

社会全体の傾向として、なにかに対して「満たされない想い」を感じる人は、以前より増えたように感じていました。
社会が複雑化の一途をたどっている中でそこに至った経緯は人それぞれなので、一概に原因を決めつけることはできないと考えています。

そのように現代を生きる大勢の人は、総じて自己肯定感が希薄だったり、自尊心が極めて低いものです。
自分のことを「常に完成しないパズル」のように考えるのでしょう。
巧妙なWT組織は、そのような人の「心の中の欠けたピース」につけ込みます。

ニコニコした幸福そうな表情のJWが現れ、分厚い聖書から「終わりの日の特色」や「楽園の希望」を示し、いわゆるひとつの「ラブシャワー」を浴びれば、もうイチコロですよ (笑)

自分が探していた「パズルのピース」が見つかったと錯覚し、そこが共依存関係のスタート地点になります。
不幸なことに、多くのもの(時間や金銭や人間関係)をつぎ込んでしまったが最後、司会者も研究生もお互いにしがみつく以外に生き延びる方法はありません。

ネズミ講やマルチ商法と、なんら変わりありません。

#46 2015年09月12日 22:28:51

野の花
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

モトシモベさん、こんばんは。

ぼんやり考えてたことを書いたまででした。
丁寧に分析していただき、頭の中が整理されました。
ありがとうございます。

#47 2015年09月13日 12:22:02

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

野の花さん、こんにちは。

野の花 さんの発言:

ぼんやり考えてたことを書いたまででした。
丁寧に分析していただき、頭の中が整理されました。

こちらこそ、理屈っぽい長文を読んでいただいてありがとうございます。
日々なにげなく「ぼんやり考えていた」ことの中に、今まで見えなかった真実のエッセンスが隠されているのかもしれませんね。


わたしは熱心な現役時代から、WT教理、聖書の言葉、自分の持っている知識、新しく見聞きした知識の関連性を考えることを習慣にしてきました。
その結果導き出された結論はとても美しく、聖書の真実さを裏付ける証拠だと (当時は) 強い感動を覚えたものです。

ややもすれば背教的とみなされる習慣ではありますが、すべてのJWにとって旺盛な知識欲は必要不可欠な習慣です。

聖書は能動的に「求め続ける」ことを要求し、「正確な知識」によって形作られることの重要性について繰り返し説いています。(マタイ7:7,8; フィリピ1:9; コロサイ3:10)
エホバは「理性による神聖な奉仕」を要求される神です。(ローマ12:1)
真に正しいクリスチャンは、WT組織が提供する「乳」や、WT流にかみ砕かれた「固い食物」を受動的に受け入れるだけの乳飲み子であり続けてはいけないのです。(ヘブライ5:12-14)

JWの旺盛な知識欲を抑制し、JWに「乳飲み子であり続ける」ことを強制するWT組織こそ、聖書の勧めに対する明確な違反行為を行っています。

#48 2015年09月13日 12:26:32

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

くだらない自己レスです。

先ほどの投稿で聖句を引用しましたが、公開講演の筋書きを作っているような、むず痒い気持ちになりました (笑)

#49 2015年09月13日 12:41:36

野の花
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

モトシモベ さんの発言:

野外で新しく見いだされる研究生、新しくバプテスマを受けるJW、会衆で幅をきかす牧者の質が昨今著しく低下している背景は、こんなところにあるのかもしれませんね。

。。と書きつつも、そのような人たちを受け入れる「器」としてWT組織が存在することの意義は否定しません。


以前交わっていた会衆に若い独身のM長老がいました。

一応2世なのですが 父親はホームレスで母親は彼の幼少時にJWになったものの統合失調症で 彼は小学校3年までしか教育を受けていません。

不活発になった母親はその頃 別な男性との間に女の子を出産。

M長老は父親違いの妹を引き取り 会衆の一部の姉妹たちの世話になりながら育てていました。

仕事も知り合いの兄弟から紹介してもらい 建築関係の手伝いをしていて経済的にギリギリの生活で開拓をしていました。

彼のようなJWには長老という特権は何があっても手放したくないと思うのです。
唯一のアイデンティティーです。
どこにも行き場のない人々にとって組織はまさに楽園のようです。

限りなくグレーゾーンにいるJW達、寄付は年に1回500円とか奉仕報告もテキトー。

M長老、若いJWに人気がありました。
何せ すべてにユルユルの基準でしたから。

真面目に考えるから疲れるのではないでしょうか。

#50 2015年09月13日 23:11:24

モトシモベ
ゲストユーザー

Re: 特権を降りるJWの考え方と、特権の中毒性について

野の花さん、こんばんは。

M兄弟のような「ユルユル」、わたしは大歓迎です。
義に過ぎる者となると、精神的体力が維持できません。

ところがどっこい。
そうは問屋が卸さないのがWT組織です。

「それでノアはすべて神から命じられたとおりにしていった。まさにそのとおりに行なった 。」 (創世記6:22)

このような聖句を引き合いに出して、細かい指示に従うことを要求します。
WT組織は、マニュアルが大好きな組織なんですよ。
ここ数年は「簡素化」の名目でマシになったようですが、基本的なスタンスは変わらないと思います。

「まさにそのとおりに」行うことに腐心すればするほど、精神的に追いつめられていったものです。
件のM兄弟も、見えないところで苦労していたのかもしれませんよ (笑)

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